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「阪神の女房」 矢野燿大

『阪神の女房』  

阪神の女房

 著者:矢野燿大
 出版社:朝日新聞出版





1章:野球への夢を支えてくれた家族
2章:挫折が心を強くしてくれた
3章:プロ野球という大きな壁
4章:人との出会いが運命を変えた
5章:阪神投手陣の女房としての絆
終章:再びユニフォームを着る日まで

以上の章からなっている元阪神タイガース捕手で現役20年続けた矢野さんの自叙伝。


今更ですが、図書館で予約して数ヶ月、やっとやっと読めました!冒頭から、生まれてからの写真が記載されており、じっくり見たため本文にたどりつくまで時間がかかった(笑)まえがきにも書かれてますが、本書はタイトルにもある「女房」という言葉にこだわったそうな。特にこれといった特別な才能がなかったと自ら言う矢野さん、阪神にトレードで移籍し正捕手をすることになって以来、「自分よりも投手の立場になって物事を考える」ことを意識してきたそうです。

実際、女房の投手が喜ぶ結果になると、最高の笑顔を見せてくれた矢野さん。ちゃんと見てましたよー^^そんな矢野さんが家族、兄弟のこと、妻と子供のことやプライベートな事こと(←といっても野球に関係する内容が殆ど)、幼少の頃からの野球背景、プロに入ってからのこと、運命を変える出会い、女房としての役割などが綴られてます。

野球を始めたのは小学校2年生、その後わりと本格的に野球に取り組み始めたのは、5歳年上の兄がプレーする後ろ姿を見てから。それから30年以上。野球を始めるきっかけをつくってくれただけでなく、裕福でない家庭事情の中、両親に矢野さんを大学に行かせるよう説得までしてくれ、東北福祉大に進み今がある。もしこの時に兄が両親を説得し自分を励ましてくれなかったら、野球人生は確実に高校で終了してたはずだと。道具を大事に扱うようになったもの兄の影響。仕事が忙しくて殆ど家にいなかった父親、病弱だった母親。この頃から自分中心ではなく、相手の立場になって考えるようになったとか。

引退するまでの30年間、ずっとキャッチャーというポジションの矢野さんですが、実はかなりの時期まで捕手のおもしろさに気付くことなく、どちらかと言えばしぶしぶやってたそうな。そうだったんですね。

桜宮高校野球部で出会った伊藤義博監督、矢野さんはこの監督がいなかったら間違いなくプロ野球に入ってなかったと。その後、東北福祉大に移られた監督ともとで再び指導を受ける。監督の教育方針が矢野さんに合っていたようで、ここで学んだことで今の矢野さんがいるんですね!伊藤監督の言葉「捕手は野手の中で1人だけ反対を向いている。みんながお前を見てる。だから打たれても落ち込んだりするな。お前を見たみんなも落ち込んでしまう。」たしかにそーだ。

そしてドラフト。熱心に誘ってくれた阪神からの指名はなく、中日に入団。最初は後ろ向きな考えばかりし、憂鬱な毎日だったそう。頑張っていこうと決意すると今度は阪神へトレード。この時にキャッチャーとして呼ばれたのだからキャッチャーとして勝負しよう!と思ったわけですな。野村監督からは野球という哲学を学び、星野監督からは、選手たちに危機感を持たせ刺激を与えるという操縦法で18年ぶりにリーグ優勝。見てました!テレビで見てましたよー☆

5章では試合中に心掛けた5つのことが書かれてたり、いかに投手との信頼関係を築いていったかが書かれていてとても興味深い内容です。これを読むとやっぱり阪神の正捕手は矢野さんしかいない!と思ってしまいます。といっても引退されてるからどうしようもないけど^^;現在の捕手が何かミスを重ねたら「矢野さんだったら…」とつい思ってしまう。ついつい試合中に矢野さんのことを思い出してしまうのは、やはりそれだけ矢野さんはファンから信頼されてる最高の女房だったんだなとしみじみ。
近い将来、またタテジマに袖を通す矢野さんが見たいですっ!

-2 Comments

あえ says..."努力"
勉強になりました。
どんな一流選手でも努力なくしてはその栄光を手にすることはできなかったんですね。
矢野選手の努力は本当にすごいものがあります。自分に厳しい男ですね。努力は大事ですね。
今後もがんばってほしいです。


中日からドラフト1位指名され、文武両道ということで、話題になった慶応の福谷さんもものすごい努力をしたんでしょうね。研究者、教授になれるくらいの勉強をしたかたわら、野球でも大活躍。すごい。並大抵の努力があったのでしょう。
がんばってほしいです。


サっカー界には文武両道で有名な東大卒Jリーガー久木田さんや他にも岡田武史さん、宮本恒靖さん、橋本英郎さんが文武両道で有名です。、ゴルフ界といえば思い浮かびません。


しかしゴルフ界でも、文武両道を見事に表現する学生ゴルファーがいます。いわゆるゴルフ漬けで学業軽視になりがちであった、日本の学生ゴルフ時代に新しいタイプのアスリートが現れた。

東大法学部4年の高野隆

彼は朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権には4回出場し、6位に入った。他にも、日本学生ゴルフ選手権3回出場、日本アマ出場。

九州大2年の永井貴之

彼は九州ジュニアゴルフ選手権4位、国体選手にも選ばれた。日本学生ゴルフ選手権出場、文部科学大臣杯争奪全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦出場など全国大会の常連。

和歌山県立医科大学医学部医学科1年の辻田晴也

彼は関西高等学校ゴルフ選手権2位、全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場、西日本医科総合体育大会2位,
関西学生秋季新人戦2位。



ぜひ、上で挙げた文武両道3羽烏にがんばってほしいです。もちろん他の選手もがんばってほしいし、日本の学生、ジュニアゴルフ界がさらにレベル アップしてほしいです。

努力した者が全て報われるとは限らない。しかし、成功した者は皆、努力しているということですね。
2012.12.26 13:04 | URL | #- [edit]
TKAT says...""
こんにちは、あえ様

最近は文武両道のスポーツ選手が多いですよね。
お笑いやタレントさんも超難関大学卒業の方が多く、
クイズ番組などを見てると凄いなと感心しまくりです^^

私はゴルフ界は疎く、どのような選手がいるのが全く知らなかったので
詳しく教えてくださりありがとうございます。
機会があれば注目してみますね^^
コメントありがとうございました。
2012.12.27 13:47 | URL | #- [edit]

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