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「阪急電車」 有川浩

『阪急電車』 

阪急電車

 著者: 有川浩
 出版社:幻冬舎





<簡単なあらすじ>
阪急今津線に乗る人々のそれぞの物語。主な登場人物は・・・
・征史&マキ 征史は時々図書館で見かけるマキと偶然電車で隣の席になる。そこから恋が始まろうとしていた。
・翔子 結婚間近の彼氏を同僚に寝取られ、復讐のため2人の結婚式に討ち入りしたOL。帰りの電車の中で言葉を交わした女性に小林駅はいい駅だから降りて休むといいと言われた翔子はそこで降りることにした。
・時江&孫娘 孫娘と一緒の時江は、夫が亡くなって犬を飼いたいと思っていた。そんな時江は電車の中で訳ありの女性に助言したり、カップルに助けられたりする。
・ミサ どうしよもない男と付き合ってるミサは、電車の中で言葉を交わした女性の一言、そして女子高生の話を聞いて終止符を打とうとしていた。
・圭一&ミホ 軍オタの圭一は、電車の中で同じ大学だと思われるミホと出会う。彼女彼氏いない歴=年齢の2人はゆっくりと恋が始まろうとしていた。
・伊藤さん 中学校のPTAから付き合ってるおばさんグループの1人。傍若無人なグループの面々に無理して付き合ってる伊藤さん。仲間が電車の中でした行為を恥ずかしいと思っているがそれを注意する勇気はなかった。そんな時、電車で隣に座った女子大生から的を得た言葉を受け、新たな人生を始めようとしていた。
・悦子 漢字の読めない年上の彼氏と付き合ってるが、今の悩みは受験。そんな悦子に対し彼氏はとても大事にしてくれていた。

<感想>
新たな恋が始まろうとしていたり、気持ちに迷いがある人は何かを決断しようとしていたりと様々な出来事が阪急電車で起こります。
電車の中から恋が始まるのは私自身経験がないので謎ですが、こんな出会いがあったら♪なんて年甲斐もなく思っちゃいます。それと同時におばさんの行動、回想シーンでの女子高生2人の行動、ホームでの幼い少女たちのコミュニティなど、どの話も「そうそう、うんうん、あるある」と頷けます。
そんな中、女子高生グループの話の内容がめっちゃ面白い!年上の彼氏と付き合ってる1人の女子高生がおバカな彼氏との会話を話してるのですが、私がもしこの女子高生と同じ電車の中にいたら絶対聞き耳立ててる!しかもオチがちゃんとしてる(笑)。

登場人物同士が同じ電車に出くわしてたり、言葉を交わしてたりと全ての物語が電車の中で繋がってます(一瞬の場合もあり)。恋の始まりを偶然見た人はその光景を微笑ましいと思い、迷惑行為をする乗客には腹立たしさを覚えたりと日常的な光景もしばしば。
別れがあれば出会いもある、そんな電車物語で最後は気持ちよく読み終えれるという感じでしょうか。
図書館シリーズも面白いけど、こちらも面白かったです♪

冒頭に阪急電車は鉄道マニアに人気があり、若い女性から「かわいい」と好評、さらに女性観光客からは「おしゃれ!」とびっくりされると書かれてるのですが、そうなの?!阪急電車(神戸線)は学生時代に毎日乗ってましたが、そんな噂一回も聞いたことないなぁ。あずき色の電車ってめずらしいのかな?
この小説の舞台になってる今津線、私は年に数回しか乗らないので街の情景がどれも新鮮に感じます。この駅は人に優しい街なんだとか、この駅にはそんな光景があるんだとか・・・。機会があれば降りてみようかと思います^^

-4 Comments

孔雀の森 says...""
こんばんは♪
この本はリクエストしています。
私の前に30人くらいいるのでいつになるかわかりませんが、読んだらまたコメントさせていただきますね。
いろいろな乗降客の姿を追って描いているのですね。それぞれの人間模様が面白そう。
やはり乗ったことがある電車が舞台になっている、というのは身近に感じるでしょうか。
私は乗ったことはありませんが鉄道大好きなのできっと楽しめるんじゃないかと思いました♪
2008.03.30 20:28 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
こんばんは、孔雀の森さん^^

やはりリクエストされてましたか!孔雀の森さんの感想が今から楽しみです♪
今でも阪急電車は時々乗りますが、やはり馴染みのある電車が主役(?)だと嬉しいですね。

>それぞれの人間模様が面白そう。

そうなんですよ、様々な人間模様は共感したり、頑張って!と応援したくなったりします。そして最後は気持ちがほんわかしちゃいます^^この物語を読んで冷静に考えると、ここまで乗車客同士が声を掛けるってのはあまりないんじゃ?なんて思ってしまいますが^^;、知らない者同士だから助言も心に残るのでは・・なんて思えてきます。

普段何気に乗ってる電車、私の知らないところでこの物語のようなことが起こってるのかもしれないと考えると、想像するだけで楽しくなっちゃいます(特に恋のはじまりは・・・♪)。
2008.03.30 23:19 | URL | #- [edit]
孔雀の森 says...""
こんばんは~
朝、トラックバックしたときにコメントを書いたつもりでしたが、なぜか消えてしまいました。遅くなってスミマセン。
さてさて、女子高生たちの話、ホントに面白かったですね。
オチをちゃんとつくるというのは、関西方面の人の才能ではないでしょうか。(先日バラエティ番組でそういう内容を観まして)
私は「オチは難しい」と感じます。
表紙のあずき色の電車、かわいいですね。そのインパクトが強くて夢にまで出てきたのかもしれません。
学生時代毎日乗っていたTKATさんがうらやましいです。
あずき色の電車、知っている限りでは乗ったことがありません。
登場人物のその後が楽しみです。オバサン連のマナーはどうなったかしら(笑)
2008.08.02 23:02 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
こんばんは、孔雀の森さん^^

>オチをちゃんとつくるというのは、関西方面の人の才能ではないでしょうか。

才能?!お褒めいただき光栄でございます。えっ、褒めてないって(笑)?確かにオチがないとちょっと気持ち悪いのは事実かも^^;オチがなく話が終わったら「…で?」ってオチを催促することもあったり。これはやっぱり幼い頃からテレビで新喜劇や漫才に触れてるからじゃないかな~。どうかな?

阪急電車、関西に来ることがあれば乗る機会は多いかもしれないですよ^^JRより断然安いし神戸から京都まで網羅してますもん♪舞台になってる今津線はちょっとローカルすぎるかなぁ。でも宝塚歌劇を見に行くならいいかも♪
もしかしたら登場人物たちのような出会いがあるかも?ですよ^^
2008.08.02 23:55 | URL | #- [edit]

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