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「いさましいちびのトースター」 トーマス・M・ディッシュ

『いさましいちびのトースター』 THE BRAVE LITTLE TOASTER

いさましいちびのトースター
 著者:トーマス・M・ディッシュ (Thomas M. Disch)
 訳者:朝倉久志
 出版社:早川書房 ハヤカワ文庫




<感想>
昼休みに職場近くの本屋に寄ったら<この夏はどんな本を読もう?と悩んでるあなたに!>と帯に書かれてる文句と表紙の絵に惹かれ購入。
森の小さな別荘で主人に置き去りにされた5台の電気器具たち。2年半も主人が帰ってこないことに不安になる5台は遠くの町にいる主人を探しに出かけるという冒険ファンタジー。
主人の身に何か起こったんじゃないかと心配するトースター・掃除機・電気毛布・卓上スタンド・ラジオが町に出るものの、人間の見てる前では必ずじっとしていなければないないという電気器具の原則があったり、森で花やリスとの出会いがあったりと何とも可愛らしい。
主人がおらず電気器具だけで暮らすという不自然さを指摘したり皆をまとめたりするちびのトースター。他の電気器具たちも自分たちの性能を生かした行動を描いているのはいい感じ。
読む年齢層を問わないこの本、単純なストーリー展開でインパクトは少し弱い感じは受けますが、主人のために働く幸せを頭に浮かべると読み終えたあとはほのぼの感が味わえます。

タイトル「いさましいちびのトースター」はグリム童話「いさましいちびの仕立屋」をもじったもの。
本のカバーに著者近影(?)の写真が記載されてますが、この写真は物語に出てくるちびのトースターと出会う花やリスたちのシーンを思わせるユーモアさが・・・。訳者あとがきを読むと、この他にも多数の小説を出してる作家なんだとか。
ちなみにこのトースターたちの「いさましいちびのトースター火星へ行く」という続編あり。
次作で「~へ行く」とタイトルにつくとなんだか映画のタイトルみたいだな~。

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