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2007.01.05 Fri 『未来世界から来た男』 NIHGTMARES AND GEEZENSTACKS
![]() 著者:フレドリック・ブラウン (Fredric Brown) 訳者:小西宏 出版社:東京創元社 創元SF文庫 <感想> 第1部「SFの巻」 、第2部「悪夢の巻」からなる短編集。 フレドリック・ブラウンは好きで以前は創元推理文庫は読んでたのですが、創元SF文庫を読むのは『スポンサーから一言』以来の2冊目(といってもかなり前に読んだので内容は殆ど覚えておらず(笑))。 短編の名手と言われるだけあって面白い!SFの巻のしょっぱな『二十世紀発明奇譚』『雪女』『こだまガ丘』からもう好き(笑)。 高校時代に読んだ星新一を久しぶりに思い出した。やっぱフレドリック・ブラウンの作風と似てるわ(私の微々たるおぼろげな記憶でそう思うんだからよっぽど似てるに違いない!)。 ※kazuouさんのブログ「奇妙な世界の片隅で」でフレドリック・ブラウンについて詳しく書かれています。 タイトルにもなってる『未来世界から来た男』、いかにもSFらしいタイトルだと思い読んでたらオチはそうきたか・・・。未来では何気ないことでも現代では未だに意味あることということか。未来と過去の見解の違いが痛すぎる・・・。『おしまい』ではその場を時間を逆にすることが出来る機械が単純だけど最高に面白い!!1ページという短さがまたこの『おしまい』を一際面白くしてる。 「悪夢の巻」では『灰色の悪夢』で涙。歳を取るとこう思うのはわかるような気がする。現実的なショートストーリーという感じ。 「SFの巻」はどちらかと言えば楽で始まるのに対し、「悪夢の巻」は哀で始まるのが印象的。途中からは印象がガラっと変わりますが(笑)。 『インド奇術』『熊の可能性』は途中でオチがわかりつつも単純明快なストーリーに「ふふっ」となってしまう。『悪ふざけ』も女ではなく男のおしゃべりは災いの元という感じで面白いが、災いの元の結末は何とも言えない・・。 久々に読んだフレドリック・ブラウンですが、着想が良くてとっても満足♪もっとフレドリック・ブラウンの短編が読みたくなった一冊です。 23:14 | [小説]A-E | edit | trackback(1) | comment(4) ブラウンは、どれを読んでも面白いですけど『未来世界から来た男』は、その中でも上位に入る出来だと思います。たぶん僕がいちばん初めに読んだブラウン作品は、この本だったと思うんですけど、これで「SFって、こんなに面白かったんだ!」と目を開かれました。調子に乗って読んだアシモフとかクラークとかは、そんなに面白くなかったりしたんですけど、それまでにあったSFへの抵抗感をなくしてくれたことには、感謝しています。
一昔前は、星新一からフレドリックブラウンへ、という流れもあったみたいですけど、今や星新一さえ読まない人がいたりしますからね。 『未来世界から来た男』は、何度も読み直してますが、あらすじを覚えているにもかかわらず、面白く読めるのがすごいです。『こだまガ丘』とか『雪女』とか、ほんとうによく出来た話ですよね。 おっと、実は先日フレドリック・ブラウンを買ってきたところです(そこらへんのところは、明日の記事にアップ予定)。私もkazuouさんのところで初めて知り、興味を持った次第なんです。
関係ないですけど「フレドリック・ブラウン」という名前が何ともカッコイイですよね。 >kazuouさん
一昔前は、SFうんぬん関係なく星新一は人気がありましたね。学校の図書室にも必ずありましたもん。 私が最初に読んだSF長編はアシモフの『鋼鉄都市』。SF初心者でもどんどん引き込まれファウンデーションシリーズまでハマりまくりでした。 ブラウンは推理小説も面白いですが、久しぶりに短編を読むとやはりアイディアの発想は素晴らしい!中には切ないのもあり、特に『灰色の悪夢』は忘れられない・・。 もう一度『スポンサーから一言』も読んでみようかなと本棚から引っ張り出してきましたが、図書館で借りた本を先に読まなきゃいけないのでブラウンはいつ読めるやら・・。 TKAT URL #- | 2007.01.06 12:47 | edit?
>加納ソルトさん
おお!何を買われたんでしょうか? 最近刊行されたブラウンの本の表紙は可愛らしくなってますね。私が持ってる『スポンサーから一言』の表紙は意味不明(笑)。 名前に対してほとんど意識したことはないのですが、言われてみれば「フレドリック・ブラウン」はカッコイイかも。やっぱりフレディって呼ばれてたんでしょうかね? 今日あたりアップされる(?)ブラウンの記事を楽しみにしてまーす♪ TKAT URL #- | 2007.01.06 13:08 | edit?
Trackback
URL : http://tkat.blog55.fc2.com/tb.php/147-93db1af4 かって、SF初心者がまず読むべきとされた作家たちがいました。ロバート・シェクリイ、レイ・ブラッドベリ、フレドリック・ブラウン、彼らの作品は、非常にとっつきやすく、初めてSFを読む読者にも、SFの面白
奇妙な世界の片隅で | 2007.01.05 Fri 23:41 |
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