「フォーチュン・クッキー」
『フォーチュン・クッキー』 FREAKY FRIDAY
製作年:2003年
製作国:アメリカ
監督:マーク・S・ウォーターズ
出演:ジェイミー・リー・カーティス、リンゼイ・ローハン、
マーク・ハーモン、ハロルド・グールド、
チャド・マイケル・マーレイ、スティーヴン・トボロウスキー
<感想>
「フリーキー・フライデー」(1976年)がもととなっており、それを現代化しティーンエイジャーの生活に焦点を当てた作品。
精神科医の母親テスは、今どきの娘アンナに手を焼かされっぱなし。
学校で問題を起こし、バンド仲間とはガレージで大音響で練習、弟ハリーとはしょっちゅう喧嘩をするアンナに対し、母親テスも娘に強行手段をとる始末。
そんな中、ある中華料理店でフォーチュン・クッキー(中におみくじが入っているクッキー)を食べた次の日、2人の身体が入れ替わっていた!
再婚相手との結婚式リハーサルを控えたテス、バンドの予選に出場できることになったアンナ、身体が入れ替わった2人はどうする?!
入れ替わりモノとして日本で有名なのは男女の身体が入れ替わる「転校生」。今作品では母と娘が入れ替わるというもの。
すれ違いが多かった親子が入れ替わり、お互いの目を通して自分の本当の姿を見ると同時に、お互いの世界を体験することによって言い分や気持ちが理解出来るというものですが、いや~実に面白かった!!
なんてったってジェイミー・リー・カーティスのティーンエイジャーっぶりは見もの!!
「ハービー 機械じかけのキューピッド」ですっかりファンになったリンゼイ・ローハンの母親ぶりもいい!
後半では、本当に母親が乗り移ってるんじゃないかと思えるほど。このキャスティングは見事にハマってます。
コメディとしても面白く、ホロリとくるシーンもあり最後まで釘付けで見ちゃいました。
すれ違いが多いと思ってた2人だけど、男を見る目があるのは母親ゆずり??
独り言
ラストを見て「もしかして・・・?!」と思ってたら、特典映像の監督による解説付き3種類のエンディングを見てやっぱりそう考えてたか!と納得。でも結局このパターンにしたってことは・・・。