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「第三の男」 感想PART1

『第三の男』 THE THIRD MAN

第三の男
 著者:グレアム・グリーン (Graham Greene)
 訳者:小津次郎
 出版社:早川書房 ハヤカワepi文庫   




<感想>
名作中の名作である同名映画「第三の男」の小説版。
といっても原作が先で映画化されたのではなく、あらかじめ映画化を前提に書かれたもの。

第二次世界大戦後、友人のハリーの招待を受けてウィーンやってきた作家のロロ。
だのにロロが到着したその日はなんとハリーの葬儀の日。交通事故で死亡したというのだが、警察からハリーは闇商人だったと聞き、納得のいかないロロはハリーの女や事故現場に居合わせた友人たちに話を聞くことに。
事故現場に居たのは運転手以外に2人だったという友人に対し、事故を目撃していた人物は3人だった発言。第3の男とは一体・・・。

物語はロンドン警視庁の警察官のキャロウェイ大佐の一人称で進められていくのですが、彼の説明とともに、ストーリー展開の中には当時のウィーンの街の様子がこと細かく描かれています。
敗戦後、米英露仏4ヵ国の占領下に置かれてる状況や闇ペニシリン、そして難民問題は複雑で、政治情勢の暗い中で物語りは進められていくのですが、それを背景にしたミステリといったところ。というかこのような背景だから描けるミステリ(というかミステリで枠決め出来ない作品です)。

まず思ったのは、この作品は是非映像で見てみたい!ということ。
ウィーンの街並みもそうだし、地下道でのやりとりやラストシーンもそう。
本の解説にも書かれてますが、映画化を前提に書かれたとはいっても多少は変更がある模様。これも踏まえて是非映画も・・・。
実は今手元にはこの作品のDVDが!!
ということで次は映画版の感想を。

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