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04/10 「極短小説」
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2006.04.10 Mon

『極短小説』 THE WORLD'S SHORTEST STORIES

極短小説
 編者:スティーヴ・モス(Steve Moss)
     ジョン・M・ダニエル(John M. Daniel)
 訳者:朝倉久志
 出版社:新潮社 新潮文庫   



<感想>
タイトルにもある通り、極短小説の集大成。
というのもこの小説は、<五十五語以内の小説>というルールをもとに一般読者から寄せられたコンテスト入選作であるということ。
もちろん英単語での五十五語であり、英語ならではの語呂合わせや日本人には理解しがたい内容のものを省いて翻訳したもの(291編中157編収録)。
巻末にある<五十五語の小説>の書き方を見ると、物語のルールや語数の数え方など細かい規定があり、英文に疎い人にはちょっと難関のよう・・・。

たまたま古本屋で手にしたこの本。
1編1ページでまとめられており、その横ページには挿絵。寝る前に読むには最適かなと何気なく購入したのですが、これが案外面白く一気に読んじゃいました。

いろんなジャンルに分けて収録されてるのですが、たった五十五語以内(日本語だと200字以内と訳者は自分に課したそうな)と極短でありながらホントに無名の一般読者?(有名著者作品もあり)と思ってしまうほどよく出来てます。
映画や小説をパロディにしたもの・アダムとイヴもの・切ないもの・微笑ましいものなどそれぞれ個性がある作品を堪能出来てとても満足。
また和田誠さんも(星新一著書の挿絵で有名ですよね。今回初めて知ったのは奥さんが平野レミさんだった!しかも料理研究家だけだと思ってたのに、実はシャンソン歌手だった!!)独特あるタッチでシンプルでありながら的を得てる挿絵がなんとも言えない!!
アンソロジー物も好きな私ですが、たまにはこんなコンテスト入選作もいいもんです。

22:21 | [小説]アンソロジー・全集・傑作選 | edit | trackback(0) | comment(0)






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