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12/17 「シスターズ・イン・クライム」
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2007.12.17 Mon

『シスターズ・イン・クライム』  SISTERS IN CRIME       

編者:マリリン・ウォレス
訳者:山本やよい他
出版社:早川書房 ハヤカワ文庫
『殺し屋ザック』 テリー・ホワイト
『犯行現場』 キャロリン・ウィート
『センテンス』 マリリン・ウォレス
『ばかな男』 ジュリー・スミス
『消えた遺言状』 シェリー・シンガー
『愛していたから』 サンドラ・スコッペトーネ
『いたれりつくせりの夜』 ギリアン・ロバーツ
『いつもこわくて』 ナンシー・ピカード
『封印された墓の謎』 エリザベス・ピーターズ
『ピエトロのアンドロマケ像』 サラ・パレツキー
『孤独な人々』 マーシャ・ミュラー
『家出』 バーバラ・マイケルズ
『被告側の弁護人』 ライア・マテラ
『ブルー・キュラソー』 スーザン・ケリー
『絆』 フェイ・ケラーマン
『屋根から落ちて』 スー・グラフトン
『荒れ模様』 ミッキー・フリードマン
『安全はどこにもない』 スーザン・ダンラップ
『自然に……』 ドロシイ・ソールズベリ・デイヴィス
『シーザーと眠り』 メアリ・シュラ・クレイグ
『おいで、おばあちゃんのところへ』 ドロシー・キャナル  
『ラッキー・ペニー』 リンダ・バーンズ

ミステリやサスペンスを書いているアメリカ女性作家たちが収録されたアンソロジー。この中からいくつかを紹介。
『殺し屋ザック』殺し屋ザックと家出少年ジェイミーがひょんなことから食堂で出会う。仕事に命(ライフ)を懸けてるザックと人生(ライフ)から逃げてるジェイミーの話なんですが、少年の行く末はもう決まったもんです・・・。

『犯行現場』初めて殺人事件に遭遇した新米女性警官。指紋係や写真係たちはジョークを飛ばしながら自分の仕事をするだけ。現場に来た老刑事は「死体を見てどう感じたか。犠牲者を悼む心がなければ事件は解決しない」という教訓を教わる。このことで全ての事件が解決するわけじゃないけど、新人警官は大事なことを一つ教わったって感じでしょうか。

『ばかな男』弁護士のレベッカのところに元カレから自身の遺言状について電話がかかってきた。その晩元カレ夫妻は死に、翌日元カレの遺言状が届いた。重い病気にかかってる赤ちゃんに遺産を残して亡くなった元カレ夫妻には腑に落ちないことが多すぎ、レベッカは真相を究明するが・・・。真相は悲しい内容なんですが、最後の最後まで引用句を残す元カレの自己心酔に対しレベッカの一喝でシメてるのがいい(笑)。

『愛していたから』高嶺の花であるカレンとデートをすることになったジェフ。実はカレンもジェフに惹かれており2人は付き合うことになったが・・。ジェフは何かあるとすぐ悲観的に思い込むようで、ちょっと度を越してます。美人の彼女を持つと心配になる気持ちはわからないでもないけど、結果はただの嫉妬深い男ではなく、愛していれば仕方がないという(何をしてもいい)と考えてることがよ〜くわかります。怖い怖い・・・。内容的にはどこにでもいそうなカップルの話のようですが、片方の情が異常な程強すぎると結果は最悪なことになるという話でした。

『いたれりつくせりの夜』女性を性的に軽視してる中年男のもとに、美しい女性が近づいてくる。女性は中年男を知ってるようだが中年男は覚えがなく、女性からのナンパとも言えるゲームだと思った中年男は相手の調子に合わせることにしたが、この日から中年男の生活は一変した。手の込んだ復讐劇の話なんですが、中年男が学生時代にしたこともかなりヒドイけど、大人になった分、女性の復讐もかなり強烈です。皆さん、知らない綺麗な女性から声を掛けられたら警戒しましょ〜。

『ピエトロのアンドロマケ像』V.Iの友人ロティが厄介ごとに巻き込まれ殺人容疑で逮捕された。V.Iは友人を助けることが出来るのか。これはロティが中心に描かれており、V.Iの出番は少なめ。それはそれでいいんだけど、被害者の子供たちのおバカさんぶりがちょっと痛い・・・。

『孤独な人々』あるアパートで3人が空き巣に入られ、その3人は同じデート仲介所の会員だった。私立探偵のシャロンは、デート仲介所の会員になり事件の捜査をするというもの。個人的にユーモアっぽくベタに終わらすありがちなラストが好き(笑)。

『家出』しっかりものの15歳のメアリーと17歳間近の姉アンジーは家出をした。疲れた2人は空き家に行くことにしたが、そこに1人の痩せてる少年がやってきた。うーん、途中から少年は○○なんだろうと予想は出来たものの、こういう類は悲しい。ラストの言葉の意味は一体・・・。 

『被告側の弁護人』妻殺しの容疑で逮捕されたジャック。弁護するのは元妻だった。なんて仕事熱心な女性だと思ってたら・・・。うーん、有能(?)な弁護士の妻を持つもんじゃないです。

積読本を地道に、そして順調に消化していってるのはいいのですが、今度は感想を書くのが追いつかない^^;1冊読み終えたらすぐ次の本へ・・・を繰り返してるうちにいつの間にか読んだけど感想がまだまとまらないという本がたまっていってる・・・。しかも読み終えてから数ヶ月経ってるため、感想を書くのももう一度パラパラと読み直さないと思い出せない始末。この『シスターズ・イン・クライム』もその1冊。後半部分は思い出すのが面倒で感想も中途半端になっちゃったよ(悲)。
読んだら覚えてるうちに感想を書かなくちゃ!と思ってはいるんだけど、思ってるだけ・・。備忘録ブログなのに全然意味なくなってる〜(泣)。年末年始の休みにはなんとか感想をまとめよう! ってその頃にはますます内容忘れてるって(笑)。

11:25 | [小説]アンソロジー・全集・傑作選 | edit | trackback(0) | comment(0)






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