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「ピクニック」

『ピクニック』  UNE PARTIE DE CAMPAGNE

ピクニック 製作年:1936年
 製作国:フランス
 監督・脚本:ジャン・ルノワール
 撮影:クロード・ルノワール
 編集:マルグリット・ルノワール
 原作:モーパッサン『野あそび』
 出演者:シルヴィア・バタイユ、アンドレ・ガブリエロ、
      ジャーヌ・マルカン、ガブリエル・ファンタン、
                   ジョルジュ・ダルヌー、ジャック・B・ブリュニウス
<簡単なあらすじ>
田舎にピクニックをしにやってきた都会の家族(両親、娘、祖母、娘の未来の婿養子(使用人かな?)の4人)。無邪気にブランコで遊ぶ娘の姿をレストランの窓から青年たちが見ていた。そして母親と娘を舟遊びに誘うことに。娘と一緒に小舟に乗った青年は森に娘を誘い誘惑する。そして数年後、未来の婿養子と結婚した娘はその森で青年と再会する。

<感想>
京都国立近代美術館に『ルノワール+ルノワール展』を観にいったら、ジャン・ルノワールの映画を上映してたのでこちらも鑑賞してきました。画家のルノワールの息子が映画監督をしてたのを知りびっくり!
ちなみに撮影のクロード・ルノワールはルノワールの長男の息子、編集のマルグリット・ルノワールは元彼女。ジャン・ルノワール自身もチョイ役で登場してます。
そして『ピクニック』は父親の『ぶらんこ』という作品のオマージュとなっており、展覧会でも絵画の横に映画の抜粋が流れてるので見比べることができます。
49分と超短い作品なんですが、これは未完に終わったためなんだそうな。のちに字幕を補い編集し、一応完結したことになるのかな??DVDやジャン・ルノワール関連の書籍からなら詳細がわかるのかも。

入口で簡単なあらすじが書かれた紙を読んだだけで詳細を全く知らなかったのですが、この作品、結構好きかも♪
おばあさんは可愛らしいし母親は色気があって娘同様のはしゃぎっぷり、父親は釣り好きで娘の未来の婿養子は頼りないオトボケさんという個性ある家族の面々、そして楽しいブランコと悲しげな大雨。
超面白いわけでもないし泣けるわけでもない。なのにどこか独特の雰囲気があるんですよね~。
個性的でユーモアある家族、純情な(意外にそうでもない?)娘の恋、青年とは結ばれず違う男性と結婚する背景…朗らかさと切なさが風景と共にたった49分の作品に上手い具合に対比してるような感じ。
未完なので娘と青年は再び出会うまで何度も会ったりしてたのかは全くわかりませんが、この曖昧さが逆にいい感じ^^

ただちょっと違和感があったのは娘役のシルヴィア・バタイユ、とても可憐だったんだけどちょっと年齢的に無理があったような…。ぶらんこに乗ったり母親との会話から想像すると20歳前後の役じゃないか(いや、もっと若い役?)と勝手に思ってるんですが、シルヴィア・バタイユには少し若すぎかな。この作品に出演してた時、実年齢はいくつだったんだろう。娘というよりもうちょっと落ち着いた女性役の方が似合ってそうです。

モーパッサンの『野あそび』ではどのような結末になってるんだろうと興味が湧いてきちゃいました^^

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