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2007.12.29 Sat 『夢十夜』
![]() 著者:夏目漱石 画:金井田英津子 出版社:パロル舎 <感想> つい最近読んだ『図書館の神様』の中で、文学に興味がない国語教師の主人公があまりにも怖くて思わず夜中に不倫相手の家に電話してしまったという『夢十夜』。夏目漱石でそんなに怖い本あったの?!なんて思った私は早速図書館で借りてきちゃいました。 いや〜、『夢十夜』って短編の部類なので短編集に収録されてる本が多いのなんのって。短編集でもよかったのですが、とりあえず『夢十夜』だけが読みたかったのでパロル舎から出版されてる『夢十夜』だけの本を選びました。しかも画付きで字も大きい(笑)。この本はもしかして子供向け?!お陰でとっても読みやすかった♪ 十夜の夢物語になってるのですが、金井田英津子さんの版画が雰囲気出てるんです。情景、怖さが十分に伝わってきます。 『図書館の神様』でも登場した「第三夜」、6つになる我が子を背負ってる夢なのですが、ラストには背中がゾゾゾってしました・・・。怖い。確かに怖い。一言でいうと怪談かしら。途中からもしかしてこの子は?と予想させておいて結果はやっぱりという感じなのですが、最後の1行で恐怖にドーンと。こんな夢、絶対嫌だ。一日中憂鬱になりそう^^; 「第六夜」では、運慶(鎌倉時代の仏師)が護国寺で仁王を刻んでいるという。だが見物人は明治の人間。そのうちの1人が「削って顔を作ってるのではない。木の中に顔が埋まっており、その顔を掘り出すのだ」と。それを聞いた聞き手がそれなら自分でも出来ると仁王を掘り出そうとする夢。とってもユーモアでラストのオチまで粋。こんな夢なら大歓迎♪ 「第七夜」は、大きな船に乗っている男性は死ぬ決心。だが急に命が惜しくなったがすでに遅かった。目の前の死に近づくまでの後悔の念が何とも言えず、このような夢を見た日はたとえ夢でも死への恐怖と後悔で過ごしそうです・・・。 夏目漱石の長編はかんなり昔に何冊か読みましたが、久しぶりに読んだ夏目漱石は怖かった(「第三夜」)。画に臨場感あるからなおさら。 ある小説を読んでて、その作中に出てくる本って気になるんですよね。特に面白いとか怖いとか名作だとか言われちゃうとついつい・・。「そんなにいいなら読んでみようか」なんて思っちゃう。 今回の『夢十夜』は、「第三夜」のインパクトが強すぎて他の作品がかすんでしまったかも。なので印象に残ってるのは紹介した3つの夢だけ(笑)。 ちなみに『夢十夜』が収録されている「ちくま文学の森」シリーズの『変身ものがたり』も借りてきちゃたよ♪こちらは年始にもゆったりと読もう。 18:21 | [小説]K-O | edit | trackback(0) | comment(8) こんにちは♪
おお、夢十夜だ!と、タイトルを聞いただけで凍りついてしまいました。私の場合、夢十夜といえば第三夜にほかならないのです。あのおどろおどろしい場面は、30年たっても色あせず、残っています。 TKATさんが紹介してくださった第六夜、第七夜もおぼろげながら思い出しました。 私も夏目漱石の作品はむかーしむかしにかなり読みました。若い時分のことだから結構記憶に残っています。あっ、でもそれは文豪の筆力のせい? 久しぶりにあの時代の作家の作品に手を伸ばしてみたくなりました。 そんなに怖いんですか!?漱石さんがそんなに怖いものを世に送り出していたなんて知りませんでした^_^;読んでみようかなー、でも、怖いのはダメだしなー。。。映画もホラー系は一切見ないんですよね(ーー;)
あっ、でも新年会のときに学生時代の友人ところでお泊りするときは、寝る頃に映画の上映会をやるので、何故か毎回ホラー系を見てるかぁ。。。最初見てしまうと解決しないで寝ることが出来ないんですよね(~_~;)たまに、解決しないで続編に続きそうなものを見ると、やられたーって思うのですが。。。(;一_一) うーん、読むべきか読まざるべきか。。。f^_^; >孔雀の森さま
こんにちは♪ホント第三夜は怖かった〜。『図書館の神様』の作中で、大体のあらすじが紹介されてたのですが、その時は「そんなに怖いのかな?」としか思ってなかったんです。・・・が!怖かった〜(泣)。この話がもしラストの第十夜だったら、恐怖だけ残って私も清のように誰かに電話してたかも(笑)。 私の中で夏目漱石は日本のユーモア文学作家という位置付けだったのですが(たまたま読んだ本がそんな感じっだったのかな?)、第三夜を読んで怪談系も面白い!と感じました。さすが大文豪!私もこの時代の文学を改めて読んでみようかな〜と思いつつあります。 TKAT URL #- | 2007.12.30 12:08 | edit?
>jiaさま
そうなんです、夏目漱石さんは怖い短編も世の中に送り出してたんです・・。ホラー大好きな私でも第三夜を読み終えた後は寒気がしましたもん(><)。 映画だと怖いシーンは目を逸らしたり出来ますが、本だとそのシーンを飛ばす訳にはいかないですもんね(笑)。 第三夜は雰囲気的にも文章的にも日本独特の怖さがあるんです。ただ他の夢は怖くなく(意味がよくわからなかった夢もあり^^;)、短編なので短時間で読めちゃいます♪しかも!図書館だとおそらく予約待ちなしですぐ借りれること間違いなし?! さあ、年が明けたら図書館へレッツゴー! TKAT URL #- | 2007.12.30 12:26 | edit?
こんにちはー(^^♪
昨日ついに図書館で借りてきて、寝る前に十夜全部読んでしまいました(;一_一)三夜はちょい寒気がしましたが、昔ボーイスカウトに所属していた時、キャンプで怖い話を夜中にされたのが似たような話だったので、どんな結末か想像できてちょい寒気ですみました。それは、お母さんが赤ちゃん連れて山に行くのですが、崖で景色を見ていると、しゃべるはずの無い赤ちゃんがお母さんに、今度はここから落とさないでねと言い、そのお母さんは過去に赤ちゃんを崖に捨てたことがあるといったお話です。 やっぱり第三夜がインパクトあり、他の夢の話は忘れてしまいそうですね^_^;あと第七夜の後悔のお話が、航海と後悔をかけてるのかーうまいなーとと勝手に思ってしまいました^_^;夢十夜読んで寝たせいか、覚えていませんが変な夢を見て朝寝坊してしまいました(;一_一)まぁ怖い夢ではなかったのですが、なんか変な夢でした^_^; それにしても、図書館シリーズまだまだ手元にきそうにありません(>_<)しかも最初に届く予定がシリーズの2作目になりそうです(;_;) こんばんは〜、jiaさん。
私ももう一度読み直してみました(今度は画付きじゃなく短編集に収録されてる本)。2度目となるとそんなに怖くなかったりして^^;画付きの方がその景色が安易に想像でき、臨場感あって怖かった〜。っていうか、jiaさんのボーイスカウトに所属していた時の話の方が怖い^^;これを夜中に話し上手の人から聞くと嫌な夢見そうだわ・・。 >航海と後悔をかけてるのかーうまいなーとと勝手に思ってしまいました^_^; なるほど!そんな言葉の遊びがあったのか〜!さすが夏目漱石、お札にもなる大文豪はやっぱどこか違うっス。超凡人の私にはストーリーの意味がたまに理解出来ない時もあるけど(笑)。←いやいや、私に読解力がないだけ^^; 図書館シリーズまだまだですか。私は今シリーズ完結編を図書館で予約しております。が!私の前に160人ほどいるのでjiaさんと同じくまだまだ手元のきそうにありません(>_<) お互い気長〜に待ちましょう♪ TKAT URL #- | 2008.01.17 20:15 | edit?
おはようございます(^^♪
>jiaさんのボーイスカウトに所属していた時の話の方が怖い^^;これを夜中に話し上手の人から聞くと嫌な夢見そうだわ・・。 これが夜中でいろんな怪談話を聞いて、ライトを下から当てたりなんかするるんですね。で、スタッフの人が後ろから手を方にポンと軽く叩いたりして、下手な肝試しより怖かったですよ!なんせ、山奥や川、海そばでのキャンプなんですから(>_<)そんな環境だから、 ある日夜中に目が覚めてトイレに行こうと思った。そして、廊下をゆっくり歩いた。すると。。。途中で廊下がない!そこにあったのは階段だった。以上階段(怪談じゃないの?)話でしたー。 なーんてくだらないお話でも十分怖くなれるんですよね^_^;この話も上手い人がやってくれたので、めちゃめちゃインパクト強くって。。。^_^;そのイベントがある日は夜トイレに行くのが辛かったです^_^;文豪のような才能があれば、これまたネット小説でも書いてみなに楽しんでもらえるのでしょうが。。。自分には無理ですね(>_<) 図書館の完結編160人待ちですか!?すごいことになってますね!やはりサブプライムの不況で皆さん買い渋りされているんでしょうね(;一_一)えっ、関係ないですか。。。失礼致しましたm(__)m こんばんは、jiaさん^^
怪談話の時に、いきなり肩をたたかれたらビビって「ギャー!!」って大声出しちゃいそう(>_<) 怪談話はやっぱ夜、雰囲気ある環境でするのが一番!といってもこの歳になるともう怪談話をする機会がないけどさ^^;いつか子供が出来たらとびっきりの怪談話を聞かせてやろっと♪←イヤな奴〜(笑)。 幼い時は、当時流行ってた"口裂け女"の話だけでも怖かった!そういや都市伝説ってたくさんあるんですよね〜。子供の頃は怪談や怖い話は大嫌いだったのに、大人になるにつれ怖いものが大好きになってしまうなんて・・(笑)。 >やはりサブプライムの不況で皆さん買い渋りされているんでしょうね(;一_一) おっ、最近ニュースになってるサブプライムですね。あながち関係なかったりして?!アメリカがくしゃみすると日本は風邪を引くという言葉があったぐらいですもん。しかしこのキャッチフレーズ、前から思ってたんですがよく出来た例えだと思いません?最初に考えた人は凄いわ・・。 かなり話が脱線してしまいました^^;今日はここまでにしときます(笑)。 TKAT URL #- | 2008.01.18 21:12 | edit?
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