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「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子

『一瞬の風になれ 1(イチニツイテ)・2(ヨウイ)・3(ドン)』     

一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ-- 一瞬の風になれ 第二部 一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

著者:佐藤多佳子
出版社:講談社

<簡単なあらすじ>
天才的な才能を持ったサッカー選手の兄を持った新二は、高校入学をきっかけに兄とは違い才能がないサッカーをやめ陸上部に入った。幼なじみの連も一緒に入ったが、こちらは天才的な才能を持っていながら真剣さが見えない。陸上部に入り、チーム・ライバル・恋などを通し、大きな何かを手に入れた新二だった。

<感想>
ガッチガチの陸上青春モノです。もうコッテコテ(笑)。3巻あるのですが、途中までは陸上部に入った新二の日記を読んでるみたいな感じ。
内容の殆どが「走る」という事柄についてなんだけど、その中に陸上部のメンバーの絆、ライバルとの出会い、そしてほのかな恋・・・もうなんて青春なんだろう。
「俺なんか・・」といつも自信がなく緊張するとお腹の調子が悪くなる新二、生まれつきのスプリンターの連の成長を見守る顧問のみっちゃんこと三輪先生。自身も学生時代にやっていた陸上に対しいろんな思いがあり、ずっと陸上に携わっている。
兄、友人と天才的な才能を持った人物がすぐ身近に2人いる中での新二の成長、これはやはりみっちゃんのおかげか?「コンプレックスは使い方次第ですごい武器になる」なんていいこと言ってるし。
正直、先生をはじめ、登場人物のほとんどがいい奴ばかりなんで波乱なんて二の次。
だからその中での成長は微笑ましく感じる。というか安心して読んでられる。恋愛に対しても今時の高校生とは思えないほど純情だし。1人ぐらいとことん嫌な奴がいてもいいのになんて^^;
同じ高校生でも『恋空』とはえらい違う(笑)。←映画ではなく小説の方

密かにいい味出してるのがスポーツをする2人の息子を献身的に支える母親。ここまで強力な身内サポーターってちょっと素敵♪施設応援サイトを立ち上げてるだけでなく、BBSも関係者でにぎわってるところが笑えた~。つくづく陸上部の関係がとってもいいことがわかります。
最後には陸上を全く知らない私でも、最後は自分までもゴールした気になってしまった・・・。
全くスレてない高校生たちの純粋な陸上生活にかける想い、これぞまさしく青春!小説でした。

-2 Comments

孔雀の森 says...""
こんにちは~♪

これ、大、大、大好きなのですよ!!昔の地元が出てきて懐かしさいっぱいの物語なんです。
それに走ることにかける情熱がすばらしい!
私も陸上は全然知らないのですが、彼らと一緒に走っている気分でした。
陸上って個人競技だから孤独なスポーツかと思ったのですが、チーム力が大切、というのも新たな発見でした。
あのお母さん強烈でしたね。あんなにすばらしい子供たちがいてウラヤマシイの一言です。親としての苦労もあっただろうけど。(ヒトゴトみたいに:笑)
ほのかな恋愛物語も「青春!!」でした。
2007.12.23 11:57 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
こんばんは~。

私も今までは陸上は孤独なスポーツかと思っていたのですが、リレー競技でのチームプレーの大事さ、そして大変さがよ~くわかりました。
バトンの渡し方も詳しく書かれており、ド素人の私でも今から陸上を始めたいな~なんて。←無理無理。階段上るだけで息切れるのに(笑)

この小説に登場する子たちは皆スポーツに対し心底情熱を持っており、まさしく青春!やっぱりこんな青春マンは恋愛も純情じゃなくっちゃね(笑)。

もし自分の子供がスポーツに情熱を燃やしてたら、主人公の母親のように毎回応援でソプラノ声出すかも~。その前にまず結婚しなくっちゃだわ^^;
2007.12.23 19:50 | URL | #- [edit]

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佐藤多佳子『一瞬の風になれ』
 イチニツイテ  ヨウイ  ドン        出 版 : 講談社       発 行 : 2006年 <内容> 神谷新二と一ノ瀬連は幼なじみの親友。共に春野台高校に入学し、...
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