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「ジーヴスの帰還」 ウッドハウス

『ジーヴスの帰還』  JEEVES IN THE OFFING

ジーヴスの帰還 (ウッドハウス・コレクション)

 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 訳者:森村たまき
 出版社:出版社:国書刊行会 ウッドハウス・コレクション




<簡単なあらすじ>
ダリア叔母さんから電話がかかってきブリンクレイ・コートに行くことになったバーティー。滞在客はトム叔父さんの仕事関係のクリームの妻と息子、マルヴァーン・ハウス元学校長のアップジョンとその義理娘フィリス、そしてバーティーの元婚約者ボビー。さらに執事を装った神経科医のグロソップまで。不安はその前にやってきた。タイムズに全く身に覚えがないバーティーとボビーの婚約発表の記事が載っていたのだ。ブリンクレイ・コートでボビーに真相を確かめたところ、彼女なりのあるアイディアがあるとのこと。それだけでなくさらに困難な事が待ち受けていた。シリーズ第10弾で短編『ジーヴスとギトギト男』『ポッター氏の安静療法』も同時収録。

<感想>
ボビーはバーティーの友人であるキッパーと相思相愛で、彼とうまくいくためにバーティーを利用。グロソップはある目的のために執事を装う。バーティーはクリームの息子ウィルバートがフィリスにプロポーズするのを防ぐという任務を与えられるが、なぜかキッパーとフィリスが婚約。推理小説家のクリーム婦人は執事を装ったグロソップを本当の執事ではないと疑っている。トム叔父さんが溺愛しているウシ型クリーマーが紛失しなんでもくすね盗るという噂のウィルバートが犯人とバーティーとグロソップは考える。

これだけでも波乱ずくしなんだけど、しわ寄せはもちろんバーティー。しかしシリーズ第10弾となるとどう感想を書いたらいいのやら…^^;といっても飽きたとかそういうのではなく相変わらず愉快で面白い!というのは変わらず。二転三転し、ひっくり返ってまた二転三転という感じ ←説明しづらい~。

険悪な仲だったグロソップが小学校時代にバーティーと同じいたずらをしたことがあるという事でそれから徐々に仲良しさんに。あとがきにも書かれてますが実は険悪状態から仲良しになるのは今回が初めてではなく『サンキュー、ジーヴス』でもそういう状況だったみたい。そういえばそうだったかも…となんとなく思い出しました^^;自分のブログ内を探してみると3年前にこの本の感想をUPしておりそんな内容を書いてた(笑)。こんな私なので時代設定があやふやでもウッドハウスがキャラクターに対しての無雑作でもさほど気にならず^^

ジーヴスよりインパクトあったのはバーティーの元婚約者ボビー。彼女は自分でちゃんと解決出来る子(やり方は豪快だけど^^;)なのに、なぜか周囲を巻き込んで引っかき回す。さらにここぞという場面で余計なことをしたりその場をさらに悪い方向へ持っていく。それでいて悪いのは全てバーティーのせいに。。いつもと同じくバーティーは損な役回り。そして周囲の者は問題解決し万事OKっと(笑)。
登場する女性陣は、強かったりインパクトある風貌だったりぽわ~んとしてたり。皆特徴あるなぁ。

そのボビーの自分で解決する様は同時収録されてる『ポッター氏の安静療法』で発揮。出版社社主のポッターがレディ・ウィッカムに招待され、そこで令嬢のボビーのある計画に巻き込まれるという話なのですが、ジーヴスとバーティーは登場しないものの、自分で問題解決するボビーの聡明さというかずる賢さというか小悪魔ぶりはなかなか!
『ジーヴスとギトギト男』の方はどこかで読んだことがある…って思っていたらハヤカワミステリマガジンで読んだんだった。←これもあとがきを読んで気付いたんだけど^^;「執事とメイドは見た!」という特集があり購入した記憶がよみがえってきました。

訳出もまだまだ続くらしいので次作は楽しみ♪早く出してくれないとまた登場人物たちや過去の出来事が頭から抜けていっちゃうよ~(><)。

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