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「ジャケット」

『ジャケット』 THE JACKET

ジャケット
  製作年:2005年
  製作国:アメリカ/ドイツ
  監督:ジョン・メイブリー
  出演:エイドリアン・ブロディ、キーラ・ナイトレイ、
      クリス・クリストファーソン、ジェニファー・ジェイソン・リー
      ダニエル・クレイグ


<簡単なあらすじ>
湾岸戦争で負傷し、逆行性健忘と心的抑圧になったジャック。心神喪失という理由で警察官殺しの罪が無罪になるも精神病院に収容されることに。そこである治療を受けてる中、気が付くといつの間にかあるレストランの前へ。そこから出てきた女性ジャッキーと知り合い彼女の家であるものを見つけ、さらには今が2007年で自分はすでに死んでるのだと知ったジャックは死の真相を突き止めようとする。

<感想>
この映画はkazuouさんの『奇妙な世界の片隅で』で知り、タイムトラベル中の恋愛の結末がものすごく気になったので早速レンタル!

妄想と現実の区別がつかない、現実に何が起きてるのかがわからない。でも精神病院での実験的な矯正治療で引き出しの中に入れられるとフラッシュバックでいろんな事が映し出される。1992年と2007年を行き来していく中で、引き出しの中へ入ることで未来に行くことが出来ると知ったジャック。自分の死を受け入れた上で真実を知ろうとするということですが、他人の未来を変えることはしても、自分の未来は素直に受け入れてしまうのはなぜ?自分の死も回避しようとしたら出来たのでは・・と思ったり。未来ある人の不幸を少し幸せに変えるのと、未来が確実に訪れない自分との置かれてる状況の違いってこと?!

拘束衣(ジャケット)を着せられて引き出しのようなところに入れる実験的な矯正治療の詳細や、警察官殺しの真相、ジャッキーとその母親がジャックの言うことを意外にすんなり聞き入れてしまうというのは謎ですが、全体的にとても悲しい雰囲気があり、エイドリアン・ブロディのジャックという役がハマりまくりで見入ってしまいました。っていうか面白かった!
この映画での引き出しは、いわゆるのび太くんの机の引き出しと同じ役目を担ってると考えたら閉所的な怖さも薄れるかも(笑)。でもこの引き出しが重要な役目を果たしてるのかと思いきや原題はTHE JACKET。実は拘束衣が未来へ行く重要アイテムだったのか?

-2 Comments

kazuou says...""
そうそう、ジャッキーの運命を変えようとはするのに、自分の死の結末を変えようとはしないのは、なぜ?というのは、気になったところです。死が決定されている人間の運命は変えられないってこと?と思ったのですが、結局ジャッキーの母親は火事で死ぬはずが助かったんですよね。そう考えると、ちょっと納得いかない点もあります。
とはいえ、全体のもの悲しい雰囲気は、かなり好きですね。
タイムトラベルの条件は、「引き出し」+「拘束衣」なんでしょうね。そういえば、以前読んだジャック・ロンドンの小説『星を駆ける者』に、これ設定がそっくりなんですよね。精神病院に囚われた主人公が、拘束衣を着せられて、タイムトラベルする…というところまで、そっくりです。精神病院の非人間的な扱いも同じ。もしかして影響を受けてるんでしょうか。
2006.11.15 07:03 | URL | #- [edit]
TKAT says...""
ほんとこの映画の最大の謎は<自分の運命をなぜ変えなかったのか?>ですよね。実はここに重要なメッセージがあったりして。しかしトータルで言うと私もこの映画のようなもの悲しい雰囲気は好きです。

タイムトラベルの条件が「引き出し」なのはわかるのですが、拘束衣をタイトルに付けるのはどんな意味があるのだろう?暴れないようにというだけのアイテムだと思ってたんだけどなー。この映画は深く掘り下げちゃだめですね(笑)。
2006.11.15 20:08 | URL | #- [edit]

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