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2008.01.06 Sun 『君といたとき、いないとき』 月亮忘記了 WITH MY LITTLE MOON
![]() 作・絵:ジミー(幾米) 訳者:宝迫典子 出版社:出版社:小学館 <簡単なあらすじ> ある日、月が地上に落ちてしまった。その落ちた月を森で偶然見つけた少年は家に持ち帰る。一方世の中では月のいなくなったことで大ニュース。小さな人口の月が大量に作ら一時的に街は明るくなるが、いつの間にか街角はすさんでしまい人口の月はどんどん捨てられるように。そんな時、少年と一緒にいた本物の月は自分の本来の姿を思い出すように・・・。 <感想> まずは冒頭。これにはびっくりです。だって月を見ながらベランダの柵に座ってる男性がいきなり・・・(これ以上はネタバレになっちゃうので書けない〜^^;) 月が夜を照らしてくれるのは当たり前のことで、いざ月が世の中からなくなると世界はパニック状態。だけどすぐさま人口の月が大量生産されるってのは現代を象徴してるような。月は暗い夜を照らしてくれるのが当然と人は思ってますが、いざ月がなくなると恐怖におちいり、代替のものを作ることで安心。最初は小さくて可愛らしい月をみな大事するも、飽きて捨ててしまうのも現代を象徴してる。 一方で、孤独だった少年と月。この両者は出会うことで互いに寂しさを埋めていったのかな。少年は何かするごとに母親のことも触れており、自分に関心を示して欲しいのがよ〜くわかります。 暗闇=孤独?孤独=自分自身?うーん、2回読み直しましたがジミー作品は考えれば考えるほど奥深すぎていろんな意味に取れます。一体どこまでが夢というか想像なんだろう。ってどうみても現実じゃないけどさ(笑)。 これほど読者に問いかける絵本作家がいるとは!絵本で字数が少ないとはいえ訳者は大変だ。 だけどジミー作品は言葉がなくても画だけでも惹かれてしまう。 ほかの作品の主役たちが脇役として登場するところはもうお決まり!!しかも全然無理やりではなく、脇役としてもちゃんと自らのストーリーの一環として登場してるのがすごい。 そういや少年に拾われた月が徐々に大きくなっていってる・・。最初は手のひらサイズだったのにどんどん大きくなっていってるのは月が少年の愛情を受けてるからなんだろうか。ん?愛情? ここからは私の勝手な解釈。 "大人になった主人公は孤独で、仕事あるいは恋愛に疲れている。で、心がすさんでいる時に冒頭の出来事が。夢の中で少年時代に月と一緒に過ごしたこと、親友である月が今もずっと空から見守ってくれてることを思い出す。" どうでしょ?想像だけが膨らんでいく・・。ジミー作品は頭の活性化になるわ〜(笑)。 個人的に好きなシーンは傘をたたく雨の音を聞きながら散歩する少年と月。月の嬉しいそうな顔も素敵ですが、傘をたたく雨の音もいいかもしんないと思えるようなシーンでした♪ 21:24 | [絵本]全般 | edit | trackback(1) | comment(2) こんばんは〜。
借りてきました。思ったとおり誰も借りていませんでした。(よかった…) さて、私のページでTKATさんが質問してくださった内容を考えつつこちらを拝見して、さらに絵本を再読してみると、色々な想像がわいてくるのでした。 私は最初は「冒頭の大人=少年」という見方をしていなかったと思います。 少年と月のふれあいや世の中が荒廃していく様子には結構リアリティを感じました。ありえないんだけどね。 でも今回読んでみるとやっぱりあれは夢の中かな〜という気がしてきました。それをにおわせるような文章もありますし。 大きくなっていく月についてTKATさんが想像されたことも面白いですね。そーか、愛情…。何だかそう思えてきました。 あんなところから落っこちたのも生活に疲れていたからなのね。(て、ことないか:笑) 雨のお散歩。黄色い傘の下のお月様が嬉しそうでしたね。 こんばんは、孔雀の森さん♪
なんだか再読を強制しちゃったようでスミマセン^^;年末に読んだところなのに、今度は私がもう細かい内容を忘れかけてる(笑)。 ジミー作品はホントいろんな解釈ができますよね。自分とは違った解釈を聞くと「そんな見方があったのか!」と新たな発見が出来て楽しいです♪孔雀も森さんの"地球の最後"という言葉、上手い表現だな〜と感心しちゃいました。 しかし冒頭の男性、なんでベランダの柵に座ってるんだろ?ただ単にお月見してたんだろうけど、危ないな〜と思ってたんだ。うんうん。落ちる月につられて(というかビックリして)・・・って感じでしたが、このシーンも不思議。もしかして孤独な月が、たまたま月を見てた男性に何かを伝えたかったとか?! ああ、もう想像するのはよそう。私の思考回路がえらいことになってきた(笑)。案外ジミー本人は、ここまで深く考えて作品を書いてなかったりして^^; TKAT URL #- | 2008.01.08 22:58 | edit?
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URL : http://tkat.blog55.fc2.com/tb.php/274-00b5ed38 著 者:幾米(ジミー)〔台湾〕
訳 者:宝迫 典子
原 題:月亮忘記了
刊 行:2003年(原書発行は1999年)
出版社:小学館
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夢の国・亞洲文化宮 | 2008.01.07 Mon 15:55 |
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