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「画家と庭師とカンパーニュ」

『画家と庭師とカンパーニュ』  DIALOGUE AVEC MON JARDINIER

画家と庭師とカンパーニュ
 製作年:2007年
 製作国:フランス
 監督:ジャン・ベッケル
 原作:アンリ・クエコ
 出演者:ダニエル・オートゥイユ、
      ジャン=ピエール・ダルッサン
      ファニー・コットンソン
      アレクシア・バルリエ
      ヒアム・アッバス
      エロディ・ナヴァール






<簡単なあらすじ>
家庭がうまく行かず心機一転のため都会を捨て生まれ故郷に戻ってきた画家は、母親が生きていた頃に栽培していた菜園を復活させるために庭師の募集を出す。そこに来たのは偶然にも小学校時代の同級生だった。中学を出て国鉄職員としてずっと働き今は念願の庭仕事をしてる庭師と薬局を経営する裕福なもとに育った画家は、仕事の合間にそれぞれの境遇や家族、日常のことなど様々な会話をしながらかつての友情を取り戻していく。そんな時、庭師が倒れ画家はパリの病院に連れて行くが医師から聞かされたのは絶望的な言葉だった。

<感想>
8月に観た『ぼくの大切なともだち』が思いのほか良かったため、同じくダニエル・オートゥイユが出てるこの映画も観たら…
今年映画館で観たフランス映画が2本とも秀作だなんて嬉しすぎです(TT)。昔はフランス映画はさっぱり理解できなかったのに私もとうとうフランス映画が理解できるようになったのね~。だてに歳を取ってたワケじゃなくて良かった(笑)。

全編を通して会話がほぼメインの作品なんですが、過ごしてきた環境や価値観、職業が全く違う2人だからこその絶妙でところどころユーモアある会話なのでダラダラ感が全くない。むしろ心地よいかも。画家は自分本位で言動することもあるけど庭師の仕事には信頼を寄せており、庭師も自分の仕事には自信を持ってる。そして仕事以外の余計な事には口をはさまない。それぞれ別の人生観があるんだけれど自分にない何かを補ってるような2人。

2人だけの互いの呼び名、画家=キャンバス、庭師=ジャルダンというのも洒落てる^^ん?この2人の本当の名前って何だろう。映画の中で言ってたっけ??奥さんや娘にはちゃんと名前があったような気がするんだけど…。

庭師は毎年奥さんとニースに旅行に行くのですが、毎朝海岸で過ごし散歩道を繰り返し歩く、そして昼寝、夕食という2週間毎日単調な過ごし方。一体何が楽しいのかと誰もが思うシーン。奥さんを常に無愛想に描いているのがニクい演出。特にニースでの回想シーンでは奥さんとっても不機嫌そうなの^^;
最後のニースに対しての奥さんの一言がなければ私はこの庭師夫婦を誤解したまんまだったよ。他人には退屈そうに見えても、夫婦だからこその幸せな過ごし方ってこういうのを言うのかしらと。

庭師の赤いバイクに乗り換えた時の嬉しそうな振る舞い、いつも追いかけてくる犬を追い払う姿、自分の菜園で横になって世話をする姿、2人で釣りに行った時に自分の残された時間を語る姿、そして庭師の言葉を最後まで心に残している画家。
ジャン=ピエール・ダルッサン(庭師)とダニエル・オートゥイユ(画家)が見事にハマっていて素晴らしい作品でした。

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この世に生を受け、家族や友と共に人生を歩めることの幸せ♪ 『 画家と庭師とカンパーニュ / 97点 / DIALOGUE AVEC MON JARDINIER 』 2007年 フランス 105分 監督 : ジャン・ベッケル 脚本 : ジャン・ベッケル、ジャン・コスモ、ジャック・モネ 出
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