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「ヒミズ」

『ヒミズ』  

ヒミズ

製作年:2011年
製作国:日本
監督・脚本:園子温
原作:古谷実『ヒミズ』
出演者:染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、諏訪太朗、川屋せっちん、吹越満、神楽坂恵、光石研、渡辺真紀子、モト冬樹、黒沢あすか、堀部圭亮、でんでん、村上淳、窪塚洋介、吉高由里子、西島隆弘、鈴木杏

<簡単なあらすじ>
中学3年生の住田祐一は、母親が経営している貸しボート屋に住んでおり、周囲には震災で家を失くした人たちがテント暮らしをしていた。住田の願いは普通の大人になること。そんな彼を追いかけているのはクラスメイトの茶沢景子。相手にしてもらなくても付きまとい、彼の放つ語録を書きとめ喜びを感じていた。そんな彼女も家では両親から愛をもらっておらず、夢は愛する人と一緒に家庭を築くこと。そんな時、住田の父親が金の無心をするため家に戻ってき住田に暴力を振るう。母親は男と蒸発し1人ぼっちになる住田。それでも幾度となく現れる父親に対し住田は…。普通の大人になることを諦めた住田は、自分の人生を「オマケ人生」と称し悪人を殺そうと決断。そんな住田をほっておけない茶沢は…。夢と希望を諦めた住田と、愛を信じ住田を信じ続ける茶沢。2人の絶望の行方は?

<感想>
昨年『冷たい熱帯魚』を観て衝撃を受け、園子温に興味を持ったので本作を観に行ってきました。主な主人公は、男と蒸発した母親と金の無心にやってき暴力を振るう父親を持つ中学生の住田。そして彼をストーカーのようにつきまとうクラスメイトの茶沢。ストーカーといっても茶沢は異様に明るい。住田の言った語録を紙に書き留め、それを部屋の壁中に貼っているのにはちと驚いたけど^^;

嫌がられても素っ気なくされても追いかけていく茶沢の心情や境遇がよくわからず、最初は少しイタイ子なのかなと…。でも茶沢の置かれている状況がわかり、なぜあれほど執拗までに住田に対しつきまとったのか少し理解できました。自分も最悪な家庭状況で、同じような環境の住田が普通に生きたいと意志を通す姿に共感。その姿が茶沢の生きる支えになってたということなのでしょうか。でもよ、それでもよ、この2人、すごい体当たりでかなり暴力的…^^;

観てて悲しかったのは実の親が子どもに「死んでほしい」と口に出して真剣に言っていること。どんな状況であれ親が子にそんなことを言うなんて。子どもの死のために、道具を作っていたのには驚きを通して「このシーンはギャクなの?!」と疑ってしまった。あの装飾はもうギャクとしか思えない…。もう一つ、住田の目の下の異常なまでのクマは、ホラー映画のように思えるほど不気味で不自然でした…。

パンフレットによると、震災後に脚本を書き換えたそうです。だから冒頭やとこどろころにそのようなシーンがあったんだ。そして原作とはラストシーンが大幅に違うらしいです。最後も震災を映しており、希望も夢もない人へ、茶沢の言葉を通して"頑張れ"というメッセージが?そういう意味でいうと、ヴェネチア映画祭で共鳴を受けたのもそのあたりが要因かなと。

監督インタビューで「住田の"絶望"が茶沢の"希望"に敗れる。希望が絶望に勝つという感じではなく、絶望が希望に負けた」とありました。茶沢演じる二階堂さんは「茶沢にとって最も怖いのは住田が死ぬこと。それが茶沢の絶望」と。なるほど!観終えてなんて適切な言葉なんだろうと感心しちゃいました。

その二階堂ふみさん、初めて見ましたが宮崎あおいさんと遠藤久美子さんに似てるかなーと^^最初は目がクリクリしててハキハキ喋る可愛らしい子だなと思ってたんですが、最後の方は泣くシーンが多かったせいか、目が腫れてるような感じで別人のように見えました。2人も体当たりの演技で最優秀新人俳優賞を受賞したのも納得!


正直、今作品をどう表現したらいいのか私には難しい…。かなり理不尽。絶望と希望の交差が痛いです。青春映画だそうですが、めっちゃくちゃ危うい。原作マンガは読んだことがないのですが、こちらの結末が気になります。
どうでもいいことですが、エンドロールがめちゃ短かった!この短さにも何か意味があるのかしらん?

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「考える虎」 矢野燿大

『考える虎 : 最強タイガースを作り上げた攻守のカナメ』  

考える虎―最強タイガースを作り上げた攻守のカナメ (ベースボール・マガジン社新書)

 著者:矢野燿大
 出版社:ベースボール・マガジン社 ベースボール・マガジン社新書





第一章:チャンスをつかみとるための行動学
第二章:野球人生を変えた出会いと言葉
第三章:支えられ、刺激を受けたチームメート
第四章:夢に向かって突き進め!
第五章:タイガース愛

<感想>
20年間のプロ野球人生を終えた2010年秋に執筆することを決めたという本書。私はその後に発売された『阪神の女房』を先に読みました。それを前提に感想を。。

まず、内容が結構かぶってるかも^^;本書は下書きで『阪神の女房』が清書という感じ。本書はどこか文章が硬いのですが、第2弾の『阪神の女房』は文章が柔らかく読みやすかったです^^やはり2冊目となると慣れてくるのかなー?でも本書が2011年3月初版、『阪神の女房』が6月初版って…いくら出版社違うからといってもちと発売間が詰まり過ぎてない??きっと大人の事情で2つの出版社から出すことになったってことなのね。

冒頭は中日から阪神にトレードが決まったというところから。「(当時の)星野監督と中日を絶対に見返してやる!」という反骨心が第2のプロ野球人生に大きな支えになったそうな。その後、2002年に阪神の監督に星野監督が就任したのはもう運命?星野監督の存在は、その後の矢野選手により一層の気持ちを引き締めたこととのこと。

39番と言えば矢野選手!ですが、阪神入団時にいくつかの候補の中から39番を選んだのは、中日時代につけていた38番の一つでも上に行けるようにという思いがあり決めたそうです。

そしてなんといってもハイタッチの時の矢野選手の笑顔!これはもうたまりませんヽ(*'∀`*)ノホント、テレビで中継を見ていてもその笑顔はファンにも同じような至福のひと時でした~。

阪神残留を決めた理由も書かれてたり、野村監督、星野監督、岡田監督の3人の指揮官の考えの違いも書かれてました。藤川選手、同年代である金本選手、下柳選手のことも書かれてます。そして鳴尾浜で過した最後の2年間、将来、指導者になることがあればこの2年間の経験は絶対に生かすとのこと。さらに鳴尾浜で一緒に過した若手選手に送るメッセージ。この本書、一緒に過ごした若手選手も読んでるかなぁ?

これからもいろんな事にチャレンジし、いつかは指導者として現場に戻ってきてくれることを楽しみにしてます!

「我的錯都是大人的錯」 幾米

『我的錯都是大人的錯』   DON'T BLAME ME, IT'S NOT MY FAULT

我的錯都是大人的錯

著者:幾米
出版社:大塊文化出版 

<感想>
「誰でも間違うことはある。だから私たちは反省し過ちを改め、再び間違いをしないと誓う。だけど…もし私が、がっかりさせ悲しませる子どもになっても愛してくれる?」という文章から始まる『我的錯都是大人的錯』。←このタイトルから、なんとな~くどんな内容の本なのか想像できちゃうかも?

自分が完璧な子どもじゃないことを知っているが、両親だって完璧じゃない。だからお互い我慢して強く生きていかなきゃ。どっちもどっちなんだから!って感じかしらん。

子ども目線から、大人が子どもに望んでいることをいろいろと書いています。それに対し、「大人もかつては子どもだったでしょ、なのにその考えはどーして?!ホント大人は私たちのことわかってないんだから」と子どもは分析。大人も子どもも皆間違ってる。お互いが本当の姿がどんなのか知ろうとしない。大人は自分の子どもを理想の子に当てはめようと希望を持つが、子どもの心情は…。

偉大な人の話もいろいろと出てきます。が!中には難しい文章が~。難しすぎて私には訳せないよ~(悲)。が、が!全部ではないけれど、超有名な人の言葉はネットに訳が載っていたのでそれを参考にさせていただきましたm(_ _)mホッ

子どもの言い分に納得する部分もありつつ…。例えば、
・大人は子どもに「永遠に夢を捨ててはいけない」と言うが、なぜ夢を捨てるのは大人なのか
・大人は、自分の子どもは物分りのいい子でいて欲しいと思いつつも、永遠に純真で無邪気な子でいて欲しいことを望む

わかるような気もするけどもし自分が親になったら同じことを思いそうだ^^;

逆にあー言えばこう言うといった言い分も。例えば、
・子どもは目を閉じて花を見て夢を見て希望を見る。大人は目を閉じたら寝ちゃう。その上、いびきをかきヨダレを垂らす。
←深い意味があるのかもしれませんがど笑っちゃった(笑)。

全部読み終えて…というか全部読み終えてませーん。へへ^^;私の読解力では無理なんです。。実際には本書の半分ぐらいしかまともに訳せなかったと思います。途中、挫折して訳してない部分もあったり。。

最後の方では、「私が○○したら、こうしてね」という文章が多いのですが、なんとな~く子どもの「もっとかまって欲しい、もっと私を知ってよ」といったような意味合いがあったのかなーと。いや、最後の締めくくりを私自身が理解できてないので違うような気がちらほら^^;くぅ~、中国語初心者には幾米の訳はつらいよ~。なのに年末年始に台湾に旅行した時に、幾米の最新本を買ってきちゃった。。頑張って読まなきゃ!

「宇宙人ポール」

『宇宙人ポール』  PAUL

宇宙人ポール

製作年:2011年
製作国:アメリカ/フランス/イギリス
監督:グレッグ・モットーラ
出演者:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、ジョー・ロー・トルグリオ、ブライス・ダナー、ジョン・キャロル・リンチ、ジェーン・リンチ、シガニー・ウィーバー、セス・ローゲン

<簡単なあらすじ>
1947年、アメリカのワイオミング州に住む少女が、庭で愛犬が吠える先を見るとそこに…!60年後、グレアムとSF作家のクライヴはイギリスから”コミコン”に参加するためアメリカにやってき、昔からの夢であったUFOスポット巡りに向かう。道中、一台の暴走した車の事故の遭遇。それを運転していたのは宇宙人ポールだった。ポールと一緒に彼の行きたい場所へ連れて行くことになった2人。道中、宿泊先のクリスチャンであるルースを一緒に連れて行くことになったが、彼女の父親がそれに激怒し彼らの後を追う。一方、脱走したポールを捕まえるため、捜査官と新人2人が逃亡を追っていた。そしてポールとグレアムとクライヴとルースの4人はポールの願う場所に寄り、その後、最終目的の場所へ向かう。そこで彼らが見たものとは…。

<感想>
長年の夢だったアメリカ西部のUFOスポット巡りに、キャンピングカーを借りて行くイギリス人のグレアムとクライヴ。そんな時、目の前に本物の宇宙人が!!ポールと名乗るこの宇宙人、60年間、政府機関に匿われていたせいか人間慣れしてて陽気でフレンドリー。ピスタチオとビールとタバコ(本当にタバコ?)が好きで、ユーモアもありつつ下品なジョークも放つ。この60年間、一体どんな生活を送っていたんだww

いろいろと人間の協力をしていたようで、あの有名なSF監督もポールの助言をしていたという。。しかも電話でその監督本人まで出演!面白すぎ~。パンフによると、劇中にはいろんなSF作品のオマージュが散りばめられているらしい。私には少ししかわからなかったですが、SFが好きな人には「うほっ」ってなるに違いない?

個人的にウケたシーン、鳥のくだりのシーンはかなり笑えた!ちょっと感動しかけたのに最後はそれwあとルースが、大きな爆発のあと父親を心配して見に行くけど……というシーンも。新人コンビのおバカなやりとりも何気に面白かったり(特に最初の方)。

今でもわからないのは、捜査官ゾイルの名前がロレンツォ・ゾイルで、周囲が「ロレンツォのゾイル?」って驚いていた。タラが車に乗ってから言ったセリフ、「私の大麻が…」ってどういう意味?それで生計立ててたの?!これらの笑いどころがわからなかった~。そういやその後タラ、どうしてるだろう…。楽しんでるかしらん?

敬虔なクリスチャンであるルース役の女優さん、サイモン・ペッグの方が若く見えると思っていたら…実年齢38歳だった!びつくり!!40歳半ばぐらいかと思ってました。すみません。

感動もあり、笑いもありの感動SFコメディ。いろんな作品へのオマージュがわからなくても全体的に十分楽しめました♪パンフの終わりの方にお2人の方がコラムを書かれており、とても参考にになりました^^ただ鑑賞前にパンフを読んでしまったため、最後にやっと登場する方が、最初から誰なのか知っていたため驚きは少し半減しちゃったけど^^;

「三国志英傑伝 関羽」

『三国志英傑伝 関羽』  關雲長  THE LOST BLADESMAN

關雲長

製作年:2011年
製作国:中国
監督・脚本:フェリックス・チョン(莊文強)/アラン・マック(麥兆輝)
出演者:ドニー・イェン(甄子丹)、チアン・ウェン(姜文)、スン・リー(孫儷)、アンディ・オン(安志杰)、ワン・ボーチェ(王柏傑)、アレックス・フォン(方中信)、ワン・シュエビン(王學兵)、チン・シウホウ(錢小豪)、ドン・ヨン(董勇)、リー・ゾンハン(李宗翰)、ニエ・ユアン(聶遠)、シャオ・ビン(邵兵)、ジョウ・ボー(周波)、ヘイ・ツー(子)

<簡単なあらすじ>
後漢末期。一度は手を組んだ曹操と劉備だったが、劉備が曹操討伐計画に引き入れられたことをきっかけに、二人は敵対する関係となり、曹操は劉備を攻めて彼の第一夫人と第二夫人に許嫁である綺蘭と部下の武将・関羽を捕虜にした。劉備は袁紹と同盟して曹操を攻め立て、袁紹の武将・顏良率いる軍の力に曹操軍は劣勢となっていた。曹操は捕虜でありながらも義を重んじる関羽のことを高く信頼していたが、「白馬の戦い」で劣勢だった曹操軍に手助けを頼むと、彼は曹操軍を率いて勝利を呼び込んだ。その活躍に曹操は関羽を再三配下に入るようにいろいろな手をつくして誘うが、関羽は劉備の元へ戻ることを願う。そのことを聞き入れた曹操は、関羽と綺蘭を関所で通すことを部下に伝えるが、曹操の部下たち(孔秀、秦、韓福、孟坦、卞喜、王植)は命令に反して関羽の命を狙う。いったい誰が関羽を殺す命を出したのか?
(公式HPから引用)

<感想>
年末年始に台湾に行った際に機内で見ました!三国志の詳細は理解出来てないのに見ちゃった^^;学生時代、横山光輝さんの漫画をサラッと読んだ記憶があるのでなんとかなるかなーと軽い気持ちで見ましたが…。やはり根本的な三国志の内容を知っていた方が断然いいです。根本的な内容を知っていない私はイマイチ流れを把握できないまま鑑賞。といっても全体的の作品の流れは理解できたと思います(と信じたい)。いや、もちろん三国志の内容を熟知してた方が、さまざまな登場人物について「うんうん」と登場シーンが少なくても頷けると思うのでやっぱ三国志ファンの方がより楽しめるはず。私の場合、主な登場人物以外の人物が実在したのか架空なのか全くわかりません~。あはは

物語は曹操のもとに関羽の首が届けられるところから。私、恥ずかしながら初めて関羽の最期を知りました…。そして20年前、漢が国土を治めていた時代に遡ります。囚われ身だった関羽は、曹操にここに留まり自分に仕えた方が賢明だと言われる。劉備と義兄弟の契りを交わし忠誠を誓い、義に厚く義に生きる関羽は断固として劉備の元に戻るという。

あれこれと策を練る曹操。その一つなのかもしれませんが、なぜ関羽の夕食(お酒?)の中に媚薬のようなものを入れたの?関羽の幻想によって関羽の綺蘭への本心が詳しくわかったけど、曹操側にはどんな企みが??その綺蘭、関羽ともあろう人物が彼女のどこに惚れたんだろうか?顔は可愛らしいけど人物像としてはさほど魅力的に描かれてないのでイマイチ理解不能…。調べてみると綺蘭って架空の人物らしい。この物語に盛り込まなくてもよかったような気が^^;

”袁紹のところにいる劉備の元へ関羽を戻すのは虎を放つようなもの”と周囲は言うが、曹操は関羽と綺蘭が曹操の元を離れることを黙認。だが行く関所ごとに命を狙われる。と全体的にこのような内容。

全体的に剣を使うアクションが多く、見せ場となるシーンも多かったと思います。ただ屋内のシーンでところどころ画面全体が暗かったような…。機内のパーソナルテレビで見たから?毒が体にまわってからのシーンもそう。ってか毒が骨にまで達していたのによくあそこまで戦うことができたもんだ。さすが甄子丹w

しつこいですがいつも思うこと。中国歴史ものの作品を観る時は前もって勉強していた方がいいです。たとえば今作品の三国志を例にすると、どの部分が真実でどの部分が演出なのかわかりましぇん(><)。当然三国志全般通して理解してた方がいいに決まってます。さらにその前後の歴史を知っていれば、映画の流れも分かりやすいはず。最近、中国歴史ものを見る機会が増えたので余計そう思っちゃいます。でも壮大すぎて今更どこから勉強すればいいのやら~(TT)。

正直、見る前までは大柄な関羽をドニー・イェンが?なんて思いましたが、私自身が関羽を語れるほど理解してないので最後の方は特別違和感なく見れました。←初めて理解してなくて良かったと思った瞬間(笑)。
それより!曹操役の姜文さんが良かった!存在感ありすぎです。劉備はほんの一瞬の登場。張飛は…?気付かなかったけどどこかに出てた?出てなかったよね?

個人的に忘れてはいけないのは王柏傑くん。『九月に降る風』で男気ある演技に惚れて2年。『ボディガード&アサシンズ 』では有力商人の息子役で孫文の身代わりの役。そして今回は…。あれれ?なんだか演じる役がどんどん違う方向にいってるような?『九月に降る風』のような役どころが懐かしい…。男男している役の王柏傑くんが見たいなぁ。

今作品、明日(1月14日)から劇場公開。今度は大きなスクリーンで見ようかどうか検討中。でももし見たら、私が機内で見た感想が間違えだらけだったと気付くかもしれないのがちと怖い^^;

「空の中」 有川浩

『空の中』

空の中 (角川文庫)  

 著者:有川浩
 出版社:角川書店 角川文庫





<簡単なあらすじ>
200X年、日本初の超音速ジェット「スワローテイル」が四国沖で試験飛行中に高度2万mで爆発炎上した。数日後、航空自衛隊の二機が同空域で演習飛行中、一機が同じように高度2万mで爆発炎上し、乗っていた編隊長の斉木が殉職する。その頃、斉木の息子である瞬は高知での浜で半透明の奇妙な生物と出会いフェイクと名づける。その後、父の残した携帯を介しフェイクは言葉を放つようになり瞬は可愛がるようになる。一方、相次いだ事故によりメーカー担当者で事故調査委員でもある春名高巳は、斉木と一緒に飛行し事故の目撃者でもある武田光稀三尉を訪れる。調査のために事故のあった同空域を飛ぶことになった2人、空の中に何かがいる…そこで見たものは…。

<感想>
自衛隊三部作の一つで"空"編。図書館で予約してから4ヵ月目でやっと手元にきました。"海"編も同時に予約したんだけどこちらはまだみたい。。ってか最新本じゃないのに有川さんの本は予約してもなかなか手元にこないよ(><。)。。相変わらずすごい人気だなぁ。"陸"編を読んで約8ヵ月、こちらの内容は少ししか覚えてませんが、非現実的な内容だったのできっと『空の中』もそういう雰囲気なのかなと思ってましたが、まさかのまさか、ここまで突拍子もない話とは!というのが読んでいた真っ先に思った率直な感想。

超音速ジェット機や航空自衛隊の話で始まるのですが、それらの知識がなくても有川さんに珍しく(?)ショッキングな内容で冒頭からドキドキ。この2つの事故関連による主人公が、斉木と一緒に演習飛行しておりとっさの判断で生還した武田光稀。そして彼女に事故の詳細を聞きにきた事故調査委員の春名高巳。なんだろ、この絵に描いたようなツンデレ女性の光稀と、軽そうに見えて実は重要な要となる高巳(さらに心が広く、光稀のことを包み込むような優しさ!)。これぞ有川さん!という主人公たち。しかもこの2人の性格、有川さんの他の著書でもいそうw

そして高知で生活している斉木の息子である高校生の瞬と幼馴染の佳江。瞬の方は言動がイマイチ理解しづらくてよくわからないものの、佳江の方は好きな言葉を3つ上げされたら「ネッシー」「クッシー」「シーサーペント」ってwこの2人がもう一組の主人公たち。瞬の父親が泣くなったのと同時に出会った奇妙な生物フェイク。父親の携帯を介して言葉を放ち、いつしか瞬はフェイクを家族のように可愛がるようになるのですが、これが後にとんでもない方向へ。隣に住んでいる幼馴染みの佳江はその可愛がる様は瞬にとって間違っている、関係を大きく踏み外していると思いつつも、父親を亡くし家族がいなくなった瞬に対し面と向かって言えず、遠まわしなことしか言うことができずただただ見守るだけ。

簡単にいうならUMA(未確認生物)と人間が出会う話。高巳と光稀が出会ったUMAは「白鯨(ディック)」。高度な知能を持っているとはいえ、人間とは考えが全く異なるため、どのようにコミュニケーションを取ればいいのか、共存していくことはできるのか。が、UMAによって家族を奪われた子供たちもおり、間違った方向であっても、それぞれの心情はそれぞれの個々にしかわからない。

「白鯨」の出現は人間の心情を動かすものだけでなく、現実問題として世界からみれば脅威の存在。が、解離性同一性障害とか治療とか、白鯨の存在意義、誕生のくだりが少々難しすぎてイマイチ把握出来てなかったり^^;ライトノベルと言えども、流し読みじゃなく真剣に読むんだった…。

読み終えて、よくこんな奇想天外な内容を考えつくもんだと感心しちゃう。想像力がすごい。ジャンルでいうとSFになるのかな?同時に子供たちの成長物語でもあり、ラブコメでもあり、家族愛も描いてます。そしてフェイクの純粋さに心奪われ、宮じいの言葉に納得。巻末にその後の瞬と光稀と宮じいのその後が収録されているのですが…最後の最後にやられた。ティッシュティッシュ!
『空の中』ってデビューして2作品目?すでにのちのキャラ設定の基盤となるような主人公たちでした^^

『あの頃、君を追いかけた(原題:那些年, 我們一起追的女孩)』のロケ地巡り

東京国際映画祭で『あの頃、君を追いかけた(原題:那些年, 我們一起追的女孩)』を観て、次に台湾に行った時はロケ地巡りをしようと思ってました!作品の感想はこちら。高校生がメインだと行動範囲が狭いので、ロケ地巡りは楽チン♪と思ってましたが、意外とそうでもなかったり?!いやいや、それでも楽しいロケ地巡りでした。
それより劇場で一度しか観てない作品なので、正確な場所を覚えてなく適当に撮った場所が多いです。。それではいってみよっ!

主人公:柯景騰の自宅
彰化市長安街93號

柯景騰的家

正直、覚えてないんですがロケ地巡りした台湾の方の多数のブログにこの場所がアップされていたので写真を撮ってきました^^;

阿璋肉圓
彰化市長安路144號

阿璋肉圓1

ここは主人公含む男子学生5人で行った場所。この辺りは過去にも来たことがあるのですが、映画のロケ地になったせいか表には劇中の男子学生5人の看板がw

阿璋肉圓3

店の上にも映画の看板が!

阿璋肉圓2

この場所で男子学生5人が食事をしてました。実際の映像はこちら ↓

阿璋肉圓4

明功藥局(九把刀的家)
彰化市長安街155號

明功藥局(九把刀的家)

ここはロケ地ではなく、九把刀の実家「明功藥局」。柯景騰の自宅と阿璋肉圓と明功藥局はめちゃ近所にあります♪

明功藥局(九把刀的家)2

薬局の入り口にももちろん映画の宣伝がw私は中に入ってませんが、他の方のブログによると、薬局内にも監督や映画にまつわる品物が置いてるとか。

永樂商圈 永樂街八寶冰
彰化市永樂街61號

永樂街八寶冰

ここは陳妍希と彎彎が放課後に立ち寄った店。実際の映像はこちら ↓

永樂街八寶冰2

美光理髮廳
彰化市永昌街與永安街路口(水利冰屋對面)

美光理髮廳

永昌街と永安街の角にあります。ここは主人公:柯景騰が教室を出て散髪をしに行った理髪店。確か成績で賭けをしていて負けたので丸坊主になったような?←あやふやなので間違ってるかも。。実際の映像はこちら ↓

美光理髮廳2

八卦山大佛
彰化縣彰化市卦山路8-1號

八卦山大佛

ここは、キョンシーが飛び跳ねていた場所。なんだっけ、キョンシーがやってくるという噂が学校内であったんだっけ?忘れちゃいました。ちなみにここからの景色はめちゃいいです。こんな感じ ↓

八卦山大佛2

中華陸橋
彰化縣彰化市卦山路8-1號

中華陸橋2 中華陸橋 

ここは主人公たちが自転車で学校に通っていた中華陸橋。私はタクシーの中から写真を撮ったので正確な撮影場所はわかりませーん^^;実際の映像はこちら ↓

中華陸橋3 中華陸橋4

早餐車
彰化市中華路與成功路口(台灣銀行對面)

早餐車

上の自転車に乗っている主人公が手に持っている早餐を買った車。普段は成功路の台灣銀行の前に止まっているようです。←私が行ったときはここに止まってましたが、もしかしたら時間帯によって移動しているのかも?
実際の映像はこちら ↓

早餐車2

彰化縣私立精誠高級中學
彰化市林森路200號

精誠高級中學校門

ロケ地として外せないのがここ、主人公たちが通っていた高校。平日は17時以降だと部外者でも校内に入れると守衛さんに教えてもらい、それまで時間を潰し17時過ぎに校門前に行ってみると…、なんと同じようにロケ地巡りに来た一般の人たちが十数人集まってきてる!台湾で公開されてから数ヵ月経っているのに未だに人気があるのね~とびつくり!

ここでロケ地巡りのスペシャリストさんに出会うことに。カップルさんがロケ地巡りに来てたのですが、なななんと専用のカメラマンさんを同行(知り合いではなく、どうやらプロの人を雇ったらしい)! 映画の中と同じシーンで同じポーズをし、それをカメラマンさんに指示して撮影してもらってました。す、すごい…。このカップルさんの後をついていって正確なロケ地場所を知ることになり、1回しか映画を見てない私たちはめちゃ参考になりやした~☆ しかしあんなに正確にポーズまで覚えてるって…何回この映画を見直したんだろう。尊敬しちゃう。

精誠高級中學1

ここは主人公2人がじゃれ合っていた場所。実際の映像はこちら ↓ 体操服も実際と一緒です。

精誠高級中學4

精誠高級中學校庭

↑校庭の一角にありますが、どんなシーンに使われていたかわからず…。

精誠高級中學校内

↑ここは皆が立たされていた場所。実際の映像と背景が微妙に違うのでもしかしたら別の場所かも…?
実際の映像はこちら ↓

精誠高級中學校内2

精誠高級中學教室

↑こちらは教室。ここでの有名なシーンは陳妍希が後ろの席から柯震東の背中をシャーペン(ペン?)で突くというもの。もちろんロケ地巡りに来た一般の人たちはみな主人公たちと同じように2人で座り、同じように背中を突き写真を撮ってました。ちなみに写真に写っている男性2人も教壇にデジカメを置いてタイマーで写真を撮ってました~。

精誠高級中學廊下

↑こちらは廊下。先ほど触れたカップルさんの撮影中ですw私は覚えてないのですが、廊下でのこんなシーンあったんだ。

精誠高級中學廊下窓

↑廊下の窓。カップルさんがここで佇んでいるシーンを撮っていたので、そんなシーンがあったのかな?と私もとりあえず写真を撮ってみました。。

精誠高級中學電話

↑校内にある公衆電話。ここもカップルさんの男性が電話をしている写真を撮ってたので私もパチリ。そういや劇中で柯震東が校内の公衆電話に並んで陳妍希に電話を掛けるシーンがあったような。あれって大学入ってからのシーンだと思ってたんだけど、もしかしてこの高校内で撮影されたものだったのかなぁ?

ここで彰化火車站周辺は終了!↓ おまけ。彰化火車站(左)と扇形車庫(右) ↓

彰化火車站 扇形車庫


成功火車站
台中市烏日區中山路三段550號

成功火車站1 成功火車站2

大学に進学した主人公2人が電車を待っていた成功火車站。私はこの駅に降りずに電車の中から写真を撮ったため、正確な位置はわからず…(悲)。でもベンチなんてあったかなぁ。実際の映像はこちら ↓

成功火車站3 成功火車站4


輔仁大學
新北市新莊區中正路510號

ところかわってMRT新埔站からバスに乗り、輔仁大學に行ってきました!

輔仁大學自転車置き場1

↑柯震東が自転車を置いている場所。このシーンでもシャーペンかペンかで背中を突いてたような…。
撮影風景はこちら ↓

輔仁大學自転車置き場2

輔仁大學グラウンド1 輔仁大學グラウンド2

↑輔仁大學グラウンド。主人公がここで走ってました。寝そべってもいたかな?実際の映像はこちら ↓

輔仁大學グラウンド3

おまけ。旅々台北のHPに、輔仁大學はメロンパンとアイスクリームが美味しいと書かれていたので買って食べました♪アイスは美味しかった!メロンパンは大きくて安かったです。お味は…普通でした。。

輔仁大學メロンパン 輔仁大學アイスクリーム


TM coffee
台北市伊通街31號1樓

TM coffee外観1 TM coffee外観2

またまたところかわり台北市内。ここで柯震東が最後(だっけ?冒頭だっけ?)に学生時代を振り返り、小説にしようとパソコン(ワープロだっけ?)を広げてたcafe。

TM coffee内装1 TM coffee内装2

正確な席は覚えてませんが、普通の椅子ではなく、少し高めの椅子に座ってたような気がちらほら。でもかなりうろ覚えなのでもしかしたら全然違う席だったかも。。いや、多分写真の席じゃないような気がする…。
50元か55元以上注文しないと、中の席に座ることができないみたいです。ロケ地巡りのため写真だけを撮る人が多いからそういう措置をとっているのか、もともとそういうシステムなのかはわかりませんが。。ちなみに私はここでモーニングセットを食べたのですが、お味は…普通でした。。


私のロケ地巡りは以上です。ほかに平溪、白沙灣、西門町、台科大などロケに使われた場所があるのですが、行ったことがあったり時間的に行けなかったり、特定の場所がわからなかったりで諦めました(´;ω;`)



ロケ地巡りとは全く関係ないおまけ。MRT公館站から少し歩いた所にある「尚家香雲南美味麺食館」の咖哩鶏湯麺が美味しかった!涼麵が美味しいらしいので、夏に行ったら食べよう♪

咖哩鶏湯麺

ツボに入って思わず買ってしまったバッチ。なにこの組み合わせ(笑)。めちゃウケた~。

バッチ

そして!今回はホテルの部屋から101が見えたので、部屋の中から鑑賞しました(ちと遠いですが…)。台北站側からなので煙が多かったですがめちゃよかったです☆

花火1花火2
花火3花火4
花火5花火6花火7

下の3枚だけデジカメが傾いてる~w

以上、『あの頃、君を追いかけた(原題:那些年, 我們一起追的女孩)』のロケ地巡りでした。

2012年のはじまり

あけましておめでとうございまっす!

皆さま、昨年はいろいろとお世話になりました。

今年もよろしくお願い申しあげますm(_ _)m


さて、今回の年末年始も台湾に行ってき、

昨年観た『あの頃、君を追いかけた(原題:那些年, 我們一起追的女孩)』の

ロケ地巡りをしてきました~。

1月はこのロケ地巡りや、機内で見た映画、図書館で借りている本の感想を

UPしていく予定です。


7年目を迎える当ブログ、これからもよろしくお願いいたしまーす☆

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