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「蘭陵王」 #14・#15・#16

『蘭陵王』 #14・#15・#16 

蘭陵王 DVD-BOX1

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊士深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)

※備忘録なのでネタバレ気にしない内容になってます


蘭陵王#14
久しぶりに雪舞と再会を果たした楊林氏は、手遅れになる前に早く白山村に連れて帰ろうと馬車に乗せるが、安徳王が追いかけてきた。町中の様子がおかしいことを尋ねる雪舞に対し、安徳王は四兄が陛下を呪ったと太卜祖珽に濡れ衣を着せられて斬首を言い渡され、それに協力した雪舞もお尋ね者になっていると言う。そして四兄を助けるために戻って無実を証明して欲しい、四兄が好きなのになぜ去るのだと言われた雪舞は、高長恭からもらった玉佩を取り出す。すると安徳王からその玉佩は四兄の母君の思い出の品で、"この玉佩は最愛の人に贈る。生涯ただ一人"と言っていたと聞かされる。祖母から一緒に帰ろうと、安徳王からは残ってくれと言われ悩んだ雪舞だったが、出した答えは残ることだった。そして牢にいる高長恭に会い、祖母と別れてもう村には戻れない雪舞は、逃げずにそばにいることを決意する。その後、雪舞は陛下に会い蘭陵王と自分は潔白だと言い、ひと時の時間をくれたら必ず真犯人を差し出すと約束する。約束の時間、高長恭の件は公開審理となり、天女である雪舞が呼ばれる。そこで神火の力で真犯人の居所をあぶり出すとそこには「卜宮に蔵るる」と浮かび上がり、太卜祖珽が真犯人とバレてしまう。釈放となった高長恭に高湛が妃選びの日を改めて執り行うと言ったちょうどその時、皇太后が現れる。今回の件は何か裏があると思っており、陛下に話すつもりでいたがその前に雪舞が先に真相究明。そして妃選びの件で、潔白が証明されたなら勅命を下してやらねばと言い「蘭陵王の妃は楊雪舞とする」と命じる。実は皇太后は密かに王府を訪れ、"福"として雪舞に仕え妃候補たちを観察していたのだった。高長恭は祖母上の考えに従うと言ったところ、胡皇后から身分の違いを指摘される。すると皇太后は雪舞に皇族の名前である"鄭"を姓として与え、釣り合う家柄にし、ひと月後に婚礼式典を行うことになった。蘭陵王と天女が無罪放免になり、ひと月後に婚礼式典が行われることを知った民たちは、みなで祝福しようと盛り上がっていた。一方、今回のことで高湛は、懺悔のそぶりもみせない胡皇后から皇后の身分を奪い後宮に幽閉、高湛を欺き一族をかき乱した太卜祖珽には宮刑、鄭児には奴婢という刑をくだす。そのことを知った高緯は高湛に会おうとするが、外に出ることが許されず軟禁状態。その頃、周では貞が原因不明の病になり、宇文邕にまた天女の話が聞きたいと言う。天女を連れてきて友達にしてやるよと約束した宇文邕は、斉に向けて出発しようとしていた。

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久しぶりに雪舞と再会した楊林氏は、雪舞に触れて「こんなに痩せて、今まで苦労をしたんだろう。別れる運命と知りながら蘭陵王を愛して、なぜわざわざ自分を傷つけいばらの道を選んだ?」と本当に心配してた(TT)。雪舞も祖母の世話をせずに家に一人にさせてしまい後悔。祖母から「私がなぜ迎えに来たと思う?白山村に戻れる最後の機会だからだ。私と共に行こう。白山村はまもなく場所を移す。今行かねば二度と会えなくなる。祖母との縁も…これで切れる」と言われ、安徳王からは「君が残れば四兄にも望みがある、去れば四兄は死ぬ」と言われ、雪舞の出した結論は残ること。「帯を受け取ってくれ、女媧様の前で誓いも立てた、運命は変えられなくてもこの乱世が彼の存在を必要としている。心ならずも天女になった私だけれど、運命は自分は自分で決める」と涙ながらに言う雪舞に対し「お前の心は変えられなったか」と悲しそうな顔をする楊林氏。そして最後に「私のできることは策を授けることくらい。この難関を乗り越えろ」と言い小袋を渡しす。「決めたのならすぐに行け」といって雪舞を突き放す楊林氏、楊林氏の後ろを泣きながら去る雪舞。この別れのシーンが泣けてくる(TT)。白山村で雪舞に厳しかった楊林氏とは違い、祖母として雪舞の身を案じているのがひしひしと伝わった。結果的に雪舞が選んだ道を許したわけですが、このまま永遠に会えない…ということではないよね?きっとまた会えるに違いない。

そして牢の中で再び会った雪舞と高長恭。雪舞は自分がさらわれた時のこと、別れを告げた本当の理由、玉佩の意味を安徳王から聞き、やっと素直に本音を言った~。「高長恭の運命を変えるのが怖かった、でも変えてしまった。あなたと結ばれないことが怖かった、でももう気にしない。もう逃げない。あなたのそばにいる」と。そして高湛に時間をもらい、真犯人を公開審理の場で告発。この公開審理の場で雪舞は天女という立場を堂々と演じてました。太卜祖珽に「妖言に過ぎぬ!」と言われ「我は天女であるぞ!疫病を治し、丹州城を焼いた私を疑うのか!」と一喝。太卜祖珽があー言えば雪舞がこーいう、雪舞があー言えば太卜祖珽がこーいう、そんなやりとりの中、次第に雪舞の策にまんまとはまり、結果的に太卜祖珽が真犯人だとバレてしまう。太卜祖珽も胡皇后も重い罪になり、もう雪舞は何も心配することはないと思ったけど、太卜祖珽、胡皇后、さらには恋心を抱いていた鄭児までもを失ってしまった皇太子の今後が気になる…。鄭児にまで奴婢という刑はちと気の毒(><)。

そしてそして、今回も初登場…じゃなくて再登場の人が!12話で登場した福さん!改め皇太后!!やっぱりなー、そうじゃないかと薄々感じてはいたけどそうだったか!といっても福さん=皇太后は半信半疑だったので、皇太后が登場した時はまずはびっくり!その次に納得という感じ^^ちゃんと雪舞のことを見ててくれたんだ~。やきもち焼きで負けず嫌いのことも知ってるし、他の妃候補の中で一番、高長恭のことを心配してることも知ってる。実際、雪舞と接してる時間は短かったけど(この間、雪舞が福に対しやったことはホコリ対策をしただけのような気が…)、傷兵村でのことや、その他での雪舞の言動も全て知ってそうな気がする。
一番おもしろかったのはオチ。「蘭陵王の妃は楊雪舞とする」といったことで胡皇后から身分の差を指摘されると、皇太后は「「列子」に"神巫(しんぷ)斉より鄭に来たる""名を巫咸(ふかん)という"とある。雪舞は天女であり、巫咸の子孫だ。祖先の住んだ国名"鄭"を姓として与えよう。鄭は皇族の名前。つまり雪舞は皇族ということ。家柄は申し分なかろう」と明るく言う。戸惑う雪舞に「鄭姓を望んでいたのでは?鄭妃、鄭妃と何度もつぶやいていたではないか、どんな意味があるのかわからぬが、それほど好きなら与えてやる」と。あっぱれ皇太后!「わ、私?私が鄭妃だなんて…」と驚き戸惑う雪武に高長恭は「君の勝ちだな」とこちらも嬉し顔。驚きのあまりすっとこきょんな雪舞が可愛い(^m^) 楊林氏の予言どおり、高調恭は鄭という女性と結婚するとさ♪

今回、胡皇后と太卜祖珽の悪事がバレてホッとした。まさか太卜祖珽があんなに簡単に白状するとは思わなかったよ。胡皇后もあんな企みをしたのに意外とあっさりと認めちゃって。しかも高湛の逆鱗に触れることを言っちゃって。「太卜祖珽が話を持ちかけたのです~」って涙ながらに訴えたらもうちょっとマシな罪になったかもしれなかったのに。唯一免れたのは、何も知らない高緯には罰が与えられないこと。うーん、ここで高緯にお情けをかけたのは失敗かも。高緯の恨みが倍増してる……。逆に安徳王はいい仕事してる^^安徳王のプライベートは一体どうなってるんだろう?色恋話は全然出てこないけど、男前だからきっとオモテになるんでしょうな。

最後に周の近況があり、心配してたことが起こってしまった(><)。結婚を控えている雪舞が貞の病気を治すために周に連れて行かれるかも~。この流れだと絶対連れて行かれるよね。


蘭陵王#15
皇太后が福に成りすましたのは、女性にはからしき弱い高長恭のために安徳王が仕組んだことだった。皇太后は雪舞と二人になった時に、長年の憂いからようやく解放されたと言う。外敵の侵攻などではなく、身内同士が敵対する宮廷の内紛が心配、今はまだ粛を守れるがいつかは旅立つ。いずれ皇太子が即位したあと、その後が心配なので雪舞に何としても粛を守って欲しいと望みを託す。翌日、高長恭は雪舞を連れてある場所へ。いい雰囲気の二人だったがそこに泣いてる子供が出現。心配した雪舞が子供を連れて行こうとするが、おせっかいすぎる雪舞に対し業を煮やした高長恭がお金を渡して子供を追い払ってしまう。そのことで二人は喧嘩し、雪舞は一人で町に入り先ほどの子供を見つけついて行くと、何者かに殴られ気絶する。目を覚ますとそこには宇文邕が立っていた。先帝である亡き兄から託された一人娘の貞が奇病にかかり、天下の名医も打つ手がない。阿怪を救ったように貞を助けて欲しいと雪舞に頭を下げて頼む。一度は断るが、この場で自害すると脅され、見返りに斉の捕虜を全員釈放すると宇文邕が言ったため、ひと月だけ、そしてこのことを蘭陵王に伝えるという条件で雪舞は周に行くことにした。一方、喧嘩別れした高長恭はずっと雪舞のあとをつけており、宇文邕との会話も密かに聞いていた。その頃、蘭陵王府では婚儀の打ち合わせがあるのに第四皇子が戻ってこないため、小翠や王家令らが心配していた。皇太后の指示で遊びに出かけたので心配ないと安徳王は言うが……。高長恭は雪舞を心配し宇文邕の護衛に化けて周へ潜入していた。周にいる貞のもとへやってきた雪舞は、かつて自分が幼い頃に患った病に似ていることから、それに伴った処置法を次々と指示していく。その頃、大家宰府では、玉兎の存在に疑う者たちに対し、宇文邕の手先ではなく、宇文護に忠誠心を誓ったことを玉兎が身をもって証明していた。そして宇文護は諜反を起こすと皆に告げる。その夜、玉兎は宇文護が諜反を企てており、明後日の宇文護の誕生日で自分が真の君主だと群臣に知らしめるようなので宇文邕に用心するよう神挙に伝える。一方、高長恭は、お風呂に入っている貞に雪舞が白山村の話をしているのを窓からこっそり聞いていた。それを仲間に見つかり、さらには雪舞にまで見つかってしまい、黒仮面を被った高長恭は怒った雪舞に連れていかれる。

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安徳王が皇太后(福)と雪舞を引き合わせたことで、高長恭が安徳王が側女を娶る際も祖母上に指揮をお願いしようと言った時、安徳王は「やめてくれ、これ以上心配かけたくない。私には側女が多すぎだ」とな。安徳王のその言葉はあとになって納得。侍女によく声を掛けているみたいでかなりのプレイボーイぶり。ところで安徳王には正妃はいるのかしら?

皇太后は寛大で豪快で宮廷内のことは何でもお見通し。今まで数々の英雄を見てきた皇太后は、皇太子の度量が狭く、第四皇子のように才徳兼備の王公とは到底相容れないと承知。即位したあと、宮廷内の高長恭を巻き込んだ内紛が心配でたまらない様子。何としてでも粛を守って欲しいと頼まれた雪舞は、「この命に代えても殿下を守ります」と言うが、皇太后は「命を差し出さなくていい、このまま粛のそばにいて二人で幸せに暮らしてほしいだけ」と。皇太后は本当に高長恭の幸せを願っているのね。

楊林氏が現れ、殿下には死罪が言い渡され、どちらか一人を選ばなくてはいけなかった雪舞。ホント、何もかもが突然で考える時間がなかったような気がする。自分の選択に自信が持てないのにいきなり結婚だもんね。そんな雪舞に「私が一生かけて証明する、必ず添い遂げると」。散歩中には「君は全てを捨てそばに留まってくれた。私も生涯、君のそばにいる」。もう何回愛を誓えば気が済むの(笑)。良い雰囲気だったのになぜかそばに子供が~。ってかいつの間に?!足音で気付くでしょ~。軍神の高長恭は人の気配にも気づかないほど色ボケてしまったのか?!そしてそのことが原因で喧嘩する二人、高長恭は「困ったものだ。ちっとも学んでない。以前、子供の眠り薬を飲まされただろ?」と呆れ顔。雪舞は「大の男が文句ばかり、本当に頑固ね!」って…。私には高長恭が雪舞に振り回されてるようにしか見えないんだけど^^;

なんだかんだで雪舞のことが心配でずっと後をつけてる高長恭。成り行きで宇文邕の護衛に化けることに。(※護衛してる者たちは、禁衛軍に配属された罪人で、顔の烙印を隠すために仮面を被っており、陛下に更生の機会を与えられてる。) 他の護衛たちから雪舞と陛下が親密だという話を聞かされ、焼きもちを焼く姿が面白い^^さらには貞の湯あみをのぞいたと疑われ、雪舞に連れていかれる始末。どうなる高長恭?ってかね、斉の第四皇子が周に潜入してること自体、本来なら大問題なんではなかろうか…。

そしてやはり心配していた通り、貞の病気を治すために周にやってくることになった雪舞。でもまさか高長恭までもこっそりついて来てるとは^^;ある意味心強い。貞が天女である雪舞に「阿怪と仲直りは?」と聞いた時、宇文邕と雪舞は顔を見合わせて戸惑う。その二人をチラって見た阿史那皇后が気になる~。今は貞を治すことが先決で雪舞に信頼を置いているようだけど、宇文邕と雪舞の関係に何か感じるものがあったに違いない。初めて阿史那皇后が登場した時、私は勝手に悪者の部類に入れちゃたけど、最近はちょっと見当違いだったかも?と思い始めてます。でも宇文邕の愛が絡んでくると……この先の阿史那皇后も気になる存在。

P.S ずっと気になっていた高長恭の母上の着物が、高長恭の手元に戻ってきてひと安心☆だって雪舞が私が縫うわ!って何度も言ったり、破けた個所を縫ってるシーンがあったので、小道具の一つだろうけど、ずっとずっと気になってたんです~。でもまだ気になることが……。高長恭の母上、絶対どこかで生きてるような気がする。それでいつか登場しそうな気がする。雪舞の祖母(楊林氏)も今は居場所はわからないけど、こちらは再登場の確率大と予想。


蘭陵王#16
貞の湯あみをのぞいたと言われ、雪舞に連れていかれた周の禁衛軍の恰好をした高長恭は、陛下に黙って欲しければ、私が周にいることが蘭陵王に伝わっているか調べるように雪舞から命じられる。翌日、大家宰の誕生祝いに帰京した尉遲迥は、邙山の戦で宇文護に一族を人質に捕らわれ撤退したことを宇文邕に詫びる。尉遲迥の家族への強い思い、当主としての責任を理解している宇文邕は、撤退は責められぬ、逆に宇文一族への内紛に巻き込んでしまい迷惑をかけたと告げ、それを聞いた尉遲迥は宇文邕から出陣を拝命した暁には戦い抜く覚悟だと改めて誓う。そんな尉遲迥に対し宇文邕は、邙山と洛陽の戦で携えていた剣を贈る。翌日、大家宰の誕生祝いにやってきた宇文邕に対し、宇文護はわざわざ足を運んでくれた返礼だと、捕縛された尉遲迥を目の前に差し出す。わずか500騎の蘭陵王に破られたのは国辱。敗因の責任は陛下を諫めることなく軽率に出陣した尉遲迥は罪人だと。責任は将軍一人によるものではないと宇文邕は庇うが、元凶を罰せねば将兵は納得しないと群臣たちまでもが言い始める。そして五馬分屍の刑に処すと決定を下すが、宇文邕が大家宰の名を呼び捨てにした尉遲迥は死罪に値するとし、自らの剣で尉遲迥を処罰する。大家宰を出た宇文邕は、必ずや力をつけて宇文護を討つ、尉遲迥と尉遲迥の一族を討つと誓うのであった。戻ってきた宇文邕は眠っている貞に今日のことを童話風に聞かせる。それを聞いていた雪舞だけは、悲しんでいる宇文邕を血の通う普通の人間と同じように接する。その後、心ここにあらず状態の宇文邕を前に、阿史那皇后は不安になる。一方、大家宰府では、大家宰と李安が宇文邕の御膳房に料理人として手先を送りこみ、明後日の陛下の食事に毒を盛る計画を話しているのを盗み聞きした玉兎は、宇文邕の所に直接伝えに行く。それを知った宇文邕は料理人を全員殺せと神挙に命じ、玉兎には宇文護の配下にいる宇文邕の手の者に指令書を届けるよう命じる。その晩、雪舞の部屋に禁衛軍の恰好をした高長恭が侵入。声の主が誰だかわかった雪舞は……。

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高長恭だと知らずに湯あみをのぞいたことを説教する雪舞。「他人に湯あみを見られたら夫に申し訳が立たない」としおらしいことを言ったかと思えば「私の夫は世に名を馳せる軍神よ!今度のぞいたら夫が目玉をくり抜くわよ!」と勇ましいこと言ったりしてるけど、なんだかんだとやはり高長恭に心配かけたくないという気持ちが強い雪舞。でもその頼んだ相手こそが高長恭。雪舞が自分のことを気遣ってくれてるのがまんざらじゃない様子(^m^)

今回は宇文一族の内紛が一段と増してる内容。久々の登場の尉遲迥は宇文邕に詫び、尉遲迥の立場や忠誠心を十分わかっている宇文邕は責めることは一切せず、逆に迷惑をかけたと邙山と洛陽の戦で携えていた剣を送る。さらなる忠誠心が固くなって良かったと思いきや、宇文護によって尉遲迥が罪人に仕立てられてしまう。しかも尉遲迥に向かって「そなたの犯した最大の過ちは陛下に従ったことだ」と。なんと嫌味で非道な男なんだろう。このドラマって必ず悪者がいるからずっと誰かに対して腹を立ててなきゃいけない。最初は尉遲迥や白山村の三人娘、ついこの間までは胡皇后と太卜祖珽、そして今度は宇文護、次は誰に腹を立てたらいいのだ?
逆に最初は悪だと思っていた尉遲迥や宇文邕、なんだか悲しい結末に(TT)。引き裂きの刑をみなの前で晒したくない宇文邕が自らの剣で尉遲迥を処罰。忠誠を誓った陛下から死を賜り、引き裂きの刑の恥から免れることができ感謝する尉遲迥。大家宰に対する不敬は見過ごせぬから断罪してやったぞと言う宇文邕の、鼻と目が悲しみと悔しさで赤くなっているのが切ない。大家宰を出るまで、陛下としての言動を貫いた宇文邕はよく我慢したなと思う。

そんな辛い思いをしている宇文邕は、雪舞から「貧しい村で子どもたちの面倒を見ていた。多分あれが本当の姿ね。皇帝の仮面の下にあるあなたの素顔。よき父親になれる人なら、よき皇帝になれる。よき父は子を守り、よき皇帝は民を守るもの。だから父のように民を愛して。よき父親、よき皇帝になってほしい。覇者じゃなくていい」と。悲しんでいる様子を見て「悲しさを封じこめることはない。強がらなくていい。明君や覇者となって人々から見上げられるより、血の通った人間として喜び悲しめる人でいてほしい。そしたら民を理解できるわ。――ここで一人になって友達を弔って、思いっきり泣くといいわ」と言って貞のもとへ戻る。陛下という立場から誰もが特別扱いする中、血の通う普通の人間と同じように見てくれる雪舞に対し、特別な感情が増してきたんじゃ…。ヤバいよ、阿史那皇后がそれとなく気づいてるよ!雪舞がわずか10日足らずで貞の病状を和らげ、宮女たちをすっかり魅了したまではいいけど、陛下の心までも魅了したとなれば……。雪舞のことが邪魔になり消そうと思わなければいいけど(><)。

相変わらず禁衛軍として警備のようなことをしており、時折、仲間から聞かされる雪舞と宇文邕のことでヤキモキしている高長恭。宇文邕と雪舞が二人で話していると気になって仕方がない様子。宇文邕が「貞には早くから両親がいない。朕も国務があり構う時間がない。皇后は皇后で皇子を育てねばならぬ。だから周に残って貞のそばにいてほしい。王妃ではかなわぬような暮らしをさせてやる」と言われた雪舞は「愛というものを理解していないのね」と。(どうでもいいことだけど、皇子が存在したのね!まだ登場してないよね?貞が元気になったあとに登場するのかな?)挙句の果てに人前で泣いたり弱音を吐いたことがない宇文邕は、雪舞から愛について語られてるよ^^自分のことまで語られる蘭陵王はたまったもんじゃないけど(笑)。そしてとうとう雪舞の部屋に侵入し、一緒に斉に帰ろう!と言っちゃいます。声を聞いた雪舞は「ぎょえ、ま、まさかその声は…?!」と驚いたその続きは次回へ。

「蘭陵王」 #11・#12・#13

『蘭陵王』 #11・#12・#13 

蘭陵王 DVD-BOX1

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊士深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)

※備忘録なのでネタバレ気にしない内容になってます


蘭陵王#11
雪舞のところに行った後、太卜祖珽は高緯のところに行き「巷では蘭陵王が国政を牛耳り実権を争っていると噂があり、もしそうなれば殿下の立場が危うくなり、側近の自分もじきに共倒れになるでしょう」と。さらに「蘭陵王は"国は我が家"と言った。これは皇太子の座を狙っても不思議はない。殿下にも挽回の余地があります」といらぬことを吹き込む。さらに太卜祖珽は、蘭陵王は自称天女の雪舞を得てから傲慢な振る舞いが目立つので、自分がこの二人を引き離してみせると告げる。周の奉天殿では朝議が開かれ、周国大家宰(だいちょうさい)、宇文護が登朝。登朝するなり宇文邕の失態は臣下の過ちであるので、自分は引退を決断すると述べる。だが司会官たちが「大家宰は朝廷の大黒柱、必要不可欠な存在。それに芒山の戦で大敗を喫し国中に不穏な空気が。どうかお考え直しを!」と宇文護を援護。宇文邕は自分が独断でしたのが悪かった、今後はすべて事前に大家宰の指示を仰ぐので引退を断念してほしい」と頼み、さらにエキゾチックに着飾った女性"玉兎"を大家宰が欲したため贈呈した。だが裏では、互いになにか罠があると疑っていた。その後、宇文邕は生まれつきぜんそくを患っている姪の貞(てい)のところに行き、物語を聞かせる。貞は宇文護に殺された先帝の忘れ形見のため、皇室にしっかりと見守られていた。

一方、鄴城に戻ってきた高緯、高長恭一行。民たちは蘭陵王を英雄と称え帰還に沸き立っていた。その時、雪舞の乗った馬車の前に一人の女性が立ちふさがる。話を聞くと、四人の息子のうち三人を戦で亡くし、今度は末っ子が洛陽で危ない目に遭ったが、芒山の戦に勝てたのは蘭陵王と天女様のおかげ、大事な息子を亡くすところだったと言う。その様子を顔を隠し杖を持った老女が見ていた。その頃、斉国皇帝陛下の高湛(こうたん)が芒山の戦で大勝を収めた労をねぎらおうとしていた。その場に高長恭がいないことに対し、太卜祖珽が民との歓喜に酔いしれ、陛下との接見を忘れてるかのように述べる。その時、蘭陵王たちが到着。高湛から手柄を褒められ褒美は何がよいか聞かれた雪舞は、参内する途中に会った先ほどの老婦人の話をし、民をいたわる手だてとして一人息子の兵役を免除して欲しいとお願いをする。それを聞いた高湛は了承。実は先ほどの老婦人との経緯を全て把握しており、その為に高長恭らが遅刻したことを責めず、逆に民を無視した皇太子を群臣たちの前で責め始めた。そして散会…となる前に太卜祖珽が皇太子の考えとして、蘭陵王に側女を置くのはいいが、重臣の息女を妃にするのが本来の筋と高湛に告げる。高長恭は雪舞がいれば満足と言うが、皇族という身分から重臣の息女より正妃をと命じられる。散会後、胡皇后は高湛に群臣の前で皇太子を責めないで欲しいとお願いするが、高湛は皇太子に対し厳しい意見しか言わず、またもや高長恭のことを褒める。さらに皇太子が即位するとは限らないとまで言う。偶然にもそれを陰で聞いていた高緯に対し、胡皇后は太卜祖珽を呼ぶように言う。

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今回は新たな人物が数人登場!まずは周国大家宰の宇文護。今までは名前しか登場してませんでしたが、やっと登場です!宇文邕に対し、強烈な嫌味を丁寧に言ってのけます。「私めには罪が。自分の力不足で陛下には無謀にも超境するというご決断をさせてしまった。太祖様ご即位以来初めて君主不在のあるまじき事態が起こってしまった。しかも芒山の戦では、陛下は大事な戦を軽んじ経験不足にもかかわらず安易に出征を強行された。ゆえに大敗を招き皇室の威厳も失墜した。君主の過ちは臣下の過ち、つまり私めの罪。国政を支える身で陛下の過ちを許し、我が国に大きな災いをもたらした。これを機に引退を決断しました。」と。宇文邕が、いかに軽率で能無しで、皇室としていかがなものかといった類の嫌味をはっきりと述べてる。で、君主の過ちは臣下の過ちだから引退すると。これを聞いた宇文邕は、「朕が悪かった。なので自分を責めないでくれ。独断で行うべきではなかった。今後はすべて事前に大家宰の指示を仰ごう。国のためにも引退を断念してほしい」と言う。なんでしょう、お互い心の中では全く反対のことを思っているのに「これからも陛下をお支えします」「いやいや、今回は全て朕が悪い。これからも頼りにしてるぞ」的なこの茶番劇は。お互い朝議でこのような流れになることをわかっており、それぞれが裏で策を練ってるという……。玉兎に関してもすべてお見通しの様子。宇文護は宇文邕が戦で功績を残し、己の威信を守ろうとしたことに対し阻止はしたものの、今後、立場をわきまえないようなら、また皇帝を廃するまでだと言ってる!なにやらこの先、周では権力争いがますます高まりそう。阿史那皇后も陛下と宇文護の決戦は必至だと言ってるし(><)。

が、姪っ子の貞と遊ぶ宇文邕はまるで別人。笑顔でデレデレだ~。貞も宇文邕の前でははつらつとしていて可愛い♪貞に阿怪と天女の物語を聞かせるのですが、これって嫌な予感がする…。貞が「天女に会いたいな、天女が周にいてくれたら民も幸せになれるのに」と言ったのに対し宇文邕は「機会があれば天女を周に招いて会わせてあげよう」って答えてる。いつか雪舞は周に無理やり連れて行かれ、貞のぜんそくを治し、貞から可愛い顔で「ありがとう!このままずっと周にいて民をも私のように幸せにしてあげて!」って言われて戸惑う雪舞……なんて構図を想像してしまった。思い過ごしならいいけど、ありえそうな設定でこわい。

そしてもう一人は斉国皇帝陛下の高湛(こうたん)。聡明な人物で自分がその場にいなくても何もかもお見通し。高長恭と高緯の民を思う違いもちゃんと理解しており、それぞれの言動もちゃんと把握済み。しかしいくらなんでも大勢の前で高長恭を褒め、高緯をあそこまで責めるとは…。高緯&太卜祖珽はますます高長恭のことを疎ましく思っちゃうのでは?と心配になってしまう。高湛もそこまでわかっているならなぜ太卜祖珽を側近から外さないんだろう。高緯のためになる人格者の側近を付けてあげないんだろう。高緯は根は悪くな人物だと思う。だから周囲で支えてあげたらそこそこ頑張るんじゃないかと思うんだけどな。それぐらい権力でなんとでもなりそうなのに、やはり太卜という立場の人間は雑に扱えないんだろうか。あとで占術で何されるかわからないとか?

雪舞のことを高湛は、我が斉の福と言い、天女を側女にするとは運がよい、ぜひとも長恭の側女として全力で支えてやってほしいと。が、天女といっても身分の差があるため、天女は側女、正室には重臣の息女と考えてる。当然、雪舞は初めからそのことはわかっているので了承。高長恭も陛下の言うことに逆らえるわけがなく受ける。ああ、やっぱりそうなるのね。その妃選びで鄭という女性が現れるのね。どうする高長恭?!ところで皇太后は読経に専念しているようでこの場にいなかったけど、のちのち登場するのかな。

胡皇后に皇太子を責めないでと言われた時、高湛は皇太子が即位するとは限らない、考えがあってのことだと言ってるけど、どういう意味だろう。いずれは皇太子に即位を…と思ってはいるが、今はまだまだの状態なので、高長恭を見習ってほしいという意味?それとも他の人物を即位させることを考えてるの?その胡皇后、皇太子に対し「高長恭がいなければ皇太子の座は安泰。この機に長恭を消してあげる」って!!ぎゃー!しかも太卜祖珽と繋がってる~!ひぃ~!

と、今回は斉、周の内部事情がメインとなってました。それぞれ内輪で揉めており一筋縄ではいかない様子。それだけでなく、楊林氏と思われる人物が!村から出てきて一体何をしようとしているのでしょう?

余談ですが、時々、宇文ようの横顔が唐沢寿明さんに見え、すこし斜め横顔が寺脇康文さんに見える時があります。私だけ?


蘭陵王#12
雪舞を連れて高長恭たちは蘭陵王府に戻ってきた。側女様をお迎えし、正妃選びも控えてる蘭陵王のために、王家令(おうかれい)たちによって屋敷が赤い布などで飾り立てられていた。高長恭は邙山の戦以来、皇太子らにとって自分は目障りな存在であるはずなのに、妃選びを促すのは何か裏があると感じ、安徳王に屋敷と雪舞を守ってほしいと頼む。ちょうどその頃、太卜祖珽と胡皇后は、高長恭の妃選びに自分たちの息のかかった者を送り込む計画をしていた。太卜祖珽は容易ではない計画だと心配したため、胡皇后は自分が後ろ盾となる娘――皇后の侍女で重臣であった英国公の遺児である鄭児(ていじ)――を妃候補の一人として選ぶ。皇太子は反対するが、「あなたの鄭児への好意など今は些細なことよ。恋情よりも地位を守ること」と一喝されてしまう。呼ばれた鄭児は妃候補として参加することを了承、実は以前に高長恭と会ったことがあり、それ以来、高長恭に対し淡い恋心を抱いていたのだった。

一方、雪舞に頼まれ馬車手配に手こずっていた曉冬のもとに、老女が立ち止り「楊雪舞を知ってるね」と声を掛けてき、雪舞に渡すようにと文を預けてきた。蘭陵王府では、雪舞の部屋にかつて高長恭の乳母であった福という老女が突然やってきて、雪舞に仕えたいと言い出す。お世話はいらないという雪舞に対し、年は取ってるがまだまだ元気に働ける!仕事が必要と訴え、雪舞も承諾することに。その福から妃候補の令嬢5名が屋敷にしばらく滞在することを知った雪舞は、早速、妃候補たちが高長恭に自己紹介している場を覗きに行く。が、福に押されて雪舞は中に転げ入ってしまった。鄭という女性はおらず、高長恭は安心して雪舞にお妃候補たちを紹介していたが、そこに鄭児が遅れてやってきた。5名揃ったところに安徳王が皇太后の命令を持ってくる。皇太后が妃候補たちにお題を出し、勝ち抜いた者が蘭陵王妃となるということだった。そして最初のお題は、「おのおの酉の刻までに皇太后の御膳を用意せよ」と皇太后への孝心を確かめるというもの。無関係でよかったと安心した雪舞だったが、皇太后からの命令で雪舞も参加するはめに。正妃になれない運命であっても、妃となる資格はあると証明したい雪舞は、福の助言を参考に苦手な料理を作る。安徳王にどうやってこの料理を思い付いたのかを尋ねられた雪舞は、正直に福のことを話す。驚いた高長恭は雪舞の部屋にくるが、福はいなくなっていた。高長恭と入れ違いに部屋に曉冬がやってきて、老女から頼まれた文を雪舞に渡す。雪舞はそれが白山村の五色箋だと気付き、急いで開けると…そこには"帰村の時"という意味の「山蘄(さんき)」という文字が書かれており、祖母の楊林氏が迎えにきたのだった。

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蘭陵王府に長く住むつもりのない雪舞に高長恭は、「そんなに嫌なのか、妃選びを行うからといって出ていかせるつもりはない。君は側女なんだから気兼ねせず堂々としてろ」と必死で言うのに対し、雪舞は「運命には逆らえないのよ」と冷めた返事。高長恭があたふたとしている図が可笑しい。料理のお題で妃候補たちが高長恭と安徳王の周りに集まっているのをこそっと見てる雪舞に、「私のために随分と必死だな。祖母の好物を教えてやろう」とからかいながら言う高長恭もまたいい。「私と離れたくなくて料理をつくったのだろう」と言う高長恭に対し雪舞は「百たたきの刑が嫌なだけよ!」、そして「だらしない!(妃候補たちに)お世辞ばっかり言って、まるで女の子みたい!」と焼きもち全開。今回の二人の言動は見てて楽しすぎる♪さらにさらに、気になる妃候補たちをのぞき見していた雪舞が、福に押されて中に転がり入ってしまいあたふた、それを見た高長恭は「気になるのなら、堂々と入ってくればよい」と余裕顔。妃候補の中に鄭という女性がいないことを雪舞に念押しするため、名前に力を入れて妃候補たちを紹介していくのには笑った~。まるで賭けの勝利宣言?って時に入ってきたのが鄭児。とうとう現れてしまったか……。

ということで今回、やっと噂の鄭児が登場!他の嫌味で性格悪そうな妃候補たちとは違い、やはりひと味違う。ってか他のお妃候補の女性たちは性格の悪さを表面に出し過ぎ^^;高長恭に見初められたいのなら、あんなに人前で悪口言ったりしないよね?性格悪い部分は隠して、表向きだけでも性格よさげな雰囲気を出すよね?お蔭で鄭児の一生懸命さや優しさが目立っちゃう。これじゃ出来レースじゃなくても鄭児を選びたくなっちゃうわ。でもやっぱり高長恭は雪舞一筋。雪舞が「鄭児があなたの妃、それが運命」と言っても「皇后の意思であっても選ぶつもりはない、妃選びを中止にしよう、命令に反してもいい、私のそばにいると言ってくれ」と高長恭は譲らない。その会話を片隅で聞いていた鄭児、高長恭が雪舞のことを特別に想っていることを目の当たりにして何を思っただろう。諦めるか、それとも……。

そしてもう一人、今後も登場するかは謎だけど、高長恭の乳母だった福さん!学問や錬兵に明け暮れて浮いた話が一切なかった高長恭。初めて心を射止めた雪舞に興味津々のようで、一人でしゃべるしゃべる(笑)。妃候補がいる場で、雪舞を押して中に入れたのにも笑った。オチにはちとびっくり!まあ天女が出てくる話だから、どんな人が出てきてもアリだよね。福さんにはまたどこかで出てきて欲しいなぁ。

皇太后の命令を持ってきた安徳王が高長恭に目配せするシーンがあったけど、どんな意味が?この皇太后の命令自体、本当なの??難しいお題を出して、妃候補たちから辞退させようと高長恭と安徳王が仕組んだとか?なんだか皇太后の命令自体が怪しく思えてきた……。でも皇太后の名を勝手に使ったりしたらヤバいよね?尻たたき100回の杖刑なんかじゃすまないはず。としたら皇太后のお題は本物?としたら、皇太后はどちらかと言えば高長恭寄り?安徳王が皇太后のモノマネしてたもの(←これ笑った)、普通だったら恐れ多くて冗談でも皇太后のモノマネなんてできないよね?実はものすごくシャレがわかる皇太后だったりして。今のところ名前しか出てこないからよくわからないけど、早く皇太后本人登場して欲しいな~。

P.S 福さんが来る前に雪舞は部屋で裁縫していたけど、あれって確か焦げた部分を自分で縫うってお付きの人に言ってた、高長恭の母上の着物?途中で手を止めてたけど、ちゃんと修繕できたのかな。この着物がずっと気になってしょーがない……。


蘭陵王#13
胡皇后に近況を聞かれた鄭児は、期待に沿うことができないと正直に話す。すると太卜祖珽が雪舞に勝つ方法を教えようと言い、縁切りのお守り"香り袋"を渡す。雪舞の寝台に置くと蘭陵王と雪舞の縁が切れ、鄭児が蘭陵王の愛を独占できるというのだ。翌朝、皇太后から次のお題が出される。一行が連れてこられたのは、戦から戻った者と孤児が暮らす傷兵村で、お題は未来の夫と心を通わせること。ここで鄭児が子供を助けた際に傷を負い、高長恭に王府まで送って欲しいと頼む。雪舞は子供たちとかくれんぼをして遊び、その子供から水をもらうが飲んですぐ倒れてしまう。そして連れ去られてしまう。ちょうどその時、楊林氏が雪舞を占っており、悪人どもが動き出し雪舞に魔の手が迫っているのが見えた。早くここから連れ出さないと必ず災難が雪舞と蘭陵王に降りかかると感じ、曉冬に今夜村に帰ると雪舞に伝えるよう頼む。王府に戻った鄭児は、高長恭からどれだけ雪舞のことを想っているか聞かされ、君のことは愛せないと言われてしまう。その時、安徳王が慌てて王府に戻ってきて雪舞がさらわれたと言い、高長恭と一緒に捜しに出る。誰もいなくなった王府で、鄭児は太卜祖珽がタイミングを作ってくれたと気付き、雪舞の寝台に"香り袋"をこそっと置く。高長恭は無事に雪舞を救出するが、怒りのあまり刺客を殺してしまい誰の差し金かわからなかった。が、刺客が高級官史のお金を持っていたことで、黒幕は朝廷の高官で太卜祖珽が怪しいとにらむ。助かった雪舞のもとに曉冬がやってき、楊林氏から「今夜、一緒に白山村に帰れ」という伝言を伝える。高長恭と会えば決心が揺らいでしまうので黙って出て行こうとするが、門に高長恭が立っていた。別れを告げ、そして雪舞は出て行った。翌日、高湛の前に慌ただしく太卜祖珽がやってきて蘭陵王が謀反を企てていると言う。蘭陵王府で魔術を使い謀反を企てた道士を捕まえると呪いの人形を持っており、謀反を示す物はまだ蘭陵王府に残されている聞いた高湛は、直ちに調べるよう命令を出す。その結果、雪舞の部屋から、皇帝を呪う文字が刺繍された鮮卑の戦術道具が見つかる。高長恭は自分を陥れる罠だと訴えるが、高湛はこの裏切り行為に立腹し、高長恭を反逆罪の罪人とし斬首と命じる。鄭児は自分の置いた"香り袋"が戦術道具だと知り、太卜祖珽に利用されたと気付く。

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蘭陵王は皇太子の地位を脅かす存在、その蘭陵王を陥れるために鄭児は利用されただけ。愛する人の妃になるため、ただそれだけを信じてたのに…。まさか自分のしたことで蘭陵王を陥れてしまう結果になってしまうとは。しかも斬首ときている。「皇后様に逆らえば、死あるのみ」と太卜祖珽に脅されても、「殿下は無実、助けます」と自分のことは構わず勇気ある行動をおこそうとしたのに……。太卜祖珽よ、鄭児に何をしたのだ!鄭児は無事なのか?!太卜祖珽のことがますます嫌なやつに思えてきてしょーがない。ドラマとわかっていても腹立だしい!そういえば太卜祖珽と胡皇后はずっと登場してたけど、この二人が守ろうとしている皇太子は出てこなかったような気がする。ホント皇太子は蚊帳の外なのね^^;

高長恭が天女を娶り、民からの声望がますます高まる。皇太子派にとって天女は脅威で、妃選びで警戒が緩んでいるとこを狙われた。高長恭は自分のそばに雪舞をおいておくと、雪舞が狙われてしまう。それを案じ、雪舞を手放した方がいいんじゃないかと思い始める。あれほど雪舞を大事に想っていたのに、高長恭の口から「私たちは結ばれない運命だ」という言葉を聞くなんて…(TT)。現実を受け入れたんだろうけど、雪舞の身を心配してなんだろうけど、けどけど、お別れのシーンは悲しすぎる。雪舞が馬車の中で置いていったはずの玉佩がかばんの中に入っていることに気づき、高長恭のことを想い泣く雪舞を見て、私まで泣きそうになっちゃった。馬車には乗ったけど、高長恭が絶体絶命のピンチ状態だということをどこかで絶対知るはず。そしたら100%雪舞は戻ってくるに違いない。楊林氏は許してくれるのかな。

「蘭陵王」 #8・#9・#10

『蘭陵王』 #8・#9・#10 

蘭陵王 DVD-BOX1

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊士深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)

※備忘録なのでネタバレ気にしない内容になってます


蘭陵王#8
宇文邕が毒ヘビにかまれ、処置を雪舞に任せようとする。薬草がなく解毒するのは無理だと言う雪舞だったが、自分が拒むと責任者の兵士の命が奪われるため、傷から直接、毒を吸い取ることに。だがこれらは、天女の力を兵たちに見せ軍を奮起させるためだった。その隙に曉冬は解毒薬の百歩散を盗んだが、兵士に見つかってしまい宇文邕から斬首だと言われる。雪舞が庇ったことで、曉冬は拘禁となり罰は後日となった。雪舞は曉冬からこっそり受け取った百歩散をわざと飲んでしまう。それを知った宇文邕は、解毒薬を手に入れ高長恭に届ける魂胆だと気付き、雪舞の分しか解毒薬を与えなかった。だが雪舞は、わざとこぼしたり吐いたりして自分のハンカチに染み込ませる。そして曉冬を釈放したら薬を飲むと告げ、天女を死なせたくない宇文邕はそれに応じるはめに。釈放されることになった曉冬は、雪舞からハンカチと伝言を預かるが、急いで斉に戻る途中で追手に帰路を阻まれてしまう。一方、尉遲迥の5万の軍が洛陽に到着しようとしていた。斉の元帥が高緯だということを知った宇文邕は、高緯の登場は自分たちの思うつぼだとほくそ笑む。そうとは知らずに高緯一行は、龍泉峡、澗水口への道でどちらに行くか決めようとした時、龍泉峡方面で鳥が飛び立つのを見て「鳥、起つは伏なり」と、敵の伏兵を予測し澗水口に向かうことにした。だがこれこそ宇文邕の罠で、斉軍は周軍に攻撃されてしまう。その頃、なんとか無事に斉に戻った曉冬は、雪舞から預かったハンカチを軍営に届ける。ハンカチに解毒薬が含まれていることに気付いた大使は、すぐさま軍医に処置をさせる。毒が抜け目を覚ました高長恭は雪舞と曉冬のお蔭だと知るが、雪舞だけが戻っておらず救出に行こうとする。だが、皇太子が澗水口で周の伏兵に奇襲され、洛陽に退却したことを知る。周は10万の大軍で太刀打ち出来ない状態だったが、洛陽が落城し皇太子を失えば取り返しのつかぬ事態に。高長恭は明朝、洛陽に向けたった500騎で出陣する決意をする。その一方で、曉冬からどうやって雪舞が解毒薬を手に入れたかを聞き、伝言も受け取る。そして自分のためにそこまでしてくれた雪舞を必ず奪回すると誓う。早速、高長恭は雪舞からの「宇文邕を制すのは、宇文護」という伝言のお蔭で、宇文邕が宇文護に極秘で出陣しており、戦功を上げ宇文護の威信をそごうとしていることを知る。この両者の対立が斉に有利に働くと考え、現状を宇文護の耳に入れて宇文邕を制止しようと長安に情報を流す。その頃、洛陽の高緯たちも今の現状が自分たちに不利なことをわかっていたが、父親に認めてもらうため、命を懸けてでも洛陽を守り切るしかなかったが、洛陽城は10万の周軍に包囲され、外部から孤立し落城寸前に追い込まれていた。

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あれ?あれれ?百歩散って解毒薬じゃないの?って思ってたら毒の名前だった^^;曉冬はてっきり解毒薬を盗むんだと思い込んでいたから、なぜ雪舞が飲むんだろうと不思議に思っちゃいました。そっか、もともと自分が毒を飲んで解毒剤を手に入れるつもりだったのね。高長恭のためとはいえ、解毒薬を手を入れるために自ら毒を飲むなんて、宇文邕が自分を助けてくれる自信がないとできない。雪舞は自分の価値をわかっており、それを利用したって感じ。

しかし曉冬、あの高さから落ちてよく生還できたね~。木から降りるのも大変だったに違いない。運よく助かった曉冬は祖母を周に殺されたこともあり、自分の村の仲間と一緒に戦わせてくれ、自分も一緒に雪舞を助けに行きたいと高長恭に頼むわけですが、早速お手伝いをしてました。どこでそれが活躍するかは後日のお楽しみ♪

10万もの周の大軍に対し、高長恭はたった500騎。皇太子が危機に瀕すれば、我々臣下はたとえ最後の一兵になろうと戦わねばならぬと。10万対500じゃ厳しいどことかとうてい無理な話。だけど思い出してみよう。楊林氏が第二話で言ってたことを。たった500騎の高長恭が勝つと言ってた。うん、確かに言ってた。その言葉が頭の片隅にあったので安心して見れました^^

前回までは気にならなかったけど、今回、後半あたりで雪舞と食事しているシーンで宇文邕のおでこが気になった~。カツラがおでこに馴染んでなく、どうみてもおでこが赤くなってる。おでこに接する部分が精巧にできてないから?おでこの皮膚がカツラまけしてる?赤くかぶれてちょっと痛々しいです。さらに宇文邕!またペラペラと戦術を雪舞に話して大丈夫かしらん。天女から何か助言のようなものをもらおうと思っているのかもしれないけど、雪舞から返ってきた言葉は「蘭陵王が大勝する」。予言を信じない宇文邕は、天女をただそばに置いているだけで天下が取れるとでも思っているのかしらん。

高緯がどうして太卜祖珽をそばに置いているんだろうと思ってたら、12歳の時に水難の卦を信じず川遊びに行き溺れてしまった高緯を、太卜祖珽が遣わした者に助けられたという過去があり、そのことに恩義を感じている様子。高緯のそばにはいつも太卜祖珽しかいないけど、他にちゃんと助言をしてくれる人はいないのかな?12歳から恩義を感じてたら、そうなかなか他の人を受け入れることは難しいんだろうな~。皇太子に意見できる人も限られてるし。高緯は高長恭の"兄弟"だから、今後も目が離せません。



蘭陵王#9
8万の周の大軍が洛陽に到着した。周の旗を掲げた突厥軍も援軍として入る。包囲された高緯らは士気も落ち、周の陛下の出陣を知れば戦意を失い、じきに城は陥落すると尉遲迥は見ている。宇文邕も堅固な城も今や恐れるに足りない状況と余裕の態度、高長恭はすでに死んでいるので、勝利は我が軍だと自信を持っていた。そして進撃したが邙山で周軍が襲撃された。それを知った宇文邕は斉に援軍がいるのか?と訝しがるが尉遲迥に征伐させることに。そして尉遲迥は邙山で襲撃者を追うが、これは全て斉軍が仕組んだことだった。斉の策により周軍の兵力が半減したその時、周軍の前に仮面兵が現れ尉遲迥たちは撤退するはめに。だがこれも下山させて陣形を崩させ、周軍の幕舎を火矢で射る作戦だった。混乱に陥った周軍陣営に、敵兵を率いる武将は仮面をつけていると知らされる。蘭陵王だとわかった宇文邕だったが、天下を得るのは朕だ、お前は永遠に朕の天女だ!と雪舞に言う。だがその混乱の隙に高長恭らは洛陽城まで一気にやってきた。蘭陵王だと名乗り門を開けるよう申し出るが、仮面を着ければ誰でも蘭陵王か?と高緯が止めに入る。わずか数百騎で敵陣を突破してきたとは信じられず、これは周軍の罠だと疑う。だがそこにいたのはまぎれもなく蘭陵王だった。蘭陵王が来たことで兵たちの士気が一気に高まる中、まだ諦めるな、一気に攻撃を仕掛け斉から追い払え!と高長恭は兵たちに指示を出す。周側も膠着状態を打破するため宇文邕が最前線に立つ。そんな中、尉遲迥のもとに"撤退せよ"と大家宰(だいちょうさい)から文が届けられる。周国朝臣が言うには、大家宰は自分の許可していない戦にご立腹。親族を人質にとられた尉遲迥は、宇文邕の応戦を断る決意をする。そこに終戦の鐘が鳴る。宇文護の差し金と知った宇文邕は撤退するしかなかった。一方、終戦となり周軍から逃げる雪舞だったが、高長恭に無事助け出される。雨が降り出し、雪舞が病み上がりだったため雨宿りすることに。そこは高長恭が子供の頃に暮らしていた家だった。そして高長恭は子供の頃を振り返る。

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宇文邕が「最初に城壁を登った者に金100両、城門を破った者には金1000両取らせる」と伝令を出していたけど、以前、尉遲迥も高長恭と戦っている時に、須達を捕らえたらいくら、高長恭を捕らえたらいくらと、褒美を取らせるようなことを言ってたような気がする。これが周のやり方というか、兵たちの士気を高めるやり方なのかな。

戦を無理やり終わらすことになってしまった宇文邕は、撤退することになったのは蘭陵王に負けたのではなく、宇文護に負けたと。天下を取る前に宇文護を消さねば!と言ってますが、これが斉の仕組んだこととは知らない様子。実際は、大師が間者を周に送り込み、「洛陽城を落とした暁には、皇帝が宇文護を殺す」という噂を流さしたため。そのことで宇文護は全力で皇帝の城攻めを阻止。でも宇文邕は自分に手柄を立てさせないようにこんな愚策を講じたと思ってるみたい(これも当たってるけど^^;)。もともと両者の関係は良くなく、今回のことで宇文護に対する宇文邕の反発はますます高まってしまった。内輪もめは今後も拍車がかかりそうです。

芒山の戦は、策をナレーション仕立てで説明してくれたからわかりすかったです^^「天の時 地の利 人の和」が主になっており、前回、曉冬が手伝った内容の結果も反映されてました。毛布に何か染み込ませているんだろうなとは思ってましたが、ここでも雪舞の発明が大活躍♪両軍に言えることだけど、軍隊の士気を高めるって大変!勝つために武将はいろんな演出を考えなきゃいけないんだね。蘭陵王の登場なんて演出力ある~。だって味方の前で仮面被ったまま門を開けろと言う。兵たちが「蘭陵王だ!開けろ開けろ」と言った途端、高緯が「仮面を着ければ誰でも蘭陵王か?」と疑う。兵たちは「えっ、蘭陵王じゃないの?周軍?とりあえず武器構えとく?」ってな状態。そこで恰好よく仮面を外す。「わー!!蘭陵王だ~!門を開けろ開けろ!」と盛り上がる。勝利の暁には高長恭のことを勝利を運んでくれる救世主とまで言ってたし。

その陰で……高緯の目に蘭陵王登場はどのように映ったんだろう。とりあえず洛陽城は守ることができたので一安心のはずだけど、武将の立場を奪われた形になっちゃってる。高長恭の武将力を目の当たりにしてどう思ったんだろう。父上が自分には兵権を与えず、高長恭に与えてる意味が理解できたんだろうか。いや、逆に嫉妬心が深くなってしまったかも……(><)。

周軍から逃げ、高長恭に助けられた雪舞。高長恭のことが心配で心配でしょうがなかったせいか、抱きついて大泣き(TT)。高長恭は自分を助けるために周に潜入し、解毒薬を手に入れるために自ら毒を飲んだことに対し、どう報いればよいかと雪舞にたずねる。すると「生きていてくれた、それだけでいいの」と雪舞。こんなこと言われたらもう愛が芽生えないわけがない。高長恭も雨宿りしている時、「痛いのは傷ではなく、痛みを感じたのは目覚めた時。私を救うため君が危険を冒した。君を失ったかと思い…心の痛みが…治らないのだ。(戦は)勝利よりも重要な目的があった。君を救い出すことだ」と。……なに?二人して愛の告白合戦?

今回は、高長恭の生い立ちがわかる内容でもありました。母上は流浪の民で妓女で、高長恭を身ごもった体で姿を消し市井で貧乏でも穏やかに暮らしていたが、そんなことは許されず、大師が高長恭を皇宮に連れていってしまう。母上とはそれっきり。成長した高長恭は皇宮を抜け出し戻ってきたが、母上は消えていた。母上は高長恭の父上だけに愛を捧げたが、父上には多くの女性がおり、母上のことを覚えていたかも不明。ゆえに母上は不幸だった。そのこともあり、高長恭は父上と同じ道は歩まず、生涯一人の女性を愛し妻を大切にしようと考えている。それを雪舞に語り、見つめ合う二人。なんだかいい雰囲気でこのままもしかしてもしかして♪なんて思っていたら…なんでそーなるかな~。くしゃみもしてたから伏線はあったけど、タイミングが~(><)。
幼い頃の再現シーンで、母上は高長恭のことを"粛"って呼んでいたけど、これは幼名?あだ名?それとも別名??



蘭陵王#10
熱で倒れた雪舞は夢を見る。蘭陵王の横には妻がおり、高緯から毒を飲まされるというもので、それを見ていた雪舞に、祖母の楊林氏が「死は避けられぬ、私の予言を忘れたのか、蘭陵王は邙山の戦で勝つ。だがその手柄により兄弟からの妬みを買うことになる。そして身を滅ぼす。これがあの男の運命だ」と。本当に救うことはできないのかと問う雪舞に対し、「帰るのだ」と雪舞をその場から離す楊林氏。そこで目を覚ました雪舞は、自分は蘭陵王のそばにいることも、愛することも許されぬと改めて実感する。昨晩とは全く別人のように振る舞う雪舞に対し、高長恭は戸惑うしかなかった。安徳王と曉冬の迎えで戻ってきた雪舞は、曉冬に村に帰る場所を用意して欲しいと頼む。わけを聞く曉冬に対し、雪舞は胸の内を話し出す。高長恭らや雪舞は皇太子に祝宴に呼ばれ、邙山の戦の勝利を祝う、それで何事もなく終わるはずだったが、太卜祖珽が食後に兵士たちが勝利の舞を舞うのを皇太子に見るよう促す。だがそれは蘭陵王への感謝の思いを表した舞で、最後には民たちが蘭陵王コール。高緯は皇太子らしく振舞っていたが、太卜祖珽の態度に我慢できなくなった雪舞はみなの前で反論に出る。一言多かったかもと反省し、あとで部屋にやってきた太卜祖珽に謝るが、太卜祖珽の悪態は止まらない。止めに入った高長恭は雪舞が侮辱されたことで太卜祖珽に小さな仕返しをする。そんな高長恭に対し雪舞は祖母の未来の予言の話をするが、高長恭の説得により条件付きで残ることにした。一方、宇文邕は周軍の兵士に勝利を味わわせ士気を取り戻すために、帰路の途中で庫西莫族(こさいばくぞく)という遊牧民集落を襲う。捕らわれた庫西莫族の一人、玉兎(ぎょくと)は怒りのあまり、周軍営に忍び込み宇文邕を殺そうとするが、逆に言い含められてしまい、宇文護の身辺に間者として送り込まれようとしていた。

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ちょっとラブラブな雰囲気の夜を過ごした翌朝、雪舞のために料理を作った高長恭はどこか嬉しそう。「天下太平の世が訪れたら穏やかなこの場所で、愛する人と静かに暮らすのが夢だ」と言ったのは雪舞に向けてだったのに違いない。なのにせっかく朝食を作ってくれた高長恭に対し、早く洛陽に帰りたいだの、病み上がりだから静かに過ごしたいだの、キツイ態度で振る舞う。さらに昨晩はあんなに好意的な話をしたというのに、何も覚えてないと突っぱね、楊林氏に言われたように村へ帰る決心をする。なんだか高長恭がフラれたみたいになってる(TT)。最初から高長恭には別の運命の女性がいるってことは最初からわかってるんだから、高長恭に対し思わせぶりな言動しなきゃいいのに。昨晩のような言動を取ると、そりゃ好意を持ってくれてるんだなと勘違いしちゃうよ。
そんなこともつゆ知らず、一夜を過ごした高長恭と雪舞の二人に対する安徳王の態度が可笑しい。最後まで思いっきり勘違いしてるんだけど、雪舞がまた誤解を招く言い方するもんだから話もどんどん下ネタになってる(^m^)

愛してはいけない人を愛してしまったと曉冬に相談する雪舞。いつか高長恭の運命を自分が変えてしまいそうで怖い、実際、自分のせいで命を落としそうになった。運命は変えちゃいけない。今すぐ離れないといけない。だから今すぐ私を連れ出してと。だけど皇太子が開いた祝宴で、天女様と第四皇子はもう夫婦だから、国を挙げて祝おうと盛り上がる民たちを前に戸惑ってしまう。村へ帰ると決めたけど、これでは帰りづらいだろうなぁ。高長恭も雪舞の手を積極的に取るなどしてるし。祝宴のあと、雪舞が高長恭に祖母の予言の話をした時、高長恭が「君を手放したら、一生後悔するはずだ。これが私の予言だ」と。く~、かっこいい!それでも雪舞はあなたの運命の人は鄭という女性だと言い切る。結局は鄭妃という女性が現れたら雪舞を村へ帰す、現れなければ永遠に高長恭のそばにいる、という約束で落ち着くわけで。「未来がどうであれ、私は今しか見ない。ただ自分に正直に生きる」という高長恭の気持ちはもうはっきりしてる。あとは雪舞の気持ち次第。雪舞が高長恭の運命を変えるか否かの決断はすぐそばまできてるような気がする。

今回も新たな人物が登場!庫西莫族の玉兎。宇文邕は玉兎に対しても自分の身の上話をベラベラとしゃべってる。この男は誰かまわず自分の置かれている状況を話すのが好きなんだなきっと。ってか玉兎も自分の集落を襲撃した男の話をそんなにすぐ信用しちゃうかね。結局は一族を人質にされ、間者として宇文護の身辺に送られることになるんだけど、宇文護がそんな簡単に玉兎をそばに置くかね。

皇太子が開いた祝宴で、蘭陵王が皇太子が民たちから慕われるように計らったり、皇太子を立てるなどして、あくまでも斉のために皇太子を支えているのに、太卜祖珽が余計なことを~(><)。兵士たちが「蘭陵王入陣曲」を舞うところをわざと皇太子に見せて嫉妬心を煽り立ててる~。「兵士たちは第四皇子に感謝すれど、殿下には感謝せぬのか」といらぬことまで!高緯は太卜祖珽の言葉には乗らず、その場は皇太子らしく振舞っているのにまたまた太卜祖珽が絡んでくる!!太卜祖珽がみなの前で自分を恥かかせていると高緯は気付かないんだろうか。これに対し、あの雪舞が黙ってない。(←そういえば雪舞は花咲舞とどこか似てるかも…。『花咲舞が黙ってない』という日本ドラマの話です^^;) 太卜祖珽に対しズバッと言ってくれた。視聴者が思っていてることを代弁してくれた。でも本人を目の前に奸臣はまずかろう……(本当のことだけに)。高長恭が止めに入らなかったらえらいことになってたかも。こりゃ絶対に太卜祖珽がまた様々な手で反撃してくるに違いない。雪舞、気を付けて!

そういえば雪舞が着ていた高長恭の母上の着物、このままスルーでもよかったはずなのに、お付きの人とこの着物に関して縫うとか洗うとかのやりとりのシーンがちょこっとありました。考え過ぎかもしれないけど、またどこかでこの着物の話題が出てきそうな予感がするのは私だけ?

「蘭陵王」 #5・#6・#7

『蘭陵王』 #5・#6・#7 

蘭陵王 DVD-BOX1

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊士深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)

※備忘録なのでネタバレ気にしない内容になってます


蘭陵王#5
高長恭たちは須達を助けたものの丹州城から出ることが出来ずにいた。だが大師が雪舞から火薬を預かっており、それを使い城門を爆破して外に出ることに成功。大師は雪舞と落ち合う約束をしていたが、その場所に雪舞はいない。やっと抜け出した高長恭だったが雪舞を助け出すために戻る。その雪舞は…兵糧に火をつけてる事が尉遲迥にバレてしまい、城門で高長恭の妻として侵入したこともまでもバレて高長恭の指図と思われ拷問を受けていた。そこに高長恭が助けにきて二人は無事脱出。壺口関に戻った一行だったが、須達の様子が芳しくない。それを見てもっと医術を勉強しておけば高長恭の役に立てたのにと悲しむ雪舞。その夜、食事の場で二杯目を飲んだあと、高長恭の言葉を聞いた雪舞は勢いよくお酒を飲み干してしまう。そして「鄭という女性があなたの人生に寄り添う。私ではない」と話しそのまま眠ってしまう。翌日、大事な事を言い忘れた雪舞だったが高長恭に会えずに壺口関をあとにする。そのころ周の奉天殿では、陛下は帰路の途中で何事かが起こり、おそらく斉にいると判断。阿史那皇后は蘭陵王を捕らえるより陛下の捜索を優先せよと尉遲迥に命じる。雪舞は帰路の途中、大雨のため、以前売り飛ばされそうになった南汾旅館に立ち寄るがどうも様子がおかしい。なんと店主の夫婦が殺されていた。その場に奇妙な男も居合わせていたがこちらも様子がおかしい。そこに官兵たちは入ってきたため雪舞はその男を荷台に乗せて逃げ去る。その道中、食べ物を買った店で、ここらの村は疫病が流行っているから連れの男性がもしそうなら放っておけと言われる。見過ごせない雪舞は家まで送り届けると言い、店主は男の身なりから貧しい村の者ではないかと推測、そこへの行き方を雪舞に教える。そして"国境の貧しい村"に着いた雪舞は現状を目の当たりにして愕然とする。そんな時、その村でなんと雪舞をだました韓曉冬を発見。一方、壺口関では須達が亡くなり、斉にいるであろう周の宇文邕を必ず見つけ出すと須達の亡骸に誓った高長恭たちは、まだ捜索していない貧しい村に向かう。

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雪舞が拷問を受けていた池、高長恭に助けてもらってそのまま潜ったまんま脱出しちゃったけど、もしかしたら丹州城の中から外まで続いてるの?池から敵が潜って侵入してくることないのかしらん。ところで雪舞がせっかく村の掟を破って苦労して仮面を返してくれたのに、戦う時はもう素顔でいいんだね……。

食事の時、流れ星を見た高長恭は「乱世の世を終わらせたい」と星に願う。これは幼いころからずっとそばで守ってきてくれた須達の願いでもあり、高長恭は乱世を生き抜く術を彼から教わったのだった。家族や友人を何人も失い、多くの罪なき民を犠牲にしてきたことを悲しみ悔やむ高長恭に対し、民を思うその強い気持ちがあれば天下太平の日がきっと来ると伝える雪舞。そこまではよかったけど二杯目を飲んだあと、雪舞は酔っぱらって高長恭に愛の告白のようなことを言っちゃった。その後、三杯目を飲む時に高長恭が言った内容は……これって好意的にとっていいんだよね?君に会えたことに乾杯といった内容じゃちょっと微妙かな。互いに好意は持っていても、高長恭は楊林氏が言ったように雪舞には乱世は似合わない、村に帰った方がいいと思っており、雪舞が出ていく後ろ姿を見て「どうか、幸せに」と二度と会うことがないような心情を語ってる。ふふふ、残念。ここで二度と会わなかったら物語が続かない(笑)。すぐまた会えるよ(^m^)

今回も新たな人物が登場!南汾旅館にいた奇妙な男。雪舞はこの男も殺された夫婦のように誰かにやられたんだと勝手に思い込み連れ出すけど大丈夫かな~。周の陛下が行方不明。そんな状況で斉に新たな人物登場。もうこれはどう考えても奇妙な男=陛下だな。


蘭陵王#6
失踪した周の陛下が貧しい村にいると思われるが、疫病が蔓延しておりうかつに中に入ることができない。なので楊士深は近くの軍営や村に広がるのを防ぐため、村人もろとも村全体を焼くしかないと言う。その時、村にいた雪舞が前に出きて高長恭にやめるよう言うが、村の住民でもなく発病もしていない雪舞に対しこちら側に来るよう門を開ける。だが雪舞は村のみんなが殺されるのを黙って見過ごすことが出来ず、高長恭に対し軍令を撤回するよう懇願する。高長恭は「7日以内に疫病を鎮めよ。それが出来なければ村人もろとも焼き払う」と条件を出し村を封鎖した。諦めムードの村だったが、雪舞はみなの士気をなんとか高めようとする。一方、高長恭は村に入らず間者をおびき出す作戦に出るが失敗に終わる。村では韓曉冬に阿怪と名付けられた奇妙な男がいなくなり、捜しに出た雪舞は洞穴に落ちてしまい、そこできれいな水を見つける。そしてそれをヒントに疫病を治す方法を思い付く。様々な方法で村を清潔にしていく中、掃除の実験で阿怪の素顔がさらされ、美男子だったため村の女性たちはざわつく。村全体がすっかり元気になったある日、村人たちは窮地から救ってくれた雪舞のことを天女だと言い始める。一方、周では斉から周の禁衛軍の布が流れてきており、阿史那皇后は陛下が流したと確信、尉遲迥は国境まで赴き陛下をお迎えする準備をする。実は高長恭たちもそのことを把握しており、村に間者がいると確信していた。そして7日目、高長恭たちは村に行き間者を捕まえるため村人を選別し始める。真っ先に阿怪が疑われるが、雪舞が庇いみなの前で「哀れな民を陥れて恥ずかしくないのか、これが皇室のやり方なのか」と高長恭を責め立てる。楊士深が刀を抜いた途端、阿怪が雪舞を庇い初めて口を開いた。怪しまれた阿怪は拘束され雪舞に対し好意を持っていることを高長恭に話す。それでもまだ阿怪のことを信じ高長恭よりも優れていると言う雪舞に対し、高長恭は明日、阿怪を戦わせて真実を見せると言い放ち出ていく。結局、高長恭の言ったことが正しく阿怪は周国皇帝の宇文邕で、宇文神挙らによって斉を出ることに成功するが、天女である雪舞を連れて出れなかったことを悔やんでいた。高長恭は雪舞を助けようとし毒矢を体に受けてしまう。

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雪舞が「貧しい人たちとあなたたち(高長恭たち)とはどこが違うのか。この村の人も同じ人間」と言い放ったのに対し、高長恭は感情論だと言い放つ。確かに雪舞の言ってることは正しいけど、村には疫病が蔓延しており、このまま放っておくと犠牲者は増える一方。治す術がない限り雪舞の言ってることは感情論と思われても仕方がないかも。だけど雪舞は「みんなで協力すれば病気はなくせる!」と。そんなことが……あら不思議、雪舞にならできちゃうんです。

高長恭は、雪舞が絡むと決断に甘さが出てきてるような気がする。雪舞に何か危険が迫ると高長恭がサポートしてるような…、雪舞の存在が逆に高長恭を危険にさらしているような気が…。しかもよ?どうして大事な帯をまた使っちゃうの~!一度は高長恭にあげた帯なのに。せめて貸した後にはすぐさま返してもらわなきゃダメだよ~。だからあんな場所で高長恭に見つけられるハメになっちゃうんだよ。

しかも雪舞はみなの前で高長恭を責め立てる。皇室にあんな風に口をきいたら普通、この時代なら殺されちゃうよ。楊士深の「これ以上、調子に乗るな!殿下に不敬を働くか」という言葉にはちょっと納得。雪舞は自分がこうだと信じたら相手構わず意志を貫く。場合によっては相手を責め立てる。高長恭に対し「話に耳を貸さず無実の人を陥れて…」と言う雪舞の方がもっと長恭を信じてあげたらいいのに。雪舞の言動で救われる人もいるけど、振り回される人もいる。行動力あるけど無鉄砲すぎる。あ~、今回は雪舞に対して辛口な意見になっちゃう。とはいっても周囲の人々は雪舞の優しさや勇敢さに惹かれて助けたくなるんだろうな~。

村人たちも優しい。明らかに阿怪がよそからやってきた者だと知っているのに、一緒に疫病と戦った仲間だと信じてる。何人か助けられた村人もいて、そんな優しい男が間者ではないと信じてる。気の毒なのは韓曉冬。信じてた仲間には裏切られ、祖母まで殺されてしまう。このことがきっかけで韓曉冬は周に対し復讐心を持ちそうな予感。


蘭陵王#7
捕らわれていた村人たちは解放され、雪舞は着飾って高長恭のもとへ連れて行かれる。すると「君が必要だ。君の力を貸してくれ。毒矢に当たり軍医も匙を投げた。士気が乱れるから誰にも知られてはならぬ」と、安徳王は軽傷だと言っていた高長恭は実は重傷だった。無理だという雪舞に「君は天女だ。不可能はない」と言って倒れてしまう。塗られていた猛毒は周国秘伝の毒薬、白歩散で解毒の術はないと軍医は言う。雪舞に対し楊士深は責め、安徳王も雪舞のためにこんなことになった、どうか救って欲しいと。責任を感じた雪舞は高長恭のそばで看病をする。その頃、黄河、周国境(周軍駐留地)では阿史那皇后と宇文邕が互いに労っていると、負傷したはずの高長恭は夜ごと歌舞に興じ、側女を置いて痴情におぼれていると宇文神挙が情報を伝えにきた。だが宇文邕には高長恭が追いつめられていることがわかっていた。士気が乱れるので斉軍の長として己の負傷は伏せねばならない。しかも周の解毒薬なしには助かる道はない。このことを天がくれた好機ととらえ、まずは洛陽を攻め鄴城を奪う計画を立て、尉遲迥に5万の兵で洛陽を落とすよう伝える。斉では朝廷より密書が届き、尉遲迥が洛陽に侵攻したので直ちに応戦せよとあった。宇文邕は明らかに高長恭の負傷に乗じて洛陽と鄴城を攻め落とすつもりで、要衝の洛陽が陥落すれば周軍が一気になだれ込むおそれがある。今の状況では斉は圧倒的に不利だが高長恭は洛陽に出兵せよと軍令出す。その時、斉国皇太子、高緯が太卜、祖珽(たいぼく そてい)と突然やってきた。父上が皆の活躍を知り褒美を遣わすよう命じられた、そして天女を側女にしたという噂を聞いたので会いたいと高緯は言う。そして雪舞は拝謁する。みなの前で祖珽は、雪舞のために宇文邕を逃した高長恭は死罪に値すると言う。今は5万の周軍が洛陽に向かっており火急の事態、周軍を倒してから処罰を受けると高長恭は高緯に告げる。すると重傷を負ってる高長恭にかわり自分が洛陽の戦に行こうと高緯が言い出し、兵権を譲り渡すことに。高緯は必ず勝利すると意気込むが……。このことにより高長恭は毒が全身に回り、持って5日だと軍医に診断される。それを聞いた雪舞は阿怪(宇文邕)から薬をもらおうと曉冬を連れて周へ行くが、蘭陵王とは不倶戴天の敵、互いに滅ぼし合う運命だと一喝されてしまう。そして周の天女になれと言われ……

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楊士深は高長恭がこんな目にあったのは全て雪舞のせいだと責める。雪舞が宇文邕をかばい殿下の邪魔をしたと。安徳王からは「阿怪を殺すのは簡単だったが、君が罪なき民を殺すなと言うから奴の正体を暴こうとした。君のために!」「貧しい村で疫病を治したじゃないか。君は天女なんだろ?今は君が最後の希望なのだ」と言われ、大師からも「殿下を救ってくれ」と言われる。雪舞も自分のせいだとわかっているようで、よく祖母から愚か者だと言われるが、今回は自分の愚かさを思い知ったようです。高長恭がもうろうと「寒い……行かないで」と言えば添い寝をしてあげ、朝は精がつくように鶏の吸い物を作ってあげたりと献身的に世話をすることに。←高長恭がまずい料理を食べて「不錯」と言った時の表情がよかった(笑) 雪舞が流れ星のような花(?)を高長恭に渡し、二人が手を取り合いムフフな感じに……とそこに安徳王が。安徳王は絶対二人が惹かれあってるのに気づいてるよね?たま~に安徳王が半笑い顔になってるし(^m^) もちろん世話をするだけでは治らないので、結局は周に解毒薬をもらいに行くわけですが、雪舞、曉冬がこそ泥しかできないのを利用しようとしてる!村で再会した時に「もうおばあさまを悲しませることは二度としてはいけない」といったようなことを曉冬に説教したのは一体なんだったの~?高長恭を助けるためだったら何でもOK?!

今回も新たな人物が登場!斉国皇太子の高緯と、奸臣の太卜祖珽。二人とも嫌味でやな感じオーラがプンプンしている~。新たな主要登場人物が登場すると、楊林氏が楊堅にその人物について語ったシーンが流れてるのでわかりやすい♪その楊林氏が語った内容は「斉の皇太子、高緯。朱雀の主星に守られているが器が小さすぎて、たとえ皇位を継承しても雀にしかなれず、華麗な羽毛があれど空を羽ばたく鳳にはなれない」とのこと。高長恭から見た高緯は、根は善人だが側近に奸臣がいることでちょっとどうかねって感じ。二人が兄弟と聞いた雪舞は、祖母が「高長恭は兄弟の手にかかり命を落とす運命だ」と言ってたことを思い出す。雪舞、このことはちゃんと覚えておいて!奸臣がいらぬ事を企みそうだけど、ちゃんと高長恭を守ってあげて~!ところで太卜とは何ぞや?占星術師みたいなもの?本当に当たるのかな?雪舞の人相を見て素性や運勢がわからないというのは本当っぽいけど。

その高緯は皇太子になって2年、父上は高緯には兵権を与えておらず、自分が高長恭より劣って見られてると感じている様子。ちょうど高長恭は重傷で裁きを待つ身。代わりに高緯が兵を率いて出征、国を守る大義名分を得て民心と軍の士気の両方を手に入れた。だからこの戦に勝つと父上は自分を見直し、皇位を継ぐにふさわしいと認めるたろうと。ちなみに雪舞のことも天女と信じておらず、ただの小娘と思ってる。なんかどえらい失敗をしでかし、それを高長恭のせいにしそうな予感が~(><)。

そういや、高緯が「四兄は鄴城を離れて久しいが…」と言ってるということは、もともと高長恭も鄴城にいたってこと?高緯(皇太子)、高長恭(四兄)、安徳王(五弟)の血筋関係が今一つわからない……。

そして今後、鍵になりそうな宇文邕の立場についても少しわかるように。幼くして即位した陛下は常に危険が伴っている。陛下の二人の兄も皇位についたが、親政を執る前に宇文護に殺害された。宇文護は軍を握っているから誰も逆らえない。斉や宇文護はいずれ戦わねばならぬ相手と思ってる。楊林氏の「周の重臣、宇文護は国主を殺める道に走ってしまう。宇文邕は宇文護の陰に怯えながら育った。いずれ命懸けで反撃に出る。」という言葉を思い出した雪舞は、宇文邕の最大の敵は宇文護だと悟る。さらにさらに、今回の洛陽攻撃は宇文護の一味には極秘で行われることも宇文邕から聞かされる。ああ、宇文邕よ、どうしてそんなにベラベラと雪舞に話してしまう?もう周の天女だと思い込んでいるのか?!そして周の天女と認識されつつある雪舞はそこから出ることは出来るのか。

「ガンコロリン」 海堂尊

『ガンコロリン』


ガンコロリン

 著者:海堂尊
 出版社:新潮社




・『健康増進モデル事業』
・『緑剥樹の下で』
・『ガンコロリン』
・『被災地の空へ』
・『ランクA病院の愉悦』

以上、5編からなる短編集。

『健康増進モデル事業』
ひとり暮らしのサラリーマン、木佐誠一のもとに厚生労働省医療健康推進室から封書が届き、厚生労働省第三種特別企画・健康優良成人策定委員会のモデルに選ばれたと書かれていた。日本国民から無作為に三名選ばれ、半年間、健康を追求し、健康の大切さや素晴らしさを理解するために立案されたという。毎日上司に小言を言われ身体が不安になった木佐は、いかがわしいと思いながらも手紙に書かれていた電話番号に掛ける。担当者である久光に会い、いつの間にか契約締結が完了してしまった。翌日からアシスタントもつけられ人間ドッグを受け、日本一の健康マンになるためのプロジェクトが開始された。人工的な治療は一切許されてないため、不健康の原因を除去していくためアシスタントは木佐のストレス源を次々と除去していった。そのお蔭で健康になるだけでなく、仕事もとんとん拍子で出世し私生活も充実した毎日となった。だがプロジェクト最終審査で三人のモデル中最下位になってしまいアシスタントが外されてしまった。そしてまた木佐の周辺環境はがらりと変わってしまった。

待ち合わせた最上階のレストラン『星・空・夜』ってあのシリーズのレストランだよね?しかもここにいた独り言を大声で言う小太りの男性ってあの方だよね??どうやら室長であるあのお方がこのプロジェクトを企画したみたいだけど、面白いこと考えるなー。このプロジェクトに関わった久光やアシスタントも十分に面白い(久光さんは違う本でも出てきたような気がする)。このアシスタント、業務を完遂するため名前と過去の経歴を一切合切捨ててるので、呼び名は木佐が"アニキ三号"と付けてしまう。アニキって…元阪神の金本選手のファン?んなわけないか。

このプロジェクトいろんな意味で凄い。最初は楽しそうな企画かと思ったけど(やはり歩くことは健康にいいことなのだ)、一人の人間を健康優良にするため周囲がどんどん粛清されていくのはちょっと怖い。木佐が最下位なら他の二人のアシスタントは一体どんなことをやってのけたんだろう?なにより一番怖いのは、次年度のモデルには税務署と国会議員が選ばれてるということ。そこにアシスタントが張り付いたら…結末がおそろしすぎ。風刺ききすぎ。くわばらくわはら。

『緑剥樹の下で』
南アフリカのノルガ王国ステラ・キャメル、ベルデグリの木の下で少年トンバはセイと呼ぶ男に勉強を教わっていた。この木の下で教えることには意味があった。長老が呪いの木だから近寄るなと恐怖ばかりをあおっている。非科学的で間違った考えに異議を唱えるためにわざとこの木の下で教えてるのだった。ある日、トンバの幼い妹のシシィが病気になった。長老はの木に近づいたことで祟ったというがセイはマラリアだと診断するも、二日後に少女は旅立った。セイは祟りの謎の真相を突き止め、長老のところにいた陛下にも伝え、その日を境に祟りは潰滅した。病気の息子アバピを診てもらうため陛下はセイに参内の要請をする。高度な手術が必要だったため、政府軍とゲリラの戦闘と最中、セイが国境なき医師団の宿営地まで少年を送り届けることになる。だがその後セイは危険で無法地帯となっているステラ・キャメルに戻っていった。

情勢がすこぶる悪い南アフリカのノルガ王国で、治療をしながら少年たちに勉強を教えている日本人医師の話。少年がこの男性のことをセイと呼んでいたので私は途中までノルガ王国のセイという名前の男性だと勘違い。ベルデグリの木のことを、シラカバという故郷の白い木を思い出すと言ってる時点で日本人と気付くはずなのにそれさえも気づかず…。さらにさらに、陛下がセイのことを"トカイ"と呼んでたけど、私にはセイはあだ名でトカイというのがこのノルガ王国の男性の正式名なんだと解釈。で、陛下の息子の病気について話すシーンでバチスタ手術という言葉が出てきてやっと気が付いた。

トカイ……と、渡海っ?!セイって?渡海征司郎だ!そういえば『モルフェウスの領域』での感想で、「涼子が中学生の頃、アフリカの領事館で知り合った医務官ってあの人?まさかここで登場するとは思わなかったのでちょっと嬉しい♪」って私書いてる!そうそう、渡海先生のことだと思った記憶が!そうだった、アフリカにいたんだった。医務官だったのにどんな経緯でこの町に……。あまりハッピーな終わり方ではないのでその後の渡海先生が心配。

で、バチスタ手術が必要な陛下の息子アガビ7歳は……、wikiで『チーム・バチスタの栄光』の登場人物欄に「アガピ・アルノイド:南アフリカ、ノルガ共和国の反米ゲリラ少年兵。7歳。アメリカで受け入れ拒否されたため東城大学医学部付属病院でバチスタ手術を受けることになる。」と書かれてる!反米ゲリラ少年兵になってるけど、名前も年も国名も一緒。同一人物かな?

『ガンコロリン』
サンザシ薬品の創薬開発部の木下部長は、営業上がりのため新薬を作り出す研究部門で悩んでいた。なのでこっそり方針転換し新薬をここで開発するのではなく、新薬を開発している大学の研究室とタイアップすることにした。一年が過ぎ、極北大から画期的な薬を開発したと報告があった。早速北海道にある極北大薬学部倉田研に行くと、開発した倉田教授、助教の吉田が新薬について説明する。一言でいうと「飲むだけで癌を抑制できる夢の予防薬」でノーベル賞級以上の開発だった。倉田教授によってガンコロリンという名を付けられた新薬はあれよあれよと異例の早さでIMDA(国際薬事審議会)の薬事申請も通り認可される。日本医師会は懸念を表明するも、ガンコロリン発売後は癌が治る成果を出した。それによって癌治療の外科手術が激減し、外科医の腕は落ちてしまい消化器外科も消滅してしまった。このため外科医は絶滅危惧種と言われたが、癌が撲滅されたためそんな状態も容認されてしまう。ガンコロリンが発売されて二十年、ついにガンコロリンが効かない新たな新型悪性生物の癌が出現。外科手術を必要とする患者は増える一方。だが外科医は絶滅寸前状態で手術できる外科医はいなくなってた。

怖い。物語だとわかっていても現実味があって怖い。新薬を必要とする人から見ると、癌が治る夢のような予防薬が開発されたとなると一刻も早く認可されて欲しいと願うもの。一方で、それによって副作用しかり、何かしらのデメリットもあるわけで、この話はものすごく皮肉な結末になってる。まさかこういう結果になろうとは(><)。地球の免疫機構の戦略は人間より優秀すぎる。新型悪性癌→新薬開発→新型→新薬→新型……と永遠に続くんだろうな。

IMDAに取材に来ていたのは別宮葉子。そう、『螺鈿迷宮』『死因不明社会 : Aiが拓く新しい医療』『医療防衛 -なぜ日本医師会は闘うのか-』で登場した女性。取材で凍眠しているスリーパーの話をしているけど、スリーパーってもしかして『モルフェウスの領域』と何か繋がりある?『ナニワ・モンスター』でもサンザシ薬品が出てくるとか出てこないとか?ガスコロリン対策委員会の菊間は浪速で診療所をやってる開業医って書かれているので、『ナニワ・モンスター』に登場した菊間徳衛かと思われる。ちなみにサンザシの木下部長は調べてみると『ブラックペアン1988』にも登場してるらしい。

『被災地の空へ』
東北地方で大地震が発生。極北救命救急センターにDMAT(緊急災害派遣隊)が招集され、センター長代理の速水晃一は総勢5名で現地に向かう。満島を筆頭に蝦夷大、みちのく大救急、陸奥総合病院、出羽医療センター、浪速市、高尾総合病院のDAMATが揃い受け入れ準備をしていたが、やってくる怪我人は軽傷者ばかりで、津波で溺死した遺体の方がはるかに多かった。速水は死体検案書を書くことになったが、不満げな速水に対し総指揮の岸村が退屈そうな顔で仕事するのは仏さんに失礼だと注意する。また、極北救急で透析患者を引き取ってもらう際に速水に輸送機で患者を搬送してほしいと言う。速水はこの申し出にうなずく。

重傷者を治療することももちろん大事だが、岸本は救急医として命を引き戻すのも、医者として死者を看取るのもコインの裏表。片方だけできるやつはいないと言う。また、極北に搬送する患者と一緒に戻したのも医者として大切なことを教えてくれ、速水先生の成長を考えてくれてのこと。こうやって耳を傾けることが出来る速水先生は医者としてさらなる飛躍をしていくんだろうな。

速水先生はもちろんあの速水先生。看護師長の五條郁美は『極北ラプソディ』にも登場。五條と久しぶりに会った浪速ヘリのパイロットは極北救命のドクターヘリパイロットってことで大槻さん?二人が話す気の利く元極北救命センターCSは越川CS?『極北ラプソディ』の登場人物が多いので、この話は『極北ラプソディ』のその後って感じ?

『ランクA病院の愉悦』
売れない作家の終田千粒(ついたせんりゅう)はツイッターでウケ狙いでこんなペンネームにしたが、見事スベってしまい「おわりだ」と読まれる悲しい結末になっていた。片頭痛が悩みの終田はランクC病院に行くことにする。ランク付け病院というのは……たまたま世の流れで大勝した阿房政権が勘違いして浮かれまくり、TPPによって医療格差が出現。公立病院は一回の支払いが十万以上のランクA、一万以上十万未満のランクB、一万円未満で済むランクCに格付け。という訳で終田はランクC病院で直接先生の診察はない機械によるATMのような人工知能を掲載した自動診断ロボットのトロイカ君に診察してもらい薬を処方してもらう。そんな時、編集者Pが仕事を持ってきた。内容は雑誌「週刊来世」からの依頼でランクA病院とランクC病院を受診し、比較検討し満足度を個人的判断で決めるというものだった。早速依頼人RとランクC病院に行き、その後にランクA病院に行って診断をする。そして終田はあることに気付く。

阿房政権がTPPも参加って……。微妙に名前は違えど現実味ありありだぞ?で、物語ではTPPに参加した途端に自由診療移行にあたり前払いがクレジットカード決済に。支払できなければ受診できないという当たり前のようで一部の人には厳しい結果に。しかも日本医師会によるとランクC病院は診断ではなく星占いレベルと平然と言ってのける。診断を受けたいならランクB以上の病院に行けと。でも結局はどのランクに行っても結果は一緒。こんな医療制度イヤだ(><)。

自動診断ロボットのトロイカ君での診察は、画面上であてはまる項目を選ぶ。「イエス」「ノー」「?(よくわからない)」。「?(よくわからない)」を選ぶと東城大学医学部・不定愁訴外来の紹介状のプリントが出てくる。一応ここに取材依頼するも取材拒否。紹介状持ってるなら受診して欲しかったな~。もしかしたらあの先生が診察してくれたかも(^m^)

『蘭陵王』 #2・#3・#4 

『蘭陵王』 #2・#3・#4 

蘭陵王 DVD-BOX1

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊士深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)

※備忘録なのでネタバレ気にしない内容になってます


蘭陵王#2
温泉で出会った楊雪舞と高長恭。高長恭の馬が怪我を負っており、その治療をするため雪舞は村の掟を破って見つからないように村へ連れて帰る。だが楊林氏に見つかってしまい村の掟について厳しく言われるが、村と孫娘のことを忘れること、馬が治ったら直ちに村を出ていくということで治療を受けることに。村の女性たちから馬鹿にされ、祖母からは辛くあたられてる雪舞を見て、村から出る途中で見かけた成人の儀で高長恭は思わず雪舞の前に姿を現してしまう。だが掟を破ったことで楊林氏から村を追い出されてしまう。その場を去った雪舞に対し、楊林氏は高長恭をなぜ遠ざけるのかを語り出す。占いの結果では、彼に心惹かれても彼の妻にはなれない、雪舞に災いをもたらす、そして1年後に彼は死んでしまう運命だと。一方、高長恭が戻ってないことを心配し、須達は命令に背き陣を離れてしまう。

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高長恭のことを勝手に女性と勘違いしておいて「よく見たら強靭な体つきね!」だなんてなんて失礼な(笑)。最初、楊林氏が腰痛の話をして処置の仕方を言い始めたので、こっそり雪舞に馬の治療の仕方を教えてあげてるのかと思っちゃった。でもすぐ雪舞が謝ったから、単に楊林氏は家に馬がいることを知ってるわよってことを遠回しに言ってただけなのね。しかし村の3人組の女性はヒドイなー。楊林氏もその場にいるのになぜ何も言わないんだろう。ってか雪舞よりモテてるのがびっくり!!

楊林氏は馬の気持ちまでもがわかる。巫女は一体どこまでの能力を持っているんだろう。祖母は高長恭が人格者だということは十分にわかっていそう。成人の儀の後で雪舞に語った内容は本音かな?高長恭に対し惹かれ始めてるのを、諦めさすために多少偽りを交えて話したってことはないのかな。←疑いすぎ?楊林氏が見た2人の本当の未来には一体どんな困難が待ち受けているんだろう。

蘭陵王は雪舞のことを巫族の天女ってことを知ってしまったが、雪舞は高長恭が斉の武将だとは知っていてもまだ蘭陵王だとは知らない。どんな形で知ることになるのか今からドキドキ☆


蘭陵王#3
須達は重傷を負ったまま周軍に捕らわれてしまう。周は斉との戦いでいつも高長恭の計略に乗せられており、腹心である須達を捕まえて高長恭をおびき出し復讐しようとしていた。須達の父親である大将軍、斛律光(こくりつこう)は息子が敵に捕らわれたことを知り、肉親への情愛と主君への忠誠に挟まれて苦しむ。そこに高長恭たちがやってき、周の情報から須達が2日後に処刑されることを伝え、明日、捕らわれている丹州城に潜入し須達を救い出すと言う。だが斛律光は立場や状況的に大反対する。それでも大切な義兄弟のために高長恭は助けに行く決意は変わらなかった。一方、高長恭が忘れていった仮面を届けるために雪舞は村を出る。そのことを知った楊林氏は雪舞の運命は変えられないと悲しむ。南汾州城に着いた雪舞は歩いていると男に絡まれるが、韓暁冬(かんきょうとう)という男性に助けてもらい、お腹を空かせている雪舞にご馳走までしてくれた。だがこれは罠で娼館に売られてしまう。雪舞は偶然にも娘を買いに来た高長恭たちに買われてしまうが、あまりにも泥酔していたため逃げ出す。しかし逃げ出す途中に、店主と盗賊が高長恭を殺す計画を聞いてしまったため戻り助け出すはめに。だがこれは須達を助けるために仕組まれたことだった。

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敵に捕まってまで強気で我を忘れない須達はすごいと同時に忠誠心が半端ない。父親である大将軍も、国のお役に立てるのなら息子の死は価値ある死、助けに行かず我が国の行く末の方を重んじる姿勢は泣けてくる。大将軍がその時言った言葉で気になることが……。高長恭が助けに行くと言ったことに対し、「殿下が失策を犯せば皇太子派の思うつぼ」と。まだ登場してないけど斉の中でも派閥争いのようなものがありそう。

逆に尉遲迥の非情ぶりも際立ってる。さらに周の麗正殿(れいせいでん)にて阿史那(あしな)皇后が登場!悪者雰囲気がプンプンでてる(笑)。戦ではいつも斉に敗北していることから今回の計画の成功を待ち望んでいる様子。このドラマで一体どのような役割があるのかまだわからないけど、とりあえず大きな野望を持ってそう。陛下は突厥にいる阿史那皇后の父上を訪問中らしい。←のちのち陛下も絡んできそうなのでとりあえず書き留めておこう。高長恭と雪舞が主役だからしょうがないけど、斉=善、周=悪という風に感じてしまうが、実際は斉にも悪な部分はたくさんあるんだろう。

一方、雪舞側にも新しい人物が登場!助けたと見せかけて雪舞を娼館に売ってしまった韓暁冬。でも薬をもらって雪舞のことをなんとなく気にかけてくれそうな雰囲気があったので、こちらも今後要チェック人物。しかし仮面を返したらすぐ帰るはずだったのに、なぜこんなことになっちゃんたんだろうね?蘭陵王と会えるという取引は明らかに雪舞の方が損をしている(笑)。

今回は、普段の高長恭とは全く正反対の酔っぱらい姿が可笑しくて、意外と芸達者な一面を持つキャラなんだなと。のちのち、また違った一面を見せてくれるのかな。是非とも見たい♪それと日本の時代劇のように「これが目に入らぬか!」的な武官の証しを出すシーンもひそかにまた見たい(笑)。


蘭陵王#4
婚礼の列を装い周に潜入し須達を助ける計画で、周軍の目をごまかすために高長恭と新婚夫婦を装うことを引き受けた雪舞。周へ行く道中、太師の段韶(だんしょう)が武器を持参し合流、周の丹州城への入り口で尉遲迥に引き止められ、高長恭の父君が大病を患い縁起直しに婚礼を挙げに行くと伝えるが、疑っており様々な質問をぶつけてくる。輿から武器が落ちるも雪舞が機転を利かしその場はなんとか切り抜けた。そして須達にすすめられた女媧廟(じょかびょう)で生涯の愛を誓うが、ここは参拝した夫婦は終生添い遂げると言われており、もし女媧をだませば災いが降りかかる、または身内の命を奪われることもあると言われている。そこで子宝を願うためざくろを送られるが、雪舞の一言で斉から来たことがバレてしまう。そしてこの先は危険なので雪舞はこの場から離れるように言い、高長恭は路銀として玉佩(ぎょくはい)を渡す。丹州城まで来た雪舞は玉佩に"高長恭"と書かれているのに気づき、高殿が"蘭陵王"だと知る。そしてそばにいた男性から斉からの間者(須達)の処刑にあたり、助けに来た蘭陵王を捕まえるため、丹州城の門が一度閉めると丸3日は開かないと聞き、このことを高長恭たちに伝えるため戻ることに。須達は処刑される前に高長恭たちに助け出されるが敵は追ってくる。その時、雪舞の実験が成功する。

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安徳王から「このまま娶ったら?」と言われて「彼女は非凡な女性。真の身分が知れたら大騒ぎになる」と高長恭は答えてる。どうして安徳王は「なになに?真の身分って?なになに?」って聞かないのー?"天女を得た者が天下を得る"と言われてるのにがめつく自分のモノにしようとしないところが高長恭!でもいずれ高長恭のモノになるんだろうけど(^m^)

雪舞の実験について高長恭は大師がしたことだと思っているようで、どういう仕掛けか聞かれた時に大師は「その話はあとで。ここを抜け出すのが先決です」と。雪舞のことを言わなかったのは、まずは高長恭を安全な場所へ向かわせることを優先したのね。もし雪舞のことを言ったらここにいることを知り、高長恭の性格上、捜しに行きかねないと思ったからなんだろうなぁ。←と思ってましたが第五話を見たらこの解釈は間違ってました^^;

しかし闇で娼館を営んでいた女主人、罰を言い渡されたのに2人の結婚準備にめちゃ張り切ってるような気がちらほら。もしかして罰が思ってたより軽くて喜んでる?それとも武官たち直の命令で背くと殺されるからあんなに張り切ってるとか?

私は中国語を聞き取れないので字幕が頼りなんですが、陛下が失踪した時の字幕が、

・宇文神挙から皇后には「陛下が国境で消息を絶ち失踪しており、万が一、斉に捕まれば大変なことに」。
・宇文神挙から尉遲迥には「陛下が行方不明になり、斉の領内で失踪した可能性が」。
・それを盗み聞きしていた者から須達には「周の皇帝が国境で失踪し、今は斉にいるようだ」。

となっており、伝達していくたびに斉にいる可能性が大きなってる^^;あくまでも字幕なので実際はみな同じ言い方をしており、翻訳の方が言い回しを変えていったのかもしれませんが、伝言って難しいなとどうでもいいことを思っちゃいました。

「蘭陵王」 #1

『蘭陵王』 #1 

蘭陵王 DVD-BOX1

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊市深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)


蘭陵王#1
物語は西暦557年、南北朝時代末期の黄河一帯から始まる。斉と周の戦で民は疲弊している世の中、楊堅(ようけん)が色鮮やかな鳥を飛ばすと楊林氏(ようりんし)のところに向かう。楊林氏の先祖は陛下の即位に一役買った過去がある。「世を避けひっそり暮らすより、君主を助け戦乱を止めてはいかがか?」と楊堅に言われるが、楊林氏は「狡兎死して走狗烹らる」と。巫族(ふぞく)の天女は予知能力を持つ。だが王を助けて天下を収めたあと誹謗中傷の的となり、王は天女が敵の手に渡るのを恐れ一族を抹殺しようとたくらんだ。巫族の一族は血の海に倒れ、生き延びたのはわずか数名だけ。この血筋を守るため、長老は生き延びた者を率いて100年前に、いま住んでいる場所に身を寄せた。この白山村の民は"五里霧の術"で村の入り口を覆い隠し、世間からひっそりとその姿を消した。"天女を得た者が天下を得る"という伝説は今でも伝わっており、君主から民に至るまで天女が明君を助けると信じている。楊林氏は当時、楊堅側の長老に借りがあって楊堅に案内役の鳳を贈り、10年に1度、占ってやると約束していた。だから村に入れた。

楊堅の要件は、「向こう10年世の変化はいかに?」。楊林氏は「当分、天下は南北が対峙する様相となる。北には周と斉の2強が、南には陳が居座るが、陳の星運は暗く将来の見込みがない。ゆえに天下を得るのは北にいる者。天下の行方は次の4人にかかっている。
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・周の重臣、宇文護(うぶんご)は若い頃は勇猛な将軍だった。だが権力に執着し、国主を殺める道に走ってしまう。まるで一匹狼の如し。

・今の周国皇帝である宇文邕(うぶんよう)は宇文護の甥。幼くして即位し宇文護の影に怯えながら育った。それゆえ飢えた狼のように成長し、いずれ命懸けで反撃に出る。従って周の内乱もそう遠くはない。貪欲な狼と飢えた狼の争い、果たして勝ち抜くのは……

・斉の皇太子、高緯(こうい)。朱雀の主星に守られているが器が小さすぎて、たとえ皇位を継承しても雀にしかなれず、華麗な羽毛があれど空を羽ばたく鳳にはなれない。

・開国の王、高歓(こうかん)の孫である高長恭(こうちょうきょう)。皇太子、緯の従兄にあたり"蘭陵王"の名で知られている。皇族でありながら情け深い人物。美貌を持ちながら勇猛果敢で敵泣かせ、軍神として称賛されている。その運勢はまさに鳳の再来が如し。この乱世で最も有望な君主だと思われるが、残念ながら蘭陵王は爪のない鳳。鳳はたとえ大空を羽ばたいても爪なしでは木に止まれぬ。貴人の助けがなければたちまち落ちることに。皮肉にも彼は兄弟の手にかかり命を落とす運命。

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それを聞いた楊堅は村をあとにする。

それから10年後。周軍が斉軍より数倍の勢力で襲来。反撃するため人に素顔を見せない高長恭は仮面を被り周軍にむかう。周軍を指揮する尉遅迥(うっちけい)は高長恭の腹心である斛律須達(こくりつしゅだつ)を捕らえ、高長恭の仮面を取り素顔を暴こうと意気込む。だが斉軍は次々と策に出る。高延宗(こうえんそう・安徳王)は四兄が囮となり尉遅迥の軍を引きつけてる間、先回りして待ち伏せする。

今回は斉が勝ったが、馬の踏雪(とうせつ)の怪我がひどく、高長恭は壺口関(ここうかん)の温泉に行くことにした。この壺口関一帯には温泉があるだけでなく伝説の巫女(ふじょ)の巫咸(ふかん)の子孫が住んでいると言われている。"巫族の天女を得た者が天下を取る"と言われているが、巫族はとうに絶えたと思われている。この天女は予知能力があるだけでなく国を興して敵を倒し、万病も治せるらしい。しかも類いまれなる美貌の持ち主という噂。

一方、楊林氏の孫娘である雪舞(せつぶ)は朝からなにやら妙なものを作っている。祖母にばれてしまい罰として今日の外出は禁止となる。楊林氏は雪舞が妙な物作りに熱中するのではなく、料理の心得があり家事に長け家族を重んじる良妻賢母となる平凡な孫娘であって欲しいと願っている。翌日は白山村の成人の儀、今日は外出禁止で明日必要となる帯に刺繍をせよと怒られてしまう。意地でも今日は雪舞に村を出てほしくない楊林氏。でもその願いも空しく雪舞はあれよあれよと村の外へ…。そして運命の人と会ってしまう。楊林氏には運命を変えることはできなかった。


初めて見るドラマの第一回目。ましてや史実がベースとなっているとあればこの第1話で説明される言葉全て書き留めなきゃ!ということで長~いあらすじ説明になってしまいました^^;備忘録らしくてよいよい(笑)。ホント中国の歴史には疎いので時代背景をちゃんと理解していないと楽しさが半減しちゃうじゃないかと、このドラマの概要やおおまかな時代背景を色んなサイトで調べちゃいましたよ。といってもあまり理解できてなかったり…。

まず思ったのはキービジュアルディレクションを担当している蜷川実花さんテイスのがインパクトすごい。なんていうんだろ、色彩が鮮やかというかなんちゅーか。どこまで蜷川実花さんが関わっているのかわかりませんが、なんだか不思議な感じ。

楊雪舞は己の運命をまだ知らない。でも祖母の楊林氏は知っている。だから外には絶対に出さないし、巫族の使命を担わせる気もない。だけど今後、外の世界に出ていき、波乱万丈のなか高長恭のために巫族の使命を果たそうとするんだろうなとぼんやり考えてしまう。

まだ成人になっていない楊雪舞は純粋で勝気という感じだけど、それでもそれでも、いくら村以外の世界を知らないからといっても高長恭を女性と間違えるかな?綺麗なお姉さんに対する振る舞いや守ろうとする姿は可愛いけど(笑)。とにかく第1話は出会ってはいけない楊雪舞と高長恭が出会ってしまったという内容でした。これからどんな苦難が待ち受けているんだろう。


P.S このドラマは7月から放送されてるLaLaTVで見てます。直前に放送された『先取り!蘭陵王ダイジェスト』を見ての感想なんですが、なんとなく漫画の『王家の紋章』に似てるかも?というのが第一印象。予知能力や知恵があって万病を治し(王家の紋章では未来から過去に行った設定なので当たり前か^^;)、周辺国の王が彼女を我が元に置きたい!と取り合いになる、そして彼は近々死ぬ運命にあるという設定はなんとも似てるような気が……。←蘭陵王どころか中国歴史には全く疎い私の感想なので的外れの可能性大。このドラマを観終わったあと赤っ恥かきそうな予感がちらほら~。

なにはともあれ面白そうな予感がするので今後も期待大!!

「三匹のおっさん ふたたび」

「三匹のおっさん ふたたび」 有川浩
『三匹のおっさん ふたたび』  

三匹のおっさん ふたたび

 著者:有川浩
 イラスト:須藤真澄
 出版社:文藝春秋



『三匹のおっさん』の続編。
定年退職後に近所のアミューズメントパークで嘱託として働くことになった剣道の達人キヨさんこと清田清一、今は息子夫婦に任せている居酒屋「酔いどれ鯨」の元主人、柔道家のシゲこと立花重雄、娘の早苗と2人暮らしをしており見た目はおとなしい感じだが機械にめっぽう強い工場経営者のノリこと有村則夫。昔「三匹の悪ガキ」だった幼馴染みの3人――今は「三匹のおっさん」がキヨさんの定年をきっかけに物騒になってきた町を守るため私設自警団を結成することに。6話+ボーナストラックから成り立っており次々に起こる問題を解決していく痛快アラ還の世直し物語。


第一話
キヨの息子の嫁、貴子が去年の暮から知り合いの肉屋でパートを始めた。貴子の息子である祐希が反発ばかりしているのはもしかしてお金を稼ぐ苦労もしらない自分を嫌っているんじゃないかと思い、働きに出てお金を稼げば息子との溝を埋めることが出来るのではと考えてのことだった。だが手際が悪く周囲を見ず自分の事で精一杯の貴子は、職場で浮く存在で店のテンポに全く合ってなかった。今すぐにでもパートを辞めたいと思うが、今辞めたら周囲からそら見たことかと言われるのがオチ。それが悔しくて意地でも辞めてたまるか!という意地だけで続けていた。そんな中、年が近い他のパート、小島育代と話すようになり友達が出来たと思われたがトラブルが起こる。

貴子が初めて給料をもらいケーキを買って帰った時、家族みなで一緒に食べようってことになり貴子は恐縮するが、「こういうのは気持ちなんかだら」と義母と夫に言われ、息子もぶつぶつ言いながらもついてくる。このくだりが何だかほっこりしていていいなと思ったり。憎まれ口を叩きながらも母親を心配する祐希もいい。その祐希のことを一番理解しているのが祖父のキヨ。いい感じ☆貴子の話だけれど早苗と祐希のエピソードも少し盛り込まれており、最後の母親の爆弾発言で祐希の顔を真っ赤にさすのはさらに微笑ましい☆


第二話
シゲは購読している将棋雑誌を買うために商店街の「ブックスいわき」に立ち寄った。そこで学生服を着た3人の少年が悪さをしてるのに出くわし、追いかけようとするが店主に引き止められる。店主から万引きの実態を知らされ、シゲは万引きの見張りを買って出た。こうして三匹のおっさんはパトロールを開始する。ある時、娘に万引きをすすめた母親の対応をした本屋の店主は、思うことがあって万引き常習犯の中学生を捕まえて欲しいと3人に頼む。祐希も手伝うことになったある日、その中学生たちが店にやってきた。シゲは万引き少年を捕まえる気でいたが、店主は「万引きをしないで帰ってくれるのが一番」と。万引きする前に抑止する方を望んでいる。だけどこのままだと先日出会った娘に万引きをすすめた母親のような身勝手な親になってしまうと考え、捕まえて親を呼ぶ。警察を呼ばない条件として書店の仕事を手伝わせる。一方、そろそろ進路を考えないといけない祐希と早苗。早苗は一応第一志望は決めているものの、将来のビジョンが全く決まってない祐希はいろいろ考えた末、進路を決める。

万引き常習犯たちに書店を手伝わせ、バイト代を払い書店の売り上げや実利益、さらに1冊売るといくら本屋は儲かるかの話を聞かせる。私も本屋さんがどんな風に儲けているのか全く知らなったから驚いた。有川さんのあとがきを読むとこの第二話に思入れがあるらしい。出版社が取りすぎのように思われるけど、その本を売るためには宣伝や次作の資金が必要。ベストセラー作家の売り上げで新人作家の本が出版できる。なので一冊の本にはいろんな経費や未来への投資が載っている。読者が買うことで作家はまた本を出せる。そうだよね、本にも流通があるんだから当たり前といっちゃ当たり前だよね。最近は本を購入せず図書館で借りるばかりの私には少し耳が痛いよ……。


第三話
最近どうも早苗の様子がおかしい。成績も落ちるし祐希にも八つ当たり。その原因は……父の則夫がお見合いしたからだった。則夫は妹から、「兄さんが再婚しないと早苗が心配して家を離れられない。男やもめの父親を背負わないといけないなんて不憫すぎる」と言われ、決定打は「早苗も賛成でその方が安心できるって」と言われたからだった。相手の満佐子は則夫のことを知っており、以前、夜のパトロールをしてる時にその女性の家に入ろうとした泥棒を捕まえたことを覚えていたのだ。お付き合いは順調と思われたが、ある日、早苗が志望校を県外にするかもしれないと言い出した。様子がおかしい早苗から事情を聞いた祐希は則夫たちに早苗の気持ちを伝える。

お見合い相手の満佐子さん楽しい♪すっぴんとはかなり違う顔の満佐子さんを見て「お化粧がたいへんお上手で」とお見合い席でありえない言葉を則夫から言われても「おかげさまで♪若い頃から塗るのはかなり」と答えるなんて面白い。夢見る少女のようでいて行動力があり、料理も上手で早苗にも優しい。なかなかのご縁だと思うけどやはりまだ高校生の早苗の気持ちが一番。だって父親との二人暮らしで十分幸せな時にあれよあれよとお見合いの話が舞い込んで、早苗の気持ちがついていかなかったんだね。満佐子さんとは出会う時期が早すぎただけ。このまま友達の関係を続けてもらって数年後にご縁があったらまたお付き合いして欲しいなー。則夫と早苗のどちらもが互いの邪魔にならないように気遣い合ってたことを知り、「なんだよ、相思相愛じゃん」と唇を尖らせた祐希も可愛かったデス♪


第四話
キヨが嘱託として働いているアミューズメントパークで、ゴミの不法投棄が増えていた。キヨが見回っている時に、未成年が地べたに座り込みお菓子やジュースを広げタバコを吸っているのを見つけ注意する。それ以降、大きな家庭ゴミが投棄されるようになった。キヨは注意した青年たちの意趣返しだと思い、シゲ、則夫たちと現場を見張ることにする。ある日、早苗の一言でゴミ投棄の現場を押さえることができた。

作中に出てくる新聞のコラム「変質する老人」がすごく印象的。「最近の若者は」と年配者がこぼしていたのは昔の話。今どきは反対に「最近の年寄りは」と若者がこぼしたくなるような年配者が増加している、近年の年配者の公衆道徳が乱れているとのこと。ゴミの不法投棄な話だけど、その「最近の年寄りは」に関連するような内容も盛り込まれており、電車の携帯マナーの話にはものすごく同意しちゃいました。それに対しキヨの奥さんである芳江の言葉にも納得。「向けられる厚意は素直に頂戴しておくのが愛される年寄りの秘訣」←これが何より一番!


第五話
商店街の寄り合いで活性化するための方法が話し合われた。娘の奈々と近所の神社に散歩に行き、子どもの頃に秋祭りで子供神輿を担いたことを思い出したシゲの息子、康生は「お祭りはどうでしょうね」とふと口からこぼれた。いろいろと意見はあったもののシゲの一言で開催にむけて頑張ることに。だが資金が足りずその資金集めに四苦八苦し、トラブルもあったりしたがなんとか無事神社で祭りを開催することが出来た。

今回はシゲの息子の康生が主役。キヨの息子の健児との関係も描かれており、康生目線での健児の性格もわかるようになってます。そしてそれぞれ子どもの時に自分の親のことをどう思っていたのか。特に康生は子供時分、居酒屋経営の父親が他の親は違い背広姿じゃないのが恥ずかしかった。でも今は孫の奈々の相手をしているシゲを見て、自分もかつて同じように慈しまれていたことを思い出し、幼い日の心ない自分が立ち上がってきて自分を責める。なんでしょう、親になった今、自分を育ててくれた親の気持ちがわかるんでしょうな。


第六話
予備校の帰り道、祐希は三人連れのおっさんに「こら!何をしてるんだ!」とけんか腰に責め立ててこられた。反発する祐希と言い合ってるとそこにキヨが通りかかり、大ごとにはならずに済んだ。キヨはその後に行った「酔いどれ鯨」でシゲと則夫にそのことを話す。ある日、その三人連れのおっさんが放火を発見し消防に通報したことで警察に表彰されたことが新聞に載っていた。それを見た芳江は三人のうち一人は高校の時の部活の先輩だという。ある日、また新聞に載るために頑張ってパトロールをしているとタバコを吸っている若者を発見。高飛車な態度で注意するが今回の若者は少し質が悪そうだった。そこに三匹のおっさんがやってき若者から三人連れのおっさんたちを助け出す。するとその中の一人、松木が一方的にまくし立ててきた。どうやら彼の初恋の相手がキヨの妻である芳江で、夜回りでキヨに勝とうとしたのだった。三月のある日、祐希と早苗は無事に志望の大学に合格。そしてキヨはまた新たに剣道の生徒の募集をすることにした。

偽三匹のおっさんが誕生したのは芳江が高校時代の先輩、松木と偶然会った時にすすめたから。しかも芳江は松木の初恋の相手で今でも芳江のことを可憐だと思ってるほど。さらに地域パトロールで成果を出すと称賛の嵐でやり甲斐のある趣味ときてるからなおよい。さらにさらに夜回りでキヨたちに勝てたらなおさらよい。こんなに年月経って自分自身にも妻がいるのに、初恋がここまで特別なものだなんて松木さん、ものすごく純情だったのね。思い入れが強すぎてちとコワいけど^^;今回はキヨと芳江さんの馴れ初めが知れて楽しかったです!


好きだよと言えずに初恋は、
転校が決まった潤子は、同じクラスの男の子とよく目が合うようになった。そして昼休みに誘われてついていくと桜の木の下で草の名前をし始めた。そして翌日、またその翌日も。ある日、休み時間にクラスの女子数人に囲まれて彼と一体何をしているのかと問われる。人気者の彼と仲良くしているのが気に入らないらしい。それから潤子は彼の誘いを断るようになった。担任が潤子のお別れ会をしてくれることになったが、潤子がクラスの女子から総スカンくらっているのが明るみになっただけだった。卒業式の日、彼に誘われて一緒に帰る途中、草や花の話を潤子にし出す。転校後、生きやすいようにキャラを変えて新しいクラスに馴染むようになった。そしてまた転校。またキャラを変えようとするが、今度は今までの自分よりもしっくりくるような気がしている。

最初、三匹のおっさんに登場する誰かのスピンオフ的な内容かと思ってたらどうやら違う模様。登場人物の名前を見てもピンとこないから一体誰の話なんだろう?と思い調べると……どうやら彼(話の最後の方にやっと苗字が登場)は、『植物図鑑』に登場する日下部樹くんの息子らしい。日下部樹くん本人の小学生時代だという説もあるようで……。今回の話では日下部くんと苗字だけで名前が書かれてないからな~。どっちだろ?でもよ?「うちのお母さんがお別れする人には花の名前を教えておきなさい。花は毎年、必ず咲くからって」って言ってるのでやはり息子説の方が有力なのかな?うーん、わかりません。で、潤子は初登場でいいのかな?


『三匹のおっさん ふたたび』は初めて読んだのに、なぜだか知ってる内容がいくつかあり「ん?」と思ってたらドラマ版で見た内容でした。毎回ではなく思い出した時に何回か見ただけだけど、第一話の小島=藤田朋子さん、第六話の松木=大和田伸也さんというのはしっかり覚えてます!ドラマの影響力はすごい。『三匹のおっさん』では挿絵をイメージしながら読んでいたけど、『三匹のおっさん ふたたび』ではキヨ一家、シゲ一家、則夫一家はドラマでの配役さんを想像しながら読んでましたもん。その中でもシゲ=泉谷しげるさんが一番キャラが合っててナイスキャスト!挿絵だと全然違う見た目だけど(笑)。

幾米主題公園

今年の1月に宜蘭火車站のすぐ横にある幾米主題公園に行ってきました!
2013年6月から開放されてるとか。
平日の午前中に行ったので空いているかと思いきや、
意外と多くの人が遊びに来ていて、みなさん写真を撮ってられました。
私もたくさん写真撮ってきましたよー☆


公園の外観はこんな感じ。

幾米公園外観


公園の中は……

幾米公園1

幾米公園2

幾米公園3

幾米公園4

幾米公園5


そして『向左走・向右走』!

幾米公園星空 向左走・向右走1

幾米公園星空 向左走・向右走2

幾米公園星空 向左走・向右走4

↓彼女の後ろに彼の姿が。これはそれぞれ家を出て反対の方向に行くシーンかな?
『向左走・向右走』は人気の撮影場所で、人が引くのを見計らって
写真を撮るのに苦労しました^^;

幾米公園星空 向左走・向右走3


壁にももちろん幾米。

幾米公園6

幾米公園7

幾米公園8

幾米公園9

幾米公園10

幾米公園12


まだまだあるよ。

幾米公園11

幾米公園14

幾米公園15

幾米公園16

幾米公園17

幾米公園18


公園の端は散歩道?みたいになってます。

幾米公園13


そしてそして、道路を挟んで向かい側には『星空』。

幾米公園 星空

いやー、ものすんごく楽しめました☆
ここは幾米ファンにはたまらない場所!
現在はここだけじゃなく、駅前(かな?)にも新たな幾米のものが出来てるらしく
そちらも行きたい!ずっとあるのかな?期間限定なのかしらん?

1月はこの公園と浮空迷城幾米特展に行くことが出来てよかったよかった。
次回台湾に行く時も、何か幾米関連の展覧会等があればいいなー。

浮空迷城幾米特展

久々のブログアップです☆
これからちょくちょくアップしていく予定なのでまたよろしくお願いしますm(_ _)m


今年の1月に台湾の羅東にある「浮空迷城幾米特展」に行ってきました!
入口から幾米ワールド~♪

浮空迷城幾米特展入口1

浮空迷城幾米特展入口2

浮空迷城幾米特展入口3


エレベーターだって幾米♪

浮空迷城幾米特展エレベーター1

浮空迷城幾米特展エレベーター2

浮空迷城幾米特展エレベーター3


中はこんな感じ。

浮空迷城幾米特展1

浮空迷城幾米特展2

浮空迷城幾米特展3

浮空迷城幾米特展4

浮空迷城幾米特展5

浮空迷城幾米特展6

浮空迷城幾米特展7

浮空迷城幾米特展8


階段だって幾米♪

浮空迷城幾米特展9

浮空迷城幾米特展10


この日は人も少なく写真も撮りやすかったデス。
といっても全体を見るのに30分、いや15分ほどで観終わりそうな……^^;
でも幾米ファンにとっては満喫できる場所でした☆

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