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「英国王のスピーチ」

『英国王のスピーチ』   THE KING'S SPEECH

英国王のスピーチ

製作年:2010年
製作国:イギリス/オーストラリア
監督・脚本:トム・フーパー 
出演者:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・イーリー、マイケル・ガンボン

<簡単なあらすじ>
英国王ジョージ5世の次男であるヨーク公(ジョージ6世)は幼い頃から吃音というコンプレックスを持って生きてきた。数々の言語聴覚士に診てもらうも全く改善せず、妻のエリザベスはスピーチ矯正専門家であるオーストラリア人のライオネルの所へ夫を連れて行く。が、立場が全く違うのに名前で呼び合ったり変わった診察法であったためヨーク公は自分には合わないと出て行くが、その後、その診察法に改善の余地があるとわかったためライオネルの独自の治療を受けるようになる。のちにジョージ5世が亡くなり長男であるエドワード8世が即位するが、離婚歴のあるシンプソン夫人と結婚するため王位を退き、ヨーク公が王の座に就くことになる。なりたくなかった王になってしまったジョージ6世には載冠式、そしてなによりもヒトラーのナチスドイツとの開戦に向けて国民へのスピーチをするという大仕事が待ち受けていた。
妻エリザベスは記憶に新しく101歳まで生き2002年に逝去した皇太后で、現エリザベス2世のご両親。実話を描いた話でアカデミー賞12部門ノミネートされ、作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞の4冠を獲得した作品。

<感想>
祝アカデミー賞!
吃音が克服したわけではなく、ジョージ6世が国王になるまで、そしてそこに至るまでの間、コンプレックスを乗り越えていくという歴史人間ドラマを描いています。実話といっても難しい内容ではなく、ライオネルとの友情愛、夫のことを十分に理解している妻と可愛らしい子供たちの家族愛、ジョージ6世の努力と国王になるための自信・自覚、主にこれらが主に描かれてるかな。

最初は治療中にプライベートな事は一切聞かないということだったのに、ジョージ5世が亡くなり動揺したジョージ6世はライオネルの所に突然現れ、自分の辛い過去をライオネルに話し出します。立場上、何でも話せる"友人"がおらず、"友人"という概念さえもなかたジョージ6世…。

ライオネルの治療法は一風変わっており、そして時には必要以上に口を出したりしながらも信頼を得ていく過程は見所の1つ。ライオネルは対等に話しながら治療していくも、ジョージ6世にとってライオネルはただの一般市民。その違いから摩擦がおこったりしますが、いつしかジョージ6世にとってライオネルは必要な存在に。

王室を扱っており治療も真剣であっただろうけど、治療の一環でジョージ6世に汚い言葉を言わせたり、また歌わせたりするというユーモアがあったり、ウィットに富んだ会話があったりと日本の皇室じゃ無理だろうなというシーンが多々あるのは、やっぱイギリスというお国柄なんだろうなー。パンフによるとスピーチ後に交わされたWに関する会話は実話なんだそうな。洒落たセリフ☆

そしてなんといっても最後のスピーチが一番の見所!これから戦争が始まろうとし不安になってる国民に対しスピーチをしなければならない。だけど国民はジョージ5世在命中のジョージ6世のダメダメスクリスマス代理スピーチぶりを知ってるし、ジョージ6世にはエドワード8世のような華やかさもない。王の言葉で国民の信頼や団結がかかっているという大一番。全国民がラジオの前で国王の言葉を待っており、ジョージ6世は国民の信頼を得られるか今後の影響もとてつもなく大きい。

派手さはない作品ではありましたが、この最後のスピーチを引き立たせるための前半と中盤だったような気も。ホントこの最後のスピーチは良かった!泣けた!あまり知られていないジョージ6世を描いてることで、華やかな英国王室のアナザーストーリーを観たような感じで良かったです。個人的にはもうちょっと尺が長くなってもいいので、最後のスピーチまでの過程、ライオネルの背景をもうちょっと丁寧に描いてくれてても良かったかなと。

ジョージ6世を演じたコリン・ファースも素晴らしかったですが、個人的にはライオネルを演じたジェフリー・ラッシュに拍手を送りたい!シェイクスピアの劇を演じるのが好きで、ユーモアを持ったジェントルマンという雰囲気がぴったり。助演男優賞獲るかなーと思ったんだけどな。
ちなみにエドワード8世とウォリス・シンプソンの話は現在マドンナが監督として撮っているそうな(原題『W.E.』)。いつ公開されるんだろう?

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