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「幸せの翼」 幾米

『幸せの翼』 MY WING/OVER THE RAINBOW

幸せの翼
 作・絵:ジミー(幾米)
 訳者:岸田登美子
 出版社:小学館




<簡単なあらすじ>
「約束された幸せ」―この言葉どおり、社長という座、素晴らしい家族、才能、何をしても一番で期待を裏切ることがない全てのことに恵まれた彼。そんな彼の背中に小さな羽が生えてき、ますます大きくなり羽ばたきするように。周囲の人々の期待は大きくなり彼も期待を裏切らなかった。見事な翼を持つことになった彼に待ち受けていたものは・・・。

<感想>
何の不自由も無く幸せに暮らしていた彼が翼を持つことによって今までの生活が変わります。
何が幸せなのか、幸せはどこにあるのか、幸せ不幸せは一体誰が決めるのか―というのがテーマのようですが、読み終えて思ったことは彼にとっての幸せとは一体なんなんだろうってこと。羽が生える前の生活は読む限りでは不幸せには感じられなく、羽が生えた後が不幸せ?と思ってしまうのですが、終わりの方の語り手の言葉によると実は以前の生活は自分らしくなかったのかなとも思ったり。
うーん、うーん・・・正直言って彼にとっての幸せが結局何だったのか私にはわかりません。これが彼が望んでいた結果?ならなぜ過去の場所へ?翼を持った後に自分らしい幸せを捜さなければならない状況になってしまった?
この本の感想が書かれたサイトを拝見したところ、この本は読む人によっていろんな意見があるみたい。

私が勝手に思うには、彼の今までの幸せとは無条件に自分の意思とは関係なく築かれたもの(でもそれはそれで幸せ)。本当の幸せとは幾度の苦労を重ねていき自分らしい幸せを自ら頑張って見つけること。そして大事なことは与えられたどんな過酷な情況でもそれを勇気もって受け入れること。
えっ、違う?考えれば考えるほど私の頭はごっちゃです(苦笑)。彼には「がんばって」との一言しか思い浮かびません。
ただ彼は子どもの頃からおぼっちゃまのような生活を送ってきてますが、基本的に心優しいじゃないかと思ったり。彼にとっての幸せが結局よくわからないままなので結果論の感想が書けないのが歯がゆいですが、読む人によっていろんな感じ方を与えてくれる絵本だと思います。

そうそう、忘れちゃならないことが!
地下通路では、『地下鉄』『君のいる場所』の人物も登場するので見つける楽しみ倍増♪(私自身ジミーの本は3冊しか読んだことがないのですが、他の著書の人物も描かれているのかも?)
そして『君のいる場所』の肝心なシーンも登場!絵と文は直接的には関係ないのかもしれませんが、『君のいる場所』の後に今回の本を読むと「もしかして?!」なんてついつい思ってしまうこと間違いなし!楽しー^^

-4 Comments

孔雀の森 says...""
TKATさん、こんにちは♪

わっ、読みたくなってきましたよ!でも『地下鉄』が先かな。その方が楽しさ倍増!ですね。
何か、ジミーの哲学的なにおいが感じられます。独特の人生観があるんだなあと思いました。
そうそう、ドラマ『君のいる場所』のバイオリニストはお金持ちの息子。羽は生えていませんが(笑)。ふと、彼のことを思い出してしまいました。実際に『幸せの翼』を読んだら大ハズレかも知れませんが。
2007.04.12 09:30 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
孔雀の森さん、こんばんは♪

他の本の主人公たちが、違う著書のストーリーの中でちゃんと自分のストーリーを演じてるのがいいんです♪
だって『君のいる場所』の2人、この絵本の中(地下通路)でもすれ違ってるんですもん(笑)。
ジミーの著書はどこかで違うストーリーがリンクされてるかもしれないので、今後彼の本を読む時(特に大人数がある画)はもの凄い凝視しそう(笑)。

ドラマ『君のいる場所』ではバイオリニストはお金持ちの息子なんですね。このドラマ見たいのですが最寄のレンタルショップに無いんですよ(悲)。
『幸せの翼』の主人公と共通点は・・『幸せの翼』を読んで是非確認してくださいませ~。そしてその感想も期待してまーす♪
2007.04.12 20:35 | URL | #- [edit]
孔雀の森 says...""
こんばんは♪

私も読みました。そしていろいろと考えさせられました。
主人公にとって、どういう状態が一番幸せなのでしょう。
もし自分が主人公の立場なら、どの時期に幸せを感じるかしら。
それは間違いなく地位も名誉もあった時代です。(笑)
翼さえはえてこなければ一家離散はなかったはず。
TKATさんがおっしゃるように、最初の時代が必ずしも不幸とはいえないのよね。

でもこの物語は、やはり地位や名誉があった時代の彼は本当の彼ではなく、翼が生えてやっと彼らしくなった、と言っているような気がします。

>大事なことは与えられたどんな過酷な情況でもそれを勇気もって受け入れること。

わあ、そうですよね~。ほんとにそうです!!
最初の時期が一番なんて考えてる自分はまだまだ修行が足りん!
頑張らなきゃ!っていう気になってきました。

2007.09.19 17:35 | URL | #W/rA3xXw [edit]
TKAT says...""
こんばんは♪

ホント主人公にとってどういう状態が一番幸せなんでしょう?もし私が主人公なら・・・やはり地位も名誉もあった時代です。いかんいかん!どうも自分とは縁がない何不自由ないお金持ちから気持ちが離れません(笑)。ああ、私もまだまだ修行が足りない(苦笑)。

「もし自分に翼があったら何したい?」なんて質問されたら「自由に空を飛びたい!」なんて夢物語のような返答をしますが、これはあくまでも理想の話。実際翼が生えたらこの絵本のように今の生活は完全に奪われ仕事は無くなり、マスコミに追われる日々。
なんかここまで書くと「翼があったら・・・なんて夢物語。実際はこんなに辛いんだ」というメッセージもあったのか?!なんて思っちゃったり。さすがにこれはないか(笑)。
2007.09.19 20:32 | URL | #- [edit]

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ジミー『幸せの翼』
 著 者:幾米(ジミー)〔台湾〕 訳 者:岸田 登美子 原 題:幸運兒 / Mr.Wing 刊 行:2004年(原書の発行は2003年) 出版社:小学館<あらすじ>その男は才能に溢れ、仕事も家庭も順調。地位も名誉も
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