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「猫は七面鳥とおしゃべりする」 リリアン・J・ブラウン

『猫は七面鳥とおしゃべりする』 THE CAT WHO TALKED TURKEY

猫は七面鳥とおしゃべりする
 著者:リリアン・J・ブラウン (Lilian Jackson Braun)
 訳者:羽田詩津子
 出版社:早川書房 ハヤカワミステリ文庫  





<感想>
シャム猫ココ・シリーズの26作目。
いつからかずっと読み続けてきてますが、もうそんなになるのかとびっくり。
なんだろう、まず文章がとても読みやすい。難しい言葉が少なく、遠まわしな表現がないのでスラスラと読めちゃう感じ。
主役はクィララン(クィル、ミスターQ)というものすごい莫大な遺産を相続した元新聞記者。
ムース郡に引っ越したクィラランは<ムース郡なんとか>でコラムを書いており、ポリーというガールフレンドもいる誰からも好かれる聞き上手の男性。
そのクィラランと同居しているシャム猫ココが、何か事件が起こるたびに不可解な行動をし、まるでクィラランに事件の真相を伝えるかのよう・・。

今回はクィラランのガールフレンドであるポリーが、長年勤務していた図書館を辞めてピカックスの町150年祭を目前に新しく出来る書店の経営者になろうかいう最中に起こる事件。
事件についての本格的なミステリというわけでなく、クィラランや周りの人間の日常生活が基盤となっており、その中に事件が組み込まれてるという感じ。
カバーや巻頭にある登場人物は主要人物のみの記載ですが、実際ストーリーの中ではシリーズ通して読んでる人にはお馴染みの人物がちょいちょい登場(過去のシリーズには、これらの登場人物が活躍するのもあり)。
またクィラランの1人芝居や、コラム<クィル・ペン>での執筆するまでの経緯、そしてココともう一匹の猫ヤムヤムを飼うことになったいきさつなど、今までのシリーズを読んでるとわかるようになってます。
はじめからこのシリーズを読んでなくてももちろん大丈夫ですが、クィラランが遺産を相続した経緯から順を追って読んだ方がいいかも。

本格ミステリやユーモアミステリ好きにはちょっと物足りない感じはしますが、深読みしないでも気軽に読めてしまうというシリーズ。
猫のココとヤムヤムの自由奔放な生活ぶりも可愛くもあったり驚かされたり。
強いていうなら、何か目をみはるような意外な展開も期待したいところですが、このままほのぼの系でいった方がこのシリーズらしいかな。

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