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「大聖堂」 ケン・フォレット

『大聖堂』 THE PILLARS OF THE EARTH 

大聖堂 (上) 大聖堂 (中) 大聖堂 (下)

著者:ケン・フォレット (Ken Follett)
訳者:矢野浩三郎
出版社:ソフトバンククリエイティブ SB文庫

<感想>
1135年から1174年の12世紀イングランドを舞台に、いつか大聖堂を立てるという夢を持ってる建築職人の家族、修道院の本来のあり方を考えつつ大聖堂の再建に生涯をかける修道院長、家名をずたずたにされた兄弟たちの愛憎や苦難、そして絶望から前へ進もうとする希望を大聖堂の建立を舞台に繰り広げる壮大なストーリー。

大聖堂がバックグラウンドになってるので、作中では大聖堂建立までの大掛かりな背景やその時代の王を巻き込んでの駆け引きなどが多少暴力的ではあるものの、時代背景もしっかりしてるので読んでて時代背景が頭に浮かんでくるほど。なので誰が主役というより、それぞれ登場人物の夢というか欲望に向かっての苦難を描いているといった感じでしょうか。そんな中でもそれぞれが自分に課した責任という使命を命がけで守り通すのには圧倒されます。

大聖堂完成まで何十年もかかる中、今の時代のような便利な道具なしに建立する過程が詳細に描かれており、まさしく知恵とセンスがモノを言う!ちなみに作中で登場するサン・ドニ大聖堂は実際にパリにあるもの。

Rieさんの『Caramel Tea』で知り、読書の秋ということで大長編の大河物語を読みたくなったのがきっかけだったのですが、今はもう冬・・。帯部分に「世紀のベストセラー」と書いてあるのは過言じゃない!久々に夢中になった大長編でした(普通の長編はしょっちゅう夢中になってるけど)。途中で一体どんな大聖堂が出来るんだろうと想像するのも楽しいし、それぞれ登場人物の人生の行く末を想像するのもドキドキするし、時代に沿った階級の生活模様を垣間見れる楽しみもあり、とても面白く読めた作品で大満足♪

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