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「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎

『アヒルと鴨のコインロッカー』  

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

 著者:伊坂幸太郎
 出版社:東京創元社 創元推理文庫





<簡単なあらすじ>
大学入学のために関東から東北のアパートに引っ越してきた椎名。越してきてすぐ隣人の青年から「一緒に本屋を襲わないか」と誘われる。同じアパートにアジア人が住んでおり、彼女と別れ閉じこもっているその彼のために広辞苑をプレゼントしたいと言う。椎名はふとしたことで街のペットショップの店長と知り合いになり、彼女から「隣人とアジア人、そしてその元彼女の3人には3人の物語があり、その終わりに君は巻き込まれた」と告げられる。なぜ椎名は本屋強盗に巻き込まれたのか、そして3人の物語とは…。

<感想>
現在の椎名と隣人、2年前の隣人と外国人そしてその彼女、この2つの物語が交互に進んでいきます。
現在は本屋強盗、2年前の物語ではペット虐殺事件がベースになっておりそれぞれの話が平行して書かれてるんですが、話が進んでいくにつれ2つの物語が徐々に近づき謎が解けるというか2年前から現在にかけての物語が終焉を迎えるというか。
なぜ辞書を盗んだのか、ペットショップ店長との会話、自宅から本が消えるという怪事件、尻尾にくじをつけた猫、それらの疑問が解かれます。

外国人はブータン出身で見た目は日本人そっくり。そのブータンでの宗教的な考え方や風習、男女間の意識の違いなどがキーポイントでしょうか。因果応報も。

現在の途中で2年前のある登場人物の行方は?と気になってしょうがなかった!とっても残虐な結末を想像してたよ^^;なんとなく2年前の結末の行方は想像してたけど…
完全に騙された!全く予想にすらしなかった展開が待ってたよ。
読み終わったあと椎名が引っ越してきたところを軽く読み直すとちゃんと伏線がある!あーそっか、こんなにわかりやすく伏線をはってるのに全く気付かなかった。完璧にやられた~(><)。
そうだったのか、そう考えると話の流れは確かにそうだ。でもよ?これって確か映画化されてるよね。どうやって演じてるんだろう??本だから可能な話だけど、これを映像で表現するってかなり難しくない?

今回は登場人物に注目しながら読んだので他の作品にも登場してる人物発見!
『重力ピエロ』と同じく田村蕎麦の主人が登場。この『アヒルと鴨のコインロッカー』でも登場するって知ってないと絶対気付かなかったよ^^;そして椎名の叔母は『陽気なギャングが地球を回す』にも登場しており椎名が親戚の中でも唯一親しみが持てる人物。

越してきて隣人の部屋に挨拶に行った時誰も出ず自分が取り残されていると感じたり、バスに乗っても周りの乗客は自分のことをよそ者と見下してるんじゃないかといった被害妄想的な考えが頭をよぎるような椎名。冴えない青年はとんだ物語に巻き込まれたもんです。こんな性格の椎名に叔母はいろいろと助言してたんだ。

いや~この本の感想は難しい。思わずネタバレを書いちゃいそう(笑)。ネタバレを考えるとやはり映画が気になる。
隣人の行方は映画ではどうなってるんだろう。DVDを借りるか?いや、やっぱ止めとくか。テレビ放送待つか。←あるのか?しばらくの間葛藤が続きそう…。

-4 Comments

孔雀の森 says...""
こんばんは~
伊坂幸太郎作品、着々と進んでますね。
私も『ゴールデン・スランバー』を契機に他の作品を読んでみようと思っているところです。
読みながら前に読んだ作品の登場人物にまたお目にかかれるのは楽しいですよね。次も期待しますものね。
ところでこの作品の映画、けっこう人気が高いように記憶しています。
本に感動して観た映画…どうなんでしょう。
楽しめるといいですね。
2008.09.06 21:50 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
おはようございまーす。
伊坂幸太郎作品、着々と進んでますよ~。が、やはり人気があるようで、図書館で数冊予約中ですがなかなか手元にやってきません(><)。

>ところでこの作品の映画、けっこう人気が高いように記憶しています。
そうなんですか!ストーリー的に映像は成り立つのか?なんて心配してましたが取り越し苦労ですね^^

>私も『ゴールデン・スランバー』を契機に他の作品を読んでみようと思っているところです。

「無重力ピエロ」というサイトをご存知ですか?
伊坂サンのファンサイトで、作品間リンクが記載されておりとっても参考になりますよ♪お時間がある時にでも是非ご覧になってください♪ http://www.mtnk.net/
もしご存知でしたらスルーしてくださいまし~^^;
孔雀の森さんの感想も楽しみにしてまーす♪
2008.09.07 10:40 | URL | #- [edit]
孔雀の森 says...""
こんにちは♪
ほんと、完璧にやられました!
まさかそういうことになっていたとは思いもしませんでした。
だから感想がとても書きにくかったです。
ネタバレを書かずにどうやって書くのよ~という感じで。
>ストーリー的に映像は成り立つのか?
ですよね~。ちょっとみてみたい気分です。
サイトのご紹介、ありがとうございました♪
2009.08.07 13:46 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
こんばんは、孔雀の森さん^^
ねっ?完璧にやられたでしょ?んでもって感想も書きにくいでしょ(笑)?
読み直すと結構伏線はってあったりしますよね。この伏線を読んで
もしかして?なんて一発で気付いた人はすごい!

「無重力ピエロ」ご覧になりましたか^^
私は伊坂作品を読むときは作品間リンクにお世話になってます。
これを見ないと気付かなかった登場人物もちらほら。
シリーズものではなく全く違う作品ばかりなのに舞台が
仙台ってことで思いもしなかった人物をちょっとした脇役で
登場さす伊坂さんの遊び心には感動しちゃいます。
誰をどこで登場させたって事を全部把握してるんだろうか…?
2009.08.07 19:07 | URL | #- [edit]

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『アヒルと鴨のコインロッカー』東京創元社
見事に騙された♪  うわぁ、となったあとに、そうか・・・と数々の場面が頭に浮かぶ。 笑うところだと思っていた広辞林までもが伏線だったんなんて! [parts:eNozsDJkhAMmJhMjUyZjU2NGJgszSyPTNEuLeE/LnPwU0/h0x2wmGDA2xS4P1czEhKQSANT7D3I=] [parts:eNozsDJkhAMmJhM...
伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』
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