TK.blog

好きな映画や小説etc

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「極める台湾茶」 池上麻由子

『極める台湾茶 台湾茶の選び方・愉しみ方』  THE GOLDEN DROPS OF FORMOSA TEA

極める台湾茶―台湾茶の選び方・愉しみ方

 著者:池上麻由子
 監修:林鼎洲
 出版社:グリーンキャット




<感想>
お盆に台湾旅行に行ってきました。
一緒に行ったMさんの目的は茶農家さん巡り。でも私はお茶のことは全く知らず基本すらわかっちゃいない…(><。) そこでMさんに初心者にでもわかる台湾茶に関する本を教えて欲しいとお願いするとこの本をプレゼントしてくれましたぁ~。ということで1ページ1ページ時間をかけて読ませていただきましたよー。
内容は大きく分けて2つ。

Ⅰ.学台湾茶 <知識編>
Ⅱ.台湾之行 <実用編>


まずⅠの知識編では、台湾茶のルーツ、現在までの台湾茶の歴史、なぜ台湾茶は美味しいのか、四季ごとのお茶の個性、台湾茶四天王(文山包種茶・東方美人(白毫烏龍茶)・木柵鉄観音茶・凍頂烏龍茶)それぞれの特徴説明、台湾での主要栽培品種の説明、高山茶の製法方法等々がわかりやすく書かれています。

Ⅱは実用編となっており、店頭でのお茶の選び方、高山茶の上手な買い方、急須の買い方、お茶の保存法、さらに台湾茶四天王の茶葉・茶の水色と香り・茶がらを極上品と中級品とに分けわかりやすくカラー写真で説明。全体的に台湾茶を楽しむコツのようなことが書かれてます。巻末には台湾茶名・豆事典も付いてるよ^^

読み終えて、確かに私のようなお茶初心者にも理解しやすい内容だなぁと。だってこの本を読んで部分醗酵というのを知りましたもんwこんなレベルです。。文章もわかりやすく、文中に出てくるお茶用語(あるいはお茶初心者には馴染みのない言葉や事柄)の意味の説明も書いてくれてます。ありがたい♪

初心者が知りたい台湾茶の基本はおさえてくれてる感じですが、それでも私にはわからないことがまだまだいっぱい。そのわからないことや疑問に思ったことは、台湾茶に超詳しいMさんが街中から山奥にある様々な茶農家さんやお茶屋さんに連れて行ってくれ、実際飲んで教えてくれるのでとっても勉強になります!
さらにさらに台湾で『台灣茶第一堂課: 頂尖茶人教?喝茶一定要知道的事!』という本まで買ってくれたので次回訪台するまでになんとか読めたら…いや、これは辞書片手に読まなきゃいけないのでかなり時間掛かりそうー(>_<。)

\台灣茶第一堂課

今までお茶は喉の渇きを潤すもの、それなりに美味しかったら茶葉や淹れ方なんてこだわらなーいって思ってましたが、ちょっと考えが変わってきました。とりあえず本書は初心者でも理解でき勉強になる一冊だと思います☆
目下の目標はまずお茶の名前と産地を覚えること。タイトルのように極めるのは到底無理だけど、副タイトルにある通り愉しめたらいいなと思います。

スポンサーサイト

「1Q84 BOOK3」 村上春樹

『1Q84』 BOOK3 

1Q84 BOOK 3

 著者:村上春樹
 出版社:新潮社





<あらすじ>
大小二つの月が空に浮かび、リトル・ピープルが人々の運命を支配する世界を青豆は「1Q84」と呼び、同じ世界を天吾は「猫の町」と呼んでいた。一方、宗教団体のリーダー殺人に関わったと思われる青豆を探し出し、目的を聞き出そうとする宗教団体からの依頼を受けてる牛河は、独自の方法で青豆の居場所を突き止めようと調査していた。

<感想>
BOOK3は牛河の話から始まり、全体的に牛河→青豆→天吾という順に語られていくのですが、BOOK2で脇役として登場した牛河が、青豆・天吾よりも物語の過程を担う大事なポジションになってる!しかも彼の生い立ち、容姿、才覚・資質が赤裸々(?)に明らかにされており、主役たちよりも目立っているかも…w

牛河にちょっと押され気味の青豆と天吾はいつのまにかラブストーリー色が強くなってるような気がちらほら。もともとあり得ない世界なんだけど、新たな命云々の話にまでなっており想像もしなかった内容になってる…。しかも牛河まで空気さなぎに?!

「1Q84」の世界は本来いるべき場所ではない場所。1984年では出会わない2人が「1Q84」で出会う。そして1984年の世界へ。これはなにかに(なにかはわからないけど)歪みを生じさせるんじゃなかろうか。。でも青豆は、2人が出会うためにこの世界にやってきたと思うように。うーん。
老婦人やタマルは1984年にいるんだよね?1Q84年にいる青豆と普通に接してて、物事の矛盾さなどは生じないのかな。も、もしや私、根本的なことを全く理解してないのかも…

天吾の父の話も結局よくわからなかった。集金人としての仕事が最期まで身に染みついていただけなのか、青豆や牛河の家に現れた集金人は空気さなぎとなにか関係あるのか?安達クミの存在はもっと不明…
といいつつ読んでて退屈ということはなく、ドキドキ感や期待感はさほどないんだけど「で、それからどうなるの?」となぜかページがどんどん進みます。でも最後まで読むと「あれー?」ってな感じ(笑)。自らの命と引き替えに天吾の命を救うというリーダーと青豆のとの約束はいずこへ?

青豆と天吾のその後は?新たな生命の行方は?ふかえり父娘は?リトルピープルは?空気さなぎは?老婦人とタマルは?さきがけの今後は?と果てしなく疑問が多く残るんですがこれで終了ってことはないよね?続きあるよね??伏線らしきものの回収は放置?結構気になる伏線があったんですが、その後そのことについての記述はなし…。まぁなかったらなかったでこの物語は許されるような気がする…。
BOOK4があるならそこで全て解決するのかなー。でもミステリー小説のような謎解きをするような作品ではないのでやはりこのまま謎の部分は謎のままで終わりそうな予感。

私は普段、村上春樹著書を読まないのでどんな文体を書きどんな言い回しをし、どんな世界を書く人なのかよくわからないのですが、この『1Q84』は独特の村上春樹ワールドなのかしらん?
村上春樹ワールドに慣れていない私は一体なぜここまでこの本が売れたんだろう?と思っちゃいました。ネームバリューももちろんあるけど、内容が飛び抜けて素晴らしいとは思えないのは私だけでしょーか?正直、BOOK3まで読み続けたのは次の巻から面白くなるんじゃないかと期待があったわけで…。(村上春樹さんのファンの方々、すみません)
ということで今度はBOOK4に期待しまーす。

「オー!ファーザー」 伊坂幸太郎

『オー!ファーザー a family』  

オー!ファーザー

 著者:伊坂幸太郎
 出版社:新潮社





<簡単なあらすじ>
高校生の由起夫は6人家族。由起夫、母親、そして4人の父親。賭け事が好きな鷹、体育会系教師の勲、物知りな大学教授の悟、色男で女性に接するのがうまい葵、外見も職業も性格も嗜好もまるで異なる4人の父親と由起夫はあることを思い出す。「知代さん(母親の名前)の長期出張中のときは、いつも不吉なことがおこる」と。そしてその言葉どおり、母親の長期出張中にある事件に巻き込まれてしまう。

<感想>
母親1人、父親が4人という設定はある意味スゴイ(笑)。だって式も挙げてるんだよ?!
4人がそれぞれ自分が父親だと主張しているんですが、なぜかその4人と由起夫と母親は仲良く暮らしてます。しかも皆で協力し合って子育てしてるし。。現実なら4人の男性と同時に結婚、母親1人父親4人ってあり得ないけど、この小説の父親たちは"母親と由起夫への愛情"が一致。だけどそれを共有しようとする考え自体がもう凡人ではない…。だって冷静に考えたら自分だけを愛していてくれてたんじゃないんだよ?!4股だよ4股(笑)!

会話や行動で父親たちの性格や特徴がよくわかります。鷹は意地っ張り(照れ隠し?)、勲は男気あって悟は冷静で現実的、葵は異性のことならまかせろとまさに多種多様。これだけ違う性格の4人、それぞれの得意分野がちゃんと生かされてるだけでなく由起夫にもちゃんと反映されてたりします。
小さい時からいろんなことを教え続けてきたため、由起夫はそれぞれ異なる教えをゃんと覚えており実践。うーん、4人も父親がいると皆の意見を聞かなきゃいけないから大変だ^^;それが凶と出たり吉と出たり…。

今作品はいつもより伏線が多めにちりばめられていたような気が…。というより最後の方で一気に伏線を拾いにいってるのでそう感じるだけなのかなぁ。でも伏線がちゃんと繋がり明らかになると読んでいて楽しいのでよし♪
全体的に登場人物たちの軽快なセリフ回しも良いです。もしドラマされたらこの個性的な人物たちは誰に演じてもらおう?って思わず想像もしちゃった。。

隣の席の殿様(愛称)、同級生の多恵子も由起夫と父親4人に負けずいいキャラでした☆多恵子は最後まで読めば読むほど味が出てきてよいねー。そういや伊坂作品でお馴染みの"田中さん"が少しだけ登場してる~!

母親がこの4人に惹かれたのはわかるような気がしないでもないですが、長期出張中ということもあり肝心の母親の魅力がイマイチわからなかった…。だってここまで違うタイプの4人に愛されるってどんな母親なのか興味津々。
4人のうち誰か1人とは本当の親子なんだろうけど、意外と5人目がいたりしてw続編、あるいは母親が4人の父親と結婚するまでのアナザーストーリーが読んでみたいです。

「蝦蟇倉市事件1」

『蝦蟇倉市事件1』  

蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)

 著者:道尾秀介/伊坂幸太郎/大山誠一郎/福田栄一/伯方雪日
 出版社:東京創元社 ミステリ・フロンティア






・『弓投げの崖を見てはいけない』 道尾秀介
・『浜田青年ホントスカ』 伊坂幸太郎
・『不可能犯罪係自身の事件』 大山誠一郎
・『大黒天』 福田栄一
・『Gカップ・フェイント』 伯方雪日
以上5編からなるアンソロジー。

『弓投げの崖を見てはいけない』 道尾秀介
蝦蟇倉市には、自殺者の霊が集まっているのでこの道を走行中は崖を見てはいけない、霊と目が合うとあの世に連れていかれると言われている弓投げの崖という自殺の名所がある。そこで安見邦夫は前方の車に衝突し事故に遭ってしまう。悲劇から3ヵ月、刑事の隈島は邦夫の妻に犯人を絶対捕まえると約束するが、事故から逃げ去った若者が殺された。一体誰が犯人なのか――

しょっぱなから道尾さんなのでこりゃ期待大だと思っていたら、ホントに期待通りでした。読み手にきっとこうだろうと思わしておいて実は違ったなんて!いい意味で騙されたー。あとでもう一回読み直すとちゃんと伏線はあったのね。。奥付の前ページに執筆者コメントが記載されており、道尾さんだけ問題を出しているのですが私はてっきり邦夫だと思ってました。でもわざわざ問題にしてるってことは違うのか?!他の方の感想を拝見してると皆さん出されている3つのヒントにのっとってちゃんと推理されてます。他のストーリーとの時系列も関係してるようで意外と難しい問題だったのね~。道尾さんの解答はどこかで発表されてるのかな?
※初版に時刻の誤植があるみたいです。詳しくは出版社のHPに記載されてます。

『浜田青年ホントスカ』 伊坂幸太郎
僕は慣れない車で蝦蟇倉市にやってきた。スーパーの駐車場で相談屋をしている稲垣から「アシスタントをしないか」と声を掛けられる。客との応対中に裏の部屋にあるモニターで監視し、1週間後に自分の代役をして欲しいと言われた僕はそこに寝泊まりし言われた通り監視する。そして1週間後…

こちらも二転三転し意外な展開に。相談に対する稲垣の素晴らしい(?)解決法、何も考えてなさそうな浜田青年の会話が軽妙でサラッと読めちゃうんですが、結末はどちらかと言えばダークな感じ。でもそれを感じさせないのが不思議。ちなみに伊坂さんは他の作品を数作読んでから仲間に加わったそうです。だから他のストーリーとリンクしている部分があるんだ。遊び心があって面白い♪

『不可能犯罪係自身の事件』 大山誠一郎
不可能犯罪の発生件数が名物になるほどの蝦蟇倉市。不可能犯罪係の真知博士のところに10年前に起きた不可能犯罪を解決して欲しいと当時の被害者の息子:水島賢一が現れる。話を聞いてるうちに博士は寝てしまい目を覚ますと水島が殺されていた。密室で起こった事件のため博士は疑われてしまう。10年前の事件と同じく今回の事件も犯人を見つけるのは難しいのか。

トリックが複雑というか無理っぽくないですか?というのが正直な感想。そんなややこしい方法でよく殺害できたなと感心。謎解き展開は王道のような感じですがちょっと凝りすぎ感が…。犯人側の計画もすごいけど、それを推理する側もある意味すごいです。

『大黒天』 福田栄一
1年前に亡くなった祖父が始めた店を、祖母は独り身になっても切り盛りしていたがある日倒れてしまう。開店当時から店頭に飾られていた木彫りの大黒人形が違う人間に渡ってしまったことが原因らしい。その経緯を不審に思った孫の靖美と輝之は大黒人形を取り戻すため調べ始めるが、思わぬ過去を知ることとなる。

知らない人物に、"大黒人形は実は祖父が盗んだもので、元の持ち主に依頼されて返却を求めにきた"といきなり言われたことで動き出す孫たち。姉の靖美は行動力あるなと思っていたら…なるほど、そういうことだったのか。意外な人物が靖美の上司でびっくりしたよ。ストーリーの中で一番インパクトあったかも^^;

『Gカップ・フェイント』 伯方雪日
蝦蟇倉北高3年の鳴海凪は、現市長の独断で開催されることとなったGカップ in 蝦蟇倉市に地元代表として出場することとなった。だが試合前に市町のオブジェ(仏像)をつくった彫刻家の死体が見つかる。事件担当で不可能犯罪係に属している父のめちゃくちゃな推理をよそに、不審に思っていたことをヒントに鳴海凪の脳が回転し始める。

Gカップとはグラップリング・ワールドカップの略らしい。初めて聞く名前だったので、この競技も知名同様に架空の格闘技名だと思っていたら実際ちゃんとあるみたい^^;格闘技がベースになってるので格闘技ファンが読むとより一層面白いのかな?高校生の凪が謎解きをするのですが、不可能犯罪係に属している彼の父親は、息子に事件のことをベラベラとしゃべるしゃべる(笑)。これまでに何度か凪の一言がヒントになり事件が解決したことがあるらしいんだけど、それにしてもこの親子、面白過ぎです。。全編でこれだけがギャグちっくというか別世界の話みたいというか、いかにも架空の街の話という雰囲気でシメを飾るのにちょうどいいかも。


以上、架空の街「蝦蟇倉市」を舞台に1970年代生まれの人の作家5人によって書かれています。冒頭にある蝦蟇倉市の地図で場所を確認しながら読んだのですが、「蝦蟇倉(がまくら)市」とか「スーパーホイホイ」とか「棺越(ひつこし)デパート」とか名前からもうこの現実味がないよ(笑)。

登場人物がリンクしている作品もあったりして、違う作家さんが書いていても全編が繋がってる感じ。そして読み終えると全部違った事件なのに各作品の時系列がわかるようになっているので、アンソロジーといえども繋がりが楽しい。パート2も出ており現在図書館に予約中。次はどんな事件が起こるんだろう。

「マドンナ・ヴェルデ」 海堂尊

『マドンナ・ヴェルデ』  Madonna Verde

マドンナ・ヴェルデ

 著者:海堂尊
 出版社:新潮社





<簡単なあらすじ>
桜宮市に1人で住んでいる未亡人:山咲みどりのところに、帝華大で産婦人科医をしている1人娘の曽根崎理恵が1年ぶりに帰ってきた。久しぶりに帰ってきた娘から、自分は子供が産める体ではないので代理母になって欲しい、私の子供を産んで欲しいと頼まれる。突然で耳慣れない言葉に戸惑いながらも、たった1人の肉親である娘のために代理母を承諾。だが日本ではまだ認められておらず、さらに理恵のある言動からみどりはある決心をするが…。

<感想>
『ジーン・ワルツ』の姉妹編みたいなもので、『ジーン・ワルツ』で理恵の子の代理母となった理恵の母親:みどりの視点から描かれています。そんな内容だと知らずに図書館で借りて読み始めたので、みどりの娘があの理恵だと知ってちょっと驚きました。。しかも『ジーン・ワルツ』で起こっていることと全く同時期の話で、それを理恵の母親目線で描くとは!理恵の患者さんや清川先生ももちろん登場♪

みどりが住んでいるマンションは東城大学医学部付属病院のすぐそばで、また東城大学海洋学研究所もありボンクラボヤの名まで!かたつむりそっくりの碧翠院桜宮病院(例の事件は今作品の2年前とのこと)の名前も登場。名前だけの登場でもなんか懐かしい感じがし、ひょっこり白鳥が出てくるんじゃないかと思っちゃった(笑)。

理恵といえば旦那さまはゲーム理論学者の曽根崎伸一郎。海外に住んでおり登場しませんが、義母のみどりと手紙のやりとりをしてます。そういや『医学のたまご』でも息子とメールのやりとりで登場。一体いつになったら本人が登場するんだろう。。
みどり目線ですが理恵と伸一郎の出会いもわかります。が、この2人が夫婦だったというイメージはどうも薄い。伸一郎本人が登場しないし一緒に生活もしていないので仕方がないといっちゃ仕方がないんだけど…。それにしても伸一郎はどんな状況でも相変わらずだわ~。

『ジーン・ワルツ』で理恵という女性には共感できないと思ってましたが、本書を読み、肉親であり実の母親であるみどりに対する言動をみてるとますます共感できない女性だなと思えてきました。彼女の医者としての信念は心強いけど、人としてやってはいけないことをし母親としても愛情が大きく欠けている。戦略と論理で生きてきたクール・ウイッチ、産婦人科医ではなく人の命に関わらない違う方面に進んでいたら違った活躍できただろうになぁ。

冷淡でドライで理論的に物事を割り切る理恵に対し、母親のみどりはやわらかいほんわかした雰囲気。娘の理恵と母親のみどりは対照的のように描かれており、みどり自身も娘に対し距離を置いている時もあったり…。「お腹の子は授かり物ではなく預かり物」と55歳で娘の子を宿しているみどりが言った言葉が印象的。

『ジーン・ワルツ』だけでなく本書を出したということは、海堂さん、代理母についてよほど何か言いたいことがあるのでしょうか?読者にちゃんと伝わってるといいですね~。ちなみに私にはあまり…伝わってないかも…。、すみません…^^;

『ジーン・ワルツ』→『マドンナ・ヴェルデ』→『医学のたまご』と読むと時系列がしっくりくるかな。『医学のたまご』では生まれた双子の1人であるかおるくんのお話でしたが、双子のもう1人しのぶちゃんは元気なのかな?私の予想では近いうちにしのぶちゃんが登場する話がきっと出版されるはず。。というか出してくださ~い☆

『阪急電車』が映画化

今朝、情報番組を見てると
有川浩さんの『阪急電車』が映画化という話題が!
阪急電車がべースなだけにオール関西ロケなんだとか。。
そりゃそーだ。

実際の車両や駅を使い、さらにタカラジェンヌたちも
登場するとかしないとか?!

婚約中の恋人を後輩社員に奪われたアラサーOL役は
(原作では復讐のため2人の結婚式に討ち入りしたOL翔子)

中谷美紀さん

ダメな彼氏に振り回される女子大生役には
(原作ではどうしよもない男と付き合ってるミサ)

戸田恵梨香さん

撮影はまだ始まってないらしく今のところ
この2人しか名前が出てないのですが、
他にも個性ある登場人物たちがいるので
配役が楽しみー☆
撮影現場も見に行きたいなー。

ちなみに来年初夏公開予定みたいです。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 岩崎夏海

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』  

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 著者:岩崎夏海
 出版社:ダイヤモンド社





<簡単なあらすじ>
高校2年の夏、突然思いもよらない事情から野球部のマネージャーをすることになった川島みなみは一つの目標があった。それは野球部を甲子園に連れていくということ。だがどうすれば実現できるかわからず、まして野球部はおろかマネーシャーのこともよく分かっていなかった。都立の進学校ということもあり野球部自体がちゃんと練習していない現実を知ったみなみは、マネージャーの仕事を理解するため"マネージャー(マネージメント?)"に関する本を購入。それがドラッガーの『マネジメント』だった。企業経営について書かれた本に気付き後悔するが、その本に大事な事が書かれていることを知ったみなみはドラッガーの教えを野球部に当てはめ甲子園を目指す。

<感想>
少し前、この本が話題になっていたので図書館に予約。約4ヵ月経ってやっとこさ手元にやってきました!
ドラッガー自体は興味なかったのですが、高校野球が好きなので読んでみようかなという気持ちで読んだのですが、私までドラッカーの「マネジメント」を読んだ気に…少しだけなったような気が…。「マネジメント」を題材に出しうまい具合に野球と絡めておりびっくり!

マネージャーを理解するため中身を確かめずにドラッガーの『マネジメント』を買っちゃうってどーなの…あり得るの…?うっかりにも程がない?読み始めて野球のことがちっとも出てこず(当たり前やっちゅーねん)後悔するも、世界で一番読まれた本と本屋さんにススメられた本だから何か参考になることが書かれているかも?と読み続けたみなみはえらい!しかも目から涙まで!次第に『マネジメント』を読むと落ち着き元気が出るって…。そんな本だっけ…?

さらにさらにドラッカーの「マネジメント」に書かれてある組織・顧客・マーケティング・資産・消費者運動・イノベーション等々を野球部に例えて当てはめるってスゴイわ~。しかも内容がドンピシャ。←ドンピシャは大げさか^^;無理矢理野球部に当てはめた感がちょっぴりあるのも否めない。
それぞれ目標・思惑があって野球部員やマネージャーになっており、その辺りもなかなか面白い。運動部に入ってたという経歴を残すというか将来の為にっていう理由にはちとびっくりしたけど。。

みなみは各個人の得意分野を生かし役割分担を上手に振り当てたなーと感心。
全体的にうまくいきすぎのような気もしないでもないけど、野球部とドラッガーを結びつけたアイディアはスゴイ!ドラッガーを知らなかった人への宣伝には明らかになってる?!
ドラッガーの言いたかったことが野球に当てはめてもちゃんと合っているかはどうかわからないけど^^;ドラッガーに精通してたり本気でビジネス書を読みたいと思っている人から見れば参考になったり面白いと思うのかどうかは謎…。

蔦監督や木内監督という名監督の名前が登場したり、高校野球のスタイルについて書かれてたりするので高校野球ファンにも楽しく読めると思います。
タイトルにある通り、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらどうなるか?ということが書かれており、小説の形をしてますが小説というにはちょっと…という感じがあるかなぁ。なのでこの著者が普通の小説を書かれた場合、私はおそらく読まないと思います(スミマセン)。

この本の著者である岩崎夏海さんは放送作家さんだったようで、登場人物の何人かはAKB48のメンバーが何人かモデルになってるんですって。誰がどの人物のモデルになっているのかさっぱりわからないけど~^^;

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。