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「エムズワース卿の受難録」 ウッドハウス

『エムズワース卿の受難録』 THE MISGIVINGS OF LORD EMSWORTH

エムズワース卿の受難録―P.G.ウッドハウス選集〈2〉 (P・G・ウッドハウス選集 (2))
 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 編訳者:岩永正勝/小山太一
 出版社:文藝春秋 P・G・ウッドハウス選集Ⅱ   





<簡単なあらすじ>
ブランディングス城に住んでる第9代エムズワース伯爵は綿菓子のような頭脳の持ち主で、新しい玩具や南瓜、ブタさん、そして庭園になによりも関心を持ってる老紳士。そんなエムズワース伯爵が苦手なものは次男のフレディ、妹のコンスタンス、ロンドンの街。ブランディングス城で静かに自分の趣味を楽しみたいのに周囲のもめごとをに巻き込まれてしまう。

<感想>
P・G・ウッドハウス選集の第2弾。
厄介と思ってた次男フレディがアメリカのドッグ・ビスケット社の令嬢と結婚し、ブランディングス城から遠く離れた場所へ行ってくれると喜ぶエムズワース伯爵。だがフレディが事業の拡販でイギリスに戻ってくるわ、妹たちが厄介ごとを持ち込んでくる。特に妹のコンスタンスには逆らえない。
エムズワース伯爵は単純だから、イヤなことから解放されるなら深く考えずにすぐ実行してしまう。最初はこんな感じのダメダメ伯爵ぶりを発揮してますが、後半では言う時はちゃんという立派な伯爵ぶりが爽快!

自分の趣味に対して考えが一致しないものに対しては頑固一徹。時には負けず嫌いで「セールスマンの誕生」では息子に販売が出来るんだから自分も出来るんじゃないかとスポーツ百科事典を売りに行く。とんだ誤解で簡単に売ってしまう訳ですが、相手の勝手な思い込みによって得をしたエムズワース伯爵。もちろん本人は実力だと思ってる訳で、この時ほど自分から息子に会いたいと思ったことはないはず(笑)。
ブランディングス城の当主とは思えないほど周りからやいのやいのと言われてムキになるエムズワース伯爵、ユーモア満点です♪

「フレディの航海日記」ではエムズワース伯爵は登場しませんが、話の展開がジーヴスものとよく似ており、相手のためとすることが裏目裏目に出てしまうといった感じ。なので最後まで面白く読めました♪
特別収録作品「天翔けるフレッド叔父さん」は、田舎からロンドンに着いたとたん、羽目外しをするフレッド叔父さん(イッケナム伯爵)の話。態度が堂々としててとっても自然体なんだけど、周囲は大変だろうな・・。           
次のウッドハウス選集Ⅲは『マリナー氏の冒険譚』、マリナー氏ものも初めてなので楽しみ~♪

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