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「第三の男」 感想PART2

『第三の男』 THE THIRD MAN

第三の男
  製作年:1949年
  製作国:イギリス
  監督:キャロル・リード
  出演:ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・ヴァリ、
      トレヴァー・ハワード、バーナード・リー、ジェフリー・キーン


<感想>
グレアム・グリーンの小説「第三の男」を読んで、是非とも映像で見たいと思っていた作品。
ストーリーは「第三の男」感想PART1 で、簡単ではありますが紹介したのでここでは省きます。

小説では敗戦後のウィーンが前面に出ておりどちらかと言えば重々しい雰囲気があったのですが、映画では軽快なカラスの音楽とともにストーリーが始まるため、小説を読んでから映画を見るとちょっと雰囲気が違う?!と思ってしまうかも。(この映画を知らない人でも、きっと一度は聞いたことがある曲です)

もちろんところどころ小説とは違いますが会話などは全く同じシーンも結構あります。
出演者はそれぞれ小説のイメージ通りという感じでしょうか。
しかしやっぱり小説にある詳細部分は省いてるシーンも割と多く、出演者の顔表情や前後のシーンで判断するのですが、映画だけだけでも十分理解することが出来るかな。でもやっぱり小説も読んでおいた方がいいような気も・・・。
アパートの女主人(ただの隣人?)を筆頭に、英語以外の言語には字幕が出ないのが少し残念。
あまり重要なセリフじゃないにしろ、何を言ってるのかが気になってしょうがない・・・。

私の中で注目したのは、ホリーがハリーの友人と待ち合わせする時に目印としたホリーの著書。
小説では普通のタイトルだったのに対し、映画ではまさにアメリカ的タイトル&表紙になってます。アメリカでの反応を意識してる?!
さらに小説では作家の名前がロロなのに対し、映画ではホリーとなってます。監督がロロという名前に反対をしたそうな・・・。
小説版は映画化を前提に書かれたものであっても、登場人物をアメリカの俳優を使ったことや契約内容で変更を余儀なくされたらしいのですが、いろいろと事情があるみたいで・・・。

しかしオーソン・ウェルズの存在感は凄いの一言。後半になってやっと登場するのですが、最初から出てるジョセフ・コットンの陰が薄くなってしまうほど。
この映画ではよくカメラアングルや白黒映画の中の光と影などがいいと言われてますが、その通り!(といっても詳しく語れるほど私にはこれらの知識はあまりないですが・・・)
それでもこの時代の観覧車やメリーゴーランドはいい!!白黒の中でレトロを思いっきり感じます。

この映画に関していろいろ調べてると「イギリス版」と「アメリカ版」があるそうです。
アメリカ版のナレーションはジョセフ・コットンで、イギリス版ではキャロル・リードなんだとか。
私が見た映画のナレーションはジョセフ・コットンではなかったので、おそらくイギリス版だろうかと・・・多分。この映画はいろんなDVDが出てるので、調べてから購入した方がいいかも。

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