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2007.09.21 Fri 『天使の涙』 堕落天使 FALLEN ANGELS
![]() 製作年:1995年 製作国:香港 監督:ウォン・カーウァイ(王家衛) 撮影:クリストファー・ドイル 出演者:レオン・ライ(黎明)、ミシェル・リー(李嘉欣)、 金城武、カレン・モク(莫文蔚) チャーリー・ヤン(楊采妮) <簡単なあらすじ> 男(レオン・ライ)は殺し屋で女パートナー(ミシェル・リー)の指示に従うだけ。誰をどう殺すかはパートナーが決める。だが殺し屋から足を洗いたいと思っている。一方パートナーの女は男とは会わないようにしている。なぜなら情が移るから。だがこの関係も揺らぎ始める。 女がいる重慶マンションの安宿の管理人の息子モウ(金城武)は5歳の時から口が不自由に。職探しも大変なので閉店後の色々な店を勝手に開けて営業している。他にも色んな仕事をしてるが、その時に失恋した女性(チャーリー・ヤン)に出会い初めて恋をする。一方、殺し屋の男はマクドナルドで金髪の女性(カレン・モク)と出会い、そのまま彼女の家に行き関係を持ってしまう。 <感想>※ネタバレあり またまたウォン・カーウァイ作品。この際だから私が持ってるウォン・カーウァイ作品のビデオを全部観ようじゃないか! 初めてこの映画を観た時は(かんなり前でいつだったかはもう記憶外)正直言ってどこが面白いのかわかりませんでした・・・。が!がっ!!本来『恋する惑星』の第3話として予定されていた物語だったせいもあり(後で知りました)、『恋する惑星』を観た後でこの作品を観ると共通点があって面白い〜♪もちろんそれだけの理由じゃなくても個人的に前よりは面白く観れました♪ストーリーはあってないようなつかみどころがない感じですが^^;やはりこれも数回観たのが良かったのか?!(といっても面白いと感じ始めたのは後半から。) 自分でもびっくりなんですが「全然面白くないやん!」から数年経って「結構面白いやん♪」と感想が変わったのはウォン・カーウァイ作品だけかも(面白くないと思った作品は基本的に観直さないので一概に言えませんが)。 あくまでも個人的意見ですが、『天使の涙』>『ブエノスアイレス』>『恋する惑星』って感じかな?『ブエノスアイレス』も好きなのですが、パンフレットに助けられた面が多く、『天使の涙』はパンフレットなしでも面白かったというそれだけです^^; ウォン・カーウァイ作品を立て続けに3本観ると、監督の特徴が何となくわかったような気がしてきました(多分)。クリストファー・ドイルの撮影法も(多分)。 先ほど述べた通り『恋する惑星』との共通点は多いです。 ・金城武の役名がモウ(モウは武の広東語ヨミ) ・『恋する惑星』でのモウのセリフ「雑踏ですれ違う見知らぬ人々の中に、将来の恋人がいるかもしれない 」 『天使の涙』でのモウのセリフ「毎日大勢とすれ違う。その誰かともしかして親友になるかもしれない」 ・恋愛に対して期限切れという言葉を使う ・期限切れのパイン缶を食べて口が不自由に(←あ、ありえん) ・『恋する惑星』で軸となった店が登場。そしてスチュワーデス姿 何といっても登場人物が超個性的というかかなりブッ飛んでる^^; ミシェル・リーはパートナーの男のゴミをあさり勝手に部屋に入って密かに浸ってるし、金城武は無邪気に悪どい商売をしてる。チャーリー・ヤンは失恋して男を取った女を逆恨みし異常なほど感情むき出しに捜しまくり、カレン・モクのはしゃぎっぷりというかキレっぷりは怖いを通り越してイタい。お下品な役をカレン・モクは違和感なく見事演じてます(←褒めてます)。結局まともなのは殺し屋のレオン・ライだけか?と思ったのですが、こんなカレン・モクと初めて会った夜に彼女と関係を持ってしまうのはやっぱり解せない・・・。 登場人物たちがどこで繋がってるんだろうと思ってたら、これがちゃんと繋がってるだな。でも多少無理やりっぽいところはあるけど^^;孤独な登場人物もいれば前向きに生きてる登場人物も。 印象的だったのは金城武演じるモウ親子。どちらかと言えば無口な父親、モウがいたずらをするともの凄く怒るが、モウが父親をビデオカメラに撮りのちに観るシーンは切ない。モウ本人が悲観的じゃなく淡々と話すのがまたいいんです。 あと脇役ですが、モウが何かしらの商売をしてる時に必ず出会ってしまう男性が密かに面白かったり(笑)。 途中まで何が言いたいのかよくわからなかった女パートナーですが、最後にオイシイどこ取り?殺し屋の男同様、結局は孤独だったんだな〜。ミシェル・リー、前髪を下ろしてるのと上げてるのとでは全然雰囲気が違うのにはびっくり! 殺し屋の男女2人組はハードボイルド風で、失恋女性はコミカルに、モウはコミカルだったりシリアスだったりといろんな要素が詰まってる感じでしょうか。 あえてこの作品に不満をいうなら・・・ パッケージの画がカレン・モクだけなこと。なんでなんでなんで??レオン・ライとミシェル・リーと金城武は・・・?こちらの方が主役級でしょ〜?内容的に考えてもカレン・モクだけっておかしくないかい? あと金城武がバイクに乗るシーンがあるのですが、どのシーンでもノーヘルなのに髪が全く揺れてなかったのがちょっと気になったのでした。 20:32 | アジア映画・・香港 | edit | trackback(0) | comment(4) おはようございます。
またウォン・カーウァイ作品ですね♪ 『天使の涙』はレンタルビデオで一度、TVで一度観ているのですが、やはりほとんど忘れちゃってます。 でも、TKATさん同様、『ブエノスアイレス』『恋する惑星』に比べわかりやすかったような記憶があります。 印象に残る場面として、ミシェル・リーが掃除するようなシーンがあったような…。 あと、レオン・ライの殺し屋って、結構クールだったような気がします。 勘違いしてるかもしれません。 これからもウォン・カーウァイ作品、楽しみにしてます♪ こんばんは♪
ミシェル・リーは冒頭から掃除してましたねー。殺し屋のレオン・ライも最後までクールでした。孔雀の森さんの記憶はバッチリですよ♪ >これからもウォン・カーウァイ作品、楽しみにしてます♪ うっ、どうしよう^^; ウォン・カーウァイ作品はあと1作持っており、先ほど観たのですがどのように感想を書いていいのか全くわからずボー然としてる状態で、感想を書きたくない気分です(苦笑)。 そろそろ単純でわかりやすい映画が懐かしくなってきました^^; ウォン・カーウァイ作品を立て続けに4作も観るとやっぱり疲れます。孔雀の森さんも注意なさってください(笑)。 TKAT URL #- | 2007.09.22 19:11 | edit?
またまたお邪魔します。
私の期待、場合によっては無視してくださいませ(笑)。 でもTKATさんがボー然としている作品が何なのかすごく気になる〜 >孔雀の森さんも注意なさってください はいっ!! またまたこんばんは〜♪
>TKATさんがボー然としている作品が何なのかすごく気になる〜 かなり昔にビデオ録画し、まだ観てなかった作品だと思ってたのですが、映像を観てると当時録画した後すぐ観たような記憶が・・。で、今回2回目の鑑賞だったのですが、昔にテレビからVHS録画したものなので映像の悪さにビックリ仰天。全体的に暗くて登場人物の動作もよくわからないときてるんです。フラストレーションだらけで満足に鑑賞できませんでした(悲)。なので全然意味がわからなかったんですよね〜。 画像的に満足に鑑賞できなかった映画に対し批判めいた感想を書いていいものかとボー然となった訳です(笑)。大絶賛されてる作品なのでなおさらです^^;孔雀の森さんもこの映画の感想をアップされてましたよ〜。 映像のキレイなリマスター版のDVDで観直すか、中途半端な理解で記事をアップするか・・・まだ迷ってます。う〜。 TKAT URL #- | 2007.09.22 21:45 | edit?
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