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「ダイアナの選択」

『ダイアナの選択』  THE LIFE BEFORE HER EYES

ダイアナの選択

製作年:アメリカ
製作国:2007年
監督:ヴァディム・パールマン
原作:ローラ・カジシュキー
出演者:ユマ・サーマン 、エヴァン・レイチェル・ウッド、エヴァ・アムーリ、ブレッド・カレン、ガブリエル・ブレナン、オスカー・アイザック、ジャック・ギルピン、ジョン・マガロ

<簡単なあらすじ>
美術教師のダイアナは大学教授の夫と小学生の娘と幸せに暮らしていた。だが15年前に起こった銃乱射事件がダイアナの頭から離れなかった。当時、親友のモーリーンとトイレでおしゃべりしていると教室から叫び声と銃声が聞こえ、次の瞬間、銃を持ったクラスメイトが目の前に。「どちらか1人を殺す。死ぬのはどっちだ?」と聞かれモーリーンは「私を殺して」と。次はダイアナが答える番。生死の選択を迫られたダイアナは…。

<感想>
は~、最後の最後まで観ていて緊張したよ。個人的にはすごく好きなタイプの作品。
映画を観る前にパンフレットを読んでいたので最後のドンデン返しと言われている内容をある程度把握しており(このパンフレットには結末まで記載されており、鑑賞後にお読みくださいという注意書きに気付かず読んでしまった…)、とりあえず全編にはりめぐらされた伏線を見逃さないでおこう!と。
結末を知った上で観てると確かに伏線は結構あったと思います(多分)。
特に夫が浮気をしてるんじゃないかと泣きじゃくるシーンでのダイアナのセリフ、これはかなり現実のダイアナの気持ちを代弁してるような気が。どこの部分がどうだって詳しく書きたいんですが、ネタバレせずにそれを書くのはかなり難しい…。

10代のダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は家庭や環境から反抗的な態度をとっていた。そんな時、モーリーンという真面目で教会に通う親友ができ、ボーイフレンドの話や将来の夢などを語ったりしていた。
一方、30代のダイアナ(ユマ・サーマン)は10代の頃とは想像できない環境。閑静な住宅街に住み大学教授の夫、可愛い娘と夢にまでみた生活。まさしく10代のダイアナが理想とするような感じ。
だけど15年前に選択したことがずっとトラウマになっており今の生活にかなり影響が。決して順風満帆というわけではなく、娘は自分の若い時にそっくり、夫は若い女性と歩いていたり。現実であってほしくないけどこれが現実。いや、どうかな?フフ。

結末を知らずに観てたら、おそらく衝撃的な結末で「えっ?!何?どういうこと??」「実は30代のダイアナって実は○ー○ー○なんじゃ?」なんて戸惑ったかもしれない。いや、きっとそうだ。
10代のダイアナがくだした選択には良心というキーワードがあるんですが、果たしてこれが本当に正しい選択だったのか?トイレの中で親友と他愛もないおしゃべりしているところにいきなり銃乱射事件、そして過酷な選択。その選択が未来にどう関わっていくのか。
現状に不安を持っている10代のダイアナだからこその未来の人生。とっさの選択の未来よりも、良心を選んで納得したのでしょうか。この究極の選択をヴァディム・パールマン監督は巧みに、そして観てる側に緊張感持たせ上手に映像にしてると思います。特にラスト付近では何度も同じシーンを流すんですがこれがまた有効的(←私的には)。

観終わったあと、どうしようもない余韻が待っていた…。「本当にあなたはその選択で良かったの?それで救われたの?」とダイアナに言いたくなる。どんな気持ちでその選択をしたんだろう。いろんな解釈が出来る奥深い作品だと思う(いい意味で)。
二者択一での罪からの解放、そう考えると奥深いだけでなく難しい問題のような気が。

エンドロールの後、スクリーンにキーワードが映し出され公式HPでそのキーワードを入れると監督の解釈を見る事が出来ます(パンフレットにも記載されてます)。
監督の解釈以外でも"(観客の)みんなの答え"を読むと結構面白いです^^「そんな解釈もあるのか」とか、「その解釈、超納得!」とか。監督と異なる解釈をしてもOKなんだそうで好きなように解釈しましょう(笑)!

結末を事前に承知の上でこの作品を観た私のこの映画に対する好き度 → かなり好き

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