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「ジェネラル・ルージュの伝説」 海堂尊

『ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて』  

ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて

 著者:海堂尊
 出版社:宝島社





<あらすじ>
速水晃一は東城大学医学部付属病院総合外科の新米医局員。1年生医師でありながら問題児で上司にも軽い口調で接していた。一方、水落冴子はデビュー1年目の売れない歌手。ひょんなことから売れっ子バンド:バタフライ・シャドウのメンバーである城崎が冴子の巡業に飛び入り参加し、デパートの屋上でライブをすることになった。だがその途中、デパートに火事が発生し速水がいる病院は修羅場と化する。

<感想>
前半は速水先生がなぜ"ジェネラル・ルージュ"と呼ばれるようになったかというエピソードが書かれているスピンオフ的中編小説。自信満々だった速水が本当の修羅場を知り、医師としてのスタートラインに立ったというストーリー。主役は速水先生ですが猫田主任がキラリと光っていました☆

後半は"海堂尊ワールド"でガイドブックのような感じでしょうか。まずは自身が語る生まれてから現在までのHistory。エッセイのように書かれているので読んでいて楽しい。
『螺鈿迷宮』での碧翠院桜宮病院が実はシリアの片田舎にある古城が原型になってたとか、"このミス"に応募するまでの経緯、受賞してからの道のり、編集者さんとのやりとり、どんなTV番組に出演しどう思ったか等々、まるで海堂さんの日記を読んでいるよう。

1作目が面白く2作目も期待して読んだあとの感想でよく「前作と比べると…」とか「やっぱり一作目の方が…」という書評を見ます。自分の本に対するこのような書評を読んで海堂さんは"違う作品なんだから読後感は違って当たり前"と途方に暮れたらしい。うっ、胸が痛い~。私もよく同じ作家さんの著書を立て続けに読んだり同じ監督の映画を観たりすると「前作と比べると…ブツブツ」と言ってるような気がする^^;

あと本書には19作品の自作解説、メインキャラクター解析、全登場人物表、3つの時代に分けた登場人物相関図(登場人物が多く相関図が欲しいと思ってところなのでこれは嬉しい)、名ゼリフ集、桜宮市年表、用語解説・事典等々、これでもか~!というぐらいいろいろ詰まってます。

紹介されてる19作品のうち12作品は読んだのですが、カルトクイズは全然わからなかったー(><)。自分の記憶力のなさに改めてガックリ。っていうより答えを見てもピンとこないんだから記憶力どころじゃないかも。もとから頭の中に入ってなかっただけ?私、ちゃんと本を読んでるんだろうか、もしかして字を眺めてるだけで読んだと勘違いしてるのかも。ちと心配になってきた。

海堂さんの作品群は対になっているらしく陽と陰になってるんだそうな。その対を見てみると確かにそうだ。言われてやっと気づく新事実。私には今回のようなガイドブック的存在の本は必須かも(笑)。

-2 Comments

孔雀の森 says...""
こんばんは♪
作者の日記的文章は面白かったですね。
あらためて、パワフルな人だな、と思いました。
それぞれの作品の背景がわかって楽しかったですね。
『螺鈿迷宮』はシリアの古城が原型ですか。
わー、すっかり忘れてる(汗)

猫田主任には興味津々です。すごい個性だと思います。
今度は彼女を主体とした物語を読んでみたいわ。

やっぱり同じ作家や監督の作品は比べてしまいますよね。
それが読者、鑑賞者として自然な成り行きという気もします。
でも創作側としては、評価は気になりますよね、きっと。
そんな創作側の、ナマのつぶやきが新鮮でした。
2010.01.07 19:49 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
こんにちは、孔雀の森さん♪

孔雀の森さん映画化されたのもご覧になってらっしゃるんですよね。
映画の中でデパート火災の場面があるってことは、
映画バージョンは『ジェネラル・ルージュの凱旋』と
『ジェネラル・ルージュの伝説』の内容が一緒になってるのかしら。。

実はまだ『チーム・バチスタの栄光』も『ジェネラル・ルージュの凱旋』も
観たことがないんです(汗)。
出来れば年内に観たい…というか出来ればテレビで2夜連続で
放送してほしいな☆ ←なんて厚かましい^^;

猫田主任はどのシリーズの中でも密かにキラリと光る気配はありましたが、
今回はより一層輝いてましたね^^
スピンオフで彼女が新人の頃の話、あるいは彼女が語り口調と
なってるような話を出して欲しいです。
海堂さんのことだから私達が忘れた頃に出してくれそうな予感。。。

今はとりあえず図書館で予約している『極北クレイマー』が
手元にくるのを日々じっと待っています(笑)。
2010.01.08 11:33 | URL | #- [edit]

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