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「トイレまちがえちゃった!」 ルイス・サッカー

『トイレまちがえちゃった!』  THERE'S A BOY IN THE GIRLS' BATHROOM

トイレまちがえちゃった! (世界の子どもライブラリー)

 著者:ルイス・サッカー (Louis Sachar)
 訳者:矢島真澄
 出版社:講談社 世界の子どもライブラリー




<簡単なあらすじ>
5年生のブラッドリー・チョーカーズはいつも教室の1番後ろに座ってる男の子。隣と前の席が空いているので1人ぼっち。なぜなら彼は問題児でクラス・先生から嫌われており孤立していたからだ。そんな時、ブラッドリーの隣の席に座ることになった転校生のジェフと友達になりかけていたが、そのジェフに新しい友達が出来たことでブラッドリーはますます孤独に。だがカウンセラーのカーラと話をしていくうちにブラッドリーは思っていることを素直に言えるようになっていく。

<感想>
授業は聞かない、友達・先生・家族に嘘ばかりつく、素直じゃないひねくれ者の代名詞のような少年ブラッドリー。嫌われる前に自分の方から相手を嫌いになることで自己防衛をしているみたい。
やられる事に対してつらいのではなく、自分がやられてる時の周囲の反応がつらいらしい。

カーラに出会ってどんどん正直な気持ちを口に出すように。本当は優しい子でいい意味で感受性豊かな子だったり。実はとっても繊細でシャイな男の子。家では小さな動物の人形たち相手にその日あったこと、自分のことを話しかけたり。。
徐々に変わっていく息子に対し両親の反応や接し方はこのように対応して欲しいというまさに模範的な態度。
「自分から宿題するなんて珍しい!明日はきっと雨だね」
「本を読んでるの?読むフリしてるんじゃないでしょうーね」 
なんて余計な事は一切言わず息子が自らしようとすることに手助けできることはちゃんとしてくれる。この対応は親も見習わなきゃならんな~。うんうん。ちなみに上の2つはTKATが小学生自分に両親によく言われた言葉。。

誰かに挨拶されたらどんな状況でも自然に挨拶を返してしまうジェフ。素晴らしい。こんな礼儀正しい子だけどやはりまだ小学生。友達はひねくれたブラッドリーより一緒に楽しく遊べる大勢の仲間の方がいいに決まってるし嘘だってついちゃう。

『トイレまちがえちゃった!』というタイトルですが、小学生にとってはいろいろドラマがあるんです。


・転校してきたばかりのジェフが学校内で迷子になり、間違えて女子トイレに入ってしまう。そこでコリーンと鉢合わせ。小学生時分だと女子トイレに男子が入ってきたら、そりゃ「ギャ~ギャ~」もんです^^;

・皆に追いかけられ安全な場所を探して女子トイレに入るブラッドリー。
女子トイレは男子トイレと違い金色の絨毯、ピンクの壁、便座はビロードのカバーが付いてると思ってる。ちなみにブラッドリーは悲しくて泣きじゃくる時にかけこんだのもトイレ(こちらは男子用)。

・普通に間違って男子トイレに入ってしまったコリーンはそこでジェフと鉢合わせ。前とは逆のパターン。
「やあ、ジェフ」という簡単な挨拶一つで状況がガラリと変わる友情。子どもっていいなぁ、大人じゃこーはいかない。挨拶するのはこんなに気持ちがいいんだということを知ったブラッドリー、相手が喜んでくれると自分自身も嬉しい気持ちになることを知ったブラッドリー。少年の心の変化、自分に自信が持てるようになっていく様を見てると応援したくなっちゃう^^

この本はブラッドリーのような少年、同級生にブラッドリーのような子がいる場合、そしてブラッドリーのような子を持つ親と様々な人にオススメできる1冊でした。

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