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『[総特集]伊坂幸太郎』

『[総特集]伊坂幸太郎 ―デビュー10年新たなる決意―』

文藝別冊 伊坂幸太郎 (KAWADE夢ムック)

 著者:伊坂幸太郎
 出版社:河出書房新社 KAWADE夢ムック 文藝別冊 





デビュー10年目という節目に出版された本で、タイトル「総特集 伊坂幸太郎」のとおり、まるごと1冊伊坂さんをさらにもっと知るための読本のようになってます。収録されているのは以下のとおり。


書き下ろし小説「クリスマスを探偵と」
・5万字ロングインタビュー「伊坂幸太郎式症悦の書き方、作り方」
・インタビュー「伊坂幸太郎を作り上げた100冊」
・SPECIAL TALK「伊坂幸太郎×斉藤和義×中村義洋」
・書き下ろしルポルタージュ「佐藤哲也に教わる、小説の秘密」
・毎日の音楽「今日、何聞いた?」
・全作品召還カルチャー徹底ガイド
・論考
・全作品解題2000→2010、全作品相関図


上記の間に
・伊坂幸太郎を紐解くIDキーワード
・エッセイ

がいくつかあり。
書き下ろし「クリスマスを探偵と」は、大学一年の時に生まれて初めて完成させた小説のプロットで、今回掲載されるにあたり全面的に書き直したものだそうです。伊坂さんには珍しくドイツが舞台。全面的に書き直したということもあり(最初の一文だけはそのままらしい)、もうすでに伊坂さんが出来上がってるような感じ?とても面白く読めました^^書き直す前の文章も読んでみたかったかな。

ロングインタビューでは主に小説の書き方、作り方という小説の技術論について語られています。描写について、非現実的なことでも書きさえすれば物語の中では現実になるということ、ウソの世界でもリアリティとのバランスを考えているとのこと。そして伏線についての考えにも触れており、伊坂さん=伏線というイメージがあったのでとても興味深い内容でした。

「伊坂幸太郎×斉藤和義×中村義洋」の対談はなんて豪華なんだろう。小説、音楽、映画というそれぞれの作品に対する考えをいい雰囲気の中、語られています。伊坂さんの作品は何本か映画化されてますが、しばらくは原作からの映像化はしないと公言されてたんだと知りました。その理由も語られていてなるほどなーと。いつか映画用の新作プロットづくりをしてみたいとおっしゃっており、映画のために書かれる内容も興味津々。これはこれで楽しみだなー。

エッセイの中に仙台で伊坂さんご自身が行かれる本屋さんの店員さんが書かれたものがあり、何気ない普段の伊坂さんの素顔を知ることができちょっと嬉しいかったり☆そうだよね、仙台に住んでらっしゃるってことは街中で伊坂を見かけることもあるってことなのよね?。
「伊坂幸太郎を作り上げた100冊」では、私が好きなウェストレイクやローレンス・ブロックが入っているがちょっと嬉しい♪

この間読んだ『3652―伊坂幸太郎エッセイ集』もデビュー10周年記念で書かれたもの。最近、伊坂さん自身の魅力に触れる機会が多く今後の作品がますます楽しみになりました。

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