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「蘭陵王」 #41・#42・#43

『蘭陵王』 #41・#42・#43

蘭陵王 DVD-BOX3

 製作年:2013年
 製作国:中国/台湾




高長恭 → 馮紹峰(ウィリアム・フォン)
楊雪舞 → 林依晨(アリエル・リン)

安徳王 → 胡宇威(ジョージ・フー)
高緯  → 翟天臨(ジャイ・ティエンリン)
楊士深 → 李東翰(リー・ドンハン)
斛律須達 → 王天野(ワン・ティェンイェ)
鄭兒  → 毛林林(ニキータ・マオ)
高湛  → 何中華(ホー・チョンホア)
小翠  → 朱海君(チュー・ハイチュン)

宇文邕 → 陳曉東(ダニエル・チャン)
阿史那 → 王笛(ワン・ディー)
宇文護 → 鄭曉寧(ジョン・シャオニン)
尉遲迥 → 趙毅(チャオ・イー)
宇文神挙 → 王峥(ワン・チェン)
楊堅  → 韓棟(ハン・ドン)

韓曉冬 → 魏千翔(ウェイ・チェンシャン)
楊林氏 → 呂中(ルー・チョン)

※備忘録なのでネタバレ気にしない内容になってます


蘭陵王#41
高長恭に「昨日の言葉は、まったくのうそではない。だが罪が大きすぎる。過ちを重ねるな」と言われた鄭児は、高長恭を逃がす方を選択し、何事もなかったかのように高緯を部屋に入れる。高緯はそこで高長恭の姿を見てしまい、亡霊が復讐に現れたと大騒ぎするが鄭児が何とかなだめる。一人になった鄭児は、高長恭が落としていったかんざしを拾い上げ、「殿下、何度も私の心を傷つけるのね。もう愚かなまねはしない。追い詰めてやる。再び姿を現すようにね」と復讐を誓う。

高長恭は民の恰好をして町にいた。自分の似顔絵が載っている告示を見ていた民に、「蘭陵王の死後、王妃はどうなんた?」と聞く。すると「声を落とせ。皇后が王妃様のお命を狙ったんだ。そこを周の皇帝が救い出し国に連れ帰った。口に出すなよ、国の恥だ。周で王妃は宝物みたいに扱われているさ。妃に迎えられたとか。今では敵国の妃だ。だが民は恨んだりしない。謝りたいくらいだ。あの世で蘭陵王がこれを知れば悲しまれるだろうな」と。高長恭は「傷心も一時のこと。こうなることはとっくに分かっていた」とつぶやく。

周にいる雪舞は、さまざまな理由を付けて宇文邕を避けていた。そのため宇文邕は雪舞に勅命を出し、明日、共に農地の視察をするよう命じる。公務ということで雪舞は出向くが、そこには宇文邕以外誰もいなかった。どういうことなのか聞かれた宇文邕は、「宮殿で会ってくれるのか。ずっとそなたに会いたかった。避けられているのが何よりつらい」と。雪舞は「あなたを愛せない。分かるはず、私は鄭児の存在に心を痛めた。皇后様には同じ苦しみを味わってほしくない。私といれば皇后様を不安にさせるわ。夫婦の関係も修復しない」と言うが、宇文邕は「朕と皇后は友人や兄弟のような関係。そなたの存在で変わる仲ではない。そなたが去っても男女の愛は芽生えぬ。子孫を残すために周りが用意した皇后だ」と言い、さらに「約束する。二度と愛は語らぬ。だからもう避けないでくれ」と。一方、雪舞を引っ叩いてから陛下に冷たい態度を取られている阿史那皇后は、陛下が侍従もつけずに天女を連れて遠出をしていると報告を受ける。「公務といえなぜ遠出など!天女だけを頼られるなら私の存在意義は?天女ができることは私にもできる。皇后に成り代わろうなんて許さないわ!」と雪舞に対抗しようとする。

宇文邕は周にいる僧侶の数を調べさせ、必要なら還俗させて国力の強化を図ろうとしていた。そこに阿史那皇后ややってき、「まもなく盂蘭盆会(うらぼんえ)、重要な仏事なので民間より僧侶を募り備えるべきかと」と提案するが、雪舞に「周にいる僧侶の数はすでに足りているのでは?」と言われ、宇文邕も「農作から逃げるため出家する者がいる。僧侶は国が扶養するのだ。このままだと国力が衰える。皇后は熱心な仏教徒だ。だが朕は周のため天女の意見に従う」と、雪舞の意見を採用。自分の意見を無視された阿史那皇后は、天女を暗殺する決意をする。

あと数日で雪舞が出産となった時、阿史那皇后から「尊厳な寺院・玉仏寺で子どもを産んだらどうかしら。お釈迦様の加護が得られるわ」と提案され、雪舞はそれを受け入れる。玉仏寺に出向いた宇文邕は、明るく清潔で静寂に包まれている部屋を見て、「最適な場所だ。さすがは皇后」と褒め、侍医にここに残り出産を助けるように命じる。だが宇文邕・阿史那皇后たちが寺を去った後、僧侶たちの様子が変だということを、陰から見ていた神挙と黒衣兵たちは気付いていた。雪舞が侍医を呼ぼうと外へ出ると、僧侶たちと神挙たちが剣を交えていたため、急いで窓から逃げ出す。だがそれに気付いた僧侶の一人が追いかけてきていた。僧侶が雪舞に剣を振りかざそうとした時、一人の黒衣兵が助けに入り「体を大切にせよ」と言い残し去っていった。そのあとすぐに神挙がやってき、出産間近の雪舞を安全な場所へと運ぶ。

その頃、宮殿では阿史那皇后の寝殿に陛下がやってくる。戸惑う阿史那皇后に「今夜、他に大事な用でも?朕に知られてはまずいことか?」と聞く。そして「数日前、雪舞が申したのだ。子を産んだあとはひっそり暮らしたいと。周を離れてもう戻らぬ覚悟らしい。なので許可した。朕の心は皇后に捧げている。やむをえず雪舞を妃にしたがようやく出産を迎える。斉の刺客も諦めたはず。役目は果たした。皇后の意見を」と聞かれた阿史那皇后は、仰せに従いますと言うのが精一杯だった。それ以上何も言わずお茶を差し出した阿史那皇后に対し、宇文邕はとうとう堪忍袋の緒が切れ「いつ白状するか待っていた。まだ改心せぬか!皇后よ、変わったな!」と言い出ていこうとする。阿史那皇后は「私が間違っておりました、今すぐ命令を撤回し天女を宮殿に迎えます。陛下、どうか」とひざまずいて宇文邕に懇願するが、「もう遅い!」と手を払いのけ出ていく。阿史那皇后は「陛下、お許しください」と泣き崩れるしかなかった。

安全な場所へ運び込まれ陣痛が始まった雪舞だったが、襲われた恐怖と疲労で体が限界にきており、いきんでいる途中で失神してしまう。その様子を外からひっそり見守る高長恭。雪舞は夢を見ており、その中で高長恭の「ありがとう、子供のために生きてくれた。君ならできる、目覚めよ」という言葉で目を覚まし、再びいきむ。雪舞は無事に男の子を出産し、平安な人生を送ってほしいという思いから"平安"と名付け、その子の胸に高長恭の玉佩を置く。窓に流星球花が置かれているのに気付いた雪舞は、「父上は誰に頼んだの、五色鳥かしら。それとも自分で?私を元気付けるために」と平安に話す。僧侶に殺されそうになったのは皇后の嫉妬から、そのことを陛下が心配し神挙を護衛にしたことを知った雪舞。「ここは静かで斉の家に似ている。ここを片付けて母子2人で住むわ。これ以上、不和を招きたくない。わかるでしょ?」と言われた神挙はうなずくしかなかった。そして神挙は、僧侶を殺したのは雪舞だと思っていたが、実は一人の黒衣の兵士が僧侶を殺したことを知る。単独行動の禁衛軍はいないと不審に思うが、きっと王妃様を慕う義士だろうと雪舞に話す。宮殿に戻った神挙は、宇文邕に母子ともに健康、今はある村で静養中。そして僧侶が凶行に及んだのは皇后様の"出産前に殺せ"という命令のため、だが黒衣の義士が現れて王妃様を救ったと報告。それを聞いた宇文邕は「仏教は殺生を禁ず、しかし我が国の僧侶は妊婦を殺害しようとした!伝令せよ、玉仏寺の僧侶を殺せ。仏の慈悲をすっかり忘れておる。仏教の崇高な教えは我が国に残っておらぬ!仏道を汚す僧侶は還俗させ農耕に従事させよ!」と。それを聞いていた阿史那皇后はあわてて宇文邕の前にいき「おわびします。私を罰してください。周には僧侶が必要です」と訴えるが、「無慈悲な皇后よ、そなたの意見を聞くとでも?長い付き合いだ、皇后の位は奪わぬ。全て与える。朕の心以外はな!永遠に黙っておれ。そなたの言葉に価値などない!」と退ける。

雪舞が無事出産したことを安堵する高長恭だったが、自分は罪人のため会うわけにはいかない、今後も陰ながら見守ることしかできないと、窓に流星球花を置いてその場を去る。そして斉では赤ん坊を売らなければ生活できない現状を目の当たりにし、「高緯よ、約束はどうなった」とつぶやく。

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とうとう阿史那皇后まで嫉妬心に駆られてしまった~(><)。雪舞はかつて鄭児の存在に心を痛めた経験から、皇后様に同じ苦しみを味わってほしくないと宇文邕を避けるように。一緒にいるところを皇后様に見られたくない、いらぬ心配をかけたくないという思いからとった行動なわけですが、宇文邕は勅命と言い雪舞に遠出させ、二人っきりになる場を設け「避けられることが辛い」と。二人っきりで遠出したことを知り阿史那皇后は激怒、雪舞に対抗するもそれも負け、とうとう暗殺を計画。雪舞のすることは裏目裏目に出てしまい、いつも誰かから恨まれてるよ…。

宇文邕も好きな女性には優しいけど、それ以外だと結構冷たい。阿史那皇后のことを、子孫を残すために周りが用意した皇后で、男女の愛はないと言い切ってるもんね。それでも雪舞が現れるまでは、宇文邕&阿史那皇后はそれなりに仲良くやっていたはず。この関係を壊されただけじゃなく、皇后としてのプライドも傷つけられ、陛下の心までも雪舞に取られたとなると、そりゃ阿史那皇后は嫉妬心から雪舞を消そうと思いたくもなるかも。が、宇文邕が黙っちゃいない。なんでしょう、彼はこういうことは敏感に察知するのね。特に雪舞のこととなると。すぐに皇后が雪舞に危害加えようとしていることを見抜くなんてさすが!このあたりが女の嫉妬心に疎く鈍感な高長恭と違うところ。宇文邕は皇后であっても容赦しない。一応長い付き合いなので皇后という立場は剥奪しないという情けはかけたけど、「全て与える。朕の心以外は!永遠に黙っておれ。そなたの言葉に価値などない!」って…。皇后を見る目も怖すぎる…(><)。

そしてやっと生まれた高長恭の子。なんと可愛らしい♪雪舞のお腹の子にいた時、雪舞に危険が及ぶとお腹を蹴るなんて、すでに聡明で頭のいい子の予感はしてた。きっと大きくなったら高長恭のような男性になることでしょう^^そうそう、生まれた時、窓に流星球花を置いていたけど、この花ってなんの花だっけ?二人にとって思い出の花だっけ?高長恭が毒矢にあたり雪舞が看病してた時に、雪舞が花のようなものを持っていたけど、その花かな?全46話もあると、どのエピソードなのか思い出せない^^;以前、どこかで使ったアイテムやエピソードを再び出す時、回想シーンも一緒に出してくれると助かるんだけど。。

最後に斉の民たちの悲惨な暮らしを目の当たりにした高長恭。死んでることになったるから高緯に直談判しにいくわけにはいかない。いっそのこと亡霊としてまたひょっこり顔を出し、脅してみる?


蘭陵王#42
朝廷の暴政に苦しむ斉の民たちを目の当たりにした高長恭は、新たな仮面を作り、民衆を助けるために官兵と闘っていた。そのうち「仮面の義士」と呼ばれるようになり、民たちから英雄と称えられていた。そのころ朝廷では、鄭児が露わな姿で高緯に身を寄せている中、高緯は祖珽に亡霊の件について調べがついたか聞く。宮中に亡霊が出るはずないと答えるが、高緯に確かに高長恭の怨霊を見た、どうすれば安心できるか聞かれた祖珽は、「動物は不思議な力を持っているので、亡霊を見ることができます。皇后様が愛玩されてる犬や狩りに使う鷹、軍鶏を宮中で使っては?」と答える。高緯は納得し、もし動物が亡霊を見つけたら官位を与える、オスは儀同、メスは郡君に封ずると。それを聞いた太師が、外に広まれば笑い物となりますぞと忠告、すると高緯は太師に亡霊退治を命じ、「よい方法がある。段太師を斬ると布告すれば、四兄の亡霊は義憤にかられ出てくるはず。どうだ」とまで言い出す。見かねた安徳王、大将軍、楊士深らが反対を唱えると「貴様らの官位など犬にくれてやる!」と言い放つ高緯。他の大臣から「国境付近に仮面の逆賊が現れた。官府の体制に詳しく金を奪い民に分配、その結果、地方官からの納税が遅れている」と上奏があり、その逆賊は武芸の達人で兵士もかなわない。仮面を着け口を利かぬのは、民を巻き込まぬためだと言う。それを聞いた高緯は、「仮面だと?まるで四兄だ。捕らえたらその場で処刑せよ!」と斛律大将軍に命じ、安徳王が手伝わせて欲しいと名乗り上げる。

二人になり、鄭児は高緯に「おびき寄せたい相手が身を隠していたら、どうなさいます?」とたずねる。「相手が苦しむことをする。耐え切れず許しを乞いに現れるまでな。相手は誰だ?」と聞かれ、鄭児は「けがをした猫を助けました。でも恩知らずにも私にかみついて隠れたまま。いまいましいので捜し出したくて」と答える。そして安眠薬を飲み出してからよく眠れて気分も晴れると言う高緯に、では数刻おきに飲みましょうとすぐさま薬を渡し飲ませる。鄭児は心の中で、「「陛下、眠っていてもらうわ。蘭陵王をおびき寄せるのにあなたが邪魔なのよ」とつぶやく。

陛下は「逆賊を捕まえその場で処刑せよ」と言っていたが、「やはり生け捕りに」と命令を変えていた。安徳王は民を思うことに共感し逆賊と友になろうと考えていたので、どうしたものかと考えていた。逆賊退治のため馬車を走らせていた安徳王と楊士深は、後ろにいた兵たちが倒されていることに気付く。そこに仮面の義士が現れ二人に襲いかかってくるが、剣を交えた後、二人は仮面の義士が高長恭だと気付く。喜び合うのもつかの間、高長恭から「民が苦しんでいる姿を見た。高緯は約束に背いたのだ。だから私は忠臣だった自分を捨て、民のために生きようと仮面を着けた。人々を救うために。お前たちは?民を守る私の敵に回るのか?」と言われた二人は、「我々のできることをする、地位など捨ててもいい、義士の仲間となろう」。そして三人は手を取り合う。

雪舞が住んでいる家に、宇文邕が高長恭の愛馬だった踏雪を連れてきた。曉冬がこの馬に乗ってやってきたが、馬が体力を使い果たしていたので周で休ませていたと言う。そしてここに一人で置くのは心配なので、側仕えの者:狗剩(くよう)の母を連れてきていた。久しぶりの再会に二人は喜び合い、狗剩の母が言うには、宇文邕が村人をみな周に受け入れてくれ、斉よりもいい暮らしをさせてもらってると言う。宇文邕は村人は朕の命を救ってくれた友だと言い、ただ恩を返しただけと。そのことを知った雪舞は膝をついて礼を言おうとするが、宇文邕は礼などいらぬ、見返りに仕事をさせると言い、新しい村をそなたに任せたい、故郷のように我が国を変えてくれと。そして国境近くに仮面の義士の話になり、宇文邕は「こんな義士が現れたのも高緯と馮小憐が暴政を敷いたせいだ」と。それを聞いた雪舞は、安徳王に会わせて欲しいとお願いをする。

斉では、高緯が犬に対し「お前のおかげで四兄の亡霊を見なくなった」と、尚書令を与えてしまう。鄭児に仮面の逆賊の件について聞かれた安徳王は、力及ばずまだ捕らえられていないと答える。鄭児に本当に捕まえられないのか、それとも演技なのか、わざと見逃したとしか思えない。例の逆賊はそなたにとって特別な人物でしょ?と言われるが、安徳王はとぼける。そして鄭児は祖珽に生け捕りを命じる。その後、高緯は目を覚まし四喜から鄭児の薬をもらうが落としてしまう。そして、自分が犬を尚書令にしたこと、安徳王に仮面の逆賊の捕捉を命じたこと、そして祖珽も派遣したことを四喜から聞かされるが、高緯には全く身に覚えがなかった。再び鄭児から薬を飲むよう言われた高緯は、飲むフリをして眠りにつく。

雪舞のところに安徳王と小翠がやってき、再会を喜ぶ三人。さらに安徳王が小翠を娶ったと聞いた雪舞はさらに喜ぶ。みなの近況を聞くと、高緯は鄭児と酒色に溺れ犬を尚書令に任じ、いつも朦朧としていること、民の苦しみは限界にきていることを知らされる。小翠からは国境近くに仮面の義士が現れたことを聞かされ、義士が仮面を着け素顔を見せず声も聞かせないのは民を巻き添えにしたくないためと言う。横で聞いていた安徳王は、一瞬、仮面の義士が高長恭だと言いそうになるが、「仮面の義士となった私では危険にさらすだけだ。明日をも知れぬ命、別れの悲しみを二度も味あわせたくない」と高長恭が言っていたことを思い出し思いとどまる。夜、いくらあやしても寝ない平安。新しい衣を作って着せては?ぐずらなくなり成長も早くなると言いますよと狗剩の母に教えてもらった雪舞は、国境の市場で布を買うことにする。

高緯が眠りにつき、鄭児は祖珽を部屋に入れる。陛下に薬を多めに飲ませたという鄭児に、祖珽は「安眠していただくためといえ、薬の量にはご注意を」と警告。鄭児は祖珽がまだ仮面の男を捕らえてないことに激怒するが、「陛下に眠らせ好きにできるのも私の渡した薬のおかげ。私がいなければ困るのはあなたの方だ」と言われる。だが鄭児は「私がそなたの薬に頼っているから自分は安泰だとでも?この薬が曼陀羅華だと教えてたのはそなた。私の地位をもってすれば薬の出所は簡単に調べられる。お前にはもう利用価値がない。生き延びたければおとなしく私に従いなさい。今はとにかく仮面の男を生け捕るのよ。お前を豚小屋から救い出した私なら、戻すことも造作ない」と脅す。祖珽には分からないことがあった。なぜ鄭児が仮面の男に固執するのか。それを聞くと「陛下を操ればこの国は私のものになる。大胆不敵な逆賊は皆の前で処刑し威信を示したい。皇后の命令よ!黙って従いなさい!」と言われ、祖珽は従うしかなかった。奥で眠っていたフリをしていた高緯は、それらの話を全部聞いていた。翌日、鄭児からもらった薬を侍医に見せ診断を受ける高緯。侍医からこの薬は毒薬の曼陀羅華なのですぐやめるように、服用を続けると死に至ると忠告を受ける。

市場に布を買いに行った雪舞は、すすめられたブルーの布を見て、「陛下が生きていればとても似合ってたはず」と思い買ってしまう。お金を払うところを男に見られており、帰り道にひったくれてしまう。だがその男が逃げる先には仮面の義士がいた。

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仮面の逆賊が現れたと報告を受け、まるで四兄だと言う高緯。捕らえて殺せと命じるも、その仮面の男の正体に気付いた鄭児は、「そんなに憎らしい逆賊なら、連れてきて"囚人遊び"で殺しましょう」と高緯に提案するも、高緯は「朕はこれ以上、宮中で死人を出したくない。怨霊を増やし朕の悩みを増すだけだ。恐ろしい。捕らえたらその場で処刑せよ!」と。どうやらこの間見た高長恭の亡霊がかなり効いてる様子。ってか亡霊じゃなく本人なんだけどね。でも鄭児の提案に乗らないのは賢明。鄭児に嫌われるより、亡霊による悩みを増やす方がよっぽど堪えるみたい。うん、これはいいこと。殺せと命じてはいるけど、とりあえず鄭児の言いなりにならなかったのは良いこと。ちなみに「北斉書 後主紀」によると、"犬馬に褥(しとね)を作り、鶏に官職を与う。犬馬、鶏や鷹は食えど、民は飢えた"と記されてるらしい。本当に動物に官職を与えたんだ……。びつくり。

高緯がとうとう鄭児から渡される薬の正体を突き止めた!それより鄭児、いくら薬で高緯が眠ったからといって、同じ部屋で祖珽とあんな会話するかね?あんな大声で怒鳴ってたら寝てる高緯も起きちゃうよ。まあ起きてたんだけど。傲慢さを披露した鄭児、高緯は二人の会話を聞き、薬の正体も知った。今後はどのように対応するんだろ。高緯に鄭児を突き放すことは……できなさそう。

仮面の逆賊を捕らえて処刑せよという命に、安徳王が自ら名乗りを上げたのは、仮面の逆賊は民を救う義士で、処刑は道義に反する。悪を憎み正義を貫く大将軍が葛藤していると分かったから。大将軍の位が鶏や犬に奪われたら斉にとって損失。だが自分なら失敗しても責められない。陛下は四兄の亡霊に悩んでいるので、肉親には強くでないはずと考えての事。それを知った太師は、「大四皇子亡き後、成長なさいましたな。以前の不真面目さはどこへやら。素晴らしい」と。ホント、酒浸りだったのがうそのよう。高長恭から鄭児に救われ幽閉されていたことを知った時、楊士深は「鄭児は一体何を考えているんでしょう。殺そうとしておいて死の間際で助けるとは」と言うのに対し、安徳王は「憎んでも愛さずにはいられないのが女ってもんだ」。さすが女心はお手のもの。そしてそして、なんとなんと、小翠を娶ってました~♪小翠は最後まで安徳王を見捨てなかったし、民の現状もしっかり安徳王に教えてたもんね。頼りになる妃だわ^^

ところで狗剩(くよう)の母って誰だっけ?どこで登場してたっけ?全く覚えてないよー(><)。狗剩の母が言うには、宇文邕が村人をみな周に受け入れてくれ、斉よりもいい暮らしをさせてもらってると言う。それに対し宇文邕は、村人は朕の命を救ってくれた友だと言ってる。ということは、阿怪が身を潜めていた貧しい村、すなわち韓暁冬の村ってこと?うーん、全然覚えてないや。以前登場した人物を再登場さす場合、その時の映像も流してくれたら助かるんだけど。。

今回、私はとんでもない失敗をしていたことに気付いてしまった。安徳王のことをずっと大徳王と書いてた……。1人だけじゃなく、楊士深を楊市深と書いていた……人の名前を間違えるなんて私のバカ~(><)。こんな終わり間近の42話で気付くなんてショック~。とりあえず過去の感想も気付いた箇所だけ修正したけど、修正し忘れてる部分が残っているかも~。あーん、大失態(TT)。


蘭陵王#43
踏雪の鳴き声で庭に出た雪舞は、玄関前にひったくられた荷物が戻っていることに気付く。取り返してくれた人物の後姿を見た雪舞は呼び止め礼を言う。その人物が仮面の義士だと気付き、首に毒虫に刺されたあとを見つけた雪舞、すぐに手当てをしないとと家に招き入れる。踏雪を見た仮面の義士は頭を撫で、それを見た雪舞は、ひどい人見知りの踏雪が黙って撫でられていることを変に思うが、賢い馬だからきっといい人と分かったのかもと思い直す。家の中で、仮面の義士の横で平安を抱く雪舞は、人見知りなのに仮面の義士を見て笑う平安をまた不思議に思う。平安を抱く仮面の義士を見て、高長恭が抱っこしているように見えた雪舞は涙ぐむが、涙をぬぐい急いでお茶を淹れに行く。雪舞が部屋に戻ると既に仮面の義士は立ち去っており、「薬をありがとう。困った時は鳳凰山で狼煙をあげて。すぐ駆けつける」と書かれた紙が置かれていた。

鄭児は高緯の所へ行く。薬を持ってこようとする鄭児に「鄭児、コオロギを書いてくれ。昔、朕に書き方を教えてくれただろ?」と筆を渡そうとするが、「今日はどうされたのです?鄭児だとかコオロギだとか」と言われてしまう。「そうだな、忘れておった。そなたは馮小憐、もう鄭児ではない」と元気がない高緯に、「ご気分が優れませんか?薬を飲んだら少しは楽になりますよ」と鄭児。高緯は飲みたくない、不眠は治ったのでもう薬はいらぬと言うが、鄭児はそれでも薬をすすめ早く休むよう促す。高緯はそんな鄭児に「そなたを愛している。心が痛むほどに。もしもそなたが死ねと言うなら今すぐ死んでもいい。だから素直に薬を飲むのでそばにいてくれ」と、渡された3錠の薬を飲む。

高長恭が部屋に戻ると、安徳王、楊士深をはじめ劉兄(りゅうけい)、何七(かしち)らが帰りを待っていた。士深は職を解かれ四兄を訪ねるところで、他の者は安徳王が道中で会い、酒の勢いで仮面の義士は四兄と話したところ、皆が四兄についていくことになったという。朝廷を敵に回せばお前たちの命はないと高長恭は断るが、皆は今こそ正義が必要、苦しむ民を黙って見ていられないと決心は固かった。安徳王から祖珽が軍を率いて義士を捜していると聞いた高長恭は、祖珽を殺す決意をする。

祖珽はいつまでたっても仮面の義士の足取りがつかめないことに苛立っていた。そんな時、国境の鳳凰山にいるとの情報が入り、すぐさま捜索に出向く。その頃、仮面の義士に薬を間違えて渡したことに気が付いた雪舞は、そのことを伝えるため鳳凰山で狼煙をあげていた。仮面の義士がやってき、新たな薬を渡したその時、祖珽率いる兵たちに見つかってしまい二人は走って逃げる。雪舞を安全な場所にいるよう手で支持し、祖珽たちを違う場所へ誘導するため立ち去る仮面の義士だったが、ある物を落としていく。それを拾った雪舞は、自分が殿下にあげた帯だと知る。捕らえることができなかった祖珽は、こんな山奥で草を燃やすのは何かの合図と察し、煙を使って仮面の義士をおびき出そうと計画を立てる。

部屋に戻った高長恭は、帯を落としたことに気がづく。その頃、雪舞は家で陛下にあげた帯を持っていた仮面の義士の正体を不審に思っていた。そこへ仮面の義士がやってくる。雪舞が「あなたは誰?なぜこの帯を?」と問い詰めると、仮面を外した下には楊士深の顔があった。「役人の横暴が許せず、顔を隠して民を助けた。帯を持っていたのは、蘭陵王の遺品を燃やせと朝廷に命じられたが、大事な物だと思い取っておいた。今は不穏な時期なので鄴城に帰らねば」と立ち去り、高長恭にうまくいったことを伝える。一方、雪舞は楊士深に虫刺されの痕がなかったことに気付き、楊士深は仮面の義士ではないと確信。何か裏があると勘ぐる。

周では、陛下と高官が100日の斎戒を行う祭天の儀が近く、宇文邕の外出が禁じられていた。だが宇文邕はこっそり宮殿を抜け出し雪舞に会いに行く。雪舞は一人で斉に帰ろうとしていたが、鳳凰山から狼煙があがっているのを目にする。狗剩の母から斉の兵が山に入るのを見た人がいると聞いた雪舞は、仮面の義士をおびきだす斉軍の罠だと気付き、仮面の義士に教えるため入山口に向かう。やってきた宇文邕もそのことを知り雪舞のところへ行く。だが二人は祖珽に捕らわれてしまい、雪舞は眠らされ、宇文邕は無理やり薬を飲まされる。一度に天女と周の皇帝という大魚を釣ったと喜ぶ祖珽だが、朝廷に送り手柄を立てるつもりはなかった。いつまでも高緯と馮小憐の飼い犬に嫌気をさしており、次の斉の皇帝の座を狙っていた。周に斉を攻めさせ、斉の朝廷が乱れ周との戦で弱ったところに諜反を起こし帝位を奪おうと考えており、宇文邕に無事即位するまで周の兵を私に従わせろと命じる。先ほど宇文邕に飲ました薬は3年以内に急死する毒茶で、解毒薬は自分しか作れない、一生わたしの言いなりだ。殺したくても殺せまい。と祖珽に脅されるが、宇文邕は怯まなかった。

仮面の義士団の1人が祖珽に捕まってしまう。高長恭は仮面を取り祖珽の兵たちに「諸君、朝廷の命令なのは分かっている。だがそなたらも不本意なはずだ。私は諸君を敵に回したくないし刀も交えたくもない」と言い、楊士深が「諸君、今なら間に合う。仮面の義士と共に義を貫くのだ。こんな奸臣に従うな。だが覚えておけ。第四皇子・高長恭はもういない。どうする!」と。それを聞いた兵たちは刀を捨て始める。

高長恭は宇文邕に雪舞を守ってくれことを感謝する。雪舞の前に現れないのは雪舞に累が及ぶからと言う高長恭に対し、宇文邕は「それでも男か、平穏に暮らしていれば幸せだとでも?お前が死んでも朕は雪舞の心に入り込めぬ。朕には一生、雪舞の心は得られぬ。会ってやれ」と言い立ち去る。

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雪舞と仮面の義士がご対面!仮面を被っているといっても口元は出てるし顔の輪郭だってなんとなく分かる。なのになぜ雪舞は高長恭だと気付かない?あれほど愛しているのになぜわからない?踏雪や平安の態度で「あれ?なんか変?」と思うのに、もしかして高長恭?!とは思わないのかしら。まあ高長恭は死んだことになってるから、あの人に似てるかも?ぐらいは思っても、まさか死んだはずの人がそこにいるとは思わないよね。

薬の正体を知っている高緯、鄭児にどんな態度を取るんだろうと思っていたら、優しかった昔の鄭児を思い出してた……。薬のことを問い詰めるのかと思いきや、「薬は飲みたくない、もう不眠症は治ったから」とやんわり拒否。それでもしつこく薬をすすめ、3錠も飲まそうとする鄭児。ところが高緯は、「朕はずっと宮中で育ちいつも独りぼっちで孤独。そんな時、そなたが現れいつもそばにいてくれた。朕にとって唯一、心を許せる存在。だから素直に薬を飲む。そばにいてくれ。愛してる」とな。なんてメンタルの弱い男なんだ。大量に飲むと命に影響があると知っているのに、薬を飲んでしまう高緯。一瞬、せつない愛のように思えてしまうけど、違う違う。同情の余地はない。薬を拒否したら鄭児が去るとでも思ってる?飲み続ける限りそばにいてくれるとでも?それともなぜ毒薬を飲まされなければならないのか分からないけど、ただ単に愛する女性がすすめる薬だから飲んでる?まあどんな理由か知らないけど(知りたくもないけど)、飲むことで判断力が鈍り、ますます意味不明な言動をし、暴政が進んでいき民が苦しむことを高緯はまったく考えちゃいない。皇帝としての自覚のなさに呆れかえる。

外出が禁じられているのに雪舞に会いに行った宇文邕。「雪舞、会いに来たぞ。やっとの思いで宮殿を抜け出した。今日は阿怪だ♪」と楽しそうに部屋に入っていく姿は何とも可愛い☆ 結局、二人して祖珽に捕まってしまい縄で縛られてしまうわけですが、「一緒に縛られてるのも悪くないな」と呑気なことを言ってる。宇文邕にしてみれば、雪舞と一緒なら何をしても、何をされても嬉しいんだなきっと。が、祖珽に無理やり飲まされたのは3年以内に急死する毒茶。解毒薬は祖珽しか作れないらしく、祖珽は宇文邕を一生自分の言いなりにしようと考えている様子。だけど祖珽は仮面の義士側についた兵たちに捕えられたよね?高長恭は祖珽を殺す決意してたけど大丈夫かな。宇文邕、高長恭にちゃんと伝えたかな、「3年以内に急死する毒茶を飲まされた。解毒薬は祖珽にしか作れない」って。雪舞に会うために宮殿を抜け出しただけなのに、こんなことに巻き込まれただけでなく毒茶まで飲まされちゃって、宇文邕はどうなっちゃうの~(><)。宇文邕が今どこで何してるか神挙が知ったら、真っ青になって即行迎えにくるに違いない。

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