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04/02 「わたしを見かけませんでしたか?」 コーリイ・フォード
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2006.04.02 Sun

『わたしを見かけませんでしたか?』 HAS ANYBODY SEEN ME LATELY?

わたしを見かけませんでしたか?  ハヤカワepi文庫
 著者:コーリイ・フォード(Corey Ford)
 訳者:浅倉久志
 出版社:角川書房 ハヤカワepi文庫   




<感想>
私がはじめてコーリイ・フォードを知ったのは「冷えたギムレットのように −美酒ミステリ傑作集−」のアンソロジーに入っている「おごりの一杯」。
たった4pというショートですが、そんな短さでもオチまでしっかりしており、是非この著者の作品を読んでみたい!という気に・・・。
コーリイ・フォードは多くの著書や短篇を残していますが、私の知ってる限りでは多くはアンソロジーや昔のミステリマガジンでしか読むことが出来ず、彼の作品を多く読むのは難しいかも。

今作品は19篇からなるエッセイ集で、大部分はミステリマガジン誌やユーモア・スケッチのアンソロジーに収録されている作品。
この中で注目してほしいのが「あなたの年齢当てます」。中年男性必見!!
著者自身が感じたことをエッセイにしたのもで、中年男性の普段の日常生活に起こりうる内容をユーモアに描いています。
全ての出来事をポジティブにというか解釈の仕方が面白く、暗い悲観的内容になっていないのが何とも言えない!
中年男性だけでなく中年女性にも十分当てはまり、私にも身に覚えがある内容が少しばかり・・・(悲。
著者の定義によると、中年とは概略21歳〜100歳までの時期をいうらしい。成人になったら即中年ってことか?!

「ヒモをためてますか?」は、いつか使うかもしれない、何かに役立つかもしれないと思いどうでもいいものをしまいこむ女性には必見!!かなり共感出来るかも。

「愛人マニュアル」では犬の立場から見た人間の飼い方を綴っており、これが意外に飼い主にとって勉強になる内容。
犬を飼ってる人だけでなく、飼ってない人にも十分楽しめます。

全体的に著者の日常を綴っており、お国柄か日本人にはあまり馴染みがない部分も多少ありますが、それでも読んでて「あるある」「わかるわかる」と共感出来る部分が多く、面白く楽しく読めるエッセイ集です。

15:51 | [小説]F-J | edit | trackback(0) | comment(2)

はじめまして。
僕もこのコーリイ・フォード、『冷えたギムレットのように』で初めて知りました。ミステリマガジンでも、ちょくちょく載せてましたね。
『わたしを見かけませんでしたか?』は、一見何気ない日常エッセイなのに、よく読むとクスリとさせるような仕掛けがたくさんで、楽しめました。
フォードに限らず、浅倉久志さんが訳していた『ユーモア・スケッチ』みたいな作品って、日本ではあまりありませんよね。でも、最近はウッドハウスなんかが受けているみたいなので、またこういう作品が流行るかもしれませんね。
kazuou URL #- | 2006.04.11 13:44 | edit?
はじめまして、kazuouさん。
最近ウッドハウスが受けてるんですか?!
このような作品が流行ってくれると嬉しいです。

以前、ウッドハウスの本が読みたくて図書館においてあるものは殆ど読みましたが、それでもほんの数冊。
絶版になってても面白い本は沢山ありますよね。
まだまだ面白い本の発掘に奮闘します!
TKAT URL #- | 2006.04.11 21:11 | edit?





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