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「塩の街―wish on my precious」(文庫版) 有川浩

『塩の街』   

塩の街―wish on my precious (電撃文庫)

 著者:有川浩
 出版社:メディアワークス 電撃文庫





<簡単なあらすじ>
東京湾に巨大な白い隕石らしき物体が落下。それと同時に多くの人間が塩と化してしまうという怪現象"塩害"が突如起こる。情報機能は停止し社会は崩壊、悪化した治安の中で人々は配給で生活をしていた。塩害の被害が広がって行く中、秋庭は街中で襲われそうになっていた女子高生の真奈を助ける。塩害がもとで出会った2人の運命、そして世界はその後、ある男の出現により変わろうとしていた。

<感想>
自衛隊三部作の一つで"陸"編。
疎開や食べ物の配給、米ドル、街路に塩の柱…一体どんなストーリー設定なんだろうと不思議に思いながら読み始めました。塩害情報、結晶レポという言葉が出てきてますます頭の中がクエスチョン状態。。しかも主人公は遼一で東京で秋庭&真奈と知り合い、真奈を好きになる…なんて思っていたのですが見事に予想を外した内容の1冊でした^^;

落下した巨大な結晶を視認すると塩化し死に至るというなんとまあ凄い設定です。世界が終わるかもというストーリーは好きなのですが、人が塩化するというのが非現実的で想像しにくい^^;だけど人が塩化していく姿を読むと悲しい…。いつ自分が塩化するのかわからないというのも恐怖…

海のない群馬から重いリュックを持ち3日かけ東京にやってきた遼一、刑務所から脱走してきたトモヤ。彼らとの出会いで塩化というものが徐々にわかってきます。そして後半は秋庭の仕事関係の人物が登場しそこから解決に向けて一直線。

こんな人類滅亡危機の背景に恋愛をがっつり絡み入れるなんてさすが有川さん。「秋葉さんが無事なら世界なんてどうなってもいい!」とベタ甘過ぎて世界が滅びるかも?という云々がかすむ(笑)。というか恋愛がなかったらかなり緊張感あるストーリーになってたかも。

ただ真奈ちゃんのひたむきで可愛い姿に共感するには私、かなり歳をとり過ぎた(笑)。自分の命を賭けて好きな人を信じる(この時点で両思いかどうか確実でない)という無鉄砲さ、「女の子って感じてかわいいー」と言われ不満を口にする。私なら両方とも正反対の反応を示すかも~。

今作品はデビュー作らしいのですが、この時から有川さんのキャラの確立ってはっきりしてますねー。なんとな~くですが秋庭&真奈は堂上&郁、野坂夫妻は手塚と柴崎に置き換わるかなと思ったり^^


そうそう、図書館で借りる際に今作品は3冊あり私が借りたのは2004年発行の電撃文庫。あとで知ったのですがハードカバー版はサイドストーリー「塩の街、その後」が収録されてると知り現在予約中。なので「塩の街、その後」の感想は後日。

-2 Comments

孔雀の森 says...""
こんばんは♪
まず、文庫版の表紙にびっくり!
漫画にするとこういう絵になるのね~と、意外でした。
印象としてはもっとガチガチな感じがしたので。

今レビューを拝見して、徐々に内容を思い出しました。
>秋庭&真奈は堂上&郁、野坂夫妻は手塚と柴崎に置き換わるかな
おお、そうですか。それならもう一度読んでみようかな。
実はこの作品、読んでいてかなり辛いものがあったような
記憶は残っているのです。
もちろん架空の世界だとは知っていても。
なんとも恐ろしい世界でした。
2010.05.23 19:29 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
おはようございます、孔雀の森さん♪
2年も前に読まれた本にコメントしてしまいスミマセン!
内容を忘れてらっしゃって当然です。私なんて1ヵ月前に読んだ本すら
内容覚えてないですもん(笑)。

>まず、文庫版の表紙にびっくり!

でしょでしょ?!図書館でこの本を受け取った時
ちょっぴり恥ずかしかったです・・・
表紙だけ見ると小中学生が読むファンタジっくなラブコメって感じですよね。
ところが内容は奇想天外な世界滅亡危機なんだから
ものすごいギャップです。

>TKATさんは文庫版に続き、ハードカバー版を読まれるのですね。
>作家さんによっては文庫化に当たり改定する方もいるようなので、
>読み比べるのも面白そうですね。私はまだそういう経験はありません。

借りた本に番外編が収録されてなかったのでやむを得ずです^^;
最初からハードカバーを借りたらよかったと密かに後悔中…
2010.05.24 10:49 | URL | #mQop/nM. [edit]

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出版社: アスキー・メディアワークス 刊行年: 2008年(初版は2007年) <内 容> 東京湾の埋立地に巨大な塩の結晶が落下、円柱状に突...
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