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「図説マザーグース」

『図説マザーグース』 

図説|マザーグース (ふくろうの本)

 著者:藤野紀男
 出版社:河出書房新社 ふくろうの本 
 




<簡単なあらすじと感想>
マザーグースについての入門書のようなもの。「マザーグースとはいったい何か?」という基本的な意味から始まり、種類と内容の説明、イラストの世界、イギリスとの関係などをマザーグースをよく知らない人でも十分わかるように説明してくれてます。
また語句を店名にしたパブを写真付き、マザーグース関連グッズも紹介してくれているので楽しく読める1冊に♪

説明はあるものの主に訳だけの『完訳マザーグース』を既に読んでしまった私は『図説マザーグース』を先に読めばよかったと大後悔(><)!やはりマザーグースの基本を押さえてないとただ訳詩だけを見てもイマイチ理解できなかったのは当たり前だわ…。

本書によると、マザーグースを知る上で「日本のわらべ唄みたいなものだ」と最初に既成概念を持って出発するとんでもないことになるって書いてある!!著者の心配してる通り私はそんな既成概念を持って読んでたよ^^;存在価値が月とスッポンなんだって(笑)。
簡単に言えば、マザーグースは普段の生活にも密着してるし英語を勉強する上で必要不可欠なんだとか。確かに日本のわらべ歌は日本語を勉強する上で覚えなくてもまず困らないし、普段の生活にも密着してない場合が多い。
マザーグースは<英語を理解する上で必要な三大知識>の一つと主張する人もいるらしい。その3つとは
・聖書
・シェイクスピア
・マザーグース


言われてみれば映画とか翻訳本の小説を読んでてもこの3つについて知識がないと意味がわからない会話とかたまにあったりするし。小説なんて文中だけでなくタイトルにも使われたりするもんね。うんうん。なんでも新聞や雑誌など記事の見出しにも使われる場合があるんだとか。
それだけマザーグースは主人公の名前や語句が日常表現の中で使われるってことなのかな。
マザーグースを幼い頃から唄い育つってことは、英語の正しい発音やリズムを自然に身につけ、ユーモア感覚までもを習得するらしい。
マザーグースの基本的な意味を知ることが出来て良かった~(泣)。今までただの英国のわらべ唄だとしか認識してなかった私、また一つ知識が増えました(笑)。

マザーグースの内容は分類するのが難しいほどバラエティーに富んでおり、多様なシチュエーションが見られます。また残酷さやナンセンスが特徴なんだとか。
個人的にはナンセンスな唄は好きだな~。本書にも紹介されてますが動物が人間のような行動をとる『ハーバードおばさん』は長い唄にも関わらず面白い。英米の子どもたちにも人気があるんですって。

そしてマザーグースのイラストレーターたち。カラーで沢山紹介してくれてるので見てて楽しい♪
ただ子どもたちは想像力や空想力が旺盛なのでいいけど、大人であるイラストレーターは唄の内容を理屈的に考えてしまい、唄からイラストを想像するのにかなり苦戦したみたい。なので一つの唄でも数人のイラストレーターが手掛けると解釈の違いがよくわかります。
中には唄の内容と矛盾したイラストもあるようで、それを見た子どもは間違った解釈をインプットしちゃうのかな~?

本書では4つの唄の楽譜も紹介されてるし、記載されてる全ての唄の原詩も巻末に記載されてました。この本を読んで、マザーグースの基礎をちょっとでも知ることが出来てよかったよかった♪


おまけ:本書で可愛い詩を見つけました。『完訳マザーグース』にも載ってたはずなんだけど全然気付かなかった…(><)
「男の子って何でできてるの?女の子って何でできてるの?」というやつです。男の子の方は置いといて(笑)、女の子バージョンはとっても可愛い~!

「女の子って何でできてるの? 女の子って何でできてるの? 砂糖とスパイスと素敵なもの全部 そんなもので女の子はできているよ」

女の子は砂糖とスパイスで出来てるなんて!なんていい感じなんでしょ^^何かのセリフに出てきそうと思っていたら、やはり映画のセリフで使われたことがあるそうな。マザーグースを知ってれば映画も楽しく見れそうだな~。

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