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2007.09.18 Tue 『恋する惑星』 重慶森林 CHUNGKING EXPRESS
製作年:1994年 製作国:香港 監督・脚本:ウォン・カーウァイ(王家衛) 撮影:クリストファー・ドイル、アンドリュー・ラウ(劉偉強) 出演者:金城武、ブリジット・リン(林青霞)、 トニー・レオン(梁朝偉)、フェイ・ウォン(王菲)、 チャウ・カーリン(周嘉玲) <簡単なあらすじ> 刑事223号のモウ(金城武)は失恋したばかり。恋人だったメイを早く忘れたいモウはバーで次に入ってきた女性を好きになろうと決める。そこに入ってきたのは金髪で黒いサングラスをした女性(ブリジット・リン)。この女性は麻薬ディーラーだった。麻薬運びのインド人に裏切られ、彼らの伝言代わりに渡されたのは期限切れの缶詰。自分に残された時間は少ないと感じた金髪女性は復讐をし疲れていた。 モウがよく行く店に新しい女性店員フェイ(フェイ・ウォン)が入った。モウとフェイの距離が0.1ミリになった瞬間から6時間後、彼女は刑事633号(トニー・レオン)に恋をした。633号にはスチュワーデスの彼女(チャウ・カーリン)がいたがうまくいってなかった。そんな中、スチュワーデスの彼女が店に633号宛ての手紙を預けていき、その中に入っていた鍵でフェイは633号の部屋に忍び込む。 一つの店を軸に2組の男女を描いた作品。 <感想>※ネタバレあり この映画も『ブエノスアイレス』同様、映画館に観に行きパンフレットを買い、レンタル落ちビデオを購入し1〜2回鑑賞した作品。ただイマイチよく理解出来てない。もしかしたら今なら理解出来るかも?とパンフレットをじっくり見てからいざ鑑賞! 金城武演じるモウはとってもロマンチストだったんだと判明。 ・雑踏ですれ違う見知らぬ人々の中に、将来の恋人がいるかもしれない ・ポケベルのパスワードは「一万年 愛す」 ・失恋をするとジョギングをする。なぜなら体の水分を蒸発させ涙が出ないようにするため ・犬は最良の友なのになぜ僕の悲しみがわからないのか などなど、なかなか名セリフを言ってる! メイに振られたのはエイプリルフール、5月1日(モウの誕生日)に期限切れになるメイの好物パイン缶を振られてから毎日買うのはどうして?→30缶買ってメイが彼のもとへ戻らなければ恋も期限切れって・・・ここでもロマンチスト(笑)。 メイとの恋が終わったと確信した日、モウは寂しさゆえに知り合いの3人の女性に電話をするのですが、広東語・日本語・中国語と相手に合わせて喋っており、金城武の本領発揮です(笑)。どうせなら英語バージョンも作って欲しかったな〜。 この女性への電話のシーンは好き♪知り合い度%がどんどん少なくなってるのが会話でよ〜くわかります。これが結構面白いんだ。 謎の金髪女性とは0.1ミリの距離ですれ違い、57時間後に恋をするという設定のようですが、この2人のキーワードは「期限切れの恋」。 そして刑事633号(モウは名前があったのにこちらは名前なし)とフェイの話は、実生活でこんなことがあったら不法侵入&ストーカーでめっちゃ怖いです^^;フェイ・ウォンが演じるから可愛い行動と錯覚してしまうところがまた怖い・・・。 家に帰るともしかして彼女が戻ってるかもしれないと期待する633号、フェイは633号の家にこっそり忍び込み模様替えまでしてしまう。でもなぜか633号は部屋の様子が変わってもさほど変に思わない。633号が家にある物に話しかけるシーンは全編通して1番面白かったかも♪ 後半のストーリーを観て思ったことは、トニーはブリーフ姿になる映画が多い(笑)!私が観た映画がたまたま多いだけ?あと前半の「夢のカリフォルニア」が私には少ししつこすぎ〜。もう当分この曲はいいっす・・・(この曲のファンの方スミマセン^^;)。 そして邦題『恋する惑星』のタイトルを付けた人はすごいな〜と。原題『重慶森林』とは全く違うのに、映画を観た後は『恋する惑星』がばっちりハマってるような気がします。フェイ・ウォンが歌う「夢中人」もカバーでありながら私の中ではフェイ・ウォンの曲として認識。 私が初めて購入したアジア圏(日本語以外)のCDが「夢中人」が収録されてるフェイ・ウォンのベストで当時よく聞いてたせいもあるかな。 633号の家に大きな白いぬいぐるみがフェイによってトラのぬいぐるみになってるんですが、実はこのぬいぐるみ、モウと金髪女性のストーリーで金髪女性がおもちゃ屋の前で佇んでる時、フェイがこのぬいぐるみを購入して出てくるシーンがあるんです。あれ、2つの物語って同時進行?んな訳ないか。この時点ではまだフェイは633号の部屋の鍵を持ってないはずだし。とすると自分用に買って、後に633号の部屋に持っていったってこと?う〜ん、あまり深く考えないでおこっと。 パンフレットによると、前半のストーリーには後半の登場人物たちが数箇所インサートされてるようですが、正直フェイ以外はめっちゃ分かりづらい・・・。フェイのシーンもあらかじめ知ってないと気付かないかも。やっぱパンフレットの「シナリオ採録」もちゃんと読んでおくもんです。パンフレットさまさま〜(笑)。さらに監督はこんなことを。 「単に同じある一つの街でほぼ同じ時間に、こんな事をしてる人もいればあんな事をしてる人もいるということ語りたかった。だから決して分析しようとか意味を解釈しようとかしないで欲しい。一つの街や森の中でどう人生をエンジョイするかという、ただそれだけの映画なんだから」と。 はい、意味を解釈しようとするのはやめます。前よりはこの映画を理解することが出来ましたが、やはり謎が多いんですもん(笑)。 金城武、トニー・レオン、フェイ・ウォンの魅力だけは十分に堪能しました♪ パンフレットに「シナリオ採録」が記載されており、この欄をじっくり読んでいると字幕にない新たなことを発見!!(パンフレットを買った当初はもう映画を観たあとだったんで、この会話欄を読むことはなかったんです^^;) メイが好きだった店前でのモウのモノローグの字幕では・・・ 「仕事帰りにのメイをいつもここで待った。彼女の好きな店っだったから。メイとは――ささいなことで別れた」 となってるんですが、実は中国語では 「いつもこの店でメイを待った。店のおやじが、メイは山口百恵に似ているって言って以来、この店が彼女のお気に入りだからだ。でもメイとはついこの間別れた。僕が三浦友和と違いすぎるって言うのだ」 そーだったんだ!!ってマジで振られた理由がこれ?!っていうか山口百恵に似てるメイを想像しちゃいました(映画ではメイの登場なし)。 その後もそのことを象徴するシーンが。モウがエスカレーターを駆け上がってくシーンで字幕では「クソったれ、もうダメだ!」となってるのに対し、本当は「クソッ、三浦友和め」と言ってるそうな。なぜこれを字幕にしなかったんだろう?やっぱこの2人の名を字幕に使う許可が下りなかったんだろうか・・・。 山口百恵は → shān kou[3] bai[3] huì(シャン コウ バイ ホイ) 三浦友和は → sān pu[3] you[3] he(サン プー ヨウ フー) 確かにモウのモノローグを聞いてると2人の名前が出てきてます。私はレンタル落ちのビデオで観たのですが、DVDだと原語字幕が出るのかな?もし出るなら確認するのもいいかも(原語を聞いて理解出来る人だとこのシーンは楽しめるはず?)。 ちなみにモノローグ部分はモウと金髪女性は北京語、633号とフェイは広東語だそうな。 00:01 | アジア映画・・香港 | edit | trackback(0) | comment(2) こんばんは♪
私はレンタルビデオを1回観ただけなので、何が何だか分からないまま終わりました(笑) TKATさんがとても詳しく解説してくださったので、観ようかなあという気になりました。 ウォン・カーウァイ監督の作品は、(私の場合は)事前に内容を知ってから観た方がいいかも、なんて勝手に思っています。 あっ、そうそう、私はブリジット・リンがとても好きなので、この金髪を観たとき「おお〜っ」っと声を上げてしまったのを今でも覚えています。 こんばんは♪
私もウォン・カーウァイ監督作品は1回観て理解出来たことはありません(笑)。以前ビデオ整理するぞー!という記事を書きましたが、今それが復活中で、中古ビデオやテレビで録画したビデオを消化してます。そうじゃなきゃ一度観たウォン・カーウァイ監督作品を二度と観ることはなかったでしょう(笑)。 でもですね〜、パンフレットにも助けられ、今改めて観ると前回よりも面白く感じるのが自分でも不思議。 ブリジット・リンは最後の最後までサングラス外しませんでしたね。昔は可愛い印象があったのですが、この映画ではミステリアスで貫禄さえ漂います^^ 孔雀の森さんも機会があれば是非もう一度チャレンジしてみてください(笑)。トニーのセリフはおススメですよ。それと百恵ちゃん関連の中国語セリフも解析して欲しいな〜。 TKAT URL #- | 2007.09.21 20:16 | edit?
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