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「新・読者への挑戦」

『新・読者への挑戦 -作者は誰だ?-』 WHO DONE IT?

 編者:アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)&アリス・ローランス(Alice Laurance)
 訳者:汀一弘 他
 出版社:早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫   

<感想>
1983年に発行された、17人の作者によるアンソロジー。
ただ普通のアンソロジーと違うのは、作者が誰かわからず文体や作風から作者を予想しながら愉しめるということ。

収録作家
ジョン・ポール、ロバート・ブロック、ドロシイ・S・デイヴィス、
ローズマリー・ゲイテンビー、マイクル・ギルバート、エリザベス・グレシャム、
ジョー・L・ヘンズリー、エドワード・D・ホック、R・A・ラファティー、
ジョン・D・マクドナルド、フローレンス・メイべり、パトリシア・モイーズ、
レイチェル・コスグローヴ・ペイズ、ビル・プロンジーニ、ルース・レンデル、
ローレンス・トリート、ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク
(アルファベット順)

例えばエドワード・D・ホックだと怪盗ニック、ローレンス・トリートだとミッチーとテイラーのシリーズなど、それぞれ持ち味のキャラクター(探偵や舞台)を用いない短篇集のため、それぞれ作者の著書を熟読して作風を知ってないと難しいかも。
しかももし作者が意図的に文体や作風を変えてるとさらに難しい・・・。
(この短篇集の中で、実際に意図的に変えてる作者がいるのかどうかは私にはわからず)

私は17人中、知ってる作者は数名で今回初めて読んだ作者の方が多く、ほとんどの作品が誰の著書かわかりませんでした。
それでも2名については予想通りで思わず嬉しくなっちゃいました(笑。
といっても1名につき、2~3作品候補を選んでたのですが

もちろん予想するだけでなく、ちゃんと解答もあります。
タイトルの横に26字のアルファベットによる暗号が書かれており、巻末に暗号解読法の記載があります。
これを解読すると作者が誰かわかるようになってるので、最初に暗号解読をして作者を知った上で読むのもよし、作者を予想しながら読むのもよしです。
この短篇が特に良かった!という作品ももちろんありますが、全体的にも面白く読めたアンソロジーで、今まで知らなかった作者の他の著書の読んでみたい気になります。

<文体についてのまえがき>や各作品のコメントをアイザック・アシモフが手がけてます。
ちなみに私が初めてアシモフを読んだのは、「鋼鉄都市」から始まりファウンデーションシリーズまで。それまでSFと位置づけられる本を殆ど読んだことのなかった私は、こんなに面白い本があったのかと当時夢中になって読んだもんです。
機会があったらアシモフの本をもう一度読み直し、感想を書きたいと思います(←多分思うだけで終わりそうな予感)。

-2 Comments

kazuou says...""
この本、けっこういいアイディアでしたが、あまり話題にならなかったような気が…。
日本では知名度の低い作家が多いのが難でした。個人的には楽しめましたが。作者がわかったのはロバート・ブロックぐらいですね。
2006.04.23 18:50 | URL | #- [edit]
TKAT says...""
私もkazuouさんと同じく作者がわかったのはロバート・ブロックです。
それとルース・レンデル(←タイトル名自体ルース・レンデルっぽい感じ?)

確かにあまり話題にならなかったですよね~。
個人的にはパトリシア・モイーズとローレンス・トリートを目当てに買ったのですが、結局2人とも予想出来ず・・・。
やはり知らない作者の方が多いと、その中で予想するのは難しいですね。知ってる作者ばかりでもおそらく難しいでしょうけど(笑。





2006.04.23 21:42 | URL | #- [edit]

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