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「図書館革命」 有川浩

『図書館革命』   

図書館革命

 著者:有川浩
 イラスト:徒花スクモ
 出版社:メディアワークス   
 




※シリーズ順に感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。
<簡単なあらすじ>
原子力発電所が大規模な襲撃を受け国際無差別テロと認定された。事件の手口が当麻蔵人の著書がテロリストの教科書にしたとされ、対テロ特措法で権限を拡大される組織の中にメディア良化委員会も含まれることに。良化委員会は当麻先生を確保しそれを皮切りに作家狩り・言論狩りをしようとしているのに対し、図書隊は当麻先生の身柄を守ることになった。郁の意見がもととなり、図書隊と当麻先生が最終的にとった計画とは…。シリーズ完結編。

<感想>
今回は世相社の折口だけでなく、マスコミ全体が関わってます。さらに手塚兄は政界をも吹っ飛ぶぐらいの切り札を持ってるという…。さらには外国メディアも利用し、世界的な事件となりつつある。今回はなんてスケールが大きいんだろう!

図書隊も良化委員会もどちらも正義にはなれない組織。本来ならば必要ないのにベースがあやふやだったため作り出された武器を持った組織。このあり方も問われてるのかも。日野の悪夢もなかったし稲峰顧問も仕込み車椅子に乗る必要もない。図書隊と良化委員会、今後のあり方もとりあえずは鎮圧したということかな。

今回は手塚兄が運営する「未来企画」も関わっており、兄弟間、そして手塚兄と柴崎の利口者同士の会話も注目。「未来企画」は中立であるために内部紛争まで起こってしまい、思想の違いが浮き彫りに。
しかし手塚兄は大物だ~。内閣までもを吹っ飛ばすカードを持ってるらしいのですが、一体どんな内容なんだろう。 

当麻先生の事件は本を読まない人にとっては他人事、むしろテロに関わることなら排除した方がいいというぐらいにしか関心はいかないだろうけど、良化委員会の本当の真実をメディアが協力して伝えると世間の関心は…。
自分の生活に良化委員会が絡んでくると知ると注目度はアップ、良化委員会が浮き彫りになった生活に対し不満が出てくるのは必須。全面的に良化委員会のやり方を表に出すことによって、世間の関心は良化委員会に対する不満がつのる訳で。
その結果、いたる場所で郁らは世間から助けられるということに。
日頃お世話になってるメディアは恐ろしい存在だ・・・。現状でも規制がかかって放送されないニュースもあるだろうし、一方ではどうでもいいようなニュースを面白おかしく放送してたりする。何気にテレビを観てるだけでもやはり観る側にとってはそのニュースへの関心度にも影響されてくる。メディアが関心ごとを左右してるといったら大げさすぎるか^^;

郁と堂上教官の関係はというと…
堂上教官は郁をからかってるようなセリフもあったり(これが堂上教官の地ならかなりベタ甘)、郁同様に恋愛下手かと思いきや、しれっと正直に自分の気持ちを言ったりしちゃってる。2人の言動は読んでるこちらまで恥ずかしくなってきちゃう。というかそんな会話しててマジで恥ずかしくないんだろうか??恋する2人にとっては気にならないか(笑)。
郁は小説を読むときはキャラ読みするとのことですが、私もこの図書館シリーズはキャラ読みしてるかも^^;

手塚と柴崎の携帯交換シーンも読んでて恥ずかしい…。柴崎の行動も行動だけど、それに対抗する手塚もどーよ?!ああ、青春って素晴らしい(笑)。
郁と堂上教官とのいままでの関係もこの完結編では終止符を打つのですが、それにしても結末はかなり飛びすぎ(笑)。途中まで戦闘モードでハラハラしながら読んでたので、ラストで一気に気が抜けちゃったよ~。というか恥ずかしい・・・。全体的に面白く読めたからいいっか♪

やっとシリーズ全部読み終えたんですが、まだ『別冊図書館戦争』が・・。こちらも図書館で予約してるのですがいつになるやら。郁と堂上教官のバカップルが綴ったラブコメ仕様らしいのですが、今以上に恥ずかしいセリフだらけなのかな・・・。覚悟して読まないと。

-4 Comments

孔雀の森 says...""
こんにちは♪
この図書館シリーズは、将来起こりうる言論統制に対する恐怖と、恋バナの胸キュンが絶妙なバランスをとっていて、最初から最後まで一気に読んでしまいました。
そのうち良化委員会も図書隊もなくなる日が来るのかな。
郁と堂上教官との会話って、やっぱり読んでるこちらが恥ずかしくなってきますよね。
この2人これでも大人なのよね~
手塚と柴崎にしても、なんだかんだ言って甘すぎません?
みんなバカップルなのよね~
結末はおっしゃるように飛びすぎでしたね。
アレに到る過程がゼッタイ必要だと思いました。
2008.05.19 09:34 | URL | #W/rA3xXw [edit]
jia says...""
こんにちはー(^^♪

ご紹介いただいたのに、自分が先に最後まで読んでしまいました(~_~;)ほんと、最初は銃器を用いて本を守るお話で、ありえなーいと思いながらも楽しかったのですが、徐々に恋愛も絡んでくる。これが、また男の自分としては読んでいて、なんだか恥ずかしくなってきてたのを思い出しました(*^_^*)

まぁ、恋愛している二人の関係は外野は恥ずかしく思えても、当の二人はたとえ大人でも恥ずかしくないのでしょうね(#^.^#)
2008.05.19 14:09 | URL | #1olHiW.o [edit]
TKAT says...""
こんばんは、孔雀の森さん^^

>将来起こりうる言論統制に対する恐怖と、恋バナの胸キュンが絶妙なバランスをとっていて

そうそう、絶妙なバランスが良かったですよね♪シ
リーズ2作目か3作目かではめちゃ恋愛モードでしたもんね~。
今回は最初と最後がベタ甘で、中盤はスケールが大きく読み応えありました^^

あまりにもベタ甘ですが、よく考えたら皆大人なんですよね~。堂上教官なんて30歳(だっけ?)
なんだか高校生の恋愛みたい(笑)。結末に至るまでの過程もなんとな~く想像できちゃう^^
その辺も『別冊図書館戦争』で明らかになるのかしら…。忘れた頃に手元にきそう^^;
2008.05.19 21:23 | URL | #- [edit]
TKAT says...""
こんばんは、jiaさん(^^♪

女性の私が読んでも超恥ずかしくなる会話なので、男性からみたら「ありえね~」って感じ?!
でもですね、外野からみてるとどの男性も恋愛中は
結構恥ずかしいこと言ってたり何かしらやらかしてますよ~。ふふふ。
jiaさんも胸に手を当てて昔を振り返ってみてくださいまし。
(昔と書いてしまいましたが、現役バリバリの恋愛中だったら失礼^^;)

恋愛中の当人同士は歳がいくつであっても青春真っ只中なんですよね♪
2008.05.19 21:37 | URL | #- [edit]

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