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「蘭陵王」 #26・#27・#28

『蘭陵王』 #26・#27・#28 

蘭陵王 DVD-BOX2

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊士深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)

※備忘録なのでネタバレ気にしない内容になってます


蘭陵王#26
女媧廟で雪舞と会ったことを白状した鄭児は、「かんざしを拾ってもらった日からずっと慕っており、雪舞より先に出会った自分の方が愛している。雪舞がいなければ私を王妃に選んでいたはず。私が生きて戻れたのはあなたと結ばれるため、あなたに会うために今まで耐えてきた、どんな代償を払ってでも殿下のそばにいると自分に言い聞かせてきた」と高長恭に訴える。そこへ士深らがやってき、雪舞が馬賊にさらわれたという。どこへ行ったか心配する高長恭を見て、鄭児は「不公平なものよね。同じさらわれた身でも楊雪舞は気にかける。卑しい雑草の私には目もくれない」と。曉冬が割って入り、鄭児が偽道士に嘘の予言をさせ、さらに傷兵村に尽くした夫人に不義の汚名を着せ、女媧廟では殿下を助けると思わせて夫人を陥れ危険な目に遭わせたことをぶちまける。やっと真実を理解した高長恭は「私の目の前から永遠に消え失せろ!二度と顔を見たくない!」と森の中に置き去りにする。鄭児がそこで泣き崩れていると、通りかかった男二人に乱暴されてしまい首つり自殺をしようとする。だが偶然にもそこを通りかかった高緯に助けられる。鄭児を看病する高緯、幼い頃から叱られ笑いものにされてきたが、鄭児だけは気にかけ、教え諭してくれたことを思い出していた。目が覚めた鄭児に「誰にやられた?そいつを殺してやる。恨みを晴らしてやる!」と聞くと「二人の人間が、私を見下し蔑みました。そして私の人生を踏みつけにした。――楊雪舞、高長恭――」

周軍軍営では、長安に異民族が侵入したことですぐに出陣しないといけない状態だった。だが神挙が準備をしている間に宇文邕は、女を商う人買い市場の、今日売られる娘の人相書きに雪舞が描かれているのを知り、そこに出掛けてしまう。人買い市場では鄴城の王府から届いた値打ち物、元王妃の上物として雪舞が売りに出されていた。客たちが値を言い合ってるとそこに宇文邕がやってき、天下に10とない宝とされる"火龍夜明珠(かりゅうやめいしゅ)"で雪舞を買い去るが、その羽振りのよさから馬賊たちは、宇文邕から金も奪おうと後をつけ襲おうとする。だが捜しにきた神挙に助けられ、宇文邕は洞窟で雪舞を看病。解熱に効く植物があると雪舞が言ったため、それを探すのに懸命になっていた。

その頃、馬賊にさらわれた雪舞を夜通し手分けして捜している高長恭は、市場の人相書きに雪舞の似顔絵が描かれていることを知る。急いで市場に行くが、裕福そうな男が現れ夜明珠で買っていき西の方へ行ったという。だがその情報は市場にいた商人の嘘だと知り、市場へ戻り雪舞をさらった馬賊を取り囲む。

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とうとう悪事がバレてしまった鄭児。高長恭に「なぜこんなことを?」と聞かれ「邪魔者を消すには仕方がなかった。雪舞がいる限り、私を見てくださらない」と。「君に男女の情などない」と高長恭に言われても「信じない!私が生きて戻れたのはあなたと結ばれるため。あなたに会うために今まで耐えてきた。自分に言い聞かせた、どんな代償を払ってでも殿下のそばにいると。振り向いてもらえないなら生きている意味がない。私は雪舞よりずっと殿下を思っています。愛してるんです」とすがりつくが、高長恭はその手を払いのけて「私は愛しておらぬ。君は嫉妬にとらわれ、私欲のために人の命すらも顧みない。言っておく。そのような人間を私は憎んでいる!」すると笑いながら「私のことが怖いのね?もう遅いわ、初めて会った時、私のことを侍衛に突き出してしまえばよかったのよ。そうすれば私はあなたに心を奪われたりしなかった。こんな愚かなまねをすることもなかったのに」という鄭児。もう意味がわからない。ストーカーもいいところ。

曉冬から鄭児の今までの悪事を聞かされ、やっと自分が誤解していたことに気付く高長恭。だけどここで生かしておいたのは失敗(><)。恩人だからといってるけど、高長恭を庇って馬に蹴られたことをいってるなら、それは恩じゃないのに~。鄭児が仕組んだことなのに~。曉冬から聞かされた鄭児の悪事は、ほんの一握り。皇太后のことも含め、全部知ったらきっと生かしてはおかなかったはず。「私の目の前から永遠に消え失せろ!」と言われても、まだ「私は何も悪くない!ただあなたを愛しただけ」とすがる鄭児が信じられない。置き去りにされたそのあと、通りがかりの男性に乱暴され首つり自殺をするも、そこに偶然現れたのは皇太子の高緯。ずっと鄭児のことを捜していたようで、痛ましい姿を見て一生懸命看病。以前、遊んでばかりで自分の名前もろくに書けない高緯に対し、高湛から字の練習しろとが厳しく言われた時、鄭児が夜食を持ってきてくれたり、字の楽しさを教えてくれたりと、まるで女神のような存在。そなたさえいれば私は孤独ではないと高緯が言うぐらい。鄭児、高長恭じゃなくて高緯のことを好きになってたらよかったのに。おバカな高緯と、当時、まだ性悪ではなく(←多分)機転の利く鄭児、お似合いだったかも。

しかし高緯はおバカすぎる。高湛が厳しくするのもわかる。「父上は子供の頃から余を愚か者扱いする。悔しいから、わざと書かずに愚か者のふりをしてやる」なんて言ってるけど、ふりじゃなくて本当に愚か者。鄭児はおそらくあなたを利用するよ?皇太子という立場で、将来の君主になるかもしれないあなたを。雪舞と高長恭の名前を出し、高緯に二人を殺させようとする鄭児は全く懲りてない。懲りてないどころかパワーアップしてる。自分がこんな目に遭ったのは全て二人のせいにするなんて最悪のパターン。高長恭と雪舞のことを憎んでいる高緯と鄭児が組んだら、この先、一体どうなることやら。鄭児は悪事の星に守られているとしか思えない。せっかく鄭児の悪事がバレて、高長恭と雪舞の邪魔をする人がいなくなると思ったのに。これはいかん。今以上にドロドロ劇が始まりそうな予感。

そして雪舞。売られそうになったところ、運よく宇文邕に助けられ(買われて)本当に良かった。弱音を吐く雪舞に「蘭陵王はなぜそなたを一人に?そなたを思って蘭陵王に託したのだ。幸せになると信じていたのに。楊雪舞、よいか、そなたが死んだら朕は蘭陵王を生かしておかぬ」と言い、雪舞に「やめて」と言われたら「ならば生きよ!」と。セリフが恰好よすぎ。解熱効果に効く奇妙な植物が国境にあると雪舞に言われ、雷雨に遭い、崖から落ち、ボロボロになりながらその草を探してくる宇文邕。卑劣な鄭児や責め立てる高長恭のあとだと、この宇文邕の雪舞を助けようとする優しさ、一生懸命さが一層引き立つ。雪舞のためにこんなに努力してくれてるわけですが、当の雪舞はそのありがたみを全く気付いてないのが切ない……(TT)。「やっとそなたに会えたのだ、もう似顔絵はいらぬ」って、もしかしたら市場で会わなければ、似顔絵を使って斉から誘拐してこようとしてたとか?でも「会いたかった、楊雪舞、よみがえれ。これは朕の命令だ」と懸命に雪舞を看病してるのを見ると、もうこのまま宇文邕のそばにいてもいいんじゃ?なんて思えてきたり。私の中では、雪舞を責めて責めて信じようとしなかった高長恭のポイントはかなり低い。それでも雪舞の心の中には高長恭がいるんだから、もうどうーしようもない。


蘭陵王#27
宇文邕が取ってきた薬草のおかげで雪舞は目を覚ます。宇文邕は、なぜ一人で国境をさまよい馬賊に捕らわれたか聞くが、雪舞は答えなかった。何も食べずにいる宇文邕に神挙は気を遣って声を掛けるが、宇文邕は兵を集めて馬賊を一網打尽にせよと命じ、しばらく雪舞とここに残ると告げる。再び目を覚ました雪舞は、明日にはここを出るという。何も話そうとしない雪舞に何かあったのだと察し、斉に戻らないなら一人にするわけにいかない、もし何かあればせっかく救った命も無駄になると。そして雪舞が帰りたがっている郷里の白山村に一緒に行く。だが白山村は荒れ果てており、誰一人いなかった。そして祖母と住んでいた家に行き、雪舞は「天女 楊林氏之墓」を見つける。「おばあさまの目になる、一生離れないと誓ったのに、蘭陵王のために祖母を見捨て約束を破ってしまった。だけど結局、蘭陵王からも離れてしまった」と、愚かな自分を責める。「祖母の願いは雪舞が己の本分を守り、平凡な娘でいること。なのに逆らってばかり。だから死に目にも会わせてくれなかった。おばあ様、書き置きくらい残してよ」と悲しむ雪舞は、祖母の墓前で頭を丸め、二度と俗世には関わらないと言い出す。それを聞いた宇文邕は「それはならぬ。そなたは天女、世を捨てれば民のよりどころがなくなる。今まで多くの人に希望を与えたのだぞ」と引きとめるが、雪舞の意志は固く、祖母の墓前で髪を一握り切ってしまう。その時、宇文邕が「一緒に死んでやる!天女が世を捨てるのを黙って見ていられぬ」と家に火を放つ。大切な思い出を燃やされたくない雪舞は怒りながら火を消し止め、落ちた祖母の物を拾おうとすると、そこから「雪舞、どうか悲しまないで。私はずっとお前のことを誇りに思っている」と書かれた紙を見つける。宇文邕は、「それが祖母上の遺言なら、なおさら期待どおりに民を助けるべきだ。逃げてはならぬ。朕のもとに来い。苦労はさせぬ」と言うが、雪舞は「何があっても殿下は心の中にいる。決して忘れられない」と。「分かった。忘れろとは言わぬ、だがそなたの力が必要だ。共に周へ帰ろう。数千万の民を救うのだ。貧しい村を生き返らせたように」と言われ、雪舞は考えさせてと答える。

夜、宇文邕は楊林氏の墓前で、楊林氏の名で雪舞にうその遺言を見せたことを詫び、雪舞に生きる勇気を与えて欲しいと頼む。その夜、雪舞は夢の中で祖母から「お前は意中の人に巡り合った。誇らしかったよ。私の雪舞はようやく世間知らずの小娘から、愛する人に尽くす女に成長したと。それなのになぜ帰ってきた?」と言われ、「殿下を愛してる。でも裏切られたの。妻は私だけと言ったのに」と答える雪部に「お前はそんなつまらぬ私情のために、故郷を捨てたのか?幼い頃に蘭陵王の運命を知り、敬慕するようになった。"あの人が民を守り、太平の世に導いてくれる"と。私に逆らったのは蘭陵王の楯になるためではなかったのか?それなのに女の嫉妬から初心を忘れておる。馬鹿な子だ。蘭陵王を守ることを使命とすれば、大きな犠牲を強いられる。私が止めたのはお前が心配だったからだ。だがずっと誇りに思っていた。幸せに暮らせたのは王がそばにいたからだ。こうして王のもとを離れてみて、毎日がむなしくないか?あの人はお前の生きがいなんだよ。帰りなさい。王にはお前が必要だ。誠意を信じてあげなさい。私欲を捨てるのだ。蘭陵王は民のもの。独り占めは許されぬ」と言われる。

翌朝、宇文邕は雪舞にとって大切な場所、白山村の風景を描いて欲しいと雪舞に頼む。周に持ち帰り同じ白村山を作りたい、それなら周にいても郷愁にかられずに済むと。生きる喜びを教えてくれた雪舞に幸せでいてほしいと願ってのことだった。そして生まれて初めて心を動かされた女性でもあると。そばにいてくれと宇文邕が言ったその時、高長恭が現れる。雪舞を捜し歩いている最中、近くに温泉があったことからここが雪舞の郷里だと気付き、やってきたのだった。高長恭が剣を抜き、決闘が始まるが、そこに捕らわれていたはずの馬賊が侵入し、雪舞が捕まってしまう。馬賊は宇文邕のことを富豪の若様だと思っており、見逃すから出ていけというが、宇文邕は出て行かない。「お前の血で染まった衣を家族に送り、十分な身代金を用意させたら蘭陵王妃をお前にやろう」と言われた宇文邕は、躊躇なしに自分の腕を剣で切り付け衣を血で染める。その隙に雪舞は逃げだし、馬賊の首領が高長恭に剣を向けた瞬間、神挙がやってきて首領を倒し無事助かる。雪舞は腕から血を流している宇文邕に目もくれず高長恭のもとへ走っていき身の心配をする。高長恭は雪舞に今まで傷つけたことを謝り、雪舞もまた謝る。そして「これからはたとえ離縁されてもこっそり陰からあなたを守るわ。すべてを捨てて出直す。そばにいるわ。この気持ちは死ぬまで変わらない」と誓う。一方、宇文邕は、雪舞が先に高長恭のもとへ駆け寄ったことで、自分より高長恭を選んだと認めざるを得なかった。

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今回は宇文邕がメイン!宇文邕の顔が傷だらけなのを見て、雪舞が薬草を使おうとしたら「無駄にするな、そなたの煎じ薬にするのだ」と。寝ている雪舞の日よけにも自らがなる。く~、かっこいい!高長恭ならきっと、雪舞が薬草を使おうとしたら「自分の病気を顧みず、私のために……。一生大事にしよう」と、雪舞のことをじっと見ながらされるがままのような気がする。寝ている雪舞が眩しそうにしても、自らが日よけになるとは思いつかなそう…。なんて言ったらいいんだろう、宇文邕の場合は、自分が好きになったら相手のことだけを考え、自分のことは二の次。見返りを求めなさそう。高長恭は、好きな相手からいかに愛されてるかを実感したいタイプ?そして自分が想っている分、相手にも自分のことを気遣って欲しいと見返りを求めそう。実際、雪舞と喧嘩した時に、そんな風なことを言ってたし。愛されることが自然に身に付いているような気がする。

久々に戻った白山村。以前、楊林氏がまもなく場所を移すと言っていたので、誰もいないことは知ってる雪舞。村が移転したのは、自分が高長恭を引き入れたせいで、きっと祖母が矢面に…と思い、祖母と住んでいた家に行くと、そこには祖母のお墓が。絶対また会えると思っていたので、これは悲しすぎる。本当に亡くなったのかまだ信じられない。自分のこと、故郷のことを忘れさせ、もう帰る場所はないんだと雪舞に伝えるために、楊林氏は自分が亡くなったことにし、どこかで雪舞を見守ってるんじゃないかと思ってしまう。夢の中の祖母は、雪舞に伝えたくて本人が現れたんだろうか、それともずっと高長恭を想っている雪舞が、おばあ様ならきっとこう言うに違いないと、無意識で夢に登場させたのだろうか。どちらにしろ、高長恭のもとへ帰る運命なんだけれども。ってか雪舞を捜してて、いつの間にか白山村に着くなんてそんな偶然あり?もしや林楊氏が天から導いたのでは……。

雪舞の祖母との回想シーンで、祖母が「"天啓 告げるべからず" その掟を破り占ってきたが、やはり代償を払うことに。だが天のお慈悲だな。視力を失うだけで済んだ。ただ残念なのは二度と孫娘の顔が見られないこと」と泣いている。幼い雪舞は「泣かないで、ずっとそばにいるわ。私がおばあ様の目になる。一生離れないから」と誓う。そうだったのか、楊林氏は掟を破って占ってきたから視力を失ったのね。雪舞には未来を占う力はないけど(そのうちできるようになる?)、未来を変えてしまうのも掟を破ることになるのかな。そうだとしたら、雪舞もいつか代償を払うことになるのかも……。

宇文邕は、雪舞が嫌がったら決して無理強いしない。あくまでも雪舞の意志を尊重(今後はわからないけど、今のところは)。宇文邕を見てると、ときどき高長恭ならどうするだろうか、高長恭ならここまでするだろうか、と比べてしまう。雪舞が祖母の遺言を読んだあと、宇文邕に周に来ないかと誘われて「考えさせて」と言っていたけど、もし祖母の夢を見なかったら、高長恭が迎えに来なかったら、周へ行っただろうか?個人的には、鄭児の件で高長恭の雪舞に対する暴言に我慢ならなかったので、周に行って高長恭を心底後悔させて欲しい!と密かに思っていたけど、雪舞は高長恭のもとへ戻ってしまった。←本当なら喜ばしいはずなのに、なぜか素直に喜べない……。高長恭の雪舞に対する謝り方が手ぬるすぎなのも気に入らないし(許してもらるのを前提に謝ってる感じ)、宇文邕にお礼を言わなかったのも気に入らない。だって高額で雪舞を助け、薬草を一生懸命探して命を助け、二度と俗世には関わらないと言い出したのを考え直さし、本当に雪舞に対しいろいろとしてくれたのに。まあこれらのことは高長恭が知る由もないから、お礼を言わないのは仕方がないんだけど……。

とにかく、鄭児が出てこない話は見てて気分が悪くならない^^やっぱり雪舞 vs 鄭児より、高長恭 vs 宇文邕の方が断然よい!同じ恋のライバルでも質が全然違う。ある意味、高長恭は姑息な手を使わない宇文邕がライバルでラッキーかも。でも今後は宇文邕がどう出てくるかわからない。鄭児だって皇太子と手を組んでるはずだから、えげつない手段に出てくる可能性大大!

しばらく気にならなかったけど、今回の宇文邕のおでこがまた赤くなってる(><)。おでことカツラの継ぎ目が合ってないのかなぁ。皮膚がカツラまけしてなければいいのだけれど。


蘭陵王#28
宇文邕は、高長恭に言っておきたいことがあった。「蛮行を繰り返してきた馬賊は許しがたい。だが背景には長い戦乱があった。暗愚な皇帝の圧政が貧困に苦しむ民を蛮行に走らせた。馬賊一味を押送し、高湛に引き合わせ民の苦しみをしかと分からせてほしい。このままだと周が攻め入らなくとも、斉の国は自滅の道をたどるぞ」と。高長恭もそのつもりで、援軍が到着したら馬賊を鄴城まで連行し、陛下の決断を仰ぎ処罰する予定であった。だが、皇太子が馬賊の処刑を命じたと報告が入り、急いで現場に向かった高長恭と雪舞。「馬賊も元は普通の民、朝廷は貧苦にあえぐ彼らを救済もせず、蛮行に走らせたのです」と雪舞、「どうか処罰の前に取り調べを」と高長恭が言うも、「人殺しまで犯した者どもだぞ、法にのっとり処刑する」とし、馬賊は全員、生きたまま火刑となる。高緯が馬車に戻るとそこに鄭児がおり、「気に入ったか?」「鄭児に嫌な思いをさせた者は、余が容赦せぬ!」「そなたを苦しめた高長恭には代償を払わせてやる」と告げる。高長恭は白山村があった場所へ行き、楊林氏の墓前で、何が起ころうと生涯、雪舞を愛し守り抜く、決して雪舞の手を放しませんと誓う。雪舞は、残忍な仕打ちをした皇太子が、憐憫の情もなかったことを思い出し、楯ついたことで皇太子が根に持つであろうと不安な気持ちが消えないでいた。朝廷で、高湛は蘭陵王と皇太子の奏書に目を通し、蘭陵王の馬賊を引見するという着想を褒める。皇太子は馬賊を生かしておくどころか火刑したことに対し、賊の大半を現地で処刑し、残りの罪人は帰還の途中、民の前で一人ずつ斬首にし、悪道に走らぬよう戒めたと報告。これを聞いた高湛は、独断で斬首するのは法に反する行為で、蘭陵王に従い押送すべきところを、一国の皇太子として無情すぎる、安易に斬首などして人心を得られるか!なんたる皇太子だ!と大激怒。非は自分にもあると高長恭が助け舟を出すが、高湛は高長恭が以前から出来損ないの皇太子に忠義を尽くし苦労をかけてると言い、これまでの功績と馬賊掃討をたたえ、璋玉(しょうぎょく)を授けると言い出す。だが律令で璋玉を受け取れるのは皇太子のみ、蘭陵王には他の物をと大師が言うが、高湛は人の定めた礼法なら朕が改めてもよいはずと、過失のある皇太子ではなく、功のある蘭陵王に授けるのは正しいことだと。蘭陵王は受け取るしかなかった。その夜、高長恭を出迎えた雪舞は空に赤い星に気が付く。赤い星は異変の前兆だと伝えられており、主君に大凶が訪れるしるしで世に災禍が起こるという。高長恭と皇太子の確執を心配する雪舞は、赤い星を見てますます不安になっていた。

その頃、宮刑で豚小屋にいる祖珽も赤い星に気付き、「天の罰する時なり。君主に大いに不利ならん」とつぶやき、ついに自分がここを出て行く時が来たと感じ取る。一方、宣徳宮では高湛が夢を見ていた。高演が斉国皇帝時、敗戦が続き、斉の北方の領土の大部分を失っていた。「長広王(高湛)に命ず。大軍を率い出陣せよ」「そなたが周軍を撃退できたら、この王座をいずれそなたに譲り渡そう」と言われた長広王は、周を破り立派な凱旋をすると「我が斉に長広王ありだな。周の撃退、見事であった。よい時に戻ってきた。数日前、朕は嫡子の高百年を皇太子に封じたのだ」と高演に告げられる。 その後、落馬で致命傷を負った高演が寝込み数日の命となった時、高湛に「帝位を奪うつもりだととうに分かっている。皇太子はまだ幼い。そなたを責めることはできぬ。だが一つだけ朕の願いを聞いてほしい。帝位はそなたに譲る。その代り、どうか頼む。百年を殺さないでくれ。朕の直系を残したいのだ」と言う。だが高湛は黙って出ていき、手下に高演と百年を殺させる。それ以来、「高湛、呪ってやるぞ、私と同じ運命をたどる。親兄弟を誅した者は必ず報いを受けるぞ」「高湛、我ら親子はあの世に行こうとも、そなたを許さぬぞ」と言う兄と甥の亡霊の夢を見て、四喜に門前にいる高僧を倍に増やし祈祷させよと命じる。

蘭陵王が璋玉を授かったことで、なぜ自分より蘭陵王の方が上なのか納得がいかない高緯は、陶器を次々と割っていた。それを見た鄭児は一緒になって割り始める。高緯の気が晴れたところで鄭児はあることを持ちかける。殿下は朝廷の中で孤立無援、蘭陵王には安徳王や段斛律の両将軍がいる。百官は本来、皇太子の味方のはず。でも陛下が蘭陵王を重用し、みな戸惑っている。皇太子と蘭陵王の間で中立を保つしかない。信頼できる者、復活を強く願う人物、すなわち祖珽を呼び戻すべきだと。高緯は豚小屋に行き、祖珽から自分自身の身分を取り戻す策がある、それは皇太子即位の第一歩ともなると言われる。そして高緯は女媧廟から安眠に効く神水を高湛の付いている四喜に「毎日、日の入り時に父上の周りの窓に塗れば熟睡できるはずだ」と言って渡す。

皇太子が受け取るべき玉を殿下より賜ったことで、皇太子の即位後に四兄の立場が苦しくなると安徳王から聞いた雪舞は、「蘭陵王は爪のない鳳、助けなしでは落ちるだろう。皮肉にも彼は兄弟の手にかかり命を落とす運命だ」と言った祖母の言葉を思い出す。そしてどうすればいいのか思い付く。それは職を辞し朝政から身を引き隠居すること。だが尚書令で陛下に次ぐ高位についているため難しい。そこで雪舞は大師を呼び、手料理"豆汁"を振る舞う。豆汁の意味を悟った大師は、高長恭の身の安全を守るための策に協力し、引退できる環境を作ることを約束。段大師、斛律大将軍、安徳王が協議し、高長恭に「均田制度は改良が必要、一部の権力者が土地を独占し立場の弱い農民を苦しめている。段大師が改革を担い2年以内に結果を出す、府兵制の軍費調達は斛律大将軍が担当。これは皇太子が即位したあと殿下を守るため」と伝えるが、高長恭は首をたてに振らない。それを予想していた安徳王は、すでに陛下に高長恭の休暇を申し出てて許可をもらっていた。「子孫を絶やさぬため、天女とむつむ時間が必要」という理由で。それを知った高長恭は一言「戯れ事を!」

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冒頭から、宇文邕は出来る男ぶりを発揮。「雪舞の心はお前のものだ。大事にしてくれ」だなんて、なんて理想的なライバルなんだろう。高長恭もそうだけど、民の事をちゃんと考えているのも素晴らしい。高長恭が「情と義は時に相容れぬもの、我々二人は、片や周の皇帝、片や斉の武将。違う立場だったらよき友になれた」と言っており、確かにそうかもしれない。

一方、雪舞は高長恭のもとへ戻れて、ぐっすり寝れたみたい。寝起きの顔もイキイキしてる。というか目覚めなのに化粧バッチリ(笑)。宇文邕にお礼を言わなくっちゃ!と、真っ先に思い出してくれてよかった。高長恭に会えた嬉しさで胸いっぱいのため、宇文邕がしてくれたことを、すっかり忘れているんじゃないかと心配したよ。宇文邕はもう帰ったあとでお礼を伝えることは出来なかったけど、思い出してくれただけでも報われる^^高長恭とはその後、仲良く……と思っていたら、今度は皇太子!鄭児だけでなく祖珽までカムバック!皇太子1人だけでは何もできないけど、悪事を働くことに長けている2人が加わったら手強い。そういえば赤い星を見て不安になった雪舞、安徳王に、"殿下は生涯、国事に翻弄され不幸な最期を遂げる"と祖母が言っていたことを伝えてたけど、予言したことを他人に言ってもいいものなの?まぁ周囲は皇太子が何か仕掛けて高長恭を陥れようとするのは予想できており、皆で協力して高長恭が朝廷を離れるように説得。皇太子が即位し皇帝として度量を備えたら、その時に復職すればいいと、それが国のためと。

高長恭は馬賊一味を押送し、処罰の前に取り調べをしようとしていたのに、高緯が無理やり馬賊一味を火刑に。雪舞が「生きたまま火あぶりだなんて残酷すぎます」と訴えたら「王妃の教育がなっていない、無礼な言動は決して許さぬ。楊雪舞、いずれ罰してやるからな!」と、自分が皇太子であることを強調して言う高緯。馬車に戻ったらそこには鄭児が。「気に入ったか?」と高緯に聞かれ、「刺激的な見せ物でしたわ。夜だったらもっとよかったのに。燃えさかる炎が美しく見えたでしょう。でも嫌な臭いがした」と鄭児。「鄭児に嫌な思いをさせた者は、余が容赦せぬ!」と高緯が言ってるということは、鄭児のために馬賊を火刑に?どうやら鄭児はすでに言葉巧みに皇太子を利用しているのね。「殿下は本当に優しくしてくださる」なんて鄭児の甘い言葉にまんまと乗っかってしまうなんて、高緯は本当に周囲に流されやすいおバカさん。まして、恋心を抱いている鄭児に頼りにされてると勘違いしてるから、今度もどんどん鄭児が望んでいることを実行していきそう。「誰が斉の次期皇帝か思い知らせてやる」なんて言ってるけど、高緯だけが一人で皇帝皇帝って騒いでるだけなのに。

高長恭と雪舞が元のさやに戻り、小翠は殿下が鄭児の正体をやっと分かり、妖女が王府から消えたことで平和に暮らせると笑顔。雪舞は「鄭児には人生をやり直してほしい」と。小翠に「許せるのですか?もし私が夫人だったとしたら、面と向かって罵ってやる」と言われ、「鄭児のことを考える余裕がない」と、鄭児のことは既に終わったことで、今は皇太子と衝突したことでますます高長恭が対立するんじゃないかとこちらの方が心配。案の定、朝廷で高湛は馬賊を引見するという高長恭の着想を褒め、火刑にした皇太子に対しては愚かな行為と大激怒。そして高湛は、皇太子しか受け取ることができない璋玉を高長恭に授けてしまう。周囲もびっくりだし、高長恭ももらいたくなくても陛下の命令だと受け取らざるを得ない。高湛がみなの前で皇太子をけちょんけちょんに言ったりするから、高緯は高長恭に対して憎悪が高まってしまう(><)。蘭陵王のようになれ!と喝を入れてるつもりかもしれないけど、そんなの高緯には全く通じない。高湛が身内の対立を深めてる。その高湛、どうやら以前に先の皇帝と甥を殺し、その亡霊の夢を見るようで安眠できていない様子。そういえば胡皇后も先の皇帝を高湛が殺したようなことを言ってたような気がする。身内を殺し、高演から死ぬ間際に「高湛、呪ってやるぞ、私と同じ運命をたどる。親兄弟を誅した者は必ず報いを受けるぞ」と言われたのが相当効いてるみたいです。だから祈祷とか、大卜を人一倍信じてるのね。ああ、また祖珽にいいように利用されそう~。

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