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08/09 「おばちゃまは飛び入りスパイ」 ドロシー・ギルマン
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2006.08.09 Wed

『おばちゃまは飛び入りスパイ』 THE UNEXPECTED MRS.POLLIFAX

おばちゃまは飛び入りスパイ
 著者:ドロシー・ギルマン (Dorothy Gilman)
 訳者:柳沢由実子
 出版社:集英社 集英社文庫




<簡単なあらすじ>
ミセス・ポリファックスはどこにでもいるボランティアを多数している平凡なアメリカ女性。子どもの頃からの夢であったスパイのボランティアをしうようとCIAに応募することに。当然相手にされることはない・・・はずが、ちょっとした誤解からなのとスパイとしてあることを任命されてメキシコへ!観光がてらに出来るようなとても簡単な任務かと思いきや、いつの間にか生死に関わるとんでもない事態に。スパイデビューのおばちゃま、ちゃんと任務をこなし生きて帰れるのか?!

<感想>
第1章を読んだだけで「この本は絶対面白いはずだ!!」と確信してしまった私。予想が見事的中して読み終えた後はとっても満足おなか一杯。久々にユーモア感満点で、それでいておばちゃまの言動から目が離せない!先入観も何もなく読んだこの本は大当たり〜!!スパイものといってもハードなものではなく、とてもユーモアに描いているアドベンチャー冒険ミステリといった感じ。
年配女性が活躍する物語といったら老嬢が殺し屋の<ミス・メルヴィル>シリーズを思い出しますが、この物語のおばちゃまはただ単に上品で愛嬌があり優しいだけでなく、好奇心旺盛で想像力豊かでここぞというところではちゃんと押さえてくれる女性。といっても意識的にそうしてるのではなく、もともとおばちゃまが持ってる素質が今回のスパイという任務に偶然うまいことハマった?!
スパイとしての訓練や駆け引きといったものは全くなく、自分を失わず独自の工夫や想像を披露してくれてるおばちゃまは最高!たまたま一緒に捕虜になった情報員ファレルとの掛け合いはだんだんと情で結ばれる様子もいいのですが、スパイということに関しては本格的ではなくちょっと生ぬるい感じ?それでも最後までスリル満点でラストまでおばちゃまのキャラ炸裂です。
しかしおばちゃまと呼ばれるミセス・ポリファックス、一体何歳なんだろう?孫もいる髪の毛がほとんど白髪、『63歳で仕事をみつけた私』という記事を真剣に見入るとこからおそらく60代?

ユーモア溢れる痛快爽快スパイでストーリー展開も読んでる側を飽きさせないこの「おばちゃまは飛び入りスパイ」。世界を駆け巡るシリーズとなってるようなので(この本は1作目)、いろんな国にいくおばちゃまは必見かも。

21:17 | [小説]F-J | edit | trackback(0) | comment(0)






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