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04/03 「時計は三時に止まる」 クレイグ・ライス
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2006.04.03 Mon

『時計は三時に止まる』 8 FACES AT 3

時計は三時に止まる
 著者:クレイグ・ライス(Craig Rice)
 訳者:小鷹信光
 出版社:東京創元社 創元推理文庫   
 ※「マローン売り出す」光文社文庫刊に若干訂正を加えたもの



<クレイグ・ライスとちょっとだけ感想>
アメリカの作家で、マローンシリーズ・ビンゴとハンサムシリーズ・ノンシリーズ、そして別名ペンネーム作品もあり。
私は初めてクレイグ・ライスの本を読んだのは、クレイグ・ライスの事は全く知らず偶然のこと。
とういうのも私は八十七分署シリーズのエド・マクベインが好きで、彼の著書を片っ端から読んでると「エイプリル・ロビン殺人事件」と出会い、これがクレイグ・ライス著作でありながら未完(遺作)でエド・マクベインが補筆したというもの。
そこからクレイグ・ライスにハマることに・・・。

この「時計は三時に止まる」は弁護士マローンシリーズの第1作目となる作品。
このシリーズに欠かせない主な登場人物は、美女とお酒が好きなマローン・赤毛が特徴のジェイク・大富豪で超美人の娘ヘレン(この1作目でジェイクと出会い、後に結婚)の3人。
そしてこのマローンを筆頭に事件を解決していくのですが、ジェイクとへレンが加わることによってドタバタユーモアミステリになるって感じ。

このシリーズを見ようと思ってる方へ・・・。
このシリーズはハヤカワと創元推理から出ており(私の知ってる限りではかぶってる本はないはず)、さらに出版社の発行順が必ずしもシリーズ順になってるとは限らないので注意!
シリーズ順でなくても楽しめますが、順を追って楽しみたいという方は絶版本もありますが以下の順序でどうぞ(ちなみに私は「大はずれ〜」から読みましたが実は順序派)。
※私自身この中で4と10は持っておらず、もしかしたらそのあたりが間違ってるかも・・・

1.時計は三時に止まる(創元推理文庫)
2.死体は散歩する(創元推理文庫)
3.大はずれ殺人事件(ハヤカワ)
4.大あたり殺人事件(ハヤカワ)
5.暴徒裁判(ハヤカワ)
6.こびと殺人事件(創元推理文庫)
7.素晴らしき犯罪(ハヤカワ)
8.幸運な死体(ハヤカワ)
9.第四の郵便配達夫(創元推理文庫)
10.わが王国は霊柩車(ハヤカワ)
11.マローン御難(ハヤカワ)

マローン弁護士の短編集もあり。

さて、肝心のこの本ですが、事件のあった家の時計が午前3時にいっせいに止まり、この事件の殺人容疑とされた被害者の姪。この姪の駆け落ち相手の友達であるジェイクが旧友のマローンに弁護を依頼するというもの。
この一作目では謎解きが少し強引のような気がしますが、とりあえずは主人公3人の特徴を是非知っておいてほしいところ。後々の作品では面白くなってくるので。
ミステリよりもどちらかと言えば登場人物トリオの個性を楽しんで欲しいシリーズです。

21:23 | [小説]P-T | edit | trackback(0) | comment(0)






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