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「マミー」 オキャロル・ブレンダン

『マミー』  THE MAMMY   

マミー


 著者:オキャロル・ブレンダン  (O'Carroll Brendan)
 訳者:伊達淳
 出版社:白水社




<あらすじ>
1960年代後半、ダブリンの下町で夫を亡くしたアグネス・ブラウンは7人の子供と暮らしていた。友人であり商売仲間のマリオンと一緒に朝早く市場へ行き野菜や果物を売る毎日。子育て・仕事・友人とのおしゃべりと忙しい毎日だが奮闘しながらも楽しい生活を送っていた。トラブルが起きることもあるが何とか切り抜いてきたアグネス。そんな彼女に届いたクリスマスプレゼントとは…?

<感想>
アグネスたちが働くムーア通りの市場は活気があっていかにも下町という感じ。巷のことはほとんど把握しているアグネスとマリオンはいろんな事を話し合う気の知れた仲間。

夫が亡くなり女手一つで7人の子供たちを育てるアグネスはまだ若いのにたくましい!いろいろと困難はあるものの、子供たちのトラブルにはアグネスなりにちゃんと対応してる^^
母親から平等に愛されてきた子供たち、それぞれ個性はあるけどブラウン家は固い絆で結ばれている。7人子供がいるからといってもまだまだ若く美しいアグネス。クリフ・リチャードの大ファンで彼と一緒に踊ることを夢見てたりするチャーミングな部分も。

亡くなった父親の代わりにお金を稼ぎ家族を守っていかなければならないと思っている14歳の長男マーク。思春期で女の子にも興味があったりするどこかあどけなさが残るキュートな男の子。アイルランドの家庭では、父親がいなくなったり亡くなったりすると長男が大黒柱となり母親や家族を守っていかなきゃ!って思うのね。アイルランドの女性は強いっていうけど少年も責任感あって強いんじゃ^^

経済状況がよくなくても悲壮感がなく前向きな生活、アグネスの現実に沿って無茶をせず素直に生きてる姿勢を見て成長していく子供たち。夢見ることをあきらめずに頑張ってきて良かったね、アグネス!
アグネス、子供たちと生き生きしているブラウン家。ユーモアを交えているから暗くなりがちなシーンもそう感じなく元気になれそうな1冊でした^^私もこんなクリスマスプレゼント欲しーーい!

この作品にはあと二つの続編があり三部作になってるんだそうな。なんでもアグネスがおばあちゃんになってるとか。早く翻訳されたら嬉しいな。

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