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「ゴルきちの心情」 ウッドハウス

『ゴルきちの心情』  THE HEART OF A GOOF       

著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
訳者:古賀正義
出版社:創土社

<簡単なあらすじと感想>
全31編の『ゴルフ大全』から訳された9編『ゴルフ人生』を読んだ時、その他の翻訳が読みたいと思っていたらお世話になっているkazuouさんにこちらの本を教えていただきました。ありがとうございます♪
こちらに収録されてるのは以下の通り。


1.「ゴルきちの心情」ゴルフに身も心も全て捧げてしまい、生活まで影響を及ぼすぐらいのゴルきちの男性が、女性のおかげで克服できたという話。
2.「高価な賭け」
上手いゴルファーは小さな掛け金で満足する、下手なゴルファーほど大きな賭け金で勝負する。とても高価なものを賭けて勝負した2人の金持ちの話。
3.「ヴォスパーとの修交」
「高価な賭け」のその後。妻と一緒にゴルフをする苦難、そして新しい執事がもたらす影響度の話。
4.「チェスター我を忘れる」
感情をあらわにする男性が、本能を抑えたため幸せが遠のきそうになる。
5.「魔法のプラス・フォア」ある男性がゴルフウエアを変えたことで気持ちに変化が起こり、突然ゴルフが上手くなった。次第に彼女や周りの人たちが離れていくが、そのことでゴルフ本来の姿を知ったという話。
6.「ロロ・ポッドマーシュの目覚め」
母親に甘やかされて育った世間知らずロロ。そんなロロが女性に恋をする。
7.「ロドニーの失格」
幼馴染みのウィリアムとジェーンはゴルフ好きのカップルだが、互いに慎重派なためなかなか今以上に関係に進展しなかった。そんな時、2人の間にロドニーという詩人が現れ彼女は彼に夢中になってしまう。だがゴルフをしないロドニーに対しジェーンは・・・。
8.「ジェーン、フェアウェイを外す」
「ロドニーの失格」のその後。めでたく結婚したウィリアムとジェーンだったが、再びロドニーが現れ、またもやロドニーに影響を受けるジェーンだった。
9.「ロドニー・スペルヴィンの改心」
「ジェーン、フェアウェイを外す」のその後。今度はジェーンの妹アナスタシアがロドニーに夢中になっていた。ジェーンは1人だけで何とか阻止しようとするが、その行動を見てウィリアムは怪しく思っていた。
今回は『ゴルフ人生』でお馴染みの"最長老メンバー"が全て語り手となってます。『ゴルフ大全』の時から薄々気付いていましたが、この『ゴルフちきの心情』で確信しました。相手が聞くのを嫌がっていても有無を言わさず語り始めるってことを(笑)。聞き手が断ろうが話してる途中であろうがお構いなし。さらに悩める子羊たちがみな自分に相談にくるということを当たり前のように思ってる^^
聞き手は話の流れから同じ青年と思ってたのですが、おそらく2~3人の青年が登場している模様。みな最初は「またかよ、やれやれ」といった諦めムードで聞いてるのですが、最後の方の話では相手が逃げないように上着の袖をつかむ"最長老メンバー"。

このゴルフ話には、いろんなタイプの女性が登場するのもまた楽しみの一つ。ゴルフに対し何かしらの悩みを持つ男性を支える女性、反対にどん底に落とす女性。女性の行動に振り回される男性がいたり、肩透かしにあったり。
ゴルフのエピソードを交えながらの登場人物たちはみな個性があって相変わらず面白い。ウッドハウスはホントに期待を裏切らないな~♪最高!

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