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2008.05.02 Fri 『メッセージ』 THE MESSENGER
![]() 著者:マークース・ズーサック (Markus Zusak) 訳者:立石光子 出版社:ランダムハウス講談社 <簡単なあらすじ> 愛犬ドアマンと暮らしているタクシー運転手のエド・ケネディ、銀行強盗の現場に居合わせ逮捕に一役買ったため一躍有名になってしまう。それから数日後、謎のメッセージか書かれているトランプのエースが郵送されてくるようになった。書かれているメッセージを頼りにエドはいろんな場所に行き、様々な人と出会う。一体誰が何のためにこのようなカードを送っているのか、エドに何を何を伝えたかったのか。 <感想> 『本泥棒』があまりにも大傑作だったため、マークース・ズーサックの他の著書を読んでみたくなり図書館で借りてきました。 19歳のエドはどこにでもいる普通の青年。夢も希望もなく、好きな女性には奥手で母親には頭が上がらない。友人たちと時々トランプする平凡な生活を送っていたのに、ある日見知らぬ住所が書かれたカードが届いたことから生活は一変。友人に相談すると「その住所には問題を抱えた人がいる、あなたはそれに立ち向かわなきゃならないんじゃないの?」と。 そしてエドは各カードに書かれたメッセージを頼りに、暴力夫に困ってる親子、孤独な老女、裸足の少女ランナー、神父、アイスクリームを食べる親子、喧嘩ばかりしてる不良少年の兄弟、ポリネシア人家族、映画館の老人、家族、3人の友人たち・・・ いろんな人たちと出会い、その人たちが何を必要としているのか、何を求めているのか、その問題を解決するためにどうして自分が選ばれたのか考えながらも奮闘するエド。 エドを聖人として見る人もいれば、カードを送ったと思われる人物からのメッセージがあったり。 出会った人たちとその後も交流があったりハートフルなシーンが沢山ちりばめられていて温かい気持ちになります。メッセージを届けるメッセンジャーとしての使命、そして最後までやりとげようとするエド。自身にまで影響及ぼすこともありつつ、人々の問題を解決していくうちにエドも次第に変わっていくように。 12+1のメッセージを全て完了したあと、ごくありふれた人間だったエドが成長していく本当の理由は・・・。 いったい誰がエドにカードを送っているのか?というミステリー要素もしっかり入っており、こちらは最後の最後まで全くわかりませんでした。途中でエド以外にも同じような立場の人間がいるんじゃないかと思わせたり、もしかしてこの人物がそうなんじゃ・・・?!なんて思ったりしたのですが、結末は予想しなかった展開にびっくり!!最後まで読んで著者が言いたかったことがやっとわかりました。 よく出来た小説だ〜。エドの行動を隅から隅まで把握してるカードを送ってきた人物にも納得。 『本泥棒』も素晴らしい作品でしたが、『メッセージ』も期待を裏切らない良い作品でした♪マークース・ズーサック作品は今後も読んでいこう。 21:11 | [小説]U-Z | edit | trackback(0) | comment(2) おお!メッセージお読みになられたのですね〜。
こちらは『本泥棒』より皿に青少年向けと言った感じでしたが、良かったですよね〜。 オーストラリアが舞台の作品って余り読みませんが、何だか広大な印象もあって(笑)。 大分前に読んだけど、未だに印象の深い作品です♪ こんばんは、hiyoさん^^
一気に読んじゃいましたよ〜。 『本泥棒』の作者というのもあって前から読みたいと思ってたんです。 hiyoさんのブログでも紹介されてたのを拝見し、こりゃ面白そう♪と思った訳で^^ 実は今現在もhiyoさんのブログで見つけたとある本を読んでる途中なんです♪ なんだかんだとhiyoさんのブログを参考にさせていただいておりまする〜。 感謝感謝! TKAT URL #- | 2008.05.07 21:13 | edit?
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