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「サンキュー、ジーヴス」 ウッドハウス

『サンキュー、ジーヴス』 THANK YOU, JEEVES

サンキュー、ジーヴス
 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 訳者:森村たまき
 出版社:国書刊行会 ウッドハウス・コレクション   





<感想>
バーティーが部屋でバンジョレレを演奏するために住んでるところを引き払うことに。そして学友のチャフネルのところにお世話になるが、そこに現れたのはかつてバーティーと婚約してたポーリーン。そのことを知らずにポーリーンに恋してしまったチャッフィー。

またもや波乱が起きそうな幕開けで始まるこの『サンキュー、ジーヴス』。
ウッドハウス・コレクション第6弾で長編。訳者あとがきによるとウッドハウスが書いた初めてのジーヴスものの長編なんだそう。

今回の読みどころはなんといってもバーティーのバンジョレレの演奏を引き金にジーヴスが辞表を!しかも次の就職先まで決まってる(しかも知り合いの家)!!そんなにバンジョレレの演奏に耐え切れなかったかジーヴスよ。でも結果を考えるとちょっと荒治療だけどこれもジーヴスのいつもの手だったなんじゃないかと思ったりも。
バーティーのもとを去ったジーヴスは、雇用関係がないにも関わらずその後もバーティーの言うことを今までどおり従ってる。(まぁ自分のご主人の友人や客の言うことはちゃんと聞くのが仕事なんだろうけど)

そして気になるのはジーヴスの後任者。この人物は地味かと思いきやいろいろとやってくれる(笑)。
ここでも天敵サー・ロデリックが登場し、かつて彼の娘と婚約してたしてたがサー・ロデリックが婚約解消の原因になったこと、レディー・ウィッカムにそそのかされて起こった湯たんぽ事件など、相変わらずバーティーにとっては嫌な相手。
ん?この本って初めてのジーヴスものの長編なんだよね?今までの話の事件が盛り込まれてるけど??もしかしてこの本のストーリーにある過去の話は短編集に収録されてるってこと??読んでて影響ないからどうでもいいや(笑)。
このサー・ロデリック、意外に可愛い部分もあって今までの雰囲気がちょっと変わった!しかもバーティーと心通じるものがあるとは!!

今回はこのようにジーヴスの辞表やサー・ロデリックとの心通わす瞬間が注目?!といいつつ実はバーティーの何をやっても今以上の波乱を起こしてしまう言動や、ジーヴスの結局はやっぱりそうーなる?っていうお決まりパターンが一番面白かったりして(笑)。そして訳者あとがきでもウッドハウスの情報が満載で楽しく読めます。
次は今年5月刊行予定の『ジーヴスと朝のよろこび』が楽しみ♪それまで他のウッドハウス著書を堪能しよっと。

※またまた今回もRieさんのブログ『Caramel Tea』にある登場人物リストを参考にしました。巻頭に<登場人物たち>が記載されてても、Rieさんのリストはこのシリーズにどれだけの頻度でどの章に登場してるのかもわかるようになってるのでとっても便利で超気に入ってます♪

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