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「GOSICKⅡ -その罪は名もなき-」 桜庭一樹

『GOSICKⅡ -その罪は名もなき-』

GOSICKII  ―ゴシック・その罪は名もなき― (角川文庫)

 著者:桜庭一樹
 出版社:角川書店 角川文庫





<簡単なあらすじ>
1924年、ヨーロッパの小国ソヴュール王国にある聖マルグリット学園。いつものように九城一弥はヴィクトリカのいる図書館最上階にある植物園に向かい、のみの市で起こった事件の事を話す。だがヴィクトリカにとって単純すぎた事件で退屈極まりないものだった。そこにブロワ警部が真相を聞きに来るが、今回はどうも様子が違った。翌朝、一弥が持ってきた新聞の三行広告に<"灰色狼の末裔"に次ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する>と書かれているのを見たヴィクトリカは、学園を抜け出し山奥にある名もなき小さな村に一弥とやってきた。そこはヴィクトリカの母がかつていた場所で、当時起こった事件を究明し母親の無実を晴らすためだった。だが新たな殺人事件が起こり、一弥とヴィクトリカは巻き込まれてしまう。そんな中、ヴィクトリカは徐々に混沌(カオス)の欠片を集め、知恵の泉により2つの事件の真相に辿り着く。一体この村で何が起こったのか?GOSICKシリーズ第2弾。

<感想>
相変わらずヴィクトリカのいる植物園に通い続ける一弥。まだ2巻目ですが、話の展開はパターン化してる?まず一弥とアヴリルとのやりとり→そして一弥は植物園でヴィクトリカに行動を当てられ、お土産に外で起きた事件を話す→ブロワ警部が来る。→メインの事件→一弥とヴィクトリカが巻き込まれる…ってな感じ?そして物語の間にモノローグが挿入。

退屈しているヴィクトリカのために、外で起きた事件を手土産にヴィクトリカのもとにやってくる一弥。凡人とか中途半端な秀才とか、その他もろもろからかわれつつも何かと仲が良い2人。絶交をされても、殆ど外出したことがないヴィクトリカが心配で、何がなんでも自分が守ってあげなきゃ!とほっておけない。さらに危機に瀕した時、父親や兄に対して語られる想い、本当に素直ないい子だなー。紳士的だし^^

一方、ヴィクトリカは小さな体で一生懸命一弥を守り、言動も1巻よりもかなり魅力的になってる!特にお風呂に入っている時の歌には笑ったwさらに!最初の方で、絶交を言い渡された後に一弥が言った「ぼくより……」の返事とともとれるヴィクトリカの返事が最後にあるのがまたいい(*'∀`*)なんだかんだいっても心の中では一弥のことを信頼してるのね。そしてもう一人の少女、同級生のアブリルは恋する女の子ってカンジで可愛い♪鈍感で天然な一弥のせいで踏んだり蹴ったりだけど(笑)。

今回はヴィクトリカの母親の謎に迫る内容に。といっても全貌じゃないんだよなー。巻を重ねるに連れて少しずつわかってくるのかな?で、ヴィクトリカは母親の無実を晴らすために学園を抜け出し母親の出身地へ。事件に関わる(遭遇する)のは、のみの市で一弥が知り合ったシスター、同じように新聞のメッセージを読み興味を持ちやってきた若者3人グループ、そして村に住む人々。閉鎖的で、灰色狼の伝説のもととなったと言われてる村で、文明と切り離された生活を送ってます。

先祖の霊に質問するという形で村長から一人一つ未来について教えてもらえるという儀式で、一弥とヴィクトリカも質問するんですが、その答えの内容がめちゃ気になる!これっていずれこのような事が起こるってこと?もしや伏線??さらにブロワ警部が言うヴィクトリカが外に出てはいけないという理由、こちらもめちゃ気になる!!こちらもいずれわかるのかしら。なんか伏線だらけで次の巻が読みたくなっちゃうじゃないの~。

ヴィクトリカは混沌の再構成に相手と取引を行うとのこと。しかも痛みをともなう犠牲だって(゚д゚lll)しかもそれは習性で、退屈しのぎに悪魔的な要求してるそうな…。な、なんという…。でも一弥には無茶な見返りを求めてないってことは?大切な友達って認識してるってこと?それとも身内じゃなく自分の事を鼻っから恐れてなく接してくれてるから?んん?このあたりも気になるなぁ。

巻末の解説に、作者は小さい頃にシャーロック・ホームズをよく読んでおり、あの頃自分が味わったようなミステリの面白さ、名探偵ものの様式美みたいなものがわかる入門書になれば…と思われてるそうな。なるほど!だからストーリーの流れが他の名探偵ものと同じようにパターン化されてるんだ。そして確かに読みやすい!

事件の真相はちと無理っぽくない?と思う部分があるものの、登場人物のキャラや謎、いたるところにある伏線、新たな謎の人物が気になり続きが読みたくなる、そんなシリーズのような気がしてきました。とりあえずは3巻も読まなきゃ。といいつつ実はもう3巻を読み終えようとしてます(^m^)

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