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「星空」 幾米 

『星空 The Starry Starry Night』  

星空

 作・絵:ジミー(幾米)
 出版社:大塊文化出版股份有限公司







<簡単なあらすじ>
少女は両親と住んでいるが家の中はとても静か。互いに話すことは何もない。少女は部屋に閉じこもり自分の世界へ。友達はいるにはいるけど言い表わしようがない孤独感を感じる。どうして自分はこんなにひねくれてしまったんだろう?そんな時、クラスに無口な少年が転校してきた。自分から他の人に話しかけずいつも1人。本屋の隅で本を読んだり魚に名前を付けたり…。ある日、2人は街を離れかつて彼女の祖父が住んでいた山の中の家屋に行く。山の中での夜、そこから2人はすばらしい星空を見ることができた。街に戻ったあと、少女は病気になり少年は転校してしまう。少女はあの夏に見た星空は永遠に忘れないだろう。

<感想>
今回は字数もさほど多くないし中国語初心者の私でも辞書片手に何とか訳すことができました。といっても間違ってる部分が多そうだ^^;絵がとても多く、読んでいて少女の気持ちや置かれている状況に自分が入り込んでしまいそうに。彼女のいる環境はよくわかったものの、どう成長したのかという明確な答えはない(と思う)。

彼らはお互い孤独という似た部分があるのですが、少女目線で話が進んでいくので少年の本音はよくわかりません。彼女の言うとおり"原来,他才是眞正的魔術師"なんだろう。

少年は自分の世界を持っており、自然をあるがまま受け入れてる彼を少しうらやましいと思っている少女。1人の時間の過ごし方を知っているかのような少年。彼はきっと作中にもある通り星から来たに違いない。うん、きっとそーだ。だけど少年も寂しい思いをしており、2人はやるせない思いになることもある。うーん、中国語は他の著書に比べ易しいものの、内容は読む者に任せるって感じでしょうか。要は"抬頭望著星空,世界變得好大好大……"ってことです(笑)。もしかして「中国語初心者の私でも辞書片手に何とか訳すことができました」とか言っときながら実は全く見当はずれな訳をしており内容をちゃんと理解してないかも^^;

どうしても理解できなかったこと。

・祖父からもらったゾウのぬいぐるみ → 成長する
・母からもらった子猫のぬいぐるみ → 成長する
・最後に誰かにもらった本物の子犬 → 成長しない

これは何か絶対に意味があると思うんですがどんな意味があるのかわからない…。も、もどかしい。


調べていると原画展「幾米星空特展」が華山創意園區中一館で8/8~12/6まで開催していたそうな。お盆時期に台湾に行ったのに知らなんだー(TT)。しもたー!

余談:現在たまたま台湾でゴッホ展をしており、そのHPで気づいた私。
ゴッホ→梵谷 
ってことを…。作中に梵谷という単語が出てくるのですが、古代インドの谷(あるいは仏教の谷)と訳してたよ…。イメージしにくい谷だなと思ってた^^;。って絵本の最後の方のページにちゃんとゴッホのどの絵か描かれてた(笑)。もしかして私、直訳ばかりで肝心な部分をちゃんと訳してないかも?!ガーン(TT)。こうやって少しずつだけど単語を覚えていけるのでこれからも原語の本(もちろん絵本レベル)をどんどん読んでいきましょう^^

-4 Comments

孔雀の森 says...""
こんばんは♪
ジミーさんの新しい作品ですね。
まだ読んでいないので何とも言えないのですが、
この作品も何かを暗示しているような展開なのでしょうか。
今まで触れてきた作品の多くは、読者の感覚に任せる、
という方向性を感じました。
ま、いろんな解釈が可能っていうのは気楽かも~(笑)
今度中国語専門書店へ行ったらみてみましょう。
2009.12.18 19:56 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
おはようございます、孔雀の森さん^^

この作品もおそらく読者の感覚に任せる方向性かな?
挿絵が多くストーリーに引き込まれ、自分の幼少時代はどうだったかしら?
と思ったり、主人公の少女の感性に引き込まれる感じがします。

>ま、いろんな解釈が可能っていうのは気楽かも~(笑)
そうなんです、中国語がわからないといろんな解釈ができて楽しいです^^
作者の意図とは違った解釈しそうですが、幾米なら許してくれそう(笑)。

jimmyspaを見ると新しい本が出てますね♪
年末年始に台湾に行くのでまた幾米作品を物色してきまーす。
2009.12.19 12:24 | URL | #- [edit]
孔雀の森 says...""
またまたこんにちは♪
この二人、もう会うことはないのかしら。
どこかでばったり会ったら面白いのにな~と思うのですが。
最後に女の子が赤い帽子をかぶっていたでしょ?
『向左走・向右走』に続いたら楽しいだろうな~なんて、
想像しすぎ?あっ、でもこの男の子は絵を描くのよね。
『向左走・向右走』じゃあ、ないですね。
寂しさを共有する子供たちがお互いに好きになって、
大人になって再会して恋に落ちる…という展開は
ドラマによく出てくるような気がします。
すみません、本題とすご~く外れたことを言ってます。
少年、星から来たのかもしれませんね。
最初から最後までミステリアスな存在でした。
2010.05.15 15:13 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
こんにちは、孔雀の森さん^^

最後のページを見直してみると…ホントだ!
この風貌は『向左走・向右走』の彼女にそっくり~(驚)。
男の子は芸術の感性がありそうなので、将来音楽方面に行くのかも?
なーんて☆でも少女の後ろ姿は確かに『向左走・向右走』を思わせますよね。

孔雀の森さんのお陰で私が理解出来なかった動物たちの成長云々の
意味がやっとわかりました!なるほどなるほど。
やはり私の読解力だけでは幾米を理解するにはちと無謀すぎたようで^^;

少年の存在は少女の成長のために星から現れたのかもしれないですねー^^
2010.05.16 13:32 | URL | #- [edit]

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星空
 著 者: 幾米(ジミー)〔台湾〕  出 版: 2010年1月(初版は2009年5月)  言 語: 繁体字中国語    英 題: The Starry Starry Night ...
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