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「ふたたび swing me again」

『ふたたび swing me again』  

ふたたび swing me again

製作年:2010年
製作国:日本
監督:塩屋俊  
出演者:財津一郎、鈴木亮平、陣内孝則、古手川祐子、MINJI、藤村俊二、犬塚弘、佐川満男、渡辺貞夫

<簡単なあらすじ>
50年ぶりにハンセン病療養所から息子夫婦とその子供たちが住む神戸に戻ってきた78歳の貴島健三郎。亡くなったと聞かされていた孫の大翔はどう接していいのかわからずにいたが、健三郎が自分が憧れている幻のジャズバンド"COOL JAZZ QUINTETTE"のメンバーでトランペッターだったということを知る。ある日、健三郎は「人生でやり残したことがある。50年前のバンド仲間を探しに行く」と家出。ひょんなことから同行することになった大翔は、京都・和歌山・名古屋と健三郎と一緒にメンバーを探す旅に行くことになった。そして2人の旅が終わりを迎える時、健三郎に家族・バンド仲間から素晴らしいプレゼントがもたらされる。

<感想>
初めて会った祖父と孫が50年前のバンド仲間を探しに行くというロードムービーなんですが、健三郎はこの50年間、ハンセン病療養所にいたという設定で当時のハンセン病に対する認識、周囲の偏見や差別、そして現在のハンセン病に対するなおも誤った認識なども描かれてます。ハンセン病という難しいテーマを扱っているものの、ハンセン病の健三郎やその施設仲間はこの事に対し不満を言うわけではなく、これが時代だと現実を受け止め、残りの時間をやり残したことへの信念をもとにやり遂げようと。

健三郎を受け入れることに反対しつつ、経営している店の資金不足を健三郎の補償金当てにし家に迎い入れることにした嫁。息子は父親に対し愛情を持っているものの、大翔に死んだと隠していたハンセン病の父をわが家に受け入れることに不安や複雑な心情。だけど健三郎の姿を見て心を動かされていくわけで。
大翔は血のつながったじいちゃんなんだから一緒に住んで当然じゃん?と両親の心情とは違いこちらはハンセン病に対する偏見は見られず(というか知識がないだけなんだけど)割とあっけらかん。

そんな大翔は成りゆきで旅に付き合うハメになり、頑固で偏屈じいちゃんにキレながらも、祖父と昔の友人たちとの深い絆を目の当たりにし、また祖父のジャズへの想いを知り最後まで健三郎の旅にとことん付き合おう、健三郎がやりたかったことを一緒に最後まで成し遂げようと思うように。
頑固で余計な事は喋らない寡黙なおじいちゃんとなんだかんだと言いながらも付き合う大翔、この2人のやりとりはどこかコミカルな部分もあり、愛する妻との間の孫という絆だけではなく、トランペッターという共通点で共鳴し合ってた2人。
50年という長い間、いろんな辛い事があったはず。健三郎がスリから身を守るシーンがあるのですが、これは色んな事から自分を守る術が自然に身に付いているってことなのかなぁ。

昔のバンド仲間と出会っていくシーンは涙涙。50年経った現在、それぞれの生活をしていても、健三郎の帰りを待っていてくれた仲間たち。ソネで演奏したいという夢は永遠の夢だったんだなぁと。ソネのシーンは唐突すぎる感がちょっとあるものの、前半に健三郎が家にきて大翔との旅がじっくり描かれており、そこまでの経緯がしっかりしているからまぁいいかなと。いきなりソネでのシーンがきたので頭を旅路からそこにシフトするにちと時間が掛ったけど^^;

このソネでのシーンがまた良いんです!やっぱり渡辺貞夫さんは存在感あるなー。私は観ててよくわからなかったのですが、何人が実際に演奏していたんだろう?吹き替えであろうとなかろうと、この仲間たちがまた揃うってことに涙。。

ふたたび swing me again2

ハンセン病をベースに家族の絆、仲間との絆、恋人との絆を描いており最後まで涙涙で観ました。私が観に行ったのは祝日だったんですが観客はご年配の方ばかり。神戸が舞台なだけにソネ(ジャズ)のファンの方や出演者さん目当ての方が多かったのかな?社会風刺に偏らず、エンターテイメント作品としてジャズファン、各出演者のファン、ロケ地神戸ファンと、いろんな年齢層のファンでも楽しめるんじゃないかなと^^ホント素晴らしい作品。何度も何度も涙が出てくる映画を観るのは久しぶりです。

観終えて気になったことが一つ。神戸が舞台なのに、誰1人として関西弁を話す人がいなかった…。なぜゆえに?普段見ている神戸の風景が盛り込まれているのに関西弁じゃないのは違和感があるよー(><)
それと大翔と彼女との問題は、現在のハンセン病に対する認識度や偏見を描こうとしたのかもしれませんが、描き方が簡単すぎてちょっと余計なサイドストーリーに思えたかも。。

そうそう、エンドロールを見てびつくりした!なんと我が母校がロケ地の一つとして使われていた!!なのにどのシーンがそうだったのか全く気付かなかった~。卒業して十数年経ってるので仕方ないよね。。ちなみにタケモトピアノさんも協賛してた。やっぱり財津さん繋がりなのかしら~

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