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「小説家ぶー子イギリスを行く」 村山由佳

『小説家ぶー子イギリスを行く』  

小説家ぶー子イギリスを行く 別冊付録:ぶー子のスケッチブック

 著者:村山由佳
 出版社:集英社





<感想>
作家の村山由佳サンがご主人とイギリス全土を旅行(最低3ヵ月間ですって!)しようと計画していると、集英社の担当者からHPをはじめるにあたってリアルタイムに現地報告しないとかと持ちかけられ、気ままな旅行にちょこっと仕事を兼ねたという旅行記。
ハイランド地方、スコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランド、アイルランド・・・津々浦々旅してます^^
ちなみに『ぶー子のスケッチブック』という旅行で撮った写真が収められた別冊もあり。著者の旦那さまがデジカメで撮影したんだとか。

よってホテルを選ぶにはまず電話回線の確保。かんなり奮闘したみたいで文章の節々から伝わってきます。
そうだよなー、1997年頃って海外にパソコンを持って行く概念は私には全くなかったよ。←今でもそうだけど(笑)。っていうかその頃の私はまだワープロを打ってたような気が・・・。
ついでに携帯だって日本で使ってる機種をそのまま海外で使えるのですらここ数年だしねぇ。
そんな中、パワーブックを持っていき奮闘格闘しながらこの本の文章を書いてたんだからおそるべしパワー力。蚤の市とマーケットめぐり、車をレンタル(羨ましい!)したりアパートメントを借りたり(これまた羨ましい!)・・・
旦那さまの椎間板ヘルニア騒動、取材先、食事面などいろ~んなハプニングが面白おかしく書かれており読んでて楽しい気分に♪

ツアーでは味わうことのない体験(もちろんツアーにもツアーならではのいい事がたくさんある)をし、それをこのように文章にすることによって私のように読む者もいる。自分とは違った旅行記を読むのはなんとも楽しい。私の知らないイギリスが詰まっており、また文章がとても読みやすいので自分までその場にいる気分になっちゃう。
もちろんもし自分がその場に実際行ったとしても著者と同じような感想を持つとは限らない訳で、むしろ自分の旅は自分で作ってこその価値観があるわけで。

激しく同意したのは人の好みは時が経てば変わるということ。
以前立ち寄った場所でその時はイマイチって思っていても、数年後同じ場所へ行ってみるとパラダイスのように感じてしまう(パラダイスは言い過ぎた(笑))。単に自分の好みが変わったことも多少あるかもしれないけど、数年間で様々な知識も身に付きモノの見方や価値観も変わったりしてるんだろうなぁ。
そして!ダブリン大学のトリニティ・カレッジ図書館!ダブリンに行ったら絶対行こうと思っている場所のひとつ。『ケルズの書』をこの目で見てみたいよ~。図書室も天井が高いらしく興味津々。昔から海外の図書館に憧れがある私はぜひとも行かなくちゃならん。感動しすぎて失神しちゃうかも(笑)。

家にいてこのような旅行記を読むと「ああ、私も長期間旅行に出たい」と思い、いざ旅行に出ると家が恋しくなってしまう。ん?なんかこんな格言あったような…。そういう思いで旅に出るのもまた楽し^^


そうそう、著者がネス湖に行って思い出したのがブラッドベリの『霧笛』。大昔の首長竜の生き残りをめぐる哀しくて美しい物語なんだそうな。なんかこの本を読みたくなってきました。でもこれって短編だよね?どの本に入っているんだろう。

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