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「もう一度デジャヴ」 村山由佳

『もう一度デジャヴ』  

もう一度デジャ・ヴ (集英社文庫)

 著者:村山由佳
 出版社:集英社 集英社文庫





<簡単なあらすじ>
高校生の矢崎武志はテレビを観ていて急に今までにない感情に駆られた。知っているはずがない場所が映し出された時、その場所を確かに知っている自分がおり僕が僕ではなくなってしまった。それからというもの前世の頃の夢を頻繁に見るようになり、次第に前世での運命の人が現実にも存在するんじゃないかと思うようになる。

<感想>
「おいしいコーヒーのいれ方 Second SeasonⅡ『明日の約束』」のあとがきに、矢崎や桐島先生のくだりはこの本とリンクしていると書かれていたので借りてきました。といっても借りてきたのは大分前。。下書きで感想を書いたままアップするのを忘れてたんです^^;なので読んで大分経ちますがとりあえずアップしておこう。

この『もう一度デジャヴ』は勝利と同じ光が丘西高校で陸上部の矢崎君が主人公のお話。といっても勝利やかれんは一切登場しないんですが、友人の狩野や夕子は登場。『おいしいコーヒーのいれ方』の文化祭で矢崎、狩野、夕子の3人の関係について勝利が尋ねるというシーンが確かあり、その答えが今回わかりました。
そして『明日の約束』での矢崎君の意味深なセリフ「あなたとは、二度と……」という意味も。
この答えは『もう一度デジャヴ』に全て隠されてます。『おいしいコーヒーのいれ方』ではあまり目立ちませんが、本作品を読んで矢崎君の前世からの一途な想いにちょっと感動^^

現代と二百年前の前世の話が交互になっており、誰が誰の前世なのかも最後にはわかるように。
矢崎クンは、自分が何度も繰り返し違う前世の夢を見るわけですが、その夢の中には決まっていつも同じ1人の女性が登場。その時の前世によっていろんな出会いをし、いつしか愛し合い、そして最後は必ず引き裂かれてしまうという…。
現代でもその運命とも言うべきその女性と出会うんだろうかと思い始め、次第に夢の中の女性はこの世に実在すると信じ始めるというストーリー。といっても現代よりも前世の話の方に重点を置いており、こちらの話が結構面白い^^

過去ではいつも悲しい別れなんですが、現在は…。でもよ?2人はめぐり逢う運命にあったとしても必ず引き離されるのも運命。ってことは、今は幸せでもいつかは悲しい別れがき、また生まれ変わり2人は出逢いまた別れ――という繰り返すんじゃなかろーか。
たとえ周囲は前世とは違う運命を辿ったとしても自分もそうだとは限らないわけで。だってまだ高校生だし先は長い。
な~んてついつい悪い方へ考えちゃいますが、きっと大丈夫!←根拠はなにもないけど(笑)。

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