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「暗夜に過去がよみがえる」 メアリ・H・クラーク

『暗夜に過去がよみがえる』  

 著者:メアリ・H・クラーク (Mary Higgins Clark)
 訳者:深町眞理子
 出版社:新潮社 新潮文庫

<簡単なあらすじ>
「パトリシア・トレイモア、絶対ワシントンにきてはいけない。ジェニングズ上院議員の提灯持ちをする番組を作ってはならない。そしてもう一つ、あの家に住んではならない」と奇妙な電話が掛かってきた。だがパットは史上初の女性副大統領を目指すアビゲイル・ジェニングズ上院議員のドキュメンタリー番組を作るためワシントンにやってきた。もう一つの目的はワシントンにいる心から愛する男性に会うため。かつて住んでいた家――下院議員の父親が母親を射殺し幼い娘にも重傷を負わせ自身は自殺したとされる家――に当時の真相を知るため再び戻ってきたパット。だが着いた夜「来るなといったはずだ」と書かれた脅迫状が届く。番組のためジェニングズ上院議員の過去を調べていくと同時に、当時の失われた記憶がよみがえってくるパット。真相は一体…

<感想>
数年前、古本屋で購入しずっと積読本としてダンボールに入れられていた中から取り出してきました。メアリ・H・クラークは名前は知っていたのですが読むのは初めて。本書を1冊目に読んでよかったんだろうか?シリーズの数冊目ってことはないよね?多分大丈夫のはず…

父親が母親を射殺しパット自身も瀕死の状態に。祖母がパットの将来を考え世間では死亡したことにし、名前も変えて別人として暮らしているのですが、肝心のパットは事件当日のことを覚えてなく真相を知りたいというのがワシントンに来た理由の一つ。
パットのご近所に住んでいる特殊な能力を持っているライラさん、彼女のような人から助言があったら私ならビビりまくって絶対に言うとおりにするけど、パットは怖いもの知らずというかなんというか…職業柄、真相を掘り起こすという使命感が強いのか?

読んで思ったのは伏線が多いこと。あまりにも多すぎてどれが重要なのか頭に留めておくのが大変^^;メアリ・H・クラークは他の著書でもこんな感じなのかな?
ジェニングズ上院議員の番組作り、両親の死の真相、愛する男性との関係のストーリー云々は置いといて、前半はじわじわ、後半からはどんどん中に引き込まれるという感じ。そういう意味では楽しめた1冊。

巻末の解説に著者はローラーコースターに例えてました。「じわじわとのぼっていくコースターの中で胸をどきどきさせ、やがてスピードが加わり下りにかかるとスリルを味わう。それでいて最後には安全に出発点に戻れることがわかっているからこそ読者はそのスリルを楽しむことができる」と。まさにそんな感じです。
積読本の中にはまだメアリ・H・クラークの本があるはずなので、ぼちぼちと読んでいきたいと思いまっす!

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